Today’s LOCORECO trip!

自然に恵まれ、盛んな漁業、農業、畜産から生まれる食の特産品が豊富な町・鹿児島県鹿屋市(かのやし)。特にうなぎやカンパチの養殖量は日本有数。豊かな環境や名所もあるうえに、市街地は商業施設や家電店、飲食店などが充実しており、暮らしやすい環境でもあります。
そんな魅力あるまち・鹿屋市を山之内すずさんが旅しました。

(文/兼子雄治・写真/鈴木大喜)
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

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鹿児島県鹿屋市について

人口:97,765人(2024年5月1日時点)
面積:448.33k㎡
豆知識:鹿屋市では2020年度中に市内の世帯における光ブロードバンド回線のカバー率が99%超となっているほか、市内各所にWi-Fiスポットが配備され通信環境が良い。

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鹿児島県 / 鹿屋市KANOYA CITY

大隅半島の中央部に位置する鹿児島県鹿屋市は、大隅半島の行政・経済・産業の中核となる都市である。年間の平均気温が17度という温暖な気候と豊かな自然を活かした農業・畜産が盛んであり、黒豚やブロイラー、落花生、サツマイモなどが特産品である。“かのやブランド”として確立されているカンパチやうなぎの養殖も盛ん。また、「ばらのまちかのや」として、“ばらを活かしたまちづくり”を目指している。

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INTRODUCTION

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山之内 すずやまのうち すず

Profile

2001年10月3日 兵庫県神戸市生まれ。 2019年AbemaTVの恋愛リアリティーショー「白雪とオオカミくんには騙されない♡」の出演をきっかけに芸能界デビュー。 SNS総フォロワー数は110万人を超え、現在ではTVCM、地上波テレビ番組、更に女優として映像作品にも活動の幅を広げている。

01.

元気で美味しい!
鹿屋育ちのうんまかもん

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鹿屋市に訪れた山之内さんが最初にやってきたのは「かのやばら園」です。「かのやばら園」は、およそ8haの敷地に約35,000株のばらが植えられている日本最大級のばら園。2005年から「ばらのまちかのや」として、“ばらを活かしたまちづくり”を目指し、市民の手によって完成した同園は、まさに鹿屋市のシンボルと言えます。

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ばら園を散歩していると、なにやら目立ついでたちのおふたりが。声をかけてくれたのは鹿屋市ふるさとPR課の中村優花さんと特命係長・かのやカンパチロウさん。「え!ちょっとツッコミどころが…」と困惑気味の山之内さん。「頭は鹿屋市特産の“かのやカンパチ”で身体はヒトの半魚人なんですが、鹿屋市のPRに励んでいます。係長は話すことができないので、私が代わりに話しますね」と中村さんに紹介されます。

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これからの暑い季節にぴったりな鹿屋の“うんまかもん(美味しいものという意味の方言)”をレコしてくれるという、おふたりに連れられて、広大な敷地に建つ工場にやってきました。「大きな工場!緑もいっぱいだしトンボも飛んでるから水もキレイな所なんだろうなぁ。だけど、どんな美味しいものがあるんだろう⁉」と山之内さん。

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さっそく工場内に入ると大きな生簀がたくさん。「わー!すごい数のうなぎ!みんな跳ねてるし元気!」と驚く山之内さん。「鹿屋市のある大隅半島は火山灰など火山噴出物が積み重なってできたシラス台地があり、そこからろ過された水はうなぎの養殖にとって高品質。温暖な気候で水温も安定しているので全国でも有数のうなぎの産地なんですよ」と中村さんが教えてくれました。こちらの株式会社西日本養鰻(ようまん)では、なんと年間800トンもの生産量があるそうです。

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「ぜひ、鹿屋市自慢のうなぎを召し上がっていただきたいので特設の会場を用意しました」と中村さん。「ええ!炭火で焼いてくださってるんですね⁉贅沢すぎる!」と目を輝かせる山之内さんに、まずはうな重をふるまっていただきました。調理してくれたのは株式会社西日本養鰻の鰻を使用している人気店「炭火で鶏と鰻 せんゆう」の田中昭二さんです。「やっぱりうなぎといえば蒲焼きですよね!ご褒美で月イチは食べに行くくらい好きです。美味しすぎる!ふっくらしているしタレとあいまって最高!」とテンションがあがります。

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つづいていただいたのは田中さんが「蒲焼きも美味しいけど、うなぎの味がダイレクトに伝わるこちらも食べてほしい」とおすすめの「白焼き」です。「こちらは塩やわさび醤油も良いんですが、地元の“へつか橙の白いぽん酢”で食べてみてほしいです」と中村さん。「ぽん酢で食べるの初めてですが、すごく合う!酸っぱすぎず香りが良いから、うなぎの美味しさがより引き立てられます」とにっこり。

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焼きたての美味しいうなぎを満喫し、大満足の山之内さんでした。ちなみに、鹿屋市では、ふるさと納税の返礼品として特産のうなぎが大人気。おなじく「へつか橙の白いぽん酢」も返礼品として人気商品。山之内さんも味わった鹿屋の味覚をご自宅で堪能してみるのも良いかもしれません。
詳しくはふるさと納税サイト「ふるラボ」から。

かのやばら園

日本最大規模を誇るバラ園。バラの見頃となる春と秋には、「かのやばら祭り」を開催している。春の開花シーズンは、鹿児島の温暖な気候を生かし、全国に先駆けて毎年5月のゴールデンウィーク頃に満開を迎える。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市浜田町1250番地
電話番号 | 0994-40-2170

株式会社西日本養鰻(ようまん)

先進的な閉鎖循環式のタンク養殖を取り入れ、温度調節や殺菌などの水の管理を徹底して行い、健康なうなぎを生育している養鰻場。この設備は、うなぎにとってストレスも少なく生育も早い。そんな良好な生育環境で育ったうなぎは「若うなぎ」という名称で人気を博している。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市串良町細山田3937
in KANOYA CITY

中村優花さん
かのやカンパチロウさん

Profile

おふたりとも鹿屋市ふるさとPR課で活躍している。

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鹿屋の絶品うなぎ!

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02.

心も体も大満足
ほっこりスポットとは⁉

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続いては、透明な鳥居と赤い千本鳥居があるフォトジェニックな神社として話題の「神徳稲荷神社(じんとくいなりじんじゃ)」にやってきました。こちらではユニークなおみくじも人気とのことでやってみることに。おみくじは、そのまま読むこともできますが、水につけると文字が浮かび上がるように見えてくるのだとか。

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社務所の前にある池で、浮かび上がるおみくじの文字を見ていると2人目のロコレコさん・藤元智美さんが声をかけてくれました。藤元さんは車のフロントガラスの製造過程で出る廃材でできた超透明絵の具を使用したアート「ディンプルアート」の講師として鹿屋を盛り上げる活動をしているそうで、今回は“ロコレコの題字”の作品を作ってきてくれました。

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SNS映えする話題のパワースポット「神徳稲荷神社」をあとにして、藤元さんがレコしてくれるのは「心も体も元気になれる“ほっこりスポット”」とのこと。「自然豊かで、すごく癒やされる雰囲気ですね。なんだか帰省してきたような気分になります」と山之内さん。

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「ここは元気印の菜園畑(さえんばっけ)と言って農業体験や郷土料理が楽しめる農家民宿なんですよ」と、藤元さんの案内で中に入ります。そこで元気な笑顔で迎えてくれたのが堀之内節子さんです。「元気印の菜園畑」は堀之内さんご夫婦が鹿屋市で初めてオープンした農家民宿。牛小屋を改装して作ったという1日1組限定、貸し切りのお宿です。

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「ここに来たらやっぱり農業体験をするのがおすすめですよ」と言うおふたりに誘われ、畑にやってきました。「たくさんの野菜がとれるから一緒に収穫しましょう」と藤元さん。「今の時期は“ピーマン”や“長なす”に加えて“えびすかぼちゃ”や、生でも食べられる“甘長ししとう”がとれるんですよ」と堀之内さんの説明を聞きながら収穫していきます。

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「きっと晴れていても良い景色なんだろうけど、雨音も心地よいし、野菜に雨粒がついているのもキラキラしてかわいい!安心して心がひらけます」と笑顔で収穫する山之内さん。すると珍しい野菜も収穫しました。「これはなんですか?」と目を丸くする山之内さんに、堀之内さんが応えてくれます。「これは“赤らっきょう”って言って特有の辛みが少ないから生でも食べやすく漬物以外のお料理にとても合うんですよ」とのこと。

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「たくさん野菜を収穫したから、みんなでかき揚げにして食べましょう」と藤元さん。「かき揚げ大好きです。すごく楽しみ」とみんなでお料理します。「鹿児島では“かき揚げ”のことを“ガネ”って呼ぶんです。“カニ”の意味なんですけど、サツマイモを細く切り、溶いた小麦粉に混ぜて揚げてできあがった姿が“カニ”に似ているからなんですって」と藤元さんが教えてくれました。

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「サツマイモやニラ、ニンジンなどを入れるのが一般的なんですけど、今日は特別。収穫した野菜と赤らっきょうも入れて“すずちゃんガネ”ですね」と堀之内さん。「嬉しい!みんなで収穫してお料理して、オリジナルだから楽しいです」と山之内さん、オリジナルの「すずちゃんガネ」をいただきます。「外側はサクサクしてるけど中はホクホクで美味しい!赤らっきょうもクセがないけど彩りと食感のアクセントになって最高です」と旬の味を楽しみました。

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「鹿屋の魅力をより深く知ってもらえる癒やしの場所として、また鹿屋のことを知るきっかけとしてもおすすめで是非すずちゃんに紹介したかったお宿なんです」と藤元さん。「リフレッシュを超えました。また絶対来たいです!第2の実家として来ても良いですか?」と山之内さん。「次に来たときは“おかえり”と言うからね。そばの手打ちもあるし、また元気な野菜を食べに来てね。それまで元気に活躍してね!」と堀之内さんの素敵な言葉と“ほっこり”をいただいたのでした。

神徳稲荷神社(じんとくいなりじんじゃ)

1676年に創建されたと伝わる神社の社殿を2018年に再建した神社。左右には白狐が鎮座しているスケルトンの鳥居がSNSを賑わせているフォトジェニックなスポット。ほかにも千本鳥居、えんむすびの大石などがある。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市新栄町1771-4
電話番号 | 0994-36-0303

元気印の菜園畑(さえんばっけ)

種まき・収穫・出荷などの農業体験や赤飯・元気印野菜のサラダ・ピーナツ豆腐などの田舎料理作り、カブトムシやクワガタ採り、花の寄せ植え・盆栽など、鹿屋の田舎を満喫できる1日1組限定の農家民宿。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市吾平町上名2949-2
電話番号 | 0994-58-7025
in KANOYA CITY

藤元 智美さん

Profile

ディンプルアートや一筆書きが得意で講師をしている。

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農家民宿で素敵な体験

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03.

記憶に残る絶景
幾多の星に包まれる夜を

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「わー!初めてみました。桜島だー!遮るものがなくて迫力があるし、今日はもやがかかって神秘的な感じですね」と、やってきたのは「輝北うわば公園」です。こちらで出会ったのは3人目のロコレコさん・写真家の竹下政博さんです。竹下さんは元々は大工の棟梁をやっていたのですが、退職してからは趣味だった写真を本格的にはじめたそうです。

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「写真家さんっていうことは、桜島もよく撮影されるんですか⁉」と質問する山之内さんに竹下さんが応えます。「桜島はよく撮りますよ。でも、ここからみる桜島は鹿児島市内からみるのと、ちょうど反対側でちがう表情をみることができるんですよ」とのこと。「鹿児島にはたくさんの写真スポットがあるので、すごく魅力的なんですよ。その中でも、今日は鹿屋市でしかみられない絶景をレコします」と少し移動することに。

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日が暮れ始めた頃、竹下さんの案内でやってきたのは、輝北うわば公園内にある「輝北天球館」です。「すごく格好良い形の建物ですね。まわりには何もないし、なんだか幻想的です」と山之内さん。「ここは標高約550メートルにある天文台で美しい星々が観測できる所なんです。私がレコしたいのは美しい鹿屋市の星空です」と竹下さん。中に入ると館長の竹井高志さんが迎えてくれました。「早速、星をみてみましょうか?今日はちょっと空模様があやしいですが…」と竹井館長。

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残念ながら今回は、厚い雲にはばまれ星の観測をすることができませんでしたが、「輝北うわば公園」で撮影した竹下さんの作品を見せてもらうことになりました。「すごい!こんなに美しい星空がみられるんですね。それだけに、くやしい…絶対に来てまたリベンジします」と山之内さん。「なんだか、申し訳ない…鹿屋市の誇りでもある私が一番美しいと思っている星空、必ずみにきてくださいね」と言う竹下さんに「竹下さんの素晴らしい作品の数々をじっくりみられたので嬉しかったです。思いも深まりました」と応えます。

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「輝北うわば公園」は、付近に明るい建物がなく、錦江湾をはさんで反対側に鹿児島市があるが、その明かりも桜島に阻まれ星空がきれいにみえるそうです。環境庁主催の全国星空継続観測(スターウォッチングネットワーク)で、これまでに幾度も“日本で最も星が輝いて見える場所”に選出されている美しい星空に思いを馳せる山之内さんでした。

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ちなみに「輝北天球館」では、天体観測ドームに、口径65cmの「カセグレン式反射望遠鏡」が設置されており、晴れた夜には、様々な天体を観望できるそうです。スターウォッチングの名所で星空を見上げるのはツウの楽しみ方かもしれません。

輝北うわば公園

標高550mの高台にあり、鹿児島湾に浮かぶ桜島、霧島連山、太平洋、高隈山など360度の大パノラマが眺められる公園。周辺には牧場や風車もあり異国情緒の漂う場所。宇宙をイメージした輝北天球館をはじめアスレチック広場やキャンプ施設もある。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市輝北町市成1660-3
電話番号 | 099-485-1900
in KANOYA CITY

竹下 政博さん

Profile

鹿屋市在住の写真家。数々のコンテストで入選している。

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ここでしか見られない星空

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04.

愛されて50余年
地元に根付くグルメ処

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次なるロコレコさんに会いに、鹿屋市の市街地エリアにやってきた山之内さん。こちらで出会ったのは自転車ロードレースチーム「CIEL BLEU KANOYA(シエルブルー鹿屋)」に所属する古谷田貴斗(こやたたかと)さんです。古谷田さんがレコしてくれるのは「昔から地元民から愛されている食堂」とのこと。「地元グルメ、楽しみです!」と意気揚々と向かいます。

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古谷田さんに案内されてやって来たのは、地元の人気店「小松食堂」。迎えてくれたのは専務の松下幸治さんです。松下さんによると「先々代の祖母が開業して50余年変わらぬ味で地元の方から愛していただいています」とのこと。「地元の味があるのは嬉しいですよね。それにしてもたくさんメニューがある。古谷田さんのおすすめを頼みましょう」とオーダーしてもらいます。

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最初に持ってきていただいたのは、なんと3人前のジャンボサイズ鹿屋産野菜たっぷりの「びっくりジャンボちゃんぽん(税込1,350円)」です。「でっかいですねー!みたことないサイズ!レンゲ⁉おたま⁉お箸は菜箸ですよ…しかも、お安い」と驚く山之内さん。「アスリートなので油を摂りすぎたりとかはよくないのですが、ちゃんぽんだと野菜もしっかりで助かります。今日は特別。ジャンボで!」と古谷田さん。「美味しい!スープがまず美味しいし野菜がたっぷり。麺もモチモチで最高です」と喜ぶ山之内さん。

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次にだしていただいたのは、10食限定の「かのや豚バラ丼(税込1,000円)」。「こちらは“鹿屋の黒豚バラ肉”と“ばらのまちかのや”でコラボしたソウルフード丼です。この豚バラは、醤油ダレに24時間漬け込んで焼き上げたものなので手間暇がかかっているため限定10食なんですよ」と古谷田さんが教えてくれます。「これは本当に美味しい!甘い醤油ダレと豚バラのジューシーさで、お米が進みます。ペロリといけそうです」と食が進みます。

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また「かのや豚バラ丼」についてくる小鉢にも鹿屋市の郷土料理があるんだとか。「実は、この“だっきしょ豆腐”も美味しくて、鹿屋をはじめ、大隅半島で昔から食べ続けられる伝統の郷土料理なんですよ。“だっきしょ”は“落花生”のことで、芋でんぷんと水だけで作られているんです」と古谷田さんが説明してくれます。「これも美味しい!もちもちしてる。おかずでもスイーツでもいけそうです」とお気に入りの様子。

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「地元の方に愛されている意味がすごく分かった気がします。鹿屋の食材や郷土料理、たくさんのメニューがあって、何度でも来たくなるのがわかりますよね」と笑顔の山之内さん。「昔から馴染みのあるお店が喜んでもらえてすごく嬉しいです」と古谷田さんも応えます。最後は食堂の皆さんと記念写真で締めくくりました。

小松食堂

創業以来、地元民から愛され続ける小松食堂。特にボリュームたっぷりのちゃんぽんは人気メニュー。初代のおばあさまの時代から守り続けている変わらぬ製法の秘伝スープのとりこになる人が、あとをたたない。鹿屋市役所にも支店を出店している。また「だっきしょ豆腐」も人気のメニュー。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市北田町9-5
電話番号 | 0994-42-2075
in KANOYA CITY

古谷田 貴斗さん

Profile

自転車ロードレースチーム「CIEL BLEU KANOYA(シエルブルー鹿屋)」チームキャプテン。

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山盛りちゃんぽん&かのや豚バラ丼

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05.

鹿児島県認定ブランド
至高の食感と味わいの逸品

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この旅、最後のロコレコさんに会いに来たのは「菅原神社」です。こちらで出会ったのは「うしの中山」で鹿児島黒毛和牛を育てる畜産業に携わる中山弥生さんです。「うしの中山」は通称「和牛オリンピック」といわれる2022年全国和牛能力共進会8区で日本チャンピオンにも輝いた実績もある日本有数の和牛農場です。

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そんな“食のプロ”とも言うべく中山さんがレコしてくれるのは「鹿屋が誇る海の幸を堪能できる」場所なんだとか。「鹿屋市は畜産業や、農業だけでなく漁業も盛んなので、ぜひ召し上がっていただきたいです」と中山さんに連れてきたもらったのは「みなと食堂」です。「海の幸ですか⁉実はこの旅で“カンパチロウ”さんにお会いしていたので、漁業が盛んなのは知っていましたよ。楽しみです」と山之内さん。

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「ぜひ、そのカンパチを堪能してほしくて」という中山さん。山之内さんは、中山さん一押しの「かんぱち漬け丼定食」を。中山さんは「すずさんにどうしても食べてほしい料理がついてくる」という「A定食」をオーダーしました。まずは「かんぱち漬け丼」をいただきます。「最高に美味しいです。漬けになっているから、ごはんがどんどん進みます。それにこの“アラ炊き”美味しすぎます。こんな美味しいの初めてです」と箸が進みます。

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「私の定食についてきた“ヒメアマエビのかき揚げ”と“かんぱちナゲット”も召し上がってください。特に“かんぱちナゲット”は珍しいと思います」と中山さんにすすめられいただきます。「かき揚げは香りがすごくて甘味もあるし、ナゲットは初めての食感。旨味がすごいしフワフワ。最高です」と山之内さん。

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「よろしければ、こちらも召し上がってみませんか?」と店員さんのご厚意で、試作中の「かんぱちの餃子」をいただくことになりました。「美味しい!すごくフワフワしてる。揚げ餃子だけど、パクパク食べられます。魚の旨味もしっかり。カンパチロウさんより早くこの味を知ってしまったかも」と舌鼓を打ちます。

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「鹿屋市はカンパチの養殖を早くから行っていて鹿児島県認定のブランド魚なんです。そんなこだわりの“かのやカンパチ”。みなと食堂さんは色んなお料理で幅を広げてくれて、本当に美味しいから、またすぐ来たくなるんです」と中山さん。「すぐに来れる環境が羨ましいです。私も“かのやカンパチ”大好きになりました。鹿屋市、最高です!」と大満足の山之内さんでした。

みなと食堂

水揚げされたばかり「かのやカンパチ」をつかった、おいしい料理がリーズナブルに食べられる鹿屋市漁協直営の食堂。その味を求めて訪れるファンは多く平日のランチタイムでも行列ができるほど。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市古江町7440-3
電話番号 | 0994-46-3020

うしの中山(なかやま)/モダン焼肉 中山亭 鹿屋店(ちゅうざんてい)

ロコレコの中山さんが働く「うしの中山」の黒毛和牛を味わうことができる本格焼肉店。中山亭を堪能できるコースメニューや贅沢な厚切り肉などその日に最も食べごろの素材をいただくことができる。最初は塩とわさびだけをつけて肉のうまみを味わうのが、おすすめとのこと。そんな「うしの中山」の最高のお肉は、ふるさと納税の返礼品としてご自宅でも味わえます。肉本来の美味しさを凝縮した鹿児島黒牛のハンバーグなど返礼品の詳細は、ふるさと納税サイト「ふるラボ」から

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市王子町3952-2
電話番号 | 0994-45-6450

菅原神社(荒平天神)

海に突き出た島のような岩山上(天神島)に建立された神社。学問の神様、菅原道真公が祀られている。岩山の頂上にある社殿に参拝するには、ロープを使い急な階段をのぼる。また、大潮の満潮時には海に浮かぶ島となりさらに幻想的な光景を見せてくれる。

INFORMATION

住所 | 鹿児島県鹿屋市天神町4014
電話番号 | 0994-31-1121
in KANOYA CITY

中山 弥生さん

Profile

「うしの中山」常務取締役。約5年前に牧場の仕事を手伝うために移住してきた。

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かのやのブランドカンパチ

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