佐賀県唐津市|また来たくなる、海のまち。味も、人も、唐津。
2026.06.27
運河沿いに歴史的な建物が並び、ゆったりとした時間が流れるオランダの古都・デルフト。日本では「デルフト焼き」の街、あるいはフェルメールの故郷として知られていますが、この街の魅力はそれだけではありません。中世の面影を残す美しい旧市街には、地元の人々に愛されるマーケットや専門店が点在し、歩くだけでもオランダらしい暮らしや文化に触れることができます。
今回は、現地を知り尽くした旅サラダガイドが、デルフトらしい風景と文化を楽しめるスポットを「観光」「グルメ」「お土産」の3つでご紹介します。
— オランダ現地ガイドの紹介 —
桑原真理子さん
日本人の父とオランダ人の母を持つ。2003年に渡蘭後、リートフェルト・アカデミー美術大学を卒業。在学中より翻訳および通訳業務を定期的に行い、卒業後はコーディネーター兼通訳者として、テレビ取材や企業視察などの現地サポートを手がけている。
— デルフトエリアMAP —


デルフト旧市街の運河沿いで毎年春から秋にかけて開催される、オランダ最大級のアンティーク&キュリオサ(骨董・古物)マーケットです。会場となるのは、歴史ある旧教会(Oude Kerk)周辺のエリア。約120もの露店が並び、アンティーク雑貨や古書、食器、アクセサリーなど、思わぬ掘り出しものとの出会いを楽しめます。
このマーケットの魅力は買い物だけではありません。中世の面影を残す街並みや運河の景色を眺めながら歩くだけでも、デルフトらしい雰囲気を満喫できます。

特に人気なのは、デルフト焼きやオランダのヴィンテージ雑貨。アムステルダムのマーケットに比べて落ち着いた雰囲気があり、地元の人々との会話を楽しみながらゆっくり回れるのも大きな魅力です。観光名所を回るだけでは味わえない、暮らしの中のデルフトに触れられるイベントです。

デルフト旧市街の中心部にある、チーズやワイン、デリカテッセンを扱う人気の専門店。店内には300種類以上のチーズが並び、オランダ国内はもちろん、ヨーロッパ各地から厳選された食材が揃います。地元の人々にも長く愛されている名店で、本場オランダの食文化を気軽に体験できるスポットです。

おすすめは、試食をしながらお気に入りのチーズを探すこと。気に入ったチーズはその場でサンドイッチにしてもらうこともできます。できたてをテイクアウトして街歩きのお供にするのは最高です。

特に注目したいのが、デルフト限定のオリジナルチーズ「デルフツ・ハウトチーズ」。熟成によって異なる味わいが楽しめるため、チーズ好きならぜひ試してほしい一品です。運河沿いを散策しながらチーズサンドを味わうのは、デルフトならではの贅沢な楽しみ方です。

デルフト旧市街の中心にある、手作りキャンドルの工房兼ショップ。店内では職人が伝統的な製法でキャンドル制作する様子を見学できるほか、実際にキャンドル作りを体験することもできます。ショップではデルフトの街並みや歴史的建造物をモチーフにしたオリジナル商品が販売されています。

なかでもおすすめは、デルフトのシンボルである新教会(Nieuwe Kerk)の塔をモチーフにしたキャンドル。高さ25cmの存在感あるデザインで、塔の美しいシルエットが細部まで丁寧に再現されています。すべて職人の手作業によって作られており、歴史ある街並みをそのまま持ち帰るような特別感があるのも魅力。インテリアとして飾るだけでなく、実際にキャンドルとして使用できるのも嬉しいポイントです。
デルフト焼きとはひと味違うデルフトらしさを感じられるお土産としておすすめです。

運河が織りなす美しい景観と、今も息づく職人文化や暮らしの風景。デルフトは、オランダの歴史と日常をゆっくりと味わえる街です。
アンティークマーケットでここにしかない宝探しを楽しみ、フェルカーデ&ジャックスで本物のチーズを味わい、スタッツカールセンマーカレイ・デルフトで手仕事の温もりを感じるお土産を見つける。そんな過ごし方をすれば、デルフトの魅力をより深く体感できるはずです。
アムステルダムから日帰りでも訪れやすいデルフト。オランダを旅するなら、ぜひこの美しい運河の街にも足を運んでみてください。
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