愛媛県東温市、西条市|深呼吸しに、愛媛のまん中へ 里山ひろがる東温、水の都・西条
2026.10.24
高層ビルがそびえる首都クアラルンプール、世界遺産の街マラッカとペナン島ジョージタウン、マングローブの森が広がるランカウイ島、ボルネオ島のキナバル山。マレーシアは、日本よりひとまわり小さい国土に、都市の魅力と熱帯の自然が詰まった国です。
そんなマレーシアのおすすめ観光スポットを、旅サラダの番組で訪れた場所や現地在住ガイドが教える穴場を中心に、都市ごとに22か所紹介します。名物料理を味わえるグルメ店やお土産店もあわせて掲載しているので、マレーシア旅行の計画に役立ててください。
※掲載している施設情報は、すべて取材・調査当時のものです。
マレーシアは、マレー半島の南部と、南シナ海を挟んだボルネオ島の北部からなる東南アジアの国です。半島部は北でタイと国境を接し、南はシンガポールと橋で結ばれています。ボルネオ島は、インドネシア、ブルネイと分け合う島です。マレー系、中国系、インド系をはじめ多くの民族が暮らす多民族国家で、それぞれの民族がもつ多様な文化が、ひとつの国に凝縮されています。


クアラルンプールからペナン島とランカウイ島へは国内線で約1時間、ボルネオ島のコタキナバルへは約2時間半です。マラッカへはクアラルンプールからバスで約2時間。約150km離れた高原のキャメロンハイランドへは、車やバスで向かいます。
マレーシアの首都クアラルンプールは、かつて錫(スズ)の鉱山の町として発展した、国内最大の都市です。地名のクアラは「川の合流地点」、ルンプールは「泥」を意味します。高層ビルが並ぶ近代的な街並みに、チャイナタウンやモスク、英国統治時代のコロニアル建築が残るオールドタウンが溶け込み、多民族国家マレーシアの縮図のような街です。クアラルンプール国際空港からKLセントラル駅までは、KLIAエクスプレスなら約30分で着きます。

86階の展望デッキから、クアラルンプールの街並みを一望できるペトロナスツインタワー(PETRONAS Twin Towers)。高さ452m、88階建ての2つのタワーが並ぶ、街を象徴するランドマークです。現在も、ツインビルとしては世界一の高さを誇ります。41階と42階には2つのタワーをつなぐ2層のスカイブリッジが架かり、86階の展望デッキがあるのは、地上370mを超える高さです。
建物のデザインにも注目したいところ。各フロアの平面は、2つの正方形を組み合わせたイスラムの幾何学模様の八芒星がもとになっていて、内装にはマレーシアの手工芸品や織物の模様が取り入れられています。
見学は時間枠ごとの定員制なので、日程が決まったら公式サイトのオンライン販売でチケットを購入しておくと安心です。見学時刻の15分前には入口に着いている必要があり、遅れると入場を断られることもあるため、時間に余裕をもって向かいましょう。

マレーシアの手工芸品や布製品、地元のお菓子などのお土産をまとめて探せるセントラル・マーケット(Central Market)。1888年に生鮮市場として建てられた歴史ある建物を生かした、マレーシアの文化と芸術、工芸の発信地です。
館内には、バティックや伝統衣装の店をはじめ、マレーシアらしさを感じる店やレストランが軒を連ねます。毎日開催されるバティックの絵付けや、植物の染料で肌に一時的な模様を描くヘナ・アートといった伝統文化に触れる体験、絵の中に入り込んだような写真を撮れる3Dアートの美術館など、買い物のほかにも楽しみは多彩です。
チャイナタウンのペタリン通り(Jalan Petaling)やムルデカ広場からは、歩いて5分ほど。チャイナタウン散策の途中に、あわせて立ち寄るのがおすすめです。

黄金期と呼ばれた1960年代のチャイナタウンの空気に浸れる、クアラルンプールの路地、鬼仔巷(クワイ・チャイ・ホン/Kwai Chai Hong)。ペタリン通りの路地裏に、当時の街をテーマに再生された通りです。入口をくぐると赤いランタンが連なり、建物の壁には、ここで暮らした人々の日常を描いた壁画が並びます。近代的な高層ビル街とは一線を画す、古きよき時代にタイムスリップしたような雰囲気が魅力です。
鬼仔巷は広東語で「ゴーストレーン」を意味する言葉で、かつてこの界隈を走り回っていた子どもたちを「鬼仔」と呼んだことが名の由来とされています。壁画の前に立つと、まるで壁画の一部になったような一枚を撮れるのも楽しみのひとつです。古い自転車や木の椅子、はげかけた壁の質感も、懐かしい雰囲気を引き立てています。アートの展示は季節ごとに入れ替わるので、訪れるたびに違った作品に出会えるのもうれしいところ。
アートと歴史、写真に残したくなる風景がそろい、地元の人にも親しまれていることが、旅サラダの現地在住ガイドがこの路地をすすめる理由です。路地を抜けた先には小さなカフェやバーが点在しているので、散策の途中にひと休みしてみてください。

ペトロナスツインタワーを背景に、夜は虹色に輝く姿を楽しめる歩行者専用橋、ピンタサン・サロマ(Pintasan Saloma)。トーチ(たいまつ)をイメージした、らせん状にねじれるフォルムの橋で、全長は約370mあります。
この橋の魅力は、昼と夜でまったく違う表情を見せることです。夕暮れどきには橋に少しずつ明かりがともり、天気のよい日には、オレンジ色に染まっていくペトロナスツインタワーを眺めることができます。空が暗くなると、橋全体が虹色に移り変わるLEDの光に彩られ、ツインタワーを背にした撮影ポイントには、写真を撮る人の列ができることもあるほどです。
橋を渡った先は、伝統的な高床式の住宅とローカルな屋台が並ぶカンポン・バル(マレー語で「新しい村」)。高層ビルが並ぶ近未来的な街から、昔ながらの暮らしが残る村へ歩いて渡れるのも、旅サラダの現地在住ガイドがすすめるポイントです。
クアラルンプールの郊外には、湖のほとりに建つプトラモスク、ヒンドゥー教の聖地バトゥ洞窟、青いドームのブルーモスクと、それぞれに姿の異なる名所が、市内から直線で約12〜22kmの範囲に点在します。さらに足をのばせば、紅茶畑が広がる高原キャメロンハイランドへ出かけるのもおすすめです。

湖のほとりに建つ、ピンク色のモスクを見学できるプトラモスク(Putra Mosque)。「ピンクモスク」の呼び名でも知られる、プトラジャヤを代表するランドマークのひとつです。
ローズ色の花こう岩で造られたモスクは、ペルシャのイスラム建築をもとに、マレーシアの伝統的なデザインや地元の工芸、素材を組み合わせたもの。礼拝堂は約1万人を収容できる広さがあります。観光客も、礼拝の時間を除けば内部の見学が可能です。
見学できる時間は礼拝の時間によって変わるため、訪れる前に最新の情報を確かめておきましょう。女性はガウンを着用し、男性もショートパンツなどの場合はガウンを着る必要がありますが、入口で無料で借りることができます。

272段のカラフルな階段を上り、洞窟の中の寺院を参拝できるバトゥ洞窟(Batu Caves)。クアラルンプール郊外にある、マレーシア最大規模のヒンドゥー教の聖地です。
石灰岩の岩山の内部に寺院があり、入口へと続く色とりどりの階段は人気の撮影スポット。洞窟の外にはヒンドゥー教の神ムルガンの巨大な像が立ち、階段の先の鍾乳洞では、天井が空に向かって開けた空間に祠が祀られています。毎年1〜2月ごろのヒンドゥー教の祭り「タイプーサム」の日は、多くの巡礼者でにぎわう特別な日です。
KLセントラル駅からKTMコミューターの終点バトゥ・ケイブス駅まで、電車で気軽に足をのばせます。寺院は祈りの場なので、肌の露出を控えた服装で訪れたいところです。

青いドームとミナレットが白い壁に映える姿を眺め、スタッフの案内で内部も見学できるブルーモスク。正式名をスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah)といい、クアラルンプールの西、シャー・アラムに建つ大規模なモスクです。
ドームやミナレット、アラビア文字のカリグラフィーまで青で統一され、内部では、青いステンドグラスを通した光が礼拝堂を幻想的に照らします。4本のミナレットの高さは142.3m。礼拝堂は最大2万4,000人もの信者を収容できる規模です。
内部はモスクのスタッフの案内で見学する形なので、受付で見学を申し出ましょう。女性はスカーフとガウンの着用が必要で、どちらも無料で借りることができます。見学できる時間は礼拝に合わせて変わるので、公式サイトで当日の時間を確認してから出かけると確実です。

一面に広がる紅茶畑を眺めながら、涼しい高原の空気を味わえるキャメロンハイランド(Cameron Highlands)。標高約1,500mに位置する、マレーシアを代表する高原リゾートです。
気温は一年を通して15〜24℃ほどと涼しく、英国統治時代に外国人の保養地として発展しました。スコーンにクリームと地元産のイチゴジャムを添えたクリームティーも、高原の楽しみのひとつです。
高原で訪れたいのが、マレーシアの紅茶の7割を生産するBOHの茶園。スンゲイ・パラス茶園では、ティーハウスから谷間に整然と続く紅茶畑を見渡しながら紅茶を味わえるのが魅力です。
クアラルンプールからは約150km離れ、交通手段は車かバスに限られます。BOHの茶園は月曜が休み(祝日・学校の休暇期間を除く)なので、移動時間と曜日に余裕をもって日程を組んでおくと安心です。
マレー半島南部のマラッカは、15世紀に誕生したマラッカ王国のもとで、マラッカ海峡を行き交う東西交易の要衝として栄えた街です。16世紀以降はポルトガル、オランダ、イギリスの統治が続き、西洋と東洋の文化が共存する独特の街並みが生まれました。2008年には、ペナン島のジョージタウンとともに世界遺産「マラッカ海峡の歴史都市群」に登録。主な見どころは徒歩圏内にまとまっているので、のんびりと歴史散歩を楽しめます。

サーモンピンクの建物に囲まれて、オランダ統治時代の街並みを歩けるオランダ広場。17〜18世紀の歴史的な建物が美しく残る、マラッカ観光の中心地です。
広場でひときわ目を引くのが、1753年、オランダ統治時代に建てられたキリスト教会(Christ Church)。マレーシア最古のプロテスタント教会で、現在も信者が静かに祈りを捧げています。建設当時のまま残る天井の梁は、継ぎ目のない一本の木から切り出されたものです。隣に建つスタダイス(Stadthuys)は、オランダの総督の執務所として建てられた、アジアに現存する最古のオランダ東インド会社の建物で、現在は歴史民族誌博物館などが入る博物館群になっています。マラッカの成り立ちから独立までの歴史をたどれるのも魅力です。
広場にある「I love Melaka」のモニュメントは人気の記念撮影スポットで、華やかに飾られた自転車タクシー「トライショー」の乗り場にもなっています。トライショーは時間制でチャーターできるので、歩き疲れたときの移動手段にすれば、世界遺産の街を無理なく巡れて便利です。

マラッカの街並みとマラッカ海峡を一望できる、丘の上のセントポール教会(St. Paul’s Church)。1521年にポルトガルによって建てられた教会の跡で、重厚な外壁が今も残ります。
教会跡の隣には、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの像。丘の上からは、夕暮れどきの街並みも眺めることができます。

マラッカの街を流れる川の上から、世界遺産の街並みを眺められるマラッカ川クルーズ(Melaka River Cruise)。約45分で約9kmを巡る、マラッカ観光の定番です。
ボートは世界遺産地区の中心を進み、オランダ風の建物や戦前のショップハウス、マレーの伝統家屋が残るカンポン・モルテン、川沿いの建物に描かれたカラフルな壁画など、変化に富んだ景色が次々に現れます。夜は川沿いの建物がライトアップされ、夜間だけの噴水の演出も見どころです。
1日乗り放題で、川沿いの14の乗り場で自由に乗り降りできるチケットもあります。街歩きの足として利用するのも便利です。
多民族国家マレーシアのなかでも、異なる文化の共存を色濃く感じられるのがペナン島。マレー、中国、インド、そして西洋の文化が入り混じり、中心地ジョージタウンにはコロニアル建築や色鮮やかな寺院、壁画アートが点在します。島の北部にはビーチリゾートが広がり、街歩きとリゾートステイの両方を楽しめるのが魅力です。

東西の文化が溶け合う歴史的な街並みを、歩いて巡れるジョージタウン(George Town)。18世紀以降、イギリスの貿易の拠点として栄えたペナン島の中心地で、2008年にマラッカとともに世界遺産に登録されました。
見どころのひとつが、「ハーモニー通り」と呼ばれるマスジッ・カピタン・クリン通り。モスク、ヒンドゥー教の寺院、中国寺院、教会が一本の通り沿いに立ち並び、異なる信仰が共存してきた街の歴史を物語ります。海の上に杭を立てて建てられた木造家屋が並ぶクラン・ジェッティ(一族ごとの姓が付いた桟橋)や、藍色の外観が印象的なチョン・ファッ・ツィー・マンションも、この街らしい風景です。
世界遺産地区は約2.5平方kmとコンパクトで、徒歩や自転車、トライショーで巡れます。日差しが強い日は、トライショーに乗って移動するのも一案です。寺院やモスクを訪れる際は控えめな服装を心がけ、入る前には靴を脱ぐのが一般的なことも覚えておくと、戸惑わずに済みます。

パラセーリングなどのマリンスポーツを楽しめる、ペナン島北部のバトゥ・フェリンギ(Batu Ferringhi)。白い砂浜沿いにリゾートホテルが立ち並ぶ、ペナン島を代表するビーチリゾートです。
パラセーリングでは、ペナン島の海の上を空中散歩するような気分を味わえ、ジェットスキーやバナナボート、ウィンドサーフィンなども充実。ビーチ沿いには気軽な食堂から海辺のバーまで飲食店が並びます。夕日を眺めながらの食事や、にぎやかなフェリンギ・ウォークでの買い物も楽しみです。

ケーブルカーで山頂へ上り、ジョージタウンの街並みを見渡せるペナン・ヒル(Penang Hill)。最も高い峰の標高は833mで、18世紀後半に開かれた歴史をもつ丘です。
1924年に正式に開業したケーブルカーなら、急な斜面を約5分で山頂へ。山頂からはジョージタウンと2本のペナン大橋を180度見渡せ、夕暮れどきに街の明かりがともっていく眺めも見事です。山頂一帯には原生林が広がり、2021年にユネスコの生物圏保存地域に指定されました。
山頂駅から歩いて5分ほどの自然公園ザ・ハビタット ペナン・ヒル(The Habitat Penang Hill)では、森の遊歩道を歩き、ペナン島で立ち入れる最も高い展望台から島を見渡せるのも魅力です。
ケーブルカーの切符は麓駅の窓口でも購入できますが、訪問の24時間前までにオンラインで購入しておけば、列に並ぶ時間を短くできます。ザ・ハビタットの入園券は別料金です。

プラナカンの豪華な暮らしぶりを垣間見ることができる、ジョージタウンのペナン・プラナカン・マンション(Pinang Peranakan Mansion)。19世紀末に建てられた邸宅に、裕福なプラナカンの当時の暮らしを再現した博物館です。
プラナカンは、中国から渡ってきた人々を祖先にもち、マレーやイギリスの習慣を取り入れて独自の文化を築いた人々で、男性はババ、女性はニョニャと呼ばれます。邸宅には、中国の木彫りのパネルや英国製の床タイル、スコットランド製の鉄細工が取り入れられ、館内に展示された当時の骨董品などは1,000点以上。プラナカンの女性が結婚式やお祝いの席で着る伝統衣装「ケバヤ」をレンタルすることもできます。
館内では写真や動画の撮影が禁止されているので注意が必要です。無料のガイドツアーが用意されているので、展示の背景まで詳しく知りたい人は参加してみてください。

海風を感じる散歩と、ペナン名物の屋台料理を一度に楽しめる海沿いの並木道、ガーニー・ドライブ(Gurney Drive)。ジョージタウン中心部から車で約10分の、海沿いに続く通りです。
日中はガラス張りの建物やショッピングモールが並ぶ通りでカフェや買い物を楽しめ、夕暮れどきには空が茜色に染まります。
夜は屋台街「ガーニー・ドライブ・ホーカーセンター」が活気づき、酸味のきいた魚介スープの麺ペナン・ラクサや、エビ入りの炒め麺チャークイティオ、串焼きのサテーなどを、波の音を聞きながら外のテーブルで味わえるのが魅力です。
日没前の18時30分ごろに着けば、夕景から屋台街のにぎわいへの移り変わりまで楽しめます。古きよきペナンと新しいペナンを一度に味わえる場所として、旅サラダの現地在住ガイドがすすめるエリアです。
南シナ海とマラッカ海峡、アンダマン海に囲まれたマレーシアには、数々のビーチリゾートがあります。なかでも人気を誇るのが、ランカウイ島です。マレー半島の西海岸に浮かぶ、大小99の島々からなるランカウイ諸島の中心の島で、諸島は2007年、東南アジアで初めてユネスコ世界ジオパークに認定されました。手つかずの自然が残るマングローブ林や透明度の高い海など、神秘的な自然に出会える島です。

約2kmにわたって続く真っ白な砂浜と、エメラルドグリーンの海を楽しめるパンタイ・チェナン(Pantai Cenang)。レストランやお土産店が並ぶ、ランカウイ島で最もにぎやかなビーチです。
日中だけでなく夕方の景色も見事で、島の人々もわざわざ足を運ぶ夕日の名所として知られています。旅サラダの現地在住ガイドのおすすめの場所は、空港からパンタイ・チェナンへ向かう入口付近の湾岸沿い。19時ごろになると、島影のシルエットを映しながらアンダマン海の水平線に太陽がゆっくりと沈み、空と海がオレンジから赤、そして群青色へと移り変わっていきます。
観光地のにぎわいから少し離れ、この島で暮らす人と同じ目線で夕景を眺められるのも、このビーチの楽しみです。日没の時刻は季節によって前後するので、夕日を目当てにするなら18時台の後半に湾岸沿いへ着いておけば、沈んでいく夕日を最初から見届けられます。

ゴンドラに乗って、熱帯のジャングルの上からマチンチャン山の頂上近くへ上れるスカイキャブ(SkyCab)。ランカウイ島の西海岸、マチンチャン山のふもとから出発するケーブルカーで、ランカウイ観光の中心ともいえる存在です。
ゴンドラが進むのは、5億5,000万年以上前の地球最古級の岩の上。標高650mの中間駅では360度の眺めが広がり、標高708mの頂上駅の展望台からは、そびえ立つ岩の尖塔や切り立った崖、深い谷を間近に眺められ、晴れた日にはタイ南部まで見渡せます。
見逃せないのが、山の上に架かる長さ125mのスカイブリッジ(SkyBridge)です。1本の塔から吊られた、曲線を描く橋で、部材はすべてヘリコプターで運び上げて組み立てられ、橋の上からは、マチンチャン山脈とアンダマン海、周りの島々のパノラマを楽しめます。
チケットはオンラインで来場日を選んで購入する方式で、日付の変更や払い戻しはできないため、日程を決めてから予約するのが確実です。毎週水曜は12時からの運行になるので、水曜に訪れるなら午後に予定を組んでおきましょう。

マングローブの森と切り立った石灰岩の岩山の間を、ボートで巡れるキリム ジオフォレスト パーク(Kilim Karst Geoforest Park)。ランカウイ島の東部に広がる、島の3つの主要なジオフォレストパークのひとつです。
石灰岩が浸食されてできた岩山や海食アーチが続く水辺を進む人気のマングローブツアーでは、ランカウイを象徴するワシが空を舞う姿や、岸辺で暮らすサルやオオトカゲ、トビハゼなどに出会えます。ボートに同乗する専門のガイドが、目にした動植物について説明してくれるのも魅力。木道の先には、コウモリがすむ洞窟もあります。
コタキナバルは、世界で3番目に大きい島、ボルネオ島の北部を占めるサバ州の州都です。英国領時代には「ジェッセルトン」と呼ばれ、現在はKota Kinabaluの頭文字から「KK」の愛称で親しまれる港町で、ボルネオ観光の拠点となっています。郊外には世界遺産のキナバル公園が広がり、沖合には海洋公園の島々が浮かぶなど、豊かな自然も魅力です。

マレーシア最高峰のキナバル山を仰ぎながら、熱帯の山の自然を散策できるキナバル公園(Kinabalu Park)。2000年に、マレーシアで初めて世界遺産に登録された自然公園です。
標高4,095mのキナバル山を中心に、低地の熱帯雨林から高山の低木林まで6つの植生帯が連なり、数千種もの植物が育ち、固有の植物が多いことでも知られています。標高約1,520mの公園本部の周辺には散策路や植物園があり、ウツボカズラや希少なランなどを観察できるのも魅力です。
植物園のガイド付き見学は9時・12時・15時に、自然散策のガイドウォークは11時に行われるので、時間を合わせて参加してみてください。山頂をめざす登山には、登山許可と登録ガイド、中腹の山小屋の宿泊が必要で、枠や宿の事前予約が欠かせないため、登るなら早めに計画を立てておくのがおすすめです。

オランウータンやテングザル、ボルネオゾウなどの動物を間近で観察できる、ロッカウィ・ワイルドライフパーク(Lok Kawi Wildlife Park)。コタキナバル市内から約21kmの郊外にある、サバ州野生生物局が運営する動物公園です。
200頭以上の動物が暮らし、園内は動物園と植物園に分かれています。動物園ではマレーグマやマレートラにも出会え、植物園を通る1.4kmのジャングルの散策路では、世界最大の花として知られるラフレシアの花が咲いていることも。
動物の紹介と餌やりは金曜を除く毎日2回行われるので、時間が合えば見学してみてください。入場は予約なしの現金払いのみで、帰りの車は見つかりにくいことがあるため、タクシーや配車サービスで訪れるなら、帰りの足もあわせて手配しておくのが確実です。

穏やかな海でシュノーケリングやマリンスポーツを楽しめるサピ島(Pulau Sapi)。コタキナバルの沖約3kmに広がるトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園の、5つの島のひとつで、なかでも人気の高い島です。
幅200m、長さ500mほどの小さな島で、周りの海は流れが穏やかなため、子ども連れやシュノーケリングが初めての人にも向いています。干潮時には、砂州づたいに隣のガヤ島まで歩いて渡れることも。
島からの帰りの最終便は16時なので、時間に余裕をもって船着き場へ戻りましょう。入島に必要な自然保護費の窓口ではパスポートなどの身分証を求められるので、忘れずに持参してください。
複数の民族がともに暮らすマレーシアでは、ココナッツミルクとスパイスのマレー料理、点心から麺まで多彩な中華料理、カレー文化のインド料理、そして中国料理にマレーのスパイスやハーブを取り入れたニョニャ料理を中心に、バラエティ豊かな味に出会えます。代表的な名物料理は、国民食のナシレマ、漢方の香るスープ料理バクテー、串焼きのサテー、スープ麺のラクサ、炒めご飯のナシゴレン、チキンライスなど。ここでは、番組と現地ガイドが紹介する店を集めました。

豚のスペアリブを漢方やニンニク、香辛料でじっくり煮込んだスープ料理を味わえる、クアラルンプールの新峰肉骨茶(サンホンバクテー/Sun Fong Bak Kut Teh)。マレーシアのローカルフード、肉骨茶(バクテー)の人気店です。
バクテーは、中国系移民の労働者のスタミナ食として生まれた料理。ご飯や揚げパンと一緒に食べるのが地元流なので、組み合わせて味わってみてください。

マレーシアの国民食ナシレマを、好みのおかずと組み合わせて味わえるナシレマ ワンジョー カンポンバル(Nasi Lemak Wanjo Kg Baru)。クアラルンプールのカンポン・バルで親しまれる、ナシレマの店です。
ナシレマは、ココナッツミルクで炊いたご飯にサンバルソースや小魚を添え、チキンや煮込み、ゆで卵など、さまざまなおかずを混ぜて食べるマレーシアの伝統の朝ごはん。ピンタサン・サロマを渡った先のカンポン・バルにあるので、橋の散策とあわせて立ち寄るのにもぴったりです。

伝統の味を現代風にアレンジしたマレー料理を、洗練された空間で味わえるビジャン(Bijan)。クアラルンプールにある、現地でも評判の上質なレストランです。
メニューには、魚のココナッツ煮やシダの若芽の和え物といった村の伝統料理から、牛肉のルンダンやエビのかき揚げ、魚の酸っぱ辛い煮込みなどの定番までがそろいます。スパイスとココナッツミルクで牛肉をじっくり煮込んだ「ルンダン・トッ(Rendang Tok)」などの料理に合わせて、ワインを選べるのも、この店の楽しみ方のひとつ。

サテーやチキンライス、チャークイティオなど、マレーシアのローカルフードを食べ歩きできるクアラルンプールの屋台通り、ジャラン・アロー(Jalan Alor)。ブキッ・ビンタン地区で夜ごとにぎわう屋台通りです。
50軒以上の屋台がひしめき合い、日暮れとともに活気づき、夜が本番。バクテーや海鮮炒め、空心菜炒め、マレーシア風のかき氷「ABC」まで、手ごろでおいしい料理がそろい、開放感のある屋外のテーブル席で味わえます。
屋台は雨の日に休むことが多いので、天気のよい夜を選んで出かけるのがおすすめです。

40種類以上の点心から好みのものを選んで味わえる、ジョージタウンの富二代(Fu Er Dai)。ペナン島で人気の、飲茶のレストランです。
中国系の人々が多いペナン島では、点心は朝食の定番。シューマイ(烧卖)や唐辛子の肉詰め(酿辣椒)、エビの腸粉(鲜虾肠粉)、流沙包などが並び、朝の時間に訪れれば、ペナンの習慣を体験できます。

色鮮やかで縁起のよいモチーフが描かれたプラナカン陶器で、伝統菓子ニョニャクエとのティータイムを楽しめるニョニャパラゾ(Nyonya Palazzo)。ジョージタウンにある、ニョニャクエが人気のカフェです。
お菓子と一緒に味わえる飲み物には、黒糖コーヒーなどがそろいます。

豪華なプラナカンの装飾に囲まれて、コース仕立てのニョニャ料理を味わえるケバヤ ダイニングルーム(Kebaya Dining Room)。ジョージタウンにある、ニョニャ料理のレストランです。
ニョニャ料理は、中国料理の食材や調理法に、マレーシアのスパイスやハーブ、木の実、ココナッツなどを融合させた料理。この店では、古典的なニョニャ料理に、各国の味わいや革新的な技法でひねりを加えた一皿を楽しめます。
ディナーはセットメニューのみで、入店は18時からと20時からの2回に分かれているので、どちらかの回に合わせて夜の予定を組んでおくとスムーズです。

日本人にも親しみやすい、油を控えめにした客家(ハッカ)料理を味わえるクアラルンプールの客家飯店(Hakka Restaurant)。1956年創業のマレーシア中華料理の老舗で、日本からの駐在員にも親しまれている店です。中国の華北地方にルーツをもつ人々がアジア各地に広めた料理を中心に、中華の伝統料理まで幅広いメニューがそろいます。
旅サラダの現地在住ガイドのおすすめは、店の看板メニュー「豚の角煮」。豚バラ肉と野菜を黒醤油で煮込んだ、ほろほろとほどけるような食感の角煮を、セットの饅頭にのせて一緒に食べるのがこの店の流儀です。フカヒレや鶏肉、カニ身、卵などの炒め物をレタスで巻いて食べる「フカヒレの卵炒め」も人気があります。
大人数で訪れるなら、名物の火鍋(スチームボート)を囲むのがおすすめです。6時間かけて仕込んだスープで、野菜や鶏肉、エビ、肉団子などの具材を煮て味わい、締めには自家製の麺が用意されています。火鍋の注文は2人前からです。

マレーシアの朝食文化を象徴するカヤトーストを、通勤前の人々に交じって味わえるアー・ウェン・コー(Ah Weng Koh Hainan Tea & Coffee/阿榮哥)。クアラルンプールのICCプドゥのフードコートにある、40年以上の歴史をもつ海南風コピティアム(中華系の喫茶店)です。
カヤトーストは、ココナッツミルクと卵、砂糖、バニラに似た甘い香りのハーブ、パンダンリーフを煮詰めたカヤジャムとバターを、焼いたパンにはさんだ朝食で、マレーシアが発祥とされています。この店では厚めのパンをしっかりトーストし、バターとジャムをたっぷりはさんでいて、食感と甘さ、塩気のバランスがよく、半熟卵と一緒に食べるのが現地のスタイルです。カヤジャムは、カスタードクリームに似た味わいがあります。
旅サラダの現地在住ガイドが特にすすめるのは、お茶とコーヒーを混ぜた飲み物「Cham」との組み合わせです。コーヒーの苦みとお茶の風味が重なり、カヤトーストとよく合います。クアラルンプールの空港やスーパーでも瓶詰めのカヤジャムが販売されているので、お土産にもぴったり。営業は昼過ぎまでなので、朝食の時間に合わせて訪れたいところです。

炭の香りをまとった火鍋を味わえる、ジョージタウンのチュアン・イー・チャコール・スチームボート(Chuan Yee Charcoal Steamboat)。中心部のマカリスター通りの近くにある、地元で人気のカジュアルな炭火火鍋の店です。
ガス火ではなく炭火で鍋を温める伝統的な手法がこの店の特徴で、温まるほどに具材にほんのりと炭の香りが移り、スープに深いコクと香ばしさが加わります。魚介や肉、野菜、豆腐、麺などの具材を選び、自分でスープにくぐらせて煮込むスタイルで、炭火の音や立ちのぼる湯気も、日本の鍋とはひと味違う楽しみです。
大きな円卓を囲み、ペナンの人々と同じように鍋をつつく過ごし方が、旅サラダの現地在住ガイドのおすすめ。人気店なので、席を確保したいなら予約してから出かけると安心です。

ランカウイ島の新鮮なシーフードを、多民族国家マレーシアらしい料理で味わえるレストランRTランカウイ(Restoran RT Langkawi)。島の中心地クア・タウンにある、島の人々にも親しまれている店です。
マレー料理や中華料理、インド料理、西洋料理を融合させた、店独自の料理がそろいます。レンガを基調に木のテーブルが並ぶ店内は、落ち着いた雰囲気です。気さくなオーナーがメニューを丁寧に説明してくれる、家庭的な温かさも魅力。
旅サラダの現地在住ガイドのおすすめは、意外にも「カレーパン(Curry Prawns in The Loaf)」です。器に見立てたデニッシュパンにカレーをたっぷり盛り、大ぶりのエビをのせています。ココナッツの甘みとエビのうまみが溶け合う、スパイシーでコク深いエビカレーをパンにつけながら味わう、この店の名物です。定休日が決まっていないため、訪れる前に営業日を確かめておきましょう。
マレーシアのお土産の定番は、ろうけつ染めの布バティックや錫(スズ)製品のピューター、キャメロンハイランドで育つBOHの紅茶、ホワイトコーヒー、ランカウイ島の特産として知られるナマコ石鹸など。番組と現地ガイドが紹介するお土産店を集めました。

植物柄や幾何学模様が施されたバティックのサロンやシャツを購入できる、バティック・ラー コレクション(Batek-Lah Collection)。ジョージタウンにある、バティックの専門店です。
バティックは、溶かしたろうで模様を描き、染料で布を染める「ろうけつ染め」でつくられる布。腰に巻く布サロンやシャツは、身にまとえる旅の記念になるお土産です。
ペナン島の街並みを切り取った写真を、プリントや雑貨にして持ち帰れるショップハワード(Shop Howard)。ペナン島に暮らす写真家のハワード・タンが営む、ジョージタウンの雑貨店です。
店内には、ハワードが撮影した街並みの写真や、写真をもとにつくられたさまざまな雑貨が並びます。「ハーモニー通り」と呼ばれるマスジッ・カピタン・クリン通り沿いにあるので、ジョージタウンの街歩きの途中に気軽に立ち寄れるのも便利です。

伝統のバティックを現代的なデザインに仕立てたファブリック製品を購入できる、クアラルンプールのバティック・ブティック(Batik Boutique)。2009年創業の、地元の職人と連携しながら持続可能なものづくりを続けるブランドで、クアラルンプール中心部の店のほか、モント・キアラやプトラジャヤのショッピングモールにも店舗があります。
ワンピースやシャツから、クッションカバーやテーブルランナーなどのインテリア用品まで、製品はさまざま。ネイビーやベージュ、グレーなど落ち着いた色合いでまとめられていて普段使いしやすく、日本人にも人気です。伝統の布を日常に取り入れやすい形で提案している点を、旅サラダの現地在住ガイドも気に入っています。ネクタイやトラベルポーチ、バティック柄の文房具など、ちょっとしたギフトに向く小物がそろっているのも魅力です。
バティックづくりを体験できるワークショップも開催されていて、つくったバティックはバッグなどの製品に仕立てて持ち帰れます。予約は公式サイトから受け付けているので、参加したい人は旅程が決まったら申し込んでおくと確実です。

ほろっと崩れる食感のピーナッツクッキーをお土産に選べる、クアラルンプールの人気ベーカリーカフェ、ケニーヒルズ・ベーカーズ(Kenny Hills Bakers)。クアラルンプール郊外の小さな店から始まり、現在は市内に複数の店舗を構えています。
マレーシアは、国民食のナシレマにカリッと揚げたピーナッツが必ず添えられるほど、ピーナッツをよく食べる国です。空港やスーパーにも多くのピーナッツ菓子が並び、ばらまき用のお土産も手軽に選べます。
旅サラダの現地在住ガイドのおすすめは、この店の「Peanut Cookies」です。バターのコクとピーナッツの香ばしさが引き立つ焼き菓子で、持ち運びしやすいボトル入りなのもうれしいところ。サワードウのパンやケーキ、コーヒーも楽しめるので、買い物ついでにひと休みするのにも向いています。

ペナンの伝統菓子タンブン・ビスケットの発祥とされる老舗、ヒム・ヒアン(Him Heang/馨香餅家)。1948年創業の菓子店で、ひと口サイズのタンブン・ビスケットは、この店の創業者が始めたものです。
タンブン・ビスケットは、緑豆の餡を包んだ小さなパイのような菓子。サクサクの生地に、甘じょっぱい餡がよく合います。ほかのパイ菓子より皮が厚く崩れにくいので、持ち帰るお土産にもぴったりです。保存料をいっさい使わないのがこの店の特徴で、買った当日はパリッとした生地と香ばしいごまの香りを、翌日はしっとりとした食感を楽しめます。
菓子はこの店でしか買えず、来店する人の多い人気店なので、まとめて購入したいなら事前に予約しておくと安心です。よく似た名前の偽物も出回っているため、店名を確かめてから購入しましょう。

ランカウイ島の特産品ナマコ石鹸の製造と販売を行う、ピサン・エンタープライズ(Pisang Enterprise Sdn Bhd)。住宅街の一角にある小さな工房です。
ナマコ石鹸は、ランカウイ島で獲れるナマコを原料にした手づくりの石鹸で、マレーシアのお土産店でもよく販売されています。この工房でつくるのは、ナマコから抽出したナマコ水にハーブやココナッツオイルをブレンドした石鹸。オーナーから石鹸づくりのこだわりを直接聞いたり、生産の工程を見学できたりします。お土産店とは違う、ここならではの体験ができるのが、旅サラダの現地在住ガイドが挙げるこの工房の魅力です。
工房内のショップには、フェイシャルソープやボディーローションなど、ナマコ水を使ったさまざまな商品が並び、なかでもバティックに包まれたフェイシャルソープが人気を集めています。住宅街の中にあってわかりにくく、営業時間も決まっていないため、事前に営業を確かめたうえで、レンタカーかタクシーで向かうとスムーズです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 首都 | クアラルンプール |
| 面積 | 約33万km²(日本よりひとまわり小さい) |
| 人口 | 約3,440万人(2026年第2四半期の推計) |
| 言語 | マレー語(公用語)。英語もよく通じ、中国語やタミル語なども話される |
| 宗教 | イスラム教(国教)。仏教、キリスト教、ヒンドゥー教なども信仰されている |
| 通貨 | マレーシア・リンギット(RM)。1リンギット=100セン。日本円や米ドルは使えない。屋台や小さな露店は現金払いが基本 |
| 日本との時差 | マイナス1時間(日本が午前8時のとき、マレーシアは午前7時) |
日本からは、成田・羽田・関西からクアラルンプールへ直行便があり、所要時間は約7時間です。福岡からも、クアラルンプールへの直行便が運航。ペナン島やランカウイ島、コタキナバルへは、クアラルンプールで国内線に乗り継ぎます。マレー半島からボルネオ島のサバ州へ移動する際は、国内線でも到着時にパスポートの確認があるので、手元に用意しておきましょう。
日本国籍の場合、観光目的で90日以内の滞在であればビザは不要です。入国時には、パスポートの残存有効期間が6か月以上あることと、帰りの航空券(または次の目的地への航空券)を求められます。また、マレーシアに入国する外国人は、到着前の3日以内にオンラインでマレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)の登録が必要です。登録の偽サイトも出回っているため、必ず入国管理局の公式サイト(https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main )から手続きしましょう。
マレーシアは年間の平均気温が約27℃の高温多湿の国で、一年を通して夏の服装で過ごせるのが特徴です。乾季と雨季がありますが、日本の梅雨のように一日中雨が降り続けることはあまりなく、雨の多い時期はエリアによって異なります。
| エリア | 主な観光地 | 気候の特徴 |
|---|---|---|
| マレー半島 西海岸 | クアラルンプール、ペナン島、ランカウイ島 | モンスーンの影響が少なく、一年を通して旅を楽しめる。雨季もスコールが短時間降る程度のことが多く、ペナン島やランカウイ島のビーチは一年中遊泳できる |
| マレー半島 東海岸 | レダン島、ティオマン島など | 北東モンスーンの時期は雨が多く、波が高くなって遊泳が禁止される。ホテルが休業する島もある |
| 高原 | キャメロンハイランド | 一年を通して涼しく、朝夕は20℃を下まわることも多い |
| ボルネオ島(サバ州) | コタキナバル、キナバル公園 | 比較的雨の多い地域だが、サバ州はキナバル山がモンスーンをさえぎるため、一年を通して気候は比較的おだやか。登山やビーチの遊泳は一年中できる |
ホテルやレストラン、ショッピングモールなどの屋内は冷房が効いていて寒く感じることもあるため、季節を問わず、薄手の羽織りものがあると安心です。
マレーシアでは、スリや置き引き、ひったくりなどの街頭犯罪に注意が必要です。クアラルンプールのブキッ・ビンタン周辺やジャラン・アロー、バトゥ洞窟などの観光地、KLセントラル駅周辺では、バッグを常に目の届く範囲で持ち、人混みではバッグの口を手で押さえておくと、スリの被害を防ぎやすくなります。ホテルの朝食ビュッフェなどで、荷物を置いたまま席を外すのも避けたいところ。道を歩くときはバイクによるひったくりに備えて、バッグをたすき掛けにし、車道側に持たないようにしましょう。タクシーは流しの車を避け、運転手と料金を乗る前に確かめられる配車アプリを利用するのがおすすめです。
高層ビルとモスクが並ぶ首都クアラルンプールに、紅茶畑の広がるキャメロンハイランド、世界遺産の街マラッカとペナン島ジョージタウン、マングローブの森が広がるランカウイ島、そしてキナバル山がそびえるボルネオ島のコタキナバル。マレーシアは、多民族が暮らす国ならではの文化と料理、熱帯の豊かな自然を、都市ごとに違った表情で楽しめるのが魅力です。旅サラダの番組で訪れた名所や現地在住ガイドが教える穴場を手がかりに、自分だけのマレーシア旅を組み立ててみてください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年11月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。お出かけの際は最新の情報を各施設にご確認ください。
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