岐阜県中津川市|栗のまちに、歴史とグルメと大絶景 ふらりと訪ねる、中山道の旅へ
2026.09.19
伊勢神宮 内宮のすぐそばに広がる「おかげ横丁」は、お伊勢参りの門前町として栄えた江戸から明治期の町並みを再現した観光スポットです。老舗の和菓子屋や醸造元が軒を連ね、食べ歩きはもちろん、伝統の技が光るお土産を探す場所としてもうってつけ。せっかく訪れるなら、伊勢ならではの味や文化を持ち帰れる素敵なお土産を選びたいものですよね。
そこで今回は、おかげ横丁エリアで人気のお土産を紹介します。旅サラダPLUS編集部が独自におすすめの商品を20個セレクトしましたので、お土産選びに迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
※価格や購入場所等は、すべて取材・調査当時のものです。
※当記事は一部に商品PRを含んでいます。

出典:赤福
宝永4年(1707年)の誕生から、およそ300年にわたって伊勢で親しまれてきた「赤福餅」。伊勢土産の定番として知られ、今も多くの参拝客が手に取る和菓子です。
やわらかな餅の上に、なめらかなこし餡を重ねたシンプルな仕立て。餡の表面に描かれた三筋は五十鈴川の清流、白い餅は川底の小石を表しています。名は「赤心慶福」に由来し、相手の幸せを喜ぶ心が込められています。
現在はピンク色の和紙に包まれた折箱入りで、包みを目にしただけでも伊勢らしい風情が伝わってきます。形や名前の由来を知ってから味わえば、土地の文化をより身近に感じられるはず。お伊勢参りの記念として、最初に選びたいお土産です。
明治38年(1905年)、明治天皇の伊勢神宮参拝に際して献上するために生まれたのが「絲印煎餅」です。その由来からも、伊勢との深い結びつきが感じられる銘菓として人気があります。
モチーフとなった絲印は、生糸の取引に使われたとされる印章。判読の難しい文字や細かな文様が残るその意匠が、煎餅にも生かされています。味わいは、軽やかな食感と控えめな甘さが特徴です。
古くから収集家に大切にされてきた工芸美を、気軽なお茶菓子として味わえる。そんな取り合わせにも、この煎餅の面白さがあります。歴史や伝統文化に興味がある方にとっては、文様を眺めて由来に思いを巡らせながら、背景まで含めて楽しめるお菓子です。品のある伊勢土産を選ぶなら、落ち着いた佇まいのこの銘菓を候補に加えてみてはいかがでしょうか。
長寿や幸せへの願いが込められた、松阪に伝わる銘菓「老伴」。安土桃山時代に起源を持つとされ、450年にわたる歴史を紡いできました。
国産米100%の最中皮に手亡羊羹を流し込み、表面を糖蜜で艶やかに仕上げています。最中には長寿を意味する文様が描かれ、紅色の羊羹は太陽を表現。サクッとした皮の食感に、しっかりとした羊羹のコクが重なります。
ひとつずつ手作業で作られているため、味だけでなく意匠にも職人の仕事が感じられます。縁起のよい由来を持つ銘菓は、節目の贈り物や長寿のお祝い、年配の方へ渡す改まった手土産にふさわしい品です。
食べる直前に、自分で餡を最中皮に挟む。そのひと手間まで楽しめるのが「伊勢あんもなか」です。伊勢製餡所が長年培ってきた餡作りの技が生かされています。
つぶ餡には北海道十勝産小豆の品種「雅」を100%使用。小豆と砂糖、清流宮川の伏流水だけを使い、蒸気銅釜で炊き上げています。最中皮は近江羽二重餅の餅米を使い、職人が一枚ずつ手焼きしたものです。
皮と餡が別添えになっているので、食べる瞬間まで皮のパリッとした食感が保たれます。「雅」だけを使ったつぶ餡は、小豆の風味をしっかり味わえるのも魅力。一般的な最中とはひと味違う和菓子を手土産に選びたい方にもおすすめです。
東海道五十三次の関宿で親しまれ、徳川三代将軍・家光の時代から約380年にわたって同じ製法を守ってきた小ぶりな餅菓子が「関の戸」です。
赤小豆のこし餡をやわらかな求肥で包み、仕上げに阿波特産の和三盆糖をまぶしています。口に含むと、求肥のやさしい食感と餡の甘さ、和三盆の上品な風味がゆっくりとなじみます。
古くから抹茶席の菓子として、また日々のお茶菓子として重宝された背景があり、落ち着いた印象の和菓子を目上の方へ贈りたいときにも心強い存在です。桐箱入りの仕様も用意されているため、お祝い事やかしこまった場面の進物として選ばれてきたのも納得です。
おかげ横丁の食べ歩きで、若松屋の「伊勢ひりょうず」を目当てにする人は少なくありません。関東でいう「がんもどき」にあたり、店を代表する人気商品です。
何十種類もの素材から試作を重ね、選び抜いた野菜や魚などをすり身に練り込んでいます。仕込みは製造日の早朝からで、鮮度にも気を配っています。ひと口かじれば、さまざまな具材の食感と風味に次々と出会えます。
口コミをきっかけに評判が広がり、リピーターも多いという伊勢名物。ずっしりと食べ応えがあるので、食べ歩きだけでなく、持ち帰っておかずやおつまみにしても楽しめます。横丁で頬張ったあの食感を、自宅の食卓でもう一度。旅の余韻が続くお土産です。
いつもの料理に少し使うだけで、味の輪郭を整えてくれる「伊勢醤油 吟香仕込み」。三重県産の丸大豆と小麦を使い、伊勢神宮にも奉納されている地醤油です。
独自の「吟香仕込み」は、小麦の香りを引き出す仕込み方。たまり醤油を思わせる深いコクと、濃口醤油らしい華やかな香りを両立しています。おかげ参りで賑わった江戸時代、各地から訪れる参拝客をもてなす料理に使われていた醤油を、今の技術で再現したものです。また、モンドセレクションでは最高金賞を17年連続で受賞しています。
刺身のつけ醤油はもちろん、焼き物の仕上げにも活躍します。お菓子とは違う実用的なお土産として、料理好きの方への贈り物にもよく合います。使うたびに伊勢の旅を思い出させてくれる一本です。
「おかげさま にごり梅」は、こだわりの日本酒「おかげさま」の原酒に、南高梅の梅酒と完熟果肉をたっぷりと加えた、伊勢萬の人気商品です。
日本酒由来のやわらかな口当たりに、梅のフルーティーな香りと爽やかな酸味が重なります。果肉の存在感があるため、口に含むたびに完熟梅の芳醇な風味を感じられるのも魅力。食前酒としてはもちろん、料理に合わせる食中酒としても楽しめます。
梅酒らしい甘みに加えて、吟醸香や果肉感までしっかり味わいたい方に向いている一本。お酒が好きな方へのお土産にするほか、旅先で買って、その日の夕食と一緒に自分で楽しむのもいいものです。
お祝いの席にもよく似合う、鯛の形のかまぼこ。若松屋の「小鯛かまぼこ」は、特上のすり身を使い、焼き色だけで鯛らしい姿を表現しています。
その背景にあるのが、伊勢神宮の鳥居を朱で塗らないように、素材そのものの良さを尊ぶ「伊勢の生成り文化」という考え方。鯛を赤く色付けしないのも、この考え方に沿ったものです。そのまま板わさとして食べるほか、炒め物や鍋、炊き込みご飯の具としても楽しめます。
めでたい姿を生かして、お正月や長寿祝いなど人が集まる席の手土産にするのはもちろん、日々のおかずに取り入れる使い方もできます。甘いもの以外で、華やかさのある伊勢土産を探すときに覚えておきたいかまぼこです。

江戸時代の「おかげ参り」では、飼い主の代わりに伊勢へ向かった犬がいたと伝えられています。その逸話をもとに作られたのが、陶器製の「おかげ犬みくじ」です。
愛らしい犬の置物を裏返し、赤い紐を引くと中からおみくじが出てくる仕掛け。白・黄・黒の3色があり、くじを楽しんだあとは、そのまま机や玄関に飾っておけます。手のひらに収まるほどの大きさで、ちょこんと置くだけでも目を引きます。
飼い主の代わりに旅をした犬の逸話を知ってからおみくじを引けば、お伊勢参りの歴史も身近に感じられます。白・黄・黒から相手に合わせて色を選び、家族や友人へちょっとした旅の記念として配るのも楽しみ方のひとつです。
伊勢志摩の海女たちに伝わる魔除けの印、「セーマン」と「ドーマン」。「盛り塩セット 海女の祈り」は、その2つの印をモチーフに、盛り塩の道具として仕立てた商品です。
星形のセーマンは一筆書きで同じ場所に戻ってくることから、格子形のドーマンは出入口が分からず悪魔が入りにくいことから、魔除けの印と信じられています。付属の固め器を使えば、玄関やキッチン、洗面所などに置く盛り塩を手軽に整えられます。
飾って終わりのインテリアとは異なり、海女の祈りの文化ごと持ち帰れる品です。盛り塩を暮らしに取り入れてみたい方にも向いています。新居祝いの贈り物や、縁起を大切にする方へのお土産にもおすすめです。
貝殻をかたどった「シェル・レーヌ」は、鳥羽で生まれたマドレーヌです。ころんとした見た目と、焼き菓子らしいバターの香りで長く親しまれています。日本ギフト大賞2017で三重賞、第22回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した実績もあります。
三重県産小麦「アヤヒカリ」や北海道産バター、天然のパールシェルカルシウムを使用し、ひとつずつ手作業で焼き上げています。保存料や膨張剤は使わず、素材の風味を生かして、しっとりとした食感に仕上げています。
地元でもおなじみの焼き菓子で、コーヒーや紅茶とも合わせやすい味わい。テーブルに並べると貝の形も目を引くので、来客時のお茶菓子にも出しやすいでしょう。友人や家族へ気軽に渡せる手土産として、年代を問わずすすめられるお菓子です。
阿漕平治が残した笠をかたどった「平治煎餅」は、素朴な見た目と軽い口当たりで長く親しまれてきた三重の銘菓です。
定番の材料は砂糖・小麦粉・鶏卵の3つだけ。創業以来の製法を守り、余計なものを加えずに焼き上げることで、あっさりとした甘さに仕上げています。このほか、チョコを染み込ませたショコラや、アーモンドとバターを加えた銀笠もあります。
昔ながらの味を選ぶのも、ひと味違うフレーバーを試すのも楽しみ方のひとつ。小笠や大笠などサイズにも種類があり、好みに合わせて選べます。軽い口当たりで世代を問わず食べやすいので、家族みんなで分け合うお土産にするのもおすすめです。
使うのは、肉厚で旨みの強い北海道道南産の真昆布。職人が昔ながらの手削りの技でミクロの薄さに削り上げ、「太白おぼろ」に仕立てています。
創業以来伝わる酢で味を引き出し、薄く削ることで、口に入れたときにすっとほどける食感に整えています。おにぎりに巻けばご飯になじみ、お椀に入れて花かつおや醤油、熱湯を加えれば吸い物にもなります。
まずはそのままひとつまみ口に含み、昆布本来の上品な風味を確かめてみるのもおすすめ。ご飯のお供を探している方への手土産にも、自宅用の買い置きにも向いています。和食をよく作る方が、キッチンに常備しておきたくなる昆布です。
名前を見ただけで、おにぎりを握りたくなるのが「おにぎりがぐっと旨くなるお塩」。尾鷲しお学舎が手がける人気の塩です。
原料は、熊野灘の水深415mからくみ上げた海洋深層水100%。独自の低温二段濃縮製法で水分をゆっくり飛ばし、塩角を抑えたまろやかな味わいに仕上げています。しっとりとした粗塩タイプなので、米粒になじみやすいのもポイントです。
普段の食事で気軽に使えるため、華やかさより実用性を重視したいときの選択肢に。おにぎりをよく作るご家庭や、素材を生かしたシンプルな料理が好きな方へのお土産としておすすめです。
慶応元年(1865年)の創業から受け継いできた技で作られる、うおすけの「元祖鮎の甘露煮」。農林水産大臣賞の受賞実績もある、歴史ある鮎料理です。
鮎には一尾ずつ踊り串を打ち、丁寧に焼いたあと、伊勢茶でやわらかく炊き上げます。さらに本醸造たまり醤油を使って何日も煮込むことで、骨まで食べられる仕上がりに。鮎の風味とたまりのコクがなじんだ味わいです。
季節のご挨拶や帰省の手土産など、特別感のある品を選びたいときにも頼りになる存在。家族が集まる日の食卓に、一品加えたいときにも活躍します。創業150年以上の老舗の味は、魚が好きな方への贈り物にも向いています。
酒徳昆布の「汐衣 伊勢茶」は、北海道産の昆布でつくる汐昆布(塩昆布)「汐衣」に、有機伊勢茶をまとわせた一品。見た目の美しさも目を引きます。
昆布の旨みに伊勢茶の爽やかな香りが加わり、後味はすっきりとしています。温かいご飯にのせてお湯を注げばお茶漬けに、そのままお湯を注げば昆布茶になります。
定番の銘菓とは趣の違う伊勢土産を探しているときの選択肢にも。食事の締めの一膳にも、午後の休憩のひとときにも出番があります。和食が好きな方や、温かい一杯でほっとひと息つきたい方への気の利いた手土産として、喜ばれそうです。
華やかな香りのクラフトビールが好きなら、伊勢角屋麦酒の「ペールエール」がおすすめ。3種類のホップが生む、爽やかな香りと心地よい苦味のバランスが特徴です。仕込みの際は、ホップの収穫年ごとの違いを見極めながら、細かな調整を重ねています。
グラスに注ぐと、完熟パッションフルーツやグレープフルーツを思わせる香りが広がり、飲み進めるとほどよいコクと甘みも感じられます。麦芽の主張は控えめで、口当たりはなめらか、後味はすっきり。
食事と合わせるなら、苦味が強すぎない飲みやすさが生きてきます。王道のアメリカン・ペールエールを楽しめる伊勢のクラフトビールは、ビールが好きな方へのお土産にも、旅の記念に自分で味わう一杯にもなります。

出典:伊勢萬
伊勢萬が丁寧に醸す、伊勢ならではの日本酒「おかげさま 大吟醸」。仕込みには、伊勢神宮を流れる五十鈴川の伏流水と、精米歩合40%まで磨いた米を使っています。
爽やかな吟醸香とすっきりした飲み口があり、淡麗な旨みが食事の味を邪魔せず寄り添います。和食の席はもちろん、日々の晩酌でもゆっくり杯を重ねられます。
フランスの日本酒コンクール「Kura Master」では、複数の賞を受賞しています。五十鈴川の伏流水で仕込んだ味わいは、伊勢を訪れた旅の記念の地酒としても選びたいところ。特別な日の食卓で開ける一本として、日本酒が好きな方やお世話になった方への贈り物にもおすすめです。
肥沃な土壌と温暖な気候で育てられた、きめ細かな御薗大根。伊勢岩尾食品がそれを漬け込み、おかげ横丁の直営店「傳兵衛」で販売している伝統の古漬けが「伊勢たくあん」です。
江戸時代から受け継がれる製法で熟成させることで、大根の旨みと発酵による深い風味を引き出しています。古漬けならではの味わいは、白いご飯ともよく合います。
華やかなお菓子とは対照的ですが、土地に根付いた食文化をそのまま持ち帰れる、飾らない品です。伊勢らしさがしっかり伝わる味わいは、漬物が好きな方や、ご飯のお供にこだわる方、昔ながらの味を好む方へのお土産にぴったりです。
定番の銘菓から、老舗が守り続ける発酵食品や地酒、そして伊勢志摩の信仰文化を感じられる雑貨まで、おかげ横丁には贈る相手の笑顔が浮かぶ品々が揃っています。江戸から明治期の門前町を再現した町並みの風情と、代々受け継がれてきた確かな味わいが共存しているのも、このエリアならではの面白さと言えるでしょう。お伊勢参りの前後に立ち寄れば、お土産を選ぶ時間そのものも旅の楽しみになります。
多彩なおかげ横丁土産のなかでも、とくにおすすめの品を紹介しているため、お土産選びに悩んだ際はぜひ本記事を参考にしてくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年9月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。
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