韓国・済州島(南西部)の穴場観光スポット3選|現地を知り尽くした旅サラダガイドが厳選
2025.08.08
本州最北に位置し、豊かな自然と独自の文化を育む青森県。県内には数々の自然公園や景勝地が点在するほか、「弘前城」や「三内丸山遺跡」など全国的に有名な歴史的スポットもたくさん。
そこで今回は、青森県でおすすめの観光スポットを20ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ青森観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
弘前城は津軽を統一した津軽為信が計画し、二代藩主の信枚によって慶長16年(1611年)に完成しました。天守は一度落雷により焼失したため、現在の天守は江戸時代に建築されたもの。東北では唯一の現存天守です。城内には重要文化財に指定されている天守閣や櫓(やぐら)が残されており、見どころにあふれています。
弘前城の周辺は明治28年に「弘前公園」として開園以来、市民や観光客に親しまれてきました。春には「弘前さくらまつり」が開催され、桜の名所としても有名です。
秋田県と青森県の県境に位置する「十和田湖」は、奥入瀬渓流の源流となる高地のカルデラ湖です。周囲の長さは約46km、湖の最深部は327mと日本3位の深さを誇ります。
湖周辺は四季折々に美しく景観が変化しますが、特に美しさが増すのは鮮やかな新緑が広がる5月中旬から6月中旬です。また、迫力満点の冬花火が夜空を彩る冬の名物イベント「十和田湖冬物語」も見逃せません。カヌーや遊覧船などのアクティビティも豊富で、一年中楽しめるレジャースポットです。
比叡山・高野山と並んで「日本三大霊場」といわれる恐山。外輪山に囲まれた霊場は、まるで地獄のように荒涼とした風景と極楽浄土のような絶景が広がっています。死者の魂が集まるところと伝えられ、死者への供養や故人を偲ぶ場として全国から参拝客が訪れます。
貞観4年(862年)創建と伝わる恐山菩提寺には、参道の右に宿坊、左に本殿、そして恐山温泉と呼ばれる湯小屋が点在。例年7月20~24日には「恐山大祭」、10月上旬には「恐山秋詣り」が厳かな雰囲気で開催されます。
八戸港で水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、青果や山の幸、地酒など約70もの専門店が軒を連ねる巨大な市場。館内は1階と2階に分かれており、一番の見どころ「市場棟」には近海で獲れた魚介類や乾物珍味、目移りするほど種類豊富なお土産品が所狭しと並んでいます。郷土料理が味わえる市場棟の飲食店街「味横丁」や、館内で購入した魚介類や肉をその場で炭火焼きで楽しめる「七厘村」も人気です。
アスレチックなど子供向けの室内遊技場があるほか多彩なイベントも開催し、楽しみが盛りだくさん。家族揃って訪れたい八戸屈指の観光スポットです。
金木町にある「斜陽館」は、小説『人間失格』などで知られる文豪・太宰治の生家。太宰治の父・津島源右衛門によって1907年(明治40年)に建てられ、1998年(平成10年)より太宰治記念館として活用されています。高さ4mの赤煉瓦塀に囲まれ、米蔵に至るまで日本三大美林のヒバを贅沢に使った「斜陽館」は、庭園を合わせて宅地680坪を誇る豪邸です。明治時代に建てられた貴重な木造建築として2004年には国の重要文化財に指定されています。
蔵を利用した資料展示室では、太宰が着用していたマントや執筆した初版本、原稿、川端康成や兄・文治への書簡など約300点もの貴重な資料を展示。太宰ファンや文学好きは必見のスポットです。
日本最大級を誇る縄文集落跡で、2021年には世界遺産に登録されています。1992年からの発掘調査により、集落から当時の人々の生活や文化を知ることができる竪穴住居や墓、埋設土器などが次々と発掘されました。土偶をはじめとするまつりの道具も大量に出土しており、重要文化財に指定されたものは約2,000点にものぼります。
多彩な展示がある「縄文時遊館」や復元された竪穴住居の見学、ミニ土偶作りやまが玉作りなどの体験を通して、縄文人の暮らしを体感してみましょう。
江戸時代からの歴史を持つ「酸ヶ湯(すかゆ)温泉」は、伝統療法「湯治」に適した温泉として有名です。昭和29年には優れた温泉地として「国民保養温泉地第1号」に指定されました。
温泉の名物は、総ヒバ造りの混浴大浴場「ヒバ千人風呂」。160畳もの広さを誇る巨大な浴槽での入浴は貴重な体験です。その他にも男女別の小浴場「玉の湯」があり、気ままに湯浴みを楽しめます。ひとつの浴室に4つの異なる源泉があり、泉質は全て酸性硫黄泉。ゆっくりと湯に浸かれば、たちまち旅の疲れをほぐしてくれるでしょう。
温泉地・酸ヶ湯のほど近くにある「地獄沼」は、八甲田火山の爆裂火口跡に近くから湧き出る温泉水がたまってできた沼です。現在でも90度以上の熱湯が絶えず湧き続け、沼の周囲には硫黄を含む湯気がもうもうと立ちこめています。
草や花が生息しない地獄さながらの荒涼とした景色と、新緑や紅葉など四季により姿を変える八甲田山が織りなすコントラストは、ここでしか見られない絶景です。沼の近くには三十三体の観音像や「まんじゅうふかし」と呼ばれる温泉施設があるため、あわせて足を運んでみては。
東北三大祭りのひとつ「青森ねぶた祭」の歴史や魅力を発信する施設。メインの展示となる1階の「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」には、吹き抜けの広大なスペースに祭に出陣した大型ねぶたを常設で展示。展示に見て触れながら、ねぶたの魅力をさまざまな視点で感じられます。
2階の「ねぶたミュージアム」では、ねぶた祭の歴史やねぶたの制作技術を発信。また、館内のショップではねぶたグッズをはじめ、青森の工芸品や物産に出会えます。ねぶた祭りの世界観が詰まった館内は、ねぶた祭りを見たことがない人も祭りを身近に感じられるでしょう。
青森市浪岡に位置する、観光りんご園や農産物直販所、レストランやお土産コーナーが揃った人気の道の駅。最大の魅力は、毎年9月から11月頃に体験できる「りんごもぎ取り体験」。プロの丁寧な指導により子供からお年寄りまで気軽に体験が可能で、もぎたての新鮮なりんごを味わえます。
館内のレストランには、地場食材や郷土の特色を活かしたオリジナルメニューが勢揃い。さらにお土産コーナーは、青森定番のお土産からアップルヒル限定商品、手作りのアップルパイやジェラートまで豊富なラインナップです。
下北半島随一の景勝地「仏ヶ浦」は、約2000万年前の海底火山活動によって形作られたといわれる巨岩・奇岩群です。それぞれの岩々には「如来の首」「五百羅漢」など極楽浄土にまつわる名前や伝説があります。自然の力によって生み出されたダイナミックな景観は、まさに秘境という言葉がぴったりです。
4月から10月頃には周辺の港から観光船や遊覧船が就航し、巨岩や断崖など海上からしか見られない絶景スポットを見られます。島内はガイド付きのツアーで巡ることもできるため、解説を聞きながら大自然が生み出した非日常の世界にじっくりと浸ってみては。
雄大な自然が広がる、新小戸六ダム周辺に位置する滞在型リゾート施設。広々とした敷地内には宿泊施設や温泉、レストラン、アウトドア施設、スポーツ施設、バーベキュー場、野外イベント会場が一通り揃っています。
オートキャンプ場では、モンゴル遊牧民の移動式住居「ゲル」に宿泊しモンゴルの大草原へタイムスリップした気分に。野外型のスポーツパークには高さ8mを超える巨大アスレチックもあり、角度90度のジャイアントスライダーでスリルを味わえます。遊び疲れたら大浴場やサウナ、露天風呂を備えたリラクゼーションスペースで思い切りリフレッシュも。大自然の中で1日中遊びつくしましょう。
津軽海峡を横断する「青函トンネル」は、本州と北海道を結ぶ世界最長の海底トンネルです。「青函トンネル記念館」では「青函トンネル」の構成から完成までの軌跡を、立体モデルや資料パネル、映像を用いてわかりやすく展示しています。
実際に作業坑として使われた一角を利用した展示スペース「体験坑道」では、「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」に乗り込み、斜度14度の斜坑を走りながら海面下140mの世界を体験できます。館内には他にも、新鮮な海の幸が味わえる海峡味処「紫陽花」や特産品やオリジナルグッズを販売する売店コーナーがあり、楽しみ方はさまざまです。
平安時代に征夷大将軍・坂上田村麻呂が建立したとされる寺院。本尊は、聖徳太子の作と伝えられる十一面観世音菩薩像です。港の入口にある「澗口観音」として船人の信仰を集め、海上安全の祈願寺としてたくさんの船絵馬が残されています。江戸時代から明治時代にかけて大阪と北海道を結んだ「北前船(きたまえぶね)」の寄港地としても深く関わりがあります。
境内には、県内で最も古い建造物であり重要文化財の「円覚寺薬師堂内厨子」や、8万4,000人もの毛髪で刺繍された「釈迦涅槃図」、「三十三観音像」など見どころが豊富です。
本州最北端にある「青森県営浅虫水族館」は、青森県に生息する生き物をはじめ多様な水生生物を約300種8,000点展示する水族館です。一番の見どころである、長さ15mのトンネル水槽では「むつ湾の海」を再現。青森県を代表する水産物・ホタテの養殖の様子やむつ湾に生息する魚たちを間近で観察できます。
屋内プールで毎日開催されるイルカパフォーマンスは、津軽三味線やねぶた囃子をイメージした音楽に合わせ、青森ならではのパフォーマンスをイルカたちが元気に披露。ペンギンやアザラシ、オットセイが自由に泳ぎまわる「海獣館」や、イルカたちがのんびりと泳ぐ姿を観察できる「いるか館」もおすすめです。
「十和田市現代美術館」は、アートの街として知られる十和田市が行うプロジェクト「Arts Towada」のメインスポット。敷地内には草間彌生やロン・ミュエクなど、世界で活躍するアーティストの作品を常設で展示。展示スペースには大きなガラスの開口があり、アート作品が街に対して展示されているかのような展示方法が斬新です。
館内だけではなく中庭や屋上、階段室など敷地内の至るところで作品を鑑賞できるのもユニーク。写真撮影が可能な作品も多いので、写真を通して新たなアートの楽しみ方が見つかるかもしれません。
明治・大正期に酒造工場として建設され、日本初のシードルの大量生産工場としても使われていた煉瓦倉庫群をリニューアルした美術館。光の加減で色合いが変わる「シードル・ゴールド」の菱葺屋根がシンボルです。現在は文化創造の拠点を目指し、奈良美智、ジャン=ミシェル・オトニエルをはじめとする国内外の先進的なアートを紹介。常設展のほか、多彩な企画展やイベントも開催しています。
美術展示以外にも、青森県産の食材を活かした料理や県内で生産されたりんごのシードルを提供するカフェ、国内外のアーティストグッズや津軽地域の工芸品を販売するショップも併設し、大人の落ち着いたデートにぴったりです。
全国でも有数の航空施設がある三沢市の航空科学館。「大空」と「飛翔」をテーマに、日本の航空史や航空科学を楽しく学べる施設です。施設に到着すると、野外の「三沢市大空ひろば」でジェット機やプロペラ機、戦闘機など迫力満点の航空機が出迎えてくれます。
館内は「航空ゾーン」「科学ゾーン」「宇宙ゾーン」の3つで構成されており、航空機の展示をはじめ、パイロットの世界を疑似体験できるフライトシュミレーター、宇宙飛行士の無重力体験ができる360度装置など、本格的な展示や装置が目白押し。サイエンスショーやワークショップなど親子で楽しめるイベントも魅力です。
総面積37haもの広大な面積を誇る八戸市の代表的な総合公園です。広々とした園内には、多種類の木々や草花が彩る「植物園ゾーン」やジェットコースター、観覧車などの遊具が充実した「遊園地ゾーン」、動物とふれあえる「動物放牧ゾーン」など多種多様な9つのゾーンから構成されています。
市内最大の花見スポットとしても知られ、毎年4月から5月にかけて開催される「はちのへ公園春まつり」ではソメイヨシノなど約2,000本の桜が園内を彩ります。四季を通して楽しめるファミリーにおすすめのスポットです。
古くから馬産地として発展してきた十和田市にある「馬」のテーマパーク。広大な敷地には、全国的にも珍しい馬の文化資料館「称徳館」や馬に出合える「駒っこ牧場」など、馬にまつわる展示や体験が盛りだくさん。牧場では乗馬や馬車、にんじんあげ体験など馬との貴重なふれあい体験ができます。
さらには、森の中を滑走するローラー滑り台や巨大なジャングルジムもあるため、子供が思い切り体を動かせるのも魅力。展望スペースからは八甲田の山々や十和田市街を望むことができ、新鮮な空気とともにたっぷりと自然を満喫できます。
青森県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な青森の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。青森県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年12月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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