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伊勢志摩の人気観光スポットおすすめ25選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介 

三重県の伊勢志摩国立公園は、伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町に広がっています。大きく2つのエリアに分かれていて、一つは日本人の「心のふるさと」と言われる伊勢神宮とその周辺にある豊かな森林環境を含む内陸、もう一つは、入り組んだリアス式海岸が美しい海沿いのエリアです。江戸時代からお伊勢参りで賑わうなで古くからの観光地ということもあり、電車やバスなど公共交通機関が発達していて観光地へのアクセスも良好です。

そこで今回は、伊勢市、鳥羽市、志摩市にあるおすすめの観光スポットを25ヶ所紹介します。外せない定番から穴場のパワースポットまで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ伊勢志摩国立公園エリアを観光するときの参考にしてみてください。

※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

【外せない定番・名所】伊勢志摩で人気のおすすめ観光スポット

1. 伊勢神宮(外宮)(伊勢市)

「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮。1つの神社ではなく、皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)を中心とした125のお宮とお社の総称で、正式には「神宮」といいます。

お社はたくさんありますが、先に外宮を参拝し、その後に内宮を参拝するのが古くからの習わしです。神宮の祭典は「外宮先祭」といい、まず外宮で祭儀が行われる習わしに倣ったものです。外宮に祀られているのは、衣食住をはじめ、産業の守り神である豊受大御神です。内宮に祀られている天照大御神の食事を司る神でもあります。

外宮参道には、飲食店やお土産物を売る店など50軒以上のお店が並んでいて、食べ歩きも楽しめます。

スポ伊勢神宮(外宮)

2. 伊勢神宮(内宮)(伊勢市)

外宮から内宮までは距離にして約5km。バスでの移動も便利です。神宮全体の中心とされるのが、内宮の正宮・皇大神宮(こうたいじんぐう)。この社には、太陽の神ともいわれる天照大御神が約2000年前から祀られています。

五十鈴川にかかる宇治橋が内宮の入り口です。橋の手前と向こうでは辺りの空気が違うと感じる人も多いとか。内宮は約5500haもの広さがあり、正宮の次に格の高い別宮である、荒祭宮や風日祈宮もあるので、時間が許すならぜひ参拝を。

門前にあるおはらい町やおかげ横丁では、グルメやお土産探しが楽しめます。おかげ横丁を中心とした街並みは、伊勢伝統の建築様式で建てられた建物が再現されています。

伊勢神宮(内宮)

3. 二見興玉神社 夫婦岩(伊勢市)

二見浦に佇む二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は、縁結びや夫婦円満、交通安全のご利益があるとされています。お伊勢参りに訪れた人が、最初に訪れる禊の地とされ、古くは夫婦岩が見える立石浜で体と心を清めてから外宮、内宮を回っていました。

祀られている猿田彦大神は、万事を良い方向へ導くみちひらきの神様。境内には猿田彦大神の使いとされるカエルの置物が点在しているのも特徴です。

海に浮かぶ夫婦岩は、大岩(男岩)と小岩(女岩)が長さ35mの注連縄で結ばれています。日の出や月の出の絶景スポットとしても知られ、特に夏至の時期には岩の間から朝日が昇る神秘的な光景が広がります。

二見興玉神社 夫婦岩

4. おかげ横丁(伊勢市)

江戸期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現された、歴史情緒あふれるおかげ横丁。約4000坪の敷地内には、伊勢志摩ならではの食べ物を売る店や、土産物店が50余りも建ち並んでいて、参拝後のまち歩きが楽しめます。

毎月1日には、多くの人が訪れる伊勢神宮の「朔日参り(ついたちまいり)」に合わせて、おかげ横丁の商店もまだ薄暗い時間から営業を始めます。早朝の参拝者をもてなそうと朝市や朝粥が用意されます。

新年から早春には薪能や節分、春になると五十鈴桜祭り、秋には日本太鼓祭など、さまざまな季節に応じた行事も行われて賑わいます。

おかげ横丁

5. 朝熊岳金剛證寺(伊勢市)

伊勢神宮の鬼門を守る寺として知られる朝熊岳金剛證寺は、古くから「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と唄われ、伊勢参りの締めくくりとして訪れるのが習わしでした。本尊の福威智満虚空蔵大菩薩は、日本三大虚空蔵菩薩の第一位とされ、20年に一度のご開帳があります。

朝熊岳の山頂付近にあり、車なら有料道路の伊勢志摩スカイラインを通って、また、土日祝、年末年始などに運行する参宮バスで訪れることもできます。麓から寺へ続く「朝熊岳道」はハイキングコースとしても人気で、徒歩での参詣するハイカーの姿も見られます。初夏には庭園の連真の池に睡蓮が咲くなど、景観の美しさも魅力です。

朝熊岳金剛證寺

6. 河崎のまちなみ(伊勢市)

河崎は、伊勢市の中心を流れる勢田川の中流域両側に広がる町です。水運を生かした問屋街として知られ、特に江戸時代からは伊勢神宮の参宮客への物資を供給する「伊勢の台所」として栄えていました。当時は川の両岸に建ち並ぶ蔵に直接船から物資を入れることができるようになっていました。古い蔵を利用したカフェや雑貨店も点在し、レトロで風情ある街並みが楽しめます。

町歩きの途中に立ち寄りたいのが、この地の中心的存在である「伊勢河崎商人館」です。江戸・明治期に建てられた7棟の蔵と2棟の町家からなり、かつての商人の暮らしや水運で賑わった河崎の歴史を知る資料が展示されているほか、小川商店(現・伊勢河崎商人館)で製造していたサイダーを復刻して販売しています。

河崎のまちなみ

7. 猿田彦神社(伊勢市)

猿田彦神社は、伊勢神宮内宮の近くにある由緒正しい神社で、「みちひらき」の神、猿田彦大神を祀っています。物事を良い方向へ導く神様として、事業開運や交通安全、新しいことを始める際の成功を願う人が参拝に訪れます。

また、境内には石にまつわる2つのパワースポットがあります。1つは「たから石」で、白蛇が乗った宝船の形に見えることから金運上昇の象徴とされています。もう1つは「さざれ石」で、長い年月をかけて小石が1つの岩となったもの。「君が代」にも登場し、繁栄や長寿を象徴する縁起の良い石とされています。

さらに、芸能と縁結びの神様を祀る「佐瑠女神社」や、古殿地の方位石など、見どころも豊富です。

猿田彦神社

8. 式年遷宮記念神宮美術館(伊勢市)

式年遷宮美術館では、伊勢神宮の式年遷宮を記念して、文化勲章を受賞した作家や重要無形文化財の保持者(人間国宝)などが奉納した美術作品が展示されています。

展示作品には、絵画、書、彫刻、工芸など、さまざまなジャンルの作品が含まれ、現代の日本美術の多様性を楽しむことができます。絵画は伝統的な日本画から現代の洋画まで。書では豪快な筆致から繊細な文字まで、どのジャンルも幅広い作家の個性を感じられます。また、工芸では陶芸や金工、木工などの名作が並び、現代の匠たちの技を直接目にすることができます。

美術館の建物自体も、現代を代表する和風の美術館として、自然との調和にも配慮された美しい建物です。

式年遷宮記念神宮美術館

9. 伊勢神宮 式年遷宮記念せんぐう館(伊勢市)

伊勢神宮外宮の勾玉池のほとりにある伊勢神宮の式年遷宮を紹介する博物館です。

式年遷宮は20年に一度、神宮の社殿や御装束神宝などをすべて新しくして、神体を遷(うつ)し奉るお祭りで、飛鳥時代、持統天皇の時代に始まりました。館内では、1300年以上にわたり受け継がれてきた式年遷宮の歴史や意義を説明する資料が豊富に展示されています。

外宮正殿東側が原寸大で再現されている他、旧殿から新殿へ神体を移す儀式、遷御の義の様子を模型やスクリーンで見ることもできます。宮大工が工事に使う道具、神事や装束、神宝などの一部も展示されています。1300年にわたる式年遷宮の繰り返しで、日本古来の技術や素材が現代に伝えられてきたことも伝えています。

伊勢神宮 式年遷宮記念せんぐう館

10. 朝熊山頂展望台(伊勢市)

伊勢志摩地方で最高峰である朝熊山は、古くから日の出の遥拝地として親しまれてきました。

朝熊山頂展望台は、有料道路、伊勢志摩スカイラインの終点に位置し、標高555mから360°の大パノラマが楽しめる絶景スポットです。眼下には伊勢平野や真珠の海と称される伊勢湾、晴れた日には富士山まで望むことができます。

山頂広場には恋人たちの聖地「天空のポスト」や芝生広場、雄大な伊勢湾に浮かぶ島々や対岸の渥美半島などの美しい景色を見ながら楽しめる有料の展望足湯があって人気です。山頂広場からは「さんぽ道」と表された散歩コースが設けられていて、1周10〜15分程度で四季の花木が楽しみながら歩くことができるので、ドライブと絶景、自然の中の散歩と、晴れ晴れした気持ちで過ごせるスポットです。

朝熊山頂展望台

11. 横山展望台(志摩市)

横山展望台は、日本有数の英虞湾の美しいリアス海岸を一望できる、伊勢志摩国立公園を代表する絶景スポットです。標高140メートルに位置する「横山天空カフェテラス」は、カフェを併設した開放的な展望デッキで、誰でも気軽に訪れることができます。さらに、標高180メートルの「みはらし展望台」など、複数の展望デッキが遊歩道で結ばれています。2018年にはリニューアルされ、ミシュラン・グリーンガイドジャポンで一つ星を獲得しました。

展望台のふもとには横山ビジターセンターがあり、伊勢志摩国立公園の自然や歴史を学べる展示のほか、観光案内や体験プログラムも提供されています。駐車場にはバリアフリートイレがあり、車椅子で天空カフェテラスまで登ることのできるスロープも用意されているので、ベビーカーが必要な家族も安心です。

横山展望台

12. 賢島エスパーニャクルーズ

令和5(2023)年6月に開催されたG7三重・伊勢志摩交通大臣会合でも利用された「賢島エスパーニャクルーズ」。賢島から英虞湾を約50分で周遊する遊覧船です。

スペイン大航海時代のカラック船をモチーフにしたエスペランサ号は、3本のマストが特徴で、1・2階の客室と開放感あふれる3階の展望デッキを備えています。周遊中は、穏やかな湾内を進みながら、真珠養殖筏や点在する島々を眺めながら進みます。晴れた日にはデッキでの写真撮影もおすすめです。船内にある有料の特別室「イサベラ」は、専用の展望デッキ、双眼鏡を備え付けていて、クラシカルなインテリアの中で優雅な時間を過ごしてみるのもおすすめです。

1日6〜8便ほど、1時間おきに運航していて、予約も不要なので、気軽に世界に通じる海原を感じる旅ができます。

賢島エスパーニャクルーズ

13. ミキモト真珠島

真珠で有名なミキモトの創業者、御木本幸吉が1893年に世界で初めて真珠の養殖に成功した島です。

島では海女の実演が毎日行われていて、白い磯着姿の海女たちが伝統的な潜水漁を披露しています。真珠のできる仕組みや養殖技術の進歩を紹介する資料の展示や、アンティークジュエリーや豪華な美術工芸品も展示されている真珠博物館もあります。また、創業者の御木本幸吉記念館では、真珠養殖に情熱を注いだ生涯や真珠産業への貢献ぶりを知ることができます。

高品質のパールジュエリーや旅の記念になる土産品などを取り揃えたパールショップや伊勢うどんのほか、アコヤ貝からとれる貴重な貝柱を使ったメニューも一年中食べられるレストラン「阿波幸」もあり、真珠をはじめとする鳥羽の名物を身近に感じられる施設です。

ミキモト真珠島

14. イルカ島(鳥羽市)

イルカ島は、360度を海に囲まれた自然豊かな島で、自由に入園することができます。園内では飼育員が生き物たちの生態や行動を楽しく紹介していて、イルカやアシカなど海の生きものたちとふれあう体験ができたり、健康チェックや餌やりといった飼育員の仕事に挑戦できるアクティビティがあります。カワウソ小屋でカワウソに餌をあげたり、アシカの森では運動神経抜群なアシカが元気いっぱいに遊ぶ様子も見ることができます。

島には展望広場があり、全部で368段の階段がある遊歩道を歩くか、展望リフトでも上ることができます。展望台からは鳥羽湾の島々や伊勢湾、知多・渥美半島まで望め、遊覧船が残す航跡も見られて、気分爽快!

イルカ島へは、真珠島・水族館前や鳥羽マリンターミナルから出航する鳥羽湾めぐりの観光船を利用します。

イルカ島

【穴場】伊勢志摩で人気のおすすめ観光スポット

15. 賓日館(伊勢市)

賓日館は、明治20(1887)年に伊勢神宮を訪れる賓客のための休憩・宿泊施設として建設された由緒ある建物です。明治天皇の母・英照皇太后の宿泊に間に合わせるため、わずか2か月余りで完成。その後、明治末期から昭和初期にかけて大規模な改築が行われ、現在の姿となりました。

明治24(1891)年には幼少期の大正天皇が3週間余り滞在したほか、歴代皇族や各界の要人も宿泊しました。平成11(1999)年までは旅館として利用されていましたが、現在は国指定重要文化財として一般公開されています。

館内では皇族方が宿泊した貴賓室や120畳の大広間などが見学でき、庭園を含めた洗練された建築美を堪能できます。

賓日館

16. 宮川堤(伊勢市)

宮川堤は、伊勢市を流れる宮川沿いに広がる桜の名所として江戸時代から知られていて、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。

約1kmにわたって約1000本のソメイヨシノが植えられていて、「一目千本」とも称される名所には、春になると多くの花見客が訪れます。特に桜が密集する宮川堤公園や、度会橋歩道からの眺望は、撮影スポットとしても人気で、桜並木を見上げると空が見えないほど桜の花が密集して咲き誇っています。

桜の開花時期には夜間ライトアップが行われ、幻想的な夜桜も楽しめます。堤防沿いにはレトロな行灯が並び、風情ある雰囲気が漂います。芝生の緑と桜のピンクが織りなす景色も美しく、春の訪れを存分に感じられるスポットです。

宮川堤

17. 天の岩戸(志摩市)

「古事記」「日本書紀」に登場することで有名な「天の岩戸」。天照大神が隠れた洞窟として知られます。全国にある「天の岩屋」や「天の岩戸」と称される場所の中でも、内宮から車で20分ほどの志摩市内にある天の岩戸は、周囲が木立に囲まれ、神秘的な雰囲気が漂っていて、パワースポットとされています。

岩穴から湧き出る清水は「名水百選」に選ばれ、ひんやりとした空気に包まれています。手前にある「禊滝(みそぎたき)」では、本格的な滝行を行う人々も多く、更衣室も完備されています。

天の岩戸の道中には、樹齢360年以上のオオシマザクラ「岩戸桜」や、拝殿前には真珠王・御木本幸吉が植えた「御木本楠」が立派に育っています。

天の岩戸

18. 神島(鳥羽市)

神島は鳥羽港の北東約14Kmに位置する周囲約4Kmの小さな島です。「鳥羽マリンターミナル(佐田浜)」から市営定期船で訪れることができます。伊良湖水道に面したこの島は、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になったことが広く知られています。

島内には小説に登場する「八代神社」の長い石段や「神島灯台」など、物語ゆかりの場所が実際に残されており、文学ファンが訪れる名所となっています。また、南端部には鳥羽市の天然記念物に指定されているカルスト地形があり、石灰岩が風化してできた真っ白でごつごつした岩肌は長い年月がつくりあげた自然の芸術作品とも言えます。

豊かな自然と雄大な水平線の眺めを楽しめる島一周ウォーキングコースが人気です。

神島

【デートで行きたい】伊勢志摩で人気のおすすめ観光スポット

19. 志摩スペイン村(志摩市)

志摩スペイン村は、スペインをテーマにした複合リゾートです。その中心であるテーマパーク「パルケエスパーニャ」には、レトロフューチャーな世界を疾走する屋内コースター「スチームコースター アイアンブル」、消防士に扮して放水して得点を競う「ファイヤー・シュート」など夢中になれるアトラクションがたくさん。

パーク内にはスペインの町をイメージしたエリアや、スペインに実在する城を再現した「ハビエル城博物館」などロマンチックな建物のほか、本格的なスペイン料理のレストランもあります。ゴールデンウィークや夏休みのナイター営業日には、イルミネーションや花火の打ち上げも行われます。

園内にはテーマパークのほかに宿泊施設「ホテル志摩スペイン村」と天然温泉「ひまわりの湯」があり、リゾート気分が満喫できます。

志摩スペイン村

20. 志摩地中海村(志摩市)

志摩地中海村は、英虞湾を望む絶景とともに、地中海の美しい街並みを再現したリゾート宿泊施設です。施設内は「アンダルシア」「カスティーリャ」「サルジニア」「アルハンブラ」「ミコノルカ」の5つのエリアで構成され、スペイン南部の華やかな港町や、ギリシャ・ミコノス島の白壁の街並みなど、まるで本当に地中海を旅しているかのような気分に浸れます。
一部を宿泊者専用エリアとする宿泊をメインとした施設ですが、日帰りでもレストランやカフェ、アクティビティが利用可能です。地中海料理レストラン「リアス・バイ・ココチャ」は、美食のまち、スペイン・サンセバスチャンの一つ星レストランと提携。海を見ながら、ロマンチックな雰囲気で食事ができます。

志摩地中海村

21. びん玉ロード(志摩市)

「ビン玉」とは、かつて漁師が浮きとして使用していたガラス玉のこと。志摩市浜島町の大矢浜から海岸沿いに約1kmにわたって続くビン玉ロードは、日没後にオブジェとして設置したビン玉が灯る幻想的な散歩道です。


ビン玉は、街灯のように等間隔で置かれたものや、ピラミッドのように積み上げられたものなどがあり、光り方もさまざま。また「絆の灯」と名付けられたモニュメントは、2012年に東北地方の復興を願って設けられたもの。遠洋漁業を通じて古くから親交のあった宮城県気仙沼市から贈られたビン玉が使われており、ここから三陸の復興へのエールを送り続けています。近くの宿「湯元館ニュー浜島」で貸し出している提灯を持って歩くのがおすすめです。

びん玉ロード

22 . パールロード鳥羽展望台(鳥羽市)

リアス式海岸沿いを走るパールロードは、三重県鳥羽市と志摩市を結ぶ全長23.8kmの道路です。山並みを縫うように走るコースでは、窓を開ければ潮風を頬に受け、視界には海、山、空が美しい快適なドライブが楽しめます。冬には海に牡蠣の養殖いかだが浮かぶ光景が広がり、空気が澄んだ日には遠く富士山が見えることもあります。


途中にある鳥羽展望台(海抜163m)は、ドライブの休憩にぴったりな立ち寄りスポットです。ここからは雄大な太平洋を一望でき、初日の出の名所としても人気があります。展望台内の「海女のテラス」では、鳥羽市の海藻を使ったあおさフラッペや伊勢海老コロッケサンドなどのご当地グルメも味わえます。

パールロード鳥羽展望台

【子供と遊べる】伊勢志摩で人気のおすすめ観光スポット

23. 伊勢忍者キングダム(伊勢市)

伊勢忍者キングダムは、家族みんなで楽しみながら日本古来の文化を学べるエンターテイメント性あふれる施設です。長さ約18メートルのスライダーをチューブに乗って滑り降りる忍者スライダー、森を駆け巡るツリートレッキングの忍者森のアドベンチャーなどスリル満点なアトラクションも用意されています。コマやけん玉、お手玉など、懐かしい遊びが体験できるコーナーも用意されています。
施設内では、着物や忍者衣装のレンタルも用意されているので、忍者や侍になりきって遊び回ることもできます。
遊び疲れたら温浴施設の「安土城下の湯」でリラックス。露天風呂や炭酸風呂など、こだわりの温泉で心と体を癒し、素敵な一日を締めくくりましょう。

伊勢忍者キングダム

24. 伊勢シーパラダイス(伊勢市)

ゼロ距離水族館がキャッチフレーズの伊勢シーパラダイス。海獣や魚など海の生き物たちと“ゼロ距離”でふれあえる施設です。トドが目の前で食事をしたり、パフォーマンスをしたり、アザラシの丸っこい体にタッチしたり、日本で4頭しか飼育されていないツメナシカワウソと握手ができるコーナーもあって、生き物を身近に感じられる仕組みがたくさん!

飼育されている魚は、チンアナゴ、クマノミ、タツノオトシゴなど。日本でも有数の展示種類を誇るタツノオトシゴを手にまきつける体験も有料で提供するなど、毎日複数のイベントが開催されています。

回遊水槽やテーブル型水槽を見ながらゴロゴロできる海底ごろりんホールも準備されていて、魚たちを観察しながら休憩も可能です。

伊勢シーパラダイス

25. 鳥羽水族館(鳥羽市)

昭和30(1955)年に開館し、伊勢志摩観光の拠点となってきた鳥羽水族館。魚、クラゲ、カエル、水生昆虫など、約 1,200種もの多種多様な生きものたちが暮らす飼育種類数日本一の水族館です。海牛類であるジュゴンとアフリカマナティの2種が飼育展示されているのは世界でも鳥羽水族館だけです。

現在国内で唯一ラッコが飼育されている水族館としても知られています。ラッコのお食事タイムには、貝や魚などをお腹の上に乗せながら食べる愛らしい姿を見ようと多くの人が集まります。

館内は12のテーマにゾーン分かれており、順路を気にすることなく自由に観覧できます。暖かい黒潮の流れる熊野灘と日本最大の内湾「伊勢湾」に暮らす生きものを中心に紹介するコーナーもあり、身近な海の生き物への興味を掻き立ててくれます。

鳥羽水族館

まとめ

伊勢志摩には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、海の動物たちと触れ合える施設など、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な伊勢志摩の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。伊勢志摩へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年3月に作成しました。

※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。

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