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旅サラダガイドだけが知っている、『マカオ・コロアン島』のとっておき3選

カジノや華やかなリゾートのイメージが強いマカオ。その中で、昔ながらの風景やローカルの歴史に触れられる場所として注目されているのが、マカオ最南端に位置するコロアン島です。

素朴な漁村の面影を残すエリアや自然に囲まれたリゾート、そして近年整備が進む新たな観光スポットまで、コンパクトながら多彩な魅力が詰まっています。

今回は、現地を知り尽くした旅サラダガイドが、いつものマカオとはひと味違う楽しみ方を「観光」「グルメ」「お土産」の3つでご紹介します。

— マカオ在住ガイドの紹介 —

勝部 悠人・「マカオ新聞」編集長

2012年にマカオで独立起業し、日本語ニュースメディア「マカオ新聞」を創設。自社媒体での記事執筆のほか、メディアへの寄稿や出演などを通じて現地最新トピックを日本へ発信。日本企業のマカオ進出支援のほか、テレビ番組や雑誌の現地ロケコーディネートも手がける。大学でポルトガル語を専攻し、マカオの主要産業であるカジノ・統合型リゾート業界にも明るい。

— マカオ・コロアン島MAP —

1. マカオ・コロアン島のおすすめ観光スポット「ライチーウンシップヤード(Lai Chi Vun Shipyards」

かつてマカオの主要産業だった造船業の中心地として栄えたコロアン島・荔枝碗(ライチーウン)エリア。その歴史的な造船所跡地を利用し、2023年に新たにオープンした文化・観光施設がライチーウンシップヤードです。敷地内には20世紀前半に建てられた造船所の建物が残されており、当時の産業や地域の暮らしを紹介する展示が並びます。週末やシーズンごとにイベントも開催され、新しい文化の発信地として活用されています。

ここの魅力は、あまり知られていないマカオの歴史に触れられること。世界遺産やカジノとは異なる視点から、マカオのルーツを感じられる場所として、むしろリピーターにこそ訪れてほしいスポットです。水辺のテラスからは対岸に広がる横琴(ヘンチン)の近代的なビル群を望むことができ、過去と現在とが交差する風景が印象的です。

コロアンビレッジから徒歩10分、やや起伏のある道のりですが、週末にはギャラクシーマカオとの間に無料シャトルバスも運行されています。また、ダルゴナコーヒー発祥の地と言われ観光客に人気の「漢記珈琲」はすぐお隣。マカオの新交通システム「マカオLRT」石排灣線の延伸計画も明らかになり、もし実現すれば、アクセスが飛躍的に向上することが見込まれます。

2. マカオ・コロアン島のおすすめグルメスポット「クンホイヒン(觀海軒)」

コロアン島随一のリゾートホテル「グランドコロアンリゾート」内にある広東料理レストラン。ホテル開業時から30年以上にわたって親しまれてきた名店で、窓からは緑豊かな山々と南シナ海を望む開放的なロケーションが魅力です。マカオのレストランの中でも、ここまで自然を感じながら食事ができる場所は多くありません。ゆったりとした時間の中で味わう料理はそれだけで特別な体験になります。

メニューは広東料理を中心に、料理長のルーツでもある潮州料理(広東料理の一派)もラインナップ。味はもちろん、盛り付けの美しさにも定評があります。ランチタイムには点心(飲茶)も楽しめるため、気軽に訪れることも可能です。

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おすすめは平日の点心ランチセットや、シェフおすすめメニューから好みに応じて組み合わせ(前菜、メイン、ライスor麺、デザート)を選べるセットメニュー、さらには漢方食材を使ったオリジナルのヘルシーハーバルドリンクなど、ここならではの一品も見逃せません。

ホテルの目の前にはハクサビーチが広がっており、食後に海辺を散策するのもおすすめ。食と自然をセットで楽しめるのがこの店ならではの魅力です。

3. マカオ・コロアン島のおすすめお土産スポット「マカオジャイアントパンダギフトショップ(Macao Giant Panda Gift Shop)」

マカオジャイアントパンダパビリオンに併設されたギフトショップ。パンダをモチーフにしたグッズを中心に、動物関連アイテムや地元デザイナーによる商品など、幅広いラインナップが揃っています。

実は、マカオでは4頭のジャイアントパンダが飼育されており、このパビリオン内で見学することができます。あまり混雑しておらず、ゆっくり観察できるのが特徴で、しかも無料です。市内のお土産店は意外とパンダグッズの取り扱いが少なく、そういう意味では、ここは貴重なパンダ土産の宝庫と言えるでしょう。パンダを見た後、その余韻のままグッズを選べるのも魅力のひとつです。

価格帯も公営施設ならではの良心的な設定で、気軽なお土産からしっかりしたギフトまで対応可能。併設のスナックコーナーでは軽食やドリンクも楽しめるため、ちょっとした休憩にも便利です。

まとめ

マカオの中にありながら、どこか時間の流れがゆるやかに感じられるコロアン島。歴史を伝える造船所跡地、自然に囲まれたレストラン、そしてパンダに出会える癒しスポットと、街の中心部とは違った魅力が広がっています。

ライチーウンンシップヤードでマカオの新たな一面に触れ、觀海軒でゆったり食事を楽しみ、パンダギフトショップで思い出を持ち帰る。この3つをおさえれば、コロアンならではの過ごし方がしっかり体験できるはず。

マカオを訪れる際は、ぜひ少し足を伸ばして、もうひとつのマカオの魅力に出会ってみてください。