【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
都心からのアクセスが良く、自然を感じる観光エリアとして人気の茨城県。「国営ひたち海浜公園」や「アクアワールド茨城県大洗水族館」など有名な観光スポットが数多くあり、何度訪れても楽しめます。
そこで今回は、茨城県でおすすめの観光スポットを20ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ茨城観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

筑波山の中腹にある宮脇駅と筑波山頂駅の間、1,634mを約8分で結ぶケーブルカー。大正14年(1925)に開業し、関東で2番目、全国でも5番目に運行した歴史を持ちます。線路の3分の1がカーブしており、宮脇駅から左へ90度曲がって筑波山頂駅に到着するのが特徴です。
ケーブルカーの車窓からは、春は梅や桜、カタクリ、初夏にはアジサイ、秋には紅葉、冬には雪景色など四季折々の景色を眺めることができます。また、山麓の宮脇駅近辺は2~3月に福寿草、11月にもみじが色づく絶好の撮影スポットです。

海に面した広大な都市公園で、茨城県を代表する人気の観光スポットです。特に4月中旬から5月上旬に「みはらしの丘」を染め上げる約530万本のネモフィラや、10月中旬に真っ赤に紅葉する約3万3千本のコキアの季節は、県内外から多くの観光客でにぎわいます。
園内は7つのエリアに分かれており、ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」がある「みはらしエリア」や、遊園地で遊べる「プレジャーガーデンエリア」など楽しみ方は多種多様。季節ごとに多彩なイベントも開催されるため一年を通して楽しめるのも魅力です。

金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに「日本三名園」のひとつに数えられる水戸市の日本庭園。江戸時代に水戸藩九代藩主・徳川斉昭によって造園され、「偕楽園」の名前には領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいという斉昭の想いが込められています。
園内には約100品種3000本の梅が植えられており、120年以上の歴史がある「水戸の梅まつり」は例年大好評です。好文亭をはじめ歴史を感じる建物や史跡もあり、見どころがたくさんあります。

平安時代前期に創建された由緒正しき古社で、歴史書『日本文徳天皇実録』にも記録が残っています。病気平癒などのご利益を授かるため県外からも多くの人が訪れます。
古くから景勝地としても親しまれており、水戸黄門で知られる徳川光圀公も参拝に訪れました。神社のシンボル「神磯の鳥居」は、神が降り立ったといわれる海岸の岩礁の上に建ち、その神秘的な姿が撮影スポットとしても人気。特に朝日と鳥居のコントラストが見られる日の出の時間は絶好の撮影チャンスです。

「袋田の滝」は、栃木県の「華厳の滝」、和歌山県の「那智の滝」と並ぶ日本三名瀑のひとつ。高さ120m、幅73mの大きさを誇る滝は圧巻です。水の流れが大岩壁を四段に落下することから別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれます。四季折々に表情を変えますが、特に紅葉のシーズンや秋冬のライトアップが人気です。
「袋田の滝トンネル」の観瀑台を利用すると滝を間近に眺められるほか、下から見上げたり上から見おろしたりと、さまざまに角度を変えて景観を楽しめます。時間に余裕があれば、吊り橋から続くハイキングコースを歩いてみるのもおすすめです。

世界の青銅製立像の中で世界一の大きさを誇り、ギネスにも登録されている牛久市の大仏。地上120mの高さは、阿弥陀如来の十二の光明から由来しています。胎内(大仏の内部)には仏教の世界観を表す5層の空間があり、胸部(地上85m)には四方を見渡せる展望台も。
大仏の周辺には極楽浄土をイメージした「浄土庭園」が広がっており、庭園や花畑、ウサギやヤギと触れ合える小動物公園、仲見世、お土産屋など楽しみが盛りだくさん。茨城が誇るパワースポットで1日ゆったりと過ごしてみては。

「竜神大吊橋」は奥久慈県立自然公園内にある、竜神ダムの上に架けられた観光用の吊り橋です。歩行者専用の橋としては日本最大級の長さを誇ります。
全長375m、地上高100mの橋上からの眺めは壮観。橋の途中にある3ヵ所ののぞき窓からの景色もスリル満点です。橋を渡った先にある「木精の鐘(もりのかね)」を鳴らすと、幸福になれるという言い伝えも。例年11月に開催される「竜神峡紅葉まつり」の時期には、橋の周りを美しい紅葉が彩ります。

近代日本美術の発展に大きく貢献した思想家・岡倉天心が建設した「茨城大学五浦美術文化研究所」の敷地内にあるお堂。現在の建物は、2011年の東日本大震災の津波で損傷を受け、創建当時の姿に復元したもの。朱塗りの外壁と瓦屋根の如意宝珠は仏堂の装いで、内部には茶室があるなどアジアの伝統思想を建物全体で表現しています。
険しい岸壁に立つ朱塗りのお堂と雄大な自然が織りなす景色は、自然と芸術の一体感を感じられます。夜間のライトアップも幻想的です。

天保12年(1841年)、水戸藩第9代藩主徳川斉昭により藩士と子弟の教育の場として創設された藩校。近代日本の教育遺産群として、日本遺産に認定されています。
日本最大の規模を誇る館内には、国の重要文化財に指定されている正門・正庁・至善堂や、武術の試験などが行われた対試場、絵図や写真など貴重なものが多数展示された展示スペースなど見どころがたくさん。文武を磨く教育の場の雰囲気を味わえます。春には約60品種800本の梅が彩る名所としても有名です。

那珂湊漁港の目の前にある観光市場。施設内には5つの海産物店と7つの食事処が軒を連ねています。県内外から毎年およそ100万人が訪れる人気のスポットです。
海産物店では、朝に港で水揚げされた旬の魚介類や地魚をリーズナブルに販売。食事処では豪快な海鮮丼や新鮮なネタが自慢の回転すしなど、港町ならではの食事を堪能できます。鮮魚のほかにも、干物やしらす、珍味など日持ちする商品も豊富に揃っているためお土産選びに困りません。

「花貫渓谷」は、花貫ダムから名馬里ヶ淵、小滝沢キャンプ場にかけて続く渓谷です。花貫川の流れと、森が織りなす景観の美しさで知られています。特に全長60mの汐見滝吊り橋からの眺めは絶景です。ハイキングコースも整備されているため、大小さまざまな滝や淵など壮大な景観をゆったりと楽しむことができます。
例年、11月中旬から11月下旬になると花貫川の周りに生い茂る木々が華やかに紅葉します。吊り橋の上をトンネルのように彩る木々や、吊り橋を赤や黄色に覆い尽くす落ち葉は秋だけの幻想的な光景です。

約21haの広大な敷地を持つ森林公園で、全国に10ヵ所しかない「自然観察の森」のひとつ。里山の平地林をテーマに、森の中には雑木林をはじめスギやヒノキ林、池や小川、畑など多くのスポットがあります。
園内の拠点施設「ネイチャーセンター」には自然観察員が常駐し、最新の自然情報を発信するほか、水槽や展示物、木のおもちゃとふれあえる体験コーナーを用意。双眼鏡やルーペの貸出を行っているため、森の中で野鳥や植物をじっくりと観察できます。

「二ツ島」は、磯原海岸のシンボル的な存在となっている大きな奇岩です。磯原海岸近くに浮かぶ北の島と、干潮時に姿を現す南の島があります。南の島は触ることができ、願い事を3つ祈るとどれか1つが叶うという言い伝えも。夜間はライトアップされ、幻想的な雰囲気に変わります。
周辺には島を眺めながら海水浴を楽しめる「磯原二ツ島海水浴場」があるほか、「ニツ島観光ホテル」と「磯原シーサイドホテル」の2つのホテルもあるため観光拠点に最適です。

浅草「神谷バー」で知られる実業家・神谷傳兵衛が、1903年(明治36)に建設した日本初の本格的なワイナリー。本館(旧牛久醸造場事務室)や醗酵室、貯蔵庫からなる建物は、明治中期の煉瓦造ワイン醸造所の様子がわかる価値の高い施設として、国の重要文化財に指定されています。建設当時の壮麗な姿を保つ建築は、まるで古城のような雰囲気です。
貯蔵庫はカジュアルフレンチとワインが味わえるレストランに改装。醗酵室は「神谷傳兵衛記念館」としてワイン造りの歴史を学ぶことができます。

日本トップクラスの規模を誇る大型水族館。館内は9つのエリアに分かれており、約580種68,000点もの海の生き物たちと出会えます。水族館を象徴するサメの飼育数は日本一の50種類以上。ほかにもマンボウの専用水槽やクラゲ大水槽、茨城の海を再現した水槽など、大小さまざまな水槽は見ごたえ抜群です。
毎日開催される「イルカ・アシカオーシャンライブ」も大人気。イルカのダイナミックなジャンプや、アシカのユーモアたっぷりな芸が繰り広げられます。

大洗県立自然公園内にある海岸で、日本の渚百選や日本の白砂青松百選に選定されています。日本三大民謡「磯節」で岩礁と松林の海岸美を唄った景勝地です。
夏には約1.2kmの海水浴場に多くの海水浴客が訪れるほか、春から夏には引き潮になり、水面上に露出される岩場に多様な海生生物が観察されます。荒波が砕ける岩場に建てられた「神磯鳥居」は、日の出とのコントラストが絶景。海が見渡せる大洗灯台や、海釣りスポットとしても知られています。

1985年の開園以来、長く県民に親しまれてきた「茨城県フラワーパーク」が2021年に「いばらきフラワーパーク」として全面リニューアル。今までの観賞スタイルはそのままに、花をテーマにしたワークショップやアクティビティが加わり、体験型のフラワーパークに生まれ変わりました。
広大な園内に咲き誇るのは、茨城県の県花にもなっているバラ900品種。目で見るだけではなく、近づいて香りまで楽しめます。また、アロマミスト作りや花のプロによるガーデンツアーなど、年間を通して開催される100の豊富なアクティビティは、訪れるたびに新しい発見をくれるはず。

世界最大級のプラネタリウムがある見て、触って、楽しく学べる科学館。体を使った体験型の展示で科学や技術を学べるほか、1985年に開催された国際科学技術博覧会(科学万博-つくば’85)のメモリアルコーナーも。館内のミュージアムショップでは、オリジナルグッズも豊富に取り揃えています。
最大の目玉であるプラネタリウムは、巨大なドームスクリーンに8K相当の鮮明な映像で、悠久かつ広大な宇宙の様子を映し出します。臨場感のある映像体験は、子どもから大人まで夢中になるでしょう。

筑波連山の支峰のひとつ「峰寺山」の山頂付近にある自然動物公園。自然豊かな園内では、保護動物を中心に数多くの動物たちと出会えます。山の形を生かした「イノシシ牧場」では、広大な自然の中でのびのびと暮らす貴重なイノシシの姿を見られます。
ニホンザルやネコ、ウサギ、ポニーなどの動物におやつをあげる体験もあり、ニホンザルによる愉快なショーも人気です。山中にあることから景観が素晴らしく、アジサイや紅葉といった四季折々の風景が見られるのも魅力のひとつ。

「土浦市霞ヶ浦総合公園」は、霞ヶ浦湖畔に広がる、大きなオランダ型風車がシンボルの自然豊かな総合公園です。広々とした園内には、ソメイヨシノやチューリップなど美しい四季の花々が咲き誇ります。
さらにアシ原の群生をはじめとする水生植物を観察できる水生植物園や花蓮園、アスレチックやプール、レストハウスなど多彩な施設があり、家族みんなで1日中遊べるのも魅力。冬には広大な敷地を生かしたイルミネーションが開催され、県内外から多くの人たちが訪れます。
茨城県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な茨城の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。茨城県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年10月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
ロコレコ
2025.08.16
トラベル
2025.08.08
ロコレコ
2025.07.19
ロコレコ
2025.06.28
ロコレコ
2025.05.31
プラス旅
2025.06.20
おすすめ
おすすめ
松浦市
2025.08.16
おすすめ
神戸市
2025.07.19
おすすめ
焼津市
2025.06.28
おすすめ
金沢市
2025.05.31
記事ランキング
2025.03.20
2025.04.04
2025.04.24
2025.03.15
2025.03.30