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博多の人気観光スポットおすすめ25選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介

福岡空港から約5分という立地の良さと、観光スポットがギュッと集中するコンパクトシティが魅力の福岡県・博多。自然豊かな公園や景勝地、歴史を感じられる名所、最新スポットなどさまざまな見どころがあり、老若男女問わず楽しめます。餃子やラーメンなどの博多グルメも外せません!

そこで今回は、博多でおすすめの観光スポットを25ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ博多観光の参考にしてみてください。

※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

【外せない定番・名所】博多で人気のおすすめ観光スポット

1. 櫛田神社

地域住民から「お櫛田さん」の愛称で親しまれる櫛田神社は、古くから博多の総鎮守として信仰されてきました。毎年夏に行われる国の重要無形民俗文化財である神事「博多祇園山笠」が有名で、境内に飾られている山笠は1年ごとに作り替えられます。

飾り山笠以外にも、長寿延命のシンボルである御神木の「櫛田のぎなん」、櫛田神社の社宝を展示する博多歴史館など、立ち寄りたいスポットが多数。2月の節分大祭の際に鳥居の前に設置される「お多福面」も名物で、お面をくぐると幸福が訪れるといわれています。

櫛田神社

2. 福岡博多屋台

昭和20年代から博多で発展した屋台文化。最盛期の昭和40年代には、400軒以上の屋台が軒を連ねていたといわれています。現在もその食文化は受け継がれ、天神・長浜・中洲エリアを中心に約100軒もの屋台が営業を行っています。

近年ではおでんやラーメン、餃子など昔ながらの屋台だけでなく、ジビエ料理やフレンチなどお店のラインナップが増え、さらに賑やかに! 都会のビル群に、レトロな屋台が溶け込んでいる様子は博多ならではの風景です。

福岡博多屋台

3. キャナルシティ博多

約4万3,500㎡の敷地を有する大型商業施設。ショッピングモールや映画館、宿泊施設、劇場などが一体化しており、1日たっぷり過ごすことができます。特徴は、施設中央に流れる約180mの運河(キャナル)。運河を中心として5つのゾーンが形成されており、海辺をモチーフとしたエリアや光の演出があるエリアなどそれぞれ見どころがあります。

ほぼ毎日開催される噴水のショーや水辺のステージでのパフォーマンスも楽しみの1つ。クリスマスには美しいイルミネーションのイベントがあるので、冬時期に訪れるのもおすすめです。

キャナルシティ博多

4. 東長寺

東長寺は空海(弘法大師)が806年頃に創建した日本で初めての寺院。毎年2月に行われる博多最古の節分祭「東長寺節分大祭」が有名です。内部には、木造座像として日本最大級の大きさを誇る、高さ10.8mの福岡大仏が安置されています。

そのほか福岡市の文化財に指定された六角堂、国の重要文化財の千手観音菩薩など、貴重な建造物や仏像が多数あり見どころ満載です。寺のシンボルにもなっている五重塔は、春時期になると桜とのコラボレーションが楽しめます。

東長寺

5. 「博多町家」ふるさと館

明治と大正時代を中心に、古き良き博多の文化と当時の暮らしを紹介する施設です。施設は3つの棟で構成されており、「町家棟」は明治中期に建てられた博多織織元の住居を移築復元して造られました。職人さんによる博多織の実演を見学できるほか、無料で体験も可能です。

展示棟1階では博多の歴史や祭りについて、資料やミニチュア模型などを用い紹介しています。展示棟2階は博多伝統工芸を紹介するスペースです。博多人形や博多張子、博多独楽(はかたこま)などの絵付け体験ができます。

「博多町家」ふるさと館

6. ベイサイドプレイス博多

博多港に隣接する複合商業施設で、ショッピングやグルメ、レジャーが楽しめます。産直野菜や青果、お惣菜などを販売する「湾岸市場」、博多ならではのお土産品が買える「博多銘品蔵」などのショップがあり、観光にぴったりのスポットです。大迫力の円柱型大水槽がある「ベイサイドアクアリウム」では、ウミガメや約3,000匹の魚たちに出会えます。

季節ごとのイベントも充実。春のお花見や秋のハロウィンなど、1年を通して魅力的なイベントが用意されており、いつ訪れても楽しめます。

ベイサイドプレイス博多

7. 博多座

博多座は「芸どころ博多」を象徴する九州最大級の演劇劇場で、平成11年(1999)に誕生しました。約1500席を有する3層構造になっており、歌舞伎や芝居、宝塚、ミュージカルなど多彩な作品を鑑賞できます。セリや廻り舞台などの演出も可能で、ここだけの特別なひとときを楽しめます。

特に、毎年5月末に行われる「六月博多座大歌舞伎」が人気です。出演者が船に乗り、劇場側の博多川を下る博多座恒例の”船乗り込み”を見に、県外からも多くのファンが訪れます。

博多座

8. 博多ポートタワー

博多港のシンボルとして愛され続けている高さ100mのタワー。東京タワーを手掛けた建築構造学者の内藤多仲(ないとう たちゅう)氏の設計で、2代目通天閣や名古屋テレビ塔などに次ぐ、「タワー6兄弟の末っ子」とも呼ばれています。

地上から70mの高さには無料で入れる展望室があり、博多港の島々や福岡の街並みなどを一望できる360度のパノラマ風景を楽しめます。昼の風景だけでなく、ライトアップされた夜の港も見事。ベイサイドプレイス博多や博多ポートタワーが光り輝く、ロマンティックな光景を満喫できます。

博多ポートタワー

9. 天神地下街

天神地下街は、通称「てんちか」と呼ばれる天神駅の南北にのびる地下空間で、全長590mの通りに約150店舗のお店が並びます。19世紀のヨーロッパをイメージして造られており、レトロな赤い電話ボックスやからくり時計、ステンドグラスなど思わず写真に撮りたくなるよなスポットがたくさんあります。

ファッションやグルメ、コスメ、生活雑貨などさまざまなお店があるので、老若男女問わず1日中過ごせます。物産店やマルシェなどのイベントも充実!

天神地下街

10. 大濠公園

福岡城の外濠(そとぼり)として使われていた敷地を活用した公園です。総面積約39万8千㎡のうち、約22万6千㎡を大濠池が占めており、自然にあふれた都会のオアシスとして市民の憩いの場になっています。池の周囲には遊歩道が整備されているので気軽に散策できるほか、レンタルボードで池からの風景を楽しむのもおすすめです。

大濠池のなかには菖蒲島、松島、柳島があり、橋を利用して渡ることができます。柳島にある朱色の浮見堂は、大濠公園のシンボル的存在です。

大濠公園

11. 舞鶴公園

初代福岡藩主の黒田長政が築いた福岡城の跡地を整備してできた公園で、美しい自然のなかに櫓や石垣が見事な天守台などの歴史的建造物が点在しています。そのほか芝生広場やスポーツ施設などが整っており、休日は多くの人で賑わいます。

牡丹・芍薬園やツツジ園など四季折々の花が楽しめるスポットとしても人気。特に春はソメイヨシノや八重桜など約1,000本の桜が公園を美しく彩ります。夜にはライトアップが行われ、夜桜と歴史的建造物のコラボは必見! この時期開催の福岡城さくらまつりではさまざまなイベントが実施されます。

舞鶴公園

12. みずほPayPayドーム福岡(福岡ドーム)

プロ野球チーム・福岡ソフトバンクホークスの本拠地として有名な福岡ドーム。日本で初めて開閉式屋根を採用した多目的ドームで、野球以外にもコンサートや展示会などさまざまなイベントが実施されています。

ガイドの解説のもと、ドーム内を回れるドームツアーが人気。野球選手たちが実際に使っているロッカールームや、ベンチ・ブルペンなどを見ることができます。元野球選手の解説を聞きながら練習を見学できるコースなども用意されているので、野球ファンなら楽しめること間違いなし! 

みずほPayPayドーム福岡(福岡ドーム)

13. 福岡市美術館

福岡市美術館は大濠公園のなかにあり、建築家・前川國男氏の設計のもと、昭和54年(1979)に開館しました。仏教美術や現代美術、九州出身の近代洋画家の作品などさまざまなコレクションを多数保有している美術館で、ルバドール・ダリやマルク・シャガールなどの名作にも出会えます。

令和元年(2019)にリニューアルが行われ、レストランやカフェなどが新設されたほか、大濠公園側のアプローチが新しくでき、公園から気軽に立ち寄れるようになりました。施設内のミュージアムショップでは、オリジナルグッズや地元クリエイターのグッズなど、ここだけのお土産品を購入できます。

福岡市美術館

14. 福岡市博物館

福岡市博物館は福岡の歴史や、暮らしの研究や展示を行うために、平成2年(1990)に開館した博物館です。総面積約50,000㎡の敷地に鏡張りの印象的な建物と池が配置されており、天気の良い日には池に映り込む博物館を見ることができます。入口の4体のブロンズ像は、フランスの彫刻家エミール・アントワーヌ・ブールデルの作品です。

福岡の歴史と民俗について紹介する常設展示では国宝の金印「漢委奴国王」をはじめ、多数の文化財が展示されています。約2ヶ月のスパンで入れ替えられる企画展示と、年間5~6本の展覧会が開かれる特別展示も見物です。体験学習室(みたいけんラボ)では民族衣装で写真を撮ったり、アジアのおもちゃや暮らしの道具に実際に触れられたりなど、貴重な体験ができます。

福岡市博物館

15. 福岡タワー

平成元年(1989)に開催されたアジア太平洋博覧会のモニュメントとして建てられた福岡タワー。多くの観光名所が集まるシーサイドももちエリアにある全長234mのタワーで、海浜タワーとしては日本一の高さを誇ります。

展望室が3カ所あり、最上階の地上123mの展望室からは福岡市街や海浜公園、博多湾などを一望できます。特に「夜景100選」にも選ばれた夜の眺めは素晴らしく、息をのむ美しさです。クリスマスやハロウィン、バレンタインなど季節で変わるイルミネーションも必見! 展望室にはフォトスポットやおみくじピンボール、天空ガチャなどおもしろい仕掛けがたくさんあります。

福岡タワー

【穴場】博多で人気のおすすめ観光スポット

16. 楽水園

オフィスビルやホテルなどが立ち並ぶ、博多駅近くにひっそりと佇む池泉廻遊式の日本庭園です。明治時代に活躍した博多商人・下澤 善右衛門 親正(しもざわ ぜんえもん ちかまさ)が建てた別荘があった場所で、平成7年(1995)に市が庭園として整備しました。

博多塀や、庭の装飾のひとつである水琴窟(すいきんくつ)など、いくつも見どころがあります。親正の茶室を復元した「楽水庵」では、お抹茶と季節の和菓子をいただけます。春のシダレザクラや初夏のハナショウブなど季節の花々が美しく、いつ訪れても心を豊かにしてくれる観光スポットです。

楽水園

17. 旧福岡県公会堂 貴賓館

天神中央公園の施設の一部である旧福岡県公会堂 貴賓館は、明治43年(1910)に第13回九州沖縄八県連合共進会の来賓接待所として建てられました。フレンチルネサンス様式の洋館で、屋根窓や八角形の塔などの特徴がみられます。貴重な建築物として国の重要文化財にも指定されています。

館内にも入ることができるので、ぜひ天井のアートや装飾の数々をじっくり見学してみてください。ボランティアによる館内ガイドもおすすめです。貴賓館カフェでくつろいだり、レトロ衣装を着てみたり、ここだけの体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

旧福岡県公会堂 貴賓館

18. 志賀島

玄界灘と日本海の境目にある志賀島(しかのしま)は、本土と1本の細道でつながった珍しい陸繋島(りくけいとう)です。その昔、国宝の金印「漢委奴国王」が発見された場所で、金印のモニュメントが飾られている金印公園などのスポットがあります。

島を存分に満喫するならレンタサイクルがぴったり! 島を一周できる金印街道が整備されており、玄界灘を眺めながらサイクリングが楽しめます。そのほか、夏にはスキューバダイビングやカヤックなど、海のアクティビティが豊富です。

志賀島

【デートで行きたい】博多で人気のおすすめ観光スポット

19. 西公園

西公園は博多湾に突き出た丘陵地だった「荒津山」を、明治14年(1881)に公園として整備したことで誕生しました。公園内には展望広場が点在しており、福岡の街並みや博多湾などを眺めることができます。そのほか光雲神社(てるもじんじゃ)や立帰天満宮(たちかえりてんまんぐう)、石碑など、福岡の歴史を物語る資源も残されています。

平成2年(1990)にさくら名所100選に選ばれたことから、桜の名所としても有名です。約1,300本の桜が咲き誇り、3月下旬から4月上旬には「西公園さくらライトアップ」のイベントが催されます。

西公園

20. 警固公園

警固公園(けごこうえん)は、九州一の繁華街である天神エリアの中央にあります。平成24年(2012)にリニューアルが行われ、街の景観を活かした賑わいのある公園へと生まれ変わりました。都会のなかでゆっくり過ごせるスポットとして、平日・休日問わず多くの人が利用しています。

12月にはクリスマスイベントがあり、参加型アクティビティやパフォーマンスが実施されます。同時期のイルミネーションも人気で、公園内は一気にロマンチックな雰囲気に。公園近くには警固神社やショッピングモールなどがあるので、あわせて観光してみてはいかがでしょうか。

警固公園

21. のこのしまアイランドパーク

福岡市内の港からフェリーで10分ほどでアクセスできる、博多湾の能古島(のこのしま)。のこのしまアイランドパークは昭和44年(1969)に開園した、能古島の北端に位置する自然公園です。春は桜やチューリップ、初夏はあじさい、秋はコスモス、冬は椿や梅など、1年を通して美しい花が咲きます。

おすすめはオリジナルのアクティビティ「のこのこボール」。パットゴルフのようなルールで、花畑を眺めながら9つのコースを回ります。散策の途中に立ち寄れるレトロな雰囲気の「喫茶 夢路」や、撮影スポットとして人気な「空飛ぶブランコ」も魅力。ブランコをこぐと、まるで海に向かって飛び出すような気分が味わえます。

のこのしまアイランドパーク

22. 国営 海の中道海浜公園

本土と志賀島をつなぐ陸繋砂州にある「海の中道」には、総面積約350ヘクタールの広大な敷地の国営公園・海の中道海浜公園があります。複数のガーデンや花壇、「屋根のない花の美術館」をテーマにしたフラワーミュージアムなどが点在しており、花にあふれた公園です。人気スポットは大芝生広場の10,000㎡の花畑で、春にはネモフィラ、秋にはコスモスが楽しめます。

3月から5月にかけて開催される「海の中道フラワーピクニック」では、春の花々を巡りが楽しめるほか、クラフト体験やグルメイベントが実施されます。博多湾と玄界灘に囲まれた「海の中道」ならではの景色を堪能できるサイクリングもおすすめです。

国営 海の中道海浜公園

【子供と遊べる】博多で人気のおすすめ観光スポット

23. 福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール

博多リバレインモール内にある、アンパンマンのテーマパークです。8700㎡の空間にグッズやグルメショップ、レストランなどの17のお店と、ここだけの遊具があり、たっぷり遊べます。ミュージアム限定のグッズや、期間限定のグルメもぜひチェックしてみてください。

さらに、アンパンマンとその仲間たちに会えるイベントが盛りだくさんで、子供がはしゃぐこと間違いなし! 毎日開催されるキャラクターグリーティングや、やなせたかし劇場も人気です。「みみせんせいのがっこう」では、お面やポシェットなどを作れるワークショップに参加できます。

福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール

24. BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)

みずほPayPayドーム福岡のすぐ近く、令和2年(2020)にオープンした新感覚のエンタメ施設です。スリル満点のアトラクションやVR体験など、五感を刺激する新しいコンテンツにあふれています。「絶景3兄弟」と呼ばれる3つの屋上アトラクションが名物で、特に全長100mを一気に滑り落ちる「すべZO」はここだけの体験ができると人気です。

フードホールにはこだわりグルメを提供するレストランやカフェが揃います。福岡の有名カフェ「FUK COFFEE Seaside」のスペシャリティコーヒーもぜひ堪能してみて。プロ野球のキャラクターによるライブショーなど、期間限定のイベントが年中実施されているので、時季を問わず楽しめます。

BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)

25. マリンワールド海の中道

博多湾と玄界灘に囲まれた「海の中道」にある水族館で、約350種の生き物を飼育・展示しています。太平洋・瀬戸内海などを再現した水槽や九州のクラゲ、奄美のサンゴ礁など多種多様の展示があり、九州各県の海について詳しく知ることができます。

イルカショーやアザラシのパフォーマンス、ペンギンパレードなどのショーが見どころの1つ。体験イベントも充実しており、イルカとアシカへの餌やり体験は子供にぴったりです。水族館の裏側を覗ける貸し切りのバックヤードツアーは大人も子供もたっぷり楽しめます。

マリンワールド海の中道

まとめ

博多には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な博多の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。博多へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年2月に作成しました。

※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。

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