佐賀県唐津市|また来たくなる、海のまち。味も、人も、唐津。
2026.06.27
2026年7月4日(土)放送の『旅サラダ』に、俳優の宮澤エマさんが出演。初めての奈良で、世界遺産の元興寺や国宝に指定されている五重塔などを通して古都の歴史に触れながら、地元の大和牛など絶品グルメを巡る1泊2日の旅を満喫しました。今回の旅を振り返りながら、放送中のドラマ『マイ・フィクション』(毎週日曜よる10時15分から放送)で演じている、主人公 伊川正樹の妻・真弓役についてもお話いただきました。

ーー今回の旅先に、奈良を選ばれた理由は?
ずっと行ってみたいなと思いながら、お仕事でもプライベートでもなかなか機会がなくて、今回リクエストさせていただきました。歴史が好きで平安時代にすごく興味があって、京都には1人旅などで訪れるのですが、平安以前の奈良時代や飛鳥時代にはこれまであまり触れる機会がなかったので、ずっと気になってたんです。
ーー実際に訪れてみていかがでしたか?
奈良公園の鹿が、テレビ越しで見るよりインパクトがあり衝撃的でした! あれだけ至近距離で野生の動物と触れ合えるのも珍しいですよね。それから若草山にあるお宿に泊まらせていただいたんですけど、風景がすっごく素敵でした。今回はあえてメジャーな観光地を外して訪れたこともあり、京都に比べると観光客の方もそこまで多くなく過ごしやすかったですね。それから、かき氷が有名だと知らなかったのですが、「ほうせき箱」さんの一杯が本当においしかったです! 今年初めてのかき氷を堪能させていただき〝かき氷始め〟ができました。撮影の合間にいただいたロケ弁も地元の食材が使われていて、なにをいただいてもおいしくて感動しました。大和牛や大和野菜もおいしかったですし、ほかにも冬はジビエが有名だと伺ったので、今度はそういった食を目掛けて訪れたいですね。
ーーお宿で大和牛のうにしゃぶを召し上がられた時のじっくりと噛み締めるようなリアクションが印象的で、おいしさがすごく伝わってきました。
見たことのないような贅沢な一品で、あのお料理を目掛けて泊まりに行かれる方がたくさんいらっしゃる理由がわかるほど絶品でした。食レポでは伝えきれないぐらいの〝旨味の爆発〟で、本当はカメラが回っているのでリアクションやレポートをしないといけないのですが、じっくりと味わわせていただきました(笑)。
ーーロケ以外の時間も奈良を満喫されましたか?
スケジュールの都合でゆっくりと他を回ることはできなかったのですが、撮影後にホテルの方のご好意で、焚き火ができるスペースでマシュマロを焼いて食べたりとゆっくり過ごさせていただきました。ロケもゆったりとした旅だったので各所を満喫しながら回ることができ、プライベートだったら今度はこういうところに行きたいなと考えながら楽しませていただきました。しっかりリサーチしないとたどり着けないような神社だったり、ほかにもいっぱい深掘りできるところがたくさんあるのでまた行ってみたいですね。
ーー今回は平城宮跡歴史公園や世界遺産の元興寺のほか、「女人高野」として親しまれる室生寺で国宝の五重塔、国の特別史跡にも指定されている石舞台古墳などを巡られましたが、史跡や貴重な資料・展示を通して奈良の歴史に触れてみていかがでしたか?
あれだけ近くでゆっくりと見ることができるなんて思っていなくて、身近に日本の歴史を感じられるところが奈良の魅力ですね。オンエアにはなかったんですけど、元興寺さんで重要文化財に指定されている「智光曼荼羅(ちこうまんだら)」の絵を見せていただいたり、貴重な歴史の一部を至近距離で見ることができて感動しました。石舞台古墳は中に入って、実際に触れることができたり、国宝も間近でじっくりと見ることができたので、すごく贅沢な時間でした。
ーー大河ドラマなど時代劇で当時の暮らしを演じられることもあると思いますが、歴史を巡る旅で感じたことはお仕事にも繋がったり、逆に演じてきたからこそ歴史の資料などへの興味が深まったりと影響する部分もありますか?
あると思います。例えば今回の古墳は、理解を超えるようなサイズ感で現実味がないけれど、実際に人が何年もかけて作って、そこには人の営みがあったんだということを感じることができました。あれほど大きなものを建ててもらえる身分の人たちがいて、そこには社会があって、どんなことを思いながら石を運んで作ったのだろうか。古墳の中に雨が溜まらないように水はけを考えて、水路を作る技術があったのかとか……。6〜8世紀の日本と言われてもあまりに昔過ぎてリアルな想像はできないけど、実際にその場所に行って触れてみると想像力をすごく掻き立てられる。そういった体験は、お芝居で歴史上の人物を演じる上でも、成し遂げた偉業や年表に残っているような事柄だけでなく、そのさらに向こうにある一人一人の人生だったり、生活の営みに思いを馳せることに繋げることができるんじゃないかなと思います。
ーーちなみに、旅をするうえで心掛けていることはありますか?
なるべく写真は撮るようにしていますね。やっぱり人の記憶って曖昧なので、撮ることによって覚えていたりするので。それから1人旅の時もなるべく外食してその土地のものをいただいたり、お酒も飲むのでバーに行って交流することも多いですね。お土産は香りがするものをよく買っているかもしれません。例えば香水やキャンドル、それから珈琲豆や紅茶など、香りを通して旅の記憶を呼び戻すことができて、お家に帰ってからも旅の余韻を楽しめるものが好きです。

ーー放送中のドラマ『マイ・フィクション』では、玉森裕太さん演じる主人公・伊川正樹の妻・真弓を演じられています。複雑なサスペンス・ラブストーリーですが、最初に脚本を読まれた時の感想についてお聞かせください。
原作のあるドラマがたくさん作られている時代に、オリジナルの脚本ということ自体がすごくチャレンジで、とっても意欲的なサスペンス・ラブストーリーだなと感じました。緻密に組み立てられていて、いろんな伏線が回収されたり、点と点がこうやって結びつくのか……という伏線回収が起こる物語が何層にも積み重なっているんです。なので最初は「何が起きてるの?」と理解できないこともあると思います。1話と2話はセットだと思っていて、そこから一気に物語にギアが1つ入って展開されていくので、全話を見てこそ楽しめる作品だと思います。
ーー先が読めない、とても考察したくなるストーリーですよね。
そうなんです! みなさん予告動画の時点で前のめりに考察を楽しみながら、いろんなヒントを探してくださっているんです。スピンオフドラマにもヒントが隠されていたり、オマージュするようなセリフがあったり。先ほどの旅行の話でいえば、例えば記憶に結びつくアイテムとして写真なんかもそうですよね。正樹と真弓の旅行の話や写真もいっぱいあるんですけど、そういったところにヒントが隠されているかもしれません。
ーー1秒たりとも目が離せませんね。
美術部さんやスタッフのみなさんが、いろんなところに細かくヒントを入れてくださっていて。出演している我々ですら最初は気づかないようなところに隠されていたりします。最初に台本をいただいた時は、「え。ちょっと待て待て待て待て!待って!」みたいな(笑)、整理しなきゃいけないことがたくさんありすぎて、追いつけずに確認しないといけないことがたくさんあったぐらい、本当におもしろいドラマになっていると思います。
ーー玉森さん演じる正樹が記憶を失う以前と以後で関係ががらりと変わりますよね。演じる上での距離感や役へのアプローチもすごく難しかったのではないかなと感じました。
すごく難しかったです。真弓はとっても複雑なバックグラウンドを持っているキャラクターなので、何をどう、どこまで表現するかという選択をしていくことがとても難しくて。自由度が高い分、どう表現するかかなり悩みました。ただ、やっぱり正樹の目線、視点から描かれているドラマなので。特に1話のラストから2話にかけての、正樹にとっては絶望を味わうような真弓の裏切りは、誰を信じていいのかわからなくなるような突き放し方をしなくてはいけなかったところは難しかったです。1話の冒頭10分で描かれる、この世に存在するとは思えないような結婚6年目のラブラブいちゃつきぶりから(笑)、愛の正反対は嫌いじゃなくて無関心だと言われるような、存在すら忘れ去られる状況の落差が衝撃的で……。そうやって記憶をなくしてでも、お互いに惹かれ合うものはあるのか、という揺れ動きが2話では垣間見ることができたと思うので、その先はどうなっていくのか注目していただきたいですね。
ーー玉森さんとは初共演となりますが、ご一緒されてみていかがでしたか?
初日からいきなり夫婦の幸せな生活を表現するシーンがたくさん続いたので、ちょっと緊張しました。お互いまだ役として生きてる時間が短い状況だったので、手探りな部分もたくさんあったのですが、「こういう風にしてみる?」「どうしたらいいんだろうね」とカジュアルに相談できたのもとてもありがたかったです。記者会見でも話したんですけど、いきなり初日から耳かきをされるというシーンだったにも関わらず、とても紳士にリードしてくれて。楽しく撮影をできたのは玉森さんが気を使わないように配慮してくださったからかなと思います。同世代なので撮影の合間も楽しくおしゃべりしたり、空き時間にしりとりしたり、今何時か当てる謎のゲームをしたりと、いきなり仲のいい夫婦を演じるためにもたわいもない遊びでコミュニケーションをとりながら撮影してました。
ーーここからどんな展開が待ち受けているのか……とても楽しみです。最後に、改めて読者の皆様にドラマの見どころをお願いします!
このドラマの魅力は、なんといっても先の展開が読めないところだと思います。それぞれの登場人物なりに複雑な事情があって、その糸が巧妙に絡まりあっていきます。それが一体どうやって紐解かれていくのか。こことここが急に繋がるんだ!とか、なにを信じてもよくてなにを信じちゃいけないのかとか、1話の中でもいくつも展開していくので、最近は〝ながら見〟が多いといいますが、このドラマは画面から目が離せないのではないかなと思います。美術部さんのセットや小道具もそうですし、いろんなヒントが隠されているのがこのドラマの面白さなので。そして物語が進んで、何が起きているのかが理解できた時に、今度は「自分がもし同じ立場だったらどうしただろうか」「記憶を共有できなくなった夫婦や友人、家族との関係ってなんなんだろうか」と考えさせられるような、普遍的なテーマが物語の軸になっています。複雑な展開とその普遍的なテーマの2つの層で楽しめる作品になっていると思いますので、ぜひ全話通して見逃さずに楽しんでいただけたら嬉しいです。
ーーリアタイでオンエアを楽しんだ後に配信で見返したり、周りの人の感想や誰かの考察を見てからもう1回見直したり、何度も楽しみたくなるドラマですね!
本当にそうだと思います! 真弓もかなり複雑なキャラクター設定で、これから彼女のバックグラウンドが少しずつ見えてくると思います。個人的には〝5話〟を楽しみに、ぜひ見ていただきたいですね!

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番組情報
『マイ・フィクション』
ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット
毎週日曜よる10時15分
★放送終了後、TVerで見逃し配信
★U-NEXT、Prime Video で全話配信
公式HP:https://www.asahi.co.jp/myfiction/
TVer番組ページ:https://tver.jp/series/sr9at5vz94
限定スピンオフドラマも配信中!ぜひお気に入り登録を。
出演:
玉森裕太、森川葵、宮澤エマ、ジャンボたかお(レインボー)、結城萌、三浦獠太
国仲涼子、 佐戸井けん太、野村周平
脚本:山岡潤平
主題歌:Kis-My-Ft2 / 「My Affection」(MENT RECORDING)
オープニング曲:redraw / 「Karma」(SDR)
取材・文=大西健斗
撮影=福家信哉
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