【2025】宇都宮で人気のお土産おすすめ15選｜定番のお菓子からおしゃれなお土産・ばらまき用まで幅広く紹介

「餃子の街」として全国に名を馳せる栃木県宇都宮市。年間を通して多くの人が訪れるこの地には、餃子はもちろん、長きにわたり愛される和洋菓子や、地元産の素材を活かした逸品など、個性豊かなお土産が多数存在します。しかし、種類が多くて「どれを選べばいいか分からない」「定番以外で喜ばれるものを知りたい」と悩む人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、宇都宮で人気のお土産を紹介します。旅サラダPLUS編集部が独自でおすすめの商品を15個セレクトしましたので、お土産選びに迷っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

※価格や購入場所等は、すべて取材当時のものです。

【お菓子・スイーツ】宇都宮のおすすめ定番人気お土産

1. かりまん　＜高林堂＞

出典：高林堂

「かりまん」は、宇都宮の老舗和菓子店・高林堂の看板を背負う、カリッとした新食感のかりんとう饅頭です。美味しさの秘密は、厳選された国産素材への徹底したこだわり。沖縄県多良間産の黒糖を贅沢に使用した香ばしい皮と、極上の「日光金乃卵」をたっぷりと使用しています。

揚げたての「カリッ」とした食感と、北海道産小豆をじっくり炊き上げた自家製餡のなめらかな口溶けが絶妙なコントラストを生み出す「かりまん」。時間が経ってもしっとり美味しく、オーブントースターで温め直せば、揚げたてのカリカリ食感が復活。甘いものが苦手な方でも、この香ばしさと奥深い黒糖の風味でペロリと食べられます。とくに、食感のコントラストを楽しむのが好きな方に試してほしい逸品です。

2. ハードバウム（ホール）　＜金谷ホテルベーカリー＞

出典：金谷ホテルベーカリー

日本最古のリゾートホテルの伝統を継ぐ日光金谷ホテルの職人技が詰まった「ハードバウム（ホール）」。本場ドイツの製法に忠実な本格派バウムクーヘンです。一般的なバウムクーヘンとは一線を画し、密度が高く、しっかりとした歯ごたえが特徴の「ハードタイプ」。この食感は、熟練の職人が一本一本、手作業で丁寧に焼き上げるからこそ生まれます。

味わいは、厳選された上質なバターの芳醇な香りとコクが凝縮されており、噛むほどに風味が広がります。その品質は世界に認められ、モンドセレクションで最高金賞を受賞。そのままはもちろん、カットして温かい紅茶と一緒にいただくのもおすすめです。本物の美味しさを知る方や、重厚でしっとりとした伝統的な焼き菓子が好きな方への贈り物に最適です。

3. かりまんどらやき　＜高林堂＞

出典：高林堂

「かりまんどらやき」は、高林堂の代表銘菓「かりまん」の風味を活かし、どら焼きの新しい扉を開いた人気商品です。どら焼きの皮には、かりんとう饅頭に使用する秘伝の「かりまん蜜（黒糖蜜）」を練り込んで焼き上げており、他では味わえない黒糖の奥深い風味と香ばしさを演出。

生地の間に北海道産小豆を丁寧に炊き上げた自家製粒あんを閉じ込めることで黒糖の強い風味と、豆の風味を活かした甘すぎない餡が見事に調和します。老舗の技術が光る味わいはシンプルながらも記憶に残り、そのままお茶請けにするのはもちろん、牛乳やコーヒーとの相性も抜群です。和菓子の定番であるどら焼きに「独自性のある個性」を求める方や、黒糖の濃厚な香りが好きな方への手土産におすすめの逸品です。

4. みかも山　＜雅洞＞

出典：雅洞

栃木の秀峰「三毳山（みかもやま）」の名を冠した、老舗・雅洞の代表銘菓「みかも山」。生地には黒糖や蜂蜜を使い、しっとりと柔らかな口溶けの「トラ模様」に焼き上げています。餡には、黒糖の風味に負けないよう厳選した小豆を使用し、さらに刻み栗をひっそりと練り込んでいるのが最大の魅力。大きく栗が主張するのではなく、細かく刻まれた食感と風味が、あんこと生地の間の絶妙なアクセントとなっています。

素朴ながらも洗練された、どこか懐かしい味わいの「みかも山」。どら焼きでありながら、まるで栗饅頭のような満足感が得られるため、伝統的な和菓子を好む方や、上質な甘さを求める方へのお土産として喜ばれます。

【お菓子・スイーツ以外】宇都宮のおすすめ定番人気お土産

5. 冷凍生餃子　＜宇都宮みんみん＞

出典：宇都宮みんみん

みんみんの「冷凍生餃子」は、宇都宮餃子の代名詞ともいえる、みんみんの味をご家庭で手軽に楽しめる冷凍タイプの生餃子です。その独自の魅力は、創業以来一貫して「野菜が主役」であること。白菜をふんだんに使用した餡は、あっさりとしていて何個でも食べられる軽さが特徴です。

にんにくは旨みだけを引き出し、匂いを気にせず楽しめる工夫が凝らされています。焼き餃子にすればカリッとした皮とジューシーな餡のコントラストを堪能でき、茹でて水餃子にすれば、もちっとした食感とあっさりスープが楽しめます。付属のタレにラー油や柚子胡椒、カラシなどの調味料を足して自分好みにアレンジするのもおすすめです。餃子好きの方にとくにおすすめのお土産です。

6. 宮ぴくるす　＜宮ぴくるす＞

出典：宮ぴくるす

「宮ぴくるす」は、栃木県の豊かな大地で採れた新鮮な野菜の魅力を最大限に引き出した、こだわりのピクルスです。最大の特徴は、地元・宇都宮の老舗酢蔵「中野嘉兵衛商店」のもろみ酢を100％使用している点。保存料は一切使用せず、一つ一つ丁寧に手作業で仕上げています。

定番の洋風（いろいろ野菜、うずらの卵）だけでなく、醤油ベースの和風ぴくるす（かんぴょうと根菜など）や、いちごのぴくるすがあるのも特徴的です。そのまま前菜やおつまみとして活躍するのはもちろん、ピクルス液はドレッシングのベースや、炒め物の風味付けにも使えます。食卓に彩りや新鮮なアクセントを加えたい方や、地元のこだわりの味を探している健康志向の方におすすめです。

7. 宮のたれ　＜ステーキ宮＞

出典：ステーキ宮

栃木県宇都宮市発祥のステーキ専門店チェーン・ステーキ宮で、創業以来愛され続けている秘伝のたれの「宮のたれ」。このたれの独自性は、保存料を一切使わず、加熱処理をしていない生たれであること。原材料は、タマネギ、ニンニク、醤油、酢のきわめてシンプルな構成です。この非加熱製法により、タマネギの辛味や風味が生かされており、鉄板で熱を加えることで一気にまろやかな甘みに変化します。

成分の約7割が生のおろし野菜であり、体にも優しい点が魅力。ステーキやハンバーグはもちろん、焼きうどんやチャーハン、野菜炒めに使えば、コクと風味が増す万能調味料として活躍します。自宅で手軽に専門店の味を再現したい方や、肉料理の味付けにこだわりたい方におすすめです。

8. ろまんちっく村 ブルワリー　オールスター　＜ろまんちっく村 ブルワリー＞

出典：ろまんちっく村 ブルワリー

道の駅うつのみや ろまんちっく村のブルワリーが醸造する、個性豊かなクラフトビールの詰め合わせ「ろまんちっく村のブルワリー オールスター」。ろまんちっく村のブルワリーの特徴は、栃木県産の麦芽や酵母など、地元の素材を積極的に活用していることです。過去には「F（エフ）」というビールがオーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード（AIBA）で銀賞を受賞するなど、国際的な評価も受けています。

「オールスター」では、定番の「麦太郎」「麦次郎」「餃子浪漫」に加えて、季節限定のビールをセレクト。飲み比べを通して、クラフトビールならではの多彩な香りや味わいの違いを楽しめます。ビールを奥深く楽しみたい方や、宇都宮の地の恵みを味わいたいお酒好きの方へのギフトに最適です。

【雑貨】宇都宮のおすすめ定番人気お土産

9. 黄ぶなグッズ　＜ふくべ洞＞

出典：ふくべ洞

「黄ぶなグッズ」は、宇都宮に古くから伝わる郷土玩具・黄ぶなをモチーフにした、可愛らしいグッズの数々です。黄ぶなは、江戸時代に疫病が流行した際、病魔を払うために黄色のフナを食べるという言い伝えから生まれた縁起物。現在は無病息災のシンボルとして、市内のお寺に飾られたり、お守りとして親しまれたりしています。

ふくべ洞では、このユニークな黄ぶなを、起き上がりこぼしのような伝統的な玩具から、日常使いできる雑貨、モダンなデザインの小物まで幅広く展開。その愛らしい表情と黄色い色は、見る人に元気を与えてくれます。季節の飾りとして、また大切な人の健康を願う「お守り」として贈るのがおすすめです。宇都宮の歴史と温かみを感じたい方、ユニークで縁起の良い雑貨を求める方にぴったりです。

10. 宮染め

出典：とちぎの伝統工芸品

栃木県の伝統工芸品にも指定されている、宇都宮で長い歴史を持つ染色技術「宮染め」。その起源は江戸時代末期に遡り、田川の豊富な水と長い日照時間を背景に、堅牢で美しい藍染や浅黄染が発展しました。宮染めの大きな特徴は、手拭いや浴衣などに使われる「注染（ちゅうせん）」という技法。生地を重ねて染料を注ぎ込むことで、表裏なく、色あせしにくい鮮やかな色合いに染め上げられ、プリントにはない柔らかで優しい風合いに仕上がります。

現代では、モダンな柄の手拭いや小物も多く、タペストリーとして飾ったり、風呂敷として活用したりと、日常生活に取り入れやすいアイテムが豊富です。伝統的な「本物の手仕事」の魅力と、優しい風合いを愛する方におすすめの逸品です。

ばらまき用に最適！宇都宮のおすすめ人気お土産

11. ポテトチップス 栃木限定 宇都宮餃子味　＜カルビー＞

出典：カルビー

ご当地ポテトチップスの中でも特に人気の高い、栃木県限定の「宇都宮餃子味」。宇都宮餃子会が監修しており、焼きたて餃子の香ばしさと、ラー油を効かせたタレのパンチある風味がポテトチップスで巧みに再現されています。

通常のポテトチップスにはない強いご当地性があり、お土産として話題性も抜群です。小袋が4袋入った形態で販売されており、少人数のオフィスやグループへのばらまき用土産として最適。そのままおやつとして楽しむのはもちろん、ピリッと辛みを効かせた味わいはビールなどのお酒のおつまみとしても活躍します。手軽に宇都宮の餃子文化を感じてほしい方、職場の休憩時間にちょっとしたサプライズをしたい方におすすめです。

12. 餃子せんべい　＜大越米菓店＞

出典：大越米菓店

大正15（1926）年創業の老舗・大越米菓店が手がける宇都宮餃子せんべいの元祖として知られる逸品です。職人が一枚一枚心を込めて焼き上げる手焼き製法を採用。使用する素材にも徹底的にこだわり、栃木県産のコシヒカリや、栃木県産の生にんにく・にらを贅沢に使用しています。

添加物は一切使わず、シンプルな素材の味を最大限に引き出している「餃子せんべい」。一口サイズの餃子の形をした煎餅は、パリッとした食感と、噛むほどに広がる醤油とにんにくの風味が特徴。個包装になっているため、手渡しで配る際にも配慮が行き届きます。昔ながらの製法で作られた安心感のあるお菓子を、老若男女問わず多くの方に配りたい場合に最適です。

【宇都宮限定】宇都宮でしか買えないお土産

13. 宮ゆず 丸ごと羊かん　＜栗のわかやま＞

出典：栗のわかやま

宇都宮市北西部の新里（にっさと）地区で栽培されるブランド柚子・宮ゆずを丸ごと贅沢に使用した、非常にユニークな羊かん「宮ゆず 丸ごと羊かん」。柚子の皮をくりぬいて作った柚子釜のなかに、宮ゆずの果肉から作った羊かんを流し込んでいます。この製法により、柚子本来のフレッシュで濃厚な香りと風味を丸ごと閉じ込めることに成功。皮まで柔らかく煮込まれているため、羊かんと共にすべての部分を食べられます。

無添加で素材の良さが際立つ逸品は、その品質の高さから「ほんの気持ち純栗羊かん」とあわせてジャパン・フード・セレクションでグランプリを受賞。爽やかな柑橘の香りを楽しみたい方や、宇都宮ならではの貴重な素材を使ったお土産を探している方におすすめです。

14. 餃子像最中　＜桝金＞

出典：桝金

「餃子像最中」は、宇都宮のシンボル・餃子像をそのまま再現した、遊び心溢れる最中です。宇都宮餃子会公認の餃子像をモチーフに、3Dプリンターを用いて忠実にフォルムを再現した最中種（皮）が最大の特徴。見た目のインパクトに反し、味わいは正統派の和菓子です。

皮は香ばしくサクッとした食感にこだわり、中には厳選された北海道十勝産の大粒小豆を100%使用した自家製餡がたっぷり詰まっています。餡は甘さ控えめで上品なこしあん。観光の記念にぴったりのユーモアと、老舗が誇る確かな美味しさを兼ね備えています。宇都宮らしい「話のタネ」になるお土産を探している方や、和菓子好きの方へのサプライズにおすすめです。

15. 餃子グッズ　＜宇都宮餃子会 事務局＞

出典：宇都宮餃子会 事務局

「餃子グッズ」は、宇都宮餃子会が企画・販売する、「餃子愛」に溢れた公式オリジナルグッズです。ここでしか手に入らないアイテムの独自性は、餃子というモチーフを日常の雑貨に大胆に落とし込んでいる点。餃子のふっくらとした形を再現したポーチや、こんがり焼き色がついた餃子のビジュアルをそのままプリントしたエコバッグやTシャツなど、遊び心満載の商品がラインナップされています。

とくに、SNSで話題となった「餃子マスク」は、口元を餃子で包み込むようなビジュアルで、お土産としてのインパクトは抜群。観光の記念になる、ユーモアあふれるユニークなアイテムを求める方や、宇都宮餃子ファンであることをアピールしたい方におすすめです。

まとめ

本記事では、宇都宮土産の定番である餃子関連商品から、モンドセレクションなどさまざまな賞を受賞したスイーツ、伝統の技が光る郷土雑貨まで、幅広いジャンルの商品をご紹介しました。受け取る人の顔を思い浮かべながら選べるよう、それぞれの商品の持つユニークな特徴や、どのような方におすすめかという点も詳しく解説しています。帰宅後も旅の思い出に浸れるような、心に残る一品を選んでくださいね。

バラエティに富む宇都宮土産のなかでも、本記事では特におすすめの品を紹介しているため、お土産選びに悩んだ際はぜひ本記事を参考にしてくださいね。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年10月に作成しました。

※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。

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旅サラダPLUS編集部

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