岐阜県中津川市|栗のまちに、歴史とグルメと大絶景 ふらりと訪ねる、中山道の旅へ
2026.09.19
埼玉県滑川町に広がる「国営武蔵丘陵森林公園」で、秋の花畑が見頃を迎えています。「西口ひろば花畑」では、約25万本の「羽毛ゲイトウ」が9月17日に咲きそろい、10月中旬まで美しい状態が続く見込みです。
また「運動広場花畑」では、国内でも類を見ない大規模植栽の「サルビア(ローマンレッド)」約8,000株が、切り戻しによる株の若返りを経て9月20日に3度目の見頃に。11月上旬頃まで、秋の深まりとともに鮮やかさを増す紅の花畑が広がります。
秋の訪れを実感できる気候となってきた今日この頃。秋風に揺れる色とりどりの花穂に、季節の移ろいを感じてみませんか?

西口の改札(入園口)から徒歩約5分の「西口ひろば花畑」では、約25万本の羽毛ゲイトウが9月17日に見頃を迎えました。例年並みの時期で、10月中旬まで楽しめる予想です。
ふわふわとした花穂が特徴の羽毛ゲイトウは、赤・黄・オレンジ・ピンク・ローズ・スカーレットの6色が植えられ、各色のコントラストが引き立つボーダー(縞)模様にデザインされています。秋空の下に幾筋も連なる色の帯を、じっくり眺めてみてくださいね。

羽毛ゲイトウはヒユ科ケイトウ属で、アジア・アフリカなどを原産とする一年草。草丈は60cmほどで、羽毛のような花穂をまといます。ケイトウの名前は、形や色がニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭(ケイトウ)」と呼ばれたことに由来し、英名でも「cockscomb(鶏のトサカ)」と名付けられています。古くから世界中で愛されてきた花です。
日本へは奈良時代以前に中国や朝鮮半島を経由して渡来し、万葉集では「韓藍(カラアイ)」の古名で激しい恋の象徴としても詠まれました。赤い色を活かした貴重な植物染料として重宝されていた歴史も持っているようです。室町時代頃から、その特徴的な姿に注目した「鶏頭」の名で親しまれるようになりました。万葉の歌人も見つめた花と思って眺めれば、揺れる花穂がいっそう味わい深く映りそうです。
植栽面積:約4,500㎡
植栽方法:苗植え(8月上旬〜9月上旬)

南口・中央口の改札(入園口)から徒歩約20分の「運動広場花畑」では、昨年の試験植栽を経て今年初めて、国内でも類を見ない大規模な面積に植栽した約8,000株のサルビア(ローマンレッド)が、9月20日に3度目の見頃を迎えました。
サルビア(ローマンレッド)は、開花後に切り戻しを行うことで茎から新しい芽が育ち、再び花を咲かせるのが特徴です。同園では9月7日の週に2度目の切り戻し作業を実施。それから約2週間で株が若返り、一面が深紅に染まりました。花は11月上旬頃まで楽しめる見込みです。
秋に気温が下がると花はいっそう鮮やかさを増し、茎や軸もシックな紅に色づきます。夏とは一味違う、深みのある色合いの絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

サルビアはシソ科アキギリ属(サルビア属)で、南米などを原産とする多年草。セージもサルビアの仲間で、園芸品種を含めると品種数は数千に及びます。同園で植栽しているローマンレッドは、2つの異なるサルビアを掛け合わせたハイブリッド品種で、耐寒性も備えています。草丈は40〜60cmほどで、赤みを帯びた軸と葉のコントラストが美しく、深紅の花を咲かせます。
サルビアの名は、ラテン語で「健康」や「無事」を意味する「salvus(サルバス)」に由来し、古くから人々の健康を支えるハーブとして大切にされてきました。英名の「sage(セージ)」は、仏名の「sauge(ソージュ)」から変化したといわれています。日本では一般的に、観賞用のものを「サルビア」、ハーブや食用・薬用のものを「セージ」と呼び分けています。2度の切り戻しのあとに咲き直した3度目の花を、間近で確かめてみてください。
植栽面積:約3,500㎡
植栽方法:苗植え(6月中旬〜下旬)

国営武蔵丘陵森林公園は、明治百年を記念する事業の一環として、武蔵野の面影を残すロケーションを活かして開園した全国で第1号の国営公園。自然を失いつつある都市の住民が、緑を通じて人間性を回復する場として設置されました。
東京ドーム65個分もの広さを誇る園内には、日本最大級のエアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」や、24種類の木製アスレチックがそろう「冒険コース」、全長約17kmの「サイクリングコース」など、家族で体を思いっきり動かして遊べる施設がたくさん。9月27日までは「水遊び場」も開放中です。都市緑化植物園では四季折々の風景や木々、草花も楽しめるので、花畑とあわせて一日たっぷり過ごすのもおすすめです。

6色のボーダー模様が秋風に揺れる「西口ひろば花畑」と、紅に染まる「運動広場花畑」。色も表情も異なる秋の2つの花畑を、ひとつの公園で巡れるのはこの季節ならでは。羽毛ゲイトウの見頃が続く見込みの10月中旬ごろまでなら、両方の花畑を見比べられます。
なお10月3日・4日は、秋の都市緑化月間にあわせた無料開園日(駐車料金は別途)。最寄りの東武東上線「森林公園」駅までは池袋から急行で59分と、都心からの日帰りにもちょうどいい距離です。秋晴れの一日、花穂が揺れる森林公園へ出かけましょう ♪
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