長野県野辺山|ゆったり、のんびり大自然に囲まれて見つけた!私だけの優しい自分時間
2025.11.15
イギリス中央部に位置するコッツウォルズは、ロンドンから電車で片道1時間半ほどの距離にある人気観光地。かつて羊毛の交易で栄えた美しい街並みは今も、昔の面影を色濃く残しています。また映画「ハリー・ポッター」シリーズの聖地としても知られていて、国内外から多くの観光客が訪れます。
そんなコッツウォルズを案内してくれる旅サラダガイド・長谷川友美さんは、 “英国オタク” を自称する生粋のイギリス通。本記事では長谷川さんがイチオシするコッツウォルズの見どころをご紹介します。ロンドンから日帰りで行ける古き良き街並み……イギリス旅行を計画している方は必見!
— イギリス在住ガイドの紹介 —

長谷川 友美さん・コーディネーター/ライター
1994年に渡英。現在はロンドンと東京を拠点に、テレビ、CM、ミュージックビデオ、ラジオ、雑誌、ファッション撮影など、さまざまなメディアの撮影コーティネートおよび通訳・翻訳、ライターとしてイギリス全土で活躍中。
— イギリス・コッツウォルズMAP —


コッツウォルズ地方の北東に位置する、人口5000人にも満たない小さな村「ボートン・オン・ザ・ウォーター」は、その水辺の風景の美しさから「コッツウォルズのヴェニス」とも称される風光明媚な場所です。

村の中心を走るウィンドラッシュ川に架かる小さな石造りの橋、木々に囲まれた水辺の風景はどこか懐かしく、美しく、ただ眺めているだけで心が癒されていくのを感じるでしょう。はちみつ色の家々とウィンドラッシュ川のコントラストはとってもフォトジェニック。コッツウォルズの中でも、特に人気が高い村のひとつです。
またアンティークショップが人気の街「ストウ・オン・ザ・ウォルド」から車で10分弱とアクセスが良く、併せて観光できるのもポイント! 近隣には水車小屋や川の景色が美しい「アッパー・スローター」「ロワー・スローター」などの村々もあり、のんびりドライブするのに最適のコースです。

さてボートン・オン・ザ・ウォーターへ行ったら絶対に訪れてほしいのは、村を9分の1スケールで再現した「Model Village(モデル・ヴィレッジ)」。村の主要な建物や川、橋、ホテル、教会などが精巧に縮小されていて、庭や植栽などもリアルに再現されています。
ボートン・オン・ザ・ウォーターの街を散策してからモデル・ヴィレッジを訪れると、まるでガリバーになった気分を味わえます。村の魅力を様々な角度から体感してください。

ストウ・オン・ザ・ウォルドから車を走らせること15分。「The Wild Rabbit(ワイルド・ラビット)」は、豊かな自然が広がる「キンガム村」にある高級パブです。ここはパブ&ダイニング・ルームが宿泊も提供している「INN(イン)」スタイルのお店。日本人にはあまり聞き馴染みがないワードですが、イギリスの田舎町には多いのだそう。

土壌がよく、農業や酪農が盛んなコッツウォルズは、クオリティの高いレストランやダイニング・ルームが多いことで知られます。 The Wild Rabbit では近隣の農場で獲れたオーガニックの食材を使用しており、洗練された本格的なコッツウォルズの味を楽しむことができます。
秋以降は鴨・兎・鹿などのジビエ、地元産の稀少品種の豚、イギリス近海で獲れた魚介など様々な食材を、フランスやイギリスの星付きレストランで修行した注目の若手シェフが調理します。オーセンティックな英国料理にモダン要素を取り入れた料理はどれも絶品!
おすすめはアラカルト、7コースのテイスティング・メニュー(£115、ワインペアリングは追加で£75)など。またイギリスを代表する料理『サンデー・ロースト』も人気です。ワインや地元産のビールと一緒に味わってみて。

キンガム村からほど近い、オーガニック農場に併設されたDaylesford Organic Farm Shopは、まさにお土産の宝庫です。オリジナルの紅茶、ワイン、ビスケットなどはパッケージもかわいらしく、つい買いすぎてしまうかも?

旅サラダガイドのおすすめは、綺麗なイラストをあしらった缶入りのオーガニック・ショートブレッド(£35)、イングリッシュ・ブレックファスト・ティーのティーバッグ(£12.50)、オーガニックのミニ・シュトーレン(£9.95)、フロランタン(£15.50)など。トマトの香りのロウソク(£21)といった、食べ物以外のお土産も充実しています。

セルフケータリングの宿に泊まる方は、ショップで買える水色の卵(ブルー・レッグバー / 半ダース£5.75)にぜひ挑戦を。絶滅の危機に瀕していたところをデールズフォードが復活させた稀少な鶏の卵で、あまりの濃厚な味わいに、これを食べたら他の卵を食べられなくなるほどです。

また景色を眺めながら食事が楽しめるほか、ガーデン用品のお店やスパなども併設しています。1日いても飽きないDaylesford Organic Farm Shopは、コッツウォルズに行ったらぜひ立ち寄ってほしい場所です。
のどかなイギリスの風景や暮らしが垣間見えるコッツウォルズへは、ロンドンをはじめとした都市部からバスが運行している場合が多く、車がなくても気軽に訪れることができます。
ちなみにコッツウォルズの地名の由来は「羊のいる丘」を意味する言葉。その名のとおり、どこまでも続く丘陵地帯には、今でも羊たちが群れをなしています。初めて見る景色に驚きと、どこか懐かしさを感じる神秘的な街・コッツウォルズ。イギリスへ行ったらぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
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