【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
日本アルプスと呼ばれる3つの大きな山脈を有する長野県は、美しい自然に出会える地域です。ノスタルジックな田園風景や地形を活かしたアクティビティ、人気の温泉地など魅力満載で、大人から子供まで存分に楽しめます。自然豊かなエリア以外に、国宝松本城をはじめ歴史を感じられるスポットや、長野県立美術館などのアートスポットも多くあります。
そこで今回は、長野県でおすすめの観光スポットを30ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ長野観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
現存する五重六階の天守のなかで最古の城といわれ、姫路城などとともに国宝に指定されている松本城。城壁には黒の漆と、白の漆喰が用いられており、アルプスの山々を背景に白と黒のコントラストがくっきりと浮かび上がる姿が見事です。絵になる美しさをぜひ写真に収めてみてください。
春の時期には、加藤清正の伝承が残るシダレザクラ「駒つなぎの桜」が美しく咲き誇ります。夜はライトアップが行われ、また異なった雰囲気を楽しむことができます。
標高1,500メートルの山岳地である上高地(かみこうち)は、手つかずの自然が多く残る場所です。景勝地としても名高く、国の特別名勝と特別天然記念物に指定されています。上高地のシンボルである河童橋や、雄大な穂高連峰を背景に凛とたたずむ大正池など、いくつもの見どころがあります。
プロのガイドと一緒に散策したり、本格的な登山やキャンプを楽しんだり、過ごし方はさまざまです。旅館や温泉、お食事処なども充実しています。天然温泉で疲れた体を癒してみて。
中部山岳国立公園にある標高3026mの乗鞍高原(のりくらこうげん)。アクティブに楽しむなら夏時期がぴったりです。1~2時間で巡れる散策コースや、レベルごとに選べる登山コースなど、いくつかのルートが用意されており、誰でもトレッキングを楽しめます。冬はウィンタースポーツや温泉などがおすすめです。
夜になったら零れ落ちそうなほどの満天の星に包まれながら、ロマンチックなひとときを過ごしてみましょう。特に新月の前後1週間は、もっとも星をキレイに見ることができる時期です。
長野県松本市や上田市などにまたがり広がる美ヶ原高原(うつくしがはら)は、日本でもっとも広い高原大地として知られています。視界を遮るものがないため、富士山や南アルプスなどの日本名山を一望できる場所です。秋時期の紅葉も大変見ごたえがあります。
野外に彫刻作品を展示する美ヶ原高原美術館や、5月から10月までの期間に子牛が放牧される美ヶ原牧場などのスポットも豊富です。日本一高い位置にある道の駅といわれる「道の駅美ヶ原高原」では、お食事やお買い物を楽しむことができます。
長野県を代表する観光名所である善光寺は、一生に一度はお参りに訪れたい場所として江戸時代から人気を博していました。日本最古の仏像「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」を御本尊とした寺院で、多くのご利益があるといわれています。
本堂までの道は仲見世通りと呼ばれ、お食事処やお土産屋が並びます。七味唐辛子専門店「八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう) 本店」のカフェでは、スパイスを使ったジェラートが堪能できます。
2000年以上の歴史を持つ戸隠神社(とがくしじんじゃ)。戸隠山のふもとに創建され、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)をご祭神とする奥社をはじめ、宝光社や九頭龍社など五社から成り立ちます。日本神話「岩戸伝説」の神々にゆかりがある神社で、パワースポットとしても人気です。
戸隠神社に訪れるなら、徒歩や定期バスなどでまわる五社めぐりがおすすめ。樹齢400年越えのクマスギが500mほど続く奥社参道並木は神聖な空気に包まれており、身も心も洗われるような気持ちになります。戸隠神社の史料などを公開・展示する青龍殿(宝物館)にもぜひ足を運んでみましょう。
お椀型の地形が特徴的な中央アルプス千畳敷(せんじょうじき)カールにつながるロープウェイ。スタート地点のしらび平駅から、終点の千畳敷駅までの高低差は950mもあり、日本一の高低差をもつロープウェイとして有名です。また、千畳敷駅の標高は2,612mで、日本最高所駅として知られています。
千畳敷カールには遊歩道が整備されており、約40分で周ることができます。夏場は150種類ほどの高山植物が一面に花開き、まるで絵画のような美しい世界に。空に近いテラスとして親しまれる「SO・RA・TO・KI」では、富士山や南アルプスの山々を一望できます。
軽井沢駅南口側にある国内最大規模のショッピングモールです。軽井沢の豊かな自然のなかにたたずむ施設で、リゾート気分を味わいながらショッピングを楽しめます。子供が遊べるキッズパークや芝生のひろばもあり、親子で過ごす場所としてもぴったり!
有名ブランドのアウトレットやセレクトショップ、食品・スポーツ・生活雑貨のショップなど、バラエティーに富んだ200以上の店舗が揃います。広大な敷地を効率よく周れるようシャトルバスも完備。信州グルメを味わえるレストランやおしゃれなカフェも充実しており、1日中過ごせます。
大正10年(1921)に芸術自由教育講習会の開催をきっかけに誕生した歴史のある軽井沢高原教会は、とがった三角屋根が印象的な建物です。木漏れ日が優しく降り注ぎ、小鳥のさえずりが聞こえるなか、穏やかなときを過ごすことができます。結婚式場としても大変人気です。
隣にたたずむ牧師館とともに誰でも無料で建物内を見学でき、礼拝やイベントなども定期的に行われています。サマーキャンドルナイト、冬のイルミネーションなど幻想的な景色が楽しめるイベントは必見です。
鎌倉時代から温泉地として知られていたという野沢温泉。野沢温泉村には、立派な湯屋建築が美しい代表的な大湯(おおゆ)をはじめ、全部で13の共同浴場があります。泉質は低アルカリ性の天然温泉100%。温泉巡りをして、身も心もゆるりとほぐされる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
町の各27カ所に集印所があるので、スタンプラリーのように印を集めながら周るのもおすすめ。すべて集めるとオリジナルの岡本太郎「湯タオル」がもらえます。
標高約654mの位置にある野尻湖は、長野県で2番目に大きい湖として知られています。遊覧船があり、黒姫山や斑尾山などの景色を楽しみながら、自然を感じることができます。ペットとの乗船も可能です。湖周りを散策するほか、SUPやヨットなどのアクティビティでも遊べます。
野尻湖での化石の発掘成果を展示する野尻湖ナウマンゾウ博物館も近くにあるので立ち寄ってみましょう。湖底からナウマンゾウなどの化石が出土した野尻湖では、今でも発掘作業が続けられています。ナウマンゾウの実物大の復元像は迫力満点です。
上田城は、戦国時代の武将・真田昌幸によって、天正11年(1583)に築城されました。徳川軍を二度にわたり退けた実績をもつとされる難攻不落の城として有名です。現在は公園として整備されており、櫓(やぐら)や石垣などから歴史を感じることができます。
上田城跡公園は春の千本桜や秋の紅葉など、1年を通して自然を楽しめるスポットでもあります。近くには櫓資料館や上田市立博物館、眞田神社などの見どころも。眞田神社は上田城の輝かしい戦績から、必勝祈願や合格祈願に人気です。
長野県北部、横湯川の渓谷にある地獄谷野猿公苑では、野生のニホンザルの生態を間近で見ることができます。標高850mの高地のため冬には雪が降り、厳しい寒さに見舞われるこの地は、ニホンザルが温泉に浸かる姿を見られる場所として有名となりました。その貴重な姿を見るため、世界中から観光客だけでなく、多くの研究者や写真家が訪れます。
春から初夏にかけては出産シーズンで、赤ちゃんザルが見られる可能性も高まります。秋時期はニホンザルの行動が予測しにくくなるため、公式ホームページやSNSなどの情報を参考にしましょう。
農林水産省のため池百選にも選定されている御射鹿池(みしゃかいけ)は、標高1,500mの奥蓼科の山中にあります。もとは農業用のため池として整備された歴史があり、今でもこの地域では御射鹿池の水を農業に活用しています。
静かな水面に山々が映り込む幻想的な風景は、日本を代表する画家・東山魁夷氏の有名作《緑響く》のモチーフになったともいわれています。深緑や紅葉の美しさだけでなく、静寂を感じられる冬の雪と氷の世界も見ものです。風の穏やかな早朝に訪れると、より素晴らしい景色を堪能できます。
諏訪盆地の中央にある面積13.3㎢の長野県内でもっとも大きい湖。15.9kmある湖周を散策やサイクリングなどで楽しむことができます。白鳥のような姿がかわいらしい「すわん」をはじめとした遊覧船でのクルージングもおすすめ。10月中旬から3月下旬には「わかさぎ釣り」が名物です。
夏時期に訪れたら、花火大会を楽しみましょう。特に7月下旬から8月下旬にかけては毎日花火が打ち上げられます。近くには温泉や美術館、旅館などの施設が充実しており、1日ゆったりできるスポットです。
かつて宿場町として栄えた奈良井宿(ならいじゅく)。中山道木曽路十一宿のうち、もっとも賑わいを見せたエリアで、「奈良井千軒」とも呼ばれました。今でもその面影は残っており、奈良井川に沿って続く町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。
国指定重要文化財の「中村邸」や「上問屋資料館」などのスポットがあり、建物の内部を見ることができます。島崎藤村などの文豪が泊まったとされる「徳利屋」では、三色五平餅や手打ちそばなどの郷土料理を味わえます。
戦国時代の武将・武田氏の城で、日本百名城の1つに数えられる高遠城。高遠城址公園はかつての高遠城の敷地を中心に整備された公園です。明治8年頃、高遠藩の旧藩士達が桜を移植したことをきっかけに、今では桜の名所として知られるようになりました。約1,500本の桜の木が一斉に色づく様子が美しく、「さくら名所百選」にも選ばれています。
秋には250本のカエデが紅葉し、春とは異なる色鮮やかな景色を楽しめます。毎年「さくら祭り」や「高遠城址もみじ祭り」が開催され、イベントも盛況です。
長野県立美術館は長野市城山公園内にある美術館で、2021年に本館がリニューアルされました。「ランドスケープ・ミュージアム」をコンセプトに美しい自然との調和を意識した造りになっており、屋上からは国宝善光寺が眺められます。
館内には郷土作家の作品スペースや時期ごとに移り変わる企画展のほか、無料で楽しめるゾーンが豊富です。いつ訪れてもアートに気軽に触れ合うことができ、ギャラリートークやワークショップなどのイベントも開催されています。
阿寺渓谷(あてらけいこく)は、木曽エリアの絶景スポットの1つです。全長約15kmの渓谷に流れる川は息をのむような美しさのエメラルドグリーンで、「阿寺ブルー」とも呼ばれています。もっとも美しい「阿寺ブルー」を見るには、晴天翌日の午前中が狙い目です。
ほかにも「犬帰りの淵」や「六段の滝」などの見どころスポットが点在しています。信州の名水・秘水にも選ばれ、飲むと色白美人になるといわれている「美顔水」もぜひ試してみて。
黒姫山の裾野にある黒姫高原GREEN GARDENでは、グリーンシーズンに色とりどりの花々を楽しむことができます。特に1973年に植栽が始まったコスモスが有名で、「ひとめ100万本のコスモス」として愛されています。9月中旬頃になると10品種100万本のコスモスが一気に咲き誇り、その姿は圧巻です。
初夏から秋にかけては50種類2万輪のダリアが見頃を迎えます。パノラマリフトを利用して空中から花々を眺めるのもおすすめです。わんちゃんと一緒に乗ることもできます。
白糸の滝は、北軽井沢から群馬県の草津温泉をつなぐ白糸ハイランドウェイの途中にあります。高さ3m、幅70mの岩肌から湧き出る水が、絹糸のように下に流れ落ち、その幻想的な風景から「白糸の滝」という名がつきました。
春には新緑、秋には紅葉など季節ごとに異なる姿が見られ、いつ訪れても魅力満載のスポットです。近年、夏時期にプロジェクションマッピングのイベントが開催され、注目を浴びています。冬時期は人工的に作られた神秘的な氷柱が見どころです。
高原地帯を走る日本屈指のドライブルート「ビーナスライン」。茅野市をスタート地点に、松本市にある美ヶ原高原までの道のりを優美な曲線を描きながら登っていきます。雄大な山々や高山帯に生える植物など、高原ならではの景色を満喫できます。
沿道には展望台や美術館、道の駅などさまざまなスポットがあり、思い思いに過ごせます。「はちみつ蔵」でのはちみつの味くらべ体験や、「長門牧場」の乗馬体験などもおすすめです。
長野県と新潟県にまたがる高原。標高1,000mの位置にあり、冬は天然雪100%のスキーリゾートとして親しまれています。2つのスキー場で、大人から子供まで楽しめる多種多様な合計51のコースがあります。特に森の中を滑ることができる全長800mの「ツリーランコース」は、斑尾高原(まだらおこうげん)を代表する特別なコースで、上級者にも人気です。
夏時期はその涼しさから避暑地として利用されています。キャンプのほか、千曲川(ちくまがわ)を下るラフティングや森の案内人と歩く森林散策などアクティビティが盛りだくさんです。
「スワンレイク」とも呼ばれる雲場池(くもばいけ)は、特に紅葉の名所として有名です。周りの木々が水面に映り込む、幻想的なリフレクションを楽しむことができるフォトジェニックスポットとして多くの方が訪れます。訪れたら、ここならではの風景をぜひ写真に収めてみてください。
池の周りには散策路があり、のんびり歩きながら景色を眺められます。カラマツやモミジの木々や水辺にたたずむカルガモなど、のどかな風景に心が和みます。
中軽井沢エリアの森林の中にある、星野リゾート運営のハルニレテラス。春楡(ハルニレ)の木々を縫うように9棟の建物がウッドデッキでつながり、まるで小さな街のように個性豊かなお店が揃います。「軽井沢の日常」をコンセプトにし、お買い物や食事、散策などが楽しめるデートにぴったりのスポットです。
星野リゾートの原点ともいわれる星野温泉が楽しめる温泉施設「とんぼ湯」も。周囲の森林と一体となった空間で、自然に包まれるような心地よさを感じられます。心身ともに癒されること間違いなしです。
軽井沢タリアセンは、塩沢湖のほとりにある美術館やレストラン、ショップなどが集まった複合施設です。フランスの画家ペイネの作品を展示した「ペイネ美術館」をはじめ、3つの美術館があります。建築家ヴォーリズの設計した「睡鳩荘(すいきゅうそう)」や、ペパーミント・グリーンの外壁がかわいらしい「明治四十四年館」などがあり、歴史的建造物めぐりが楽しめます。
塩沢湖ではボート乗りの体験も可能。湖の上から四季の花々や野鳥の声に癒されながら、ロマンチックなひとときを過ごすことができます。
標高2307mで国内最大級のスノーリゾートと称されている志賀高原。個性豊かな5つのエリアには、高低差1000mの地形を活かし、バリエーション豊富な18のスキー場があります。最奥の奥志賀高原エリアは、本格的な天然のパウダースノーが楽しめると人気です。
子供向けのコースや、雪遊びが楽しめる「KIDSパーク」なども充実。焼額山スキー場ではスキーレッスンもあるので、子供のゲレンデデビューにもおすすめです。
標高約1200mの高原で、キャンプをはじめとした自然体験ができるアウトドアリゾート。電源ありのオートキャンプもあり、キャンプ初心者の方にも安心です。誰でも手ぶらでたき火が楽しめる施設「軽井沢 TAKIBI BASE」もあります。
小川での川遊びや、森林散策など遊び方もさまざま。森のなかをジップラインで駆け抜けることができる「アウル アドベンチャー」のスカイアクティビティは、子供が夢中になってしまうこと間違いなしです!
国定公園八ヶ岳の山麓にある白樺湖は、四季ごとのさまざまな体験や宿泊施設、飲食店などが揃った県内屈指のリゾート地。標高約1400mの位置にあるため、夏は大変涼しく、避暑地としても人気です。湖周約4kmの湖には遊歩道が整備されており、自然を堪能しながらの散歩が楽しめます。
春は新緑、秋は紅葉を堪能できるなど1年中満喫でき、冬は幻想的な白銀の世界に!キッズゲレンデがあるファミリースキーなので、子供でも安心して遊べます。
安曇野の自然を存分に満喫できる国営公園で、チューリップやひまわり、コスモスなど四季を通じて美しい花々が咲き誇ります。公園内は2つのゾーンで構成され、里山文化ゾーンでは昔ながらの手作業で行う農作業体験など、地域に伝わる文化や技術を体験できます。ここならではの希少な動植物に出会えるので、子供にとっても貴重な体験の場に!
田園文化ゾーンでは豊かな山岳景観や、のどかな田園風景を楽しめます。広場や水遊びができる池や、遊具などの遊び場も豊富です。冬にはイルミネーションのイベントもあります。
長野県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な長野の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。長野県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年11月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
ロコレコ
2025.08.16
トラベル
2025.08.08
ロコレコ
2025.07.19
ロコレコ
2025.06.28
ロコレコ
2025.05.31
プラス旅
2025.06.20
おすすめ
おすすめ
松浦市
2025.08.16
おすすめ
神戸市
2025.07.19
おすすめ
焼津市
2025.06.28
おすすめ
金沢市
2025.05.31
記事ランキング
2025.03.20
2025.04.04
2025.04.24
2025.03.15
2025.03.30