トリンドル玲奈がゆく贅沢ないわき旅
がんばった自分にささやかな癒やしのご褒美
雄大な太平洋に面した
福島県いわき市は、
海と太陽の恵みが降り注ぐ街。
いわき市
東北地方の最南部に位置する福島県いわき市は、首都圏から電車で約2時間半、クルマで約2時間、宿泊も日帰りも気軽に楽しめてアクセス良好。
温暖な気候と豊かな自然に恵まれた街には、全国的に有名な「スパリゾートハワイアンズ」の他にも、グルメ・リゾート・アクティビティなど多彩な観光スポットが点在している。
太陽光が降り注ぐ癒やしの空間
名店で味わう“常磐もの“
「今回は自分へのご褒美に、どうしても食べたいものがあるんです」というトリンドルさんが、朝一番でやってきたのは、サッカーチームいわきFCの商業施設併設型クラブハウス「いわきFC PARK」。
その3階にお店を構える「ゼリーのイエ」は、知る人ぞ知るゼリーの人気店です。
ショーケースには30種類を超えるゼリーがズラリ。「宝石箱みたい。まさに芸術品ですね」というトリンドルさんがチョイスしたのは、カラフルな季節のゼリーが詰まった「トロピカルゼリー」と自家製チョコレートムースが入った「チョコバナナ」。
ゼリーパティシエの杉山さんは、天然ゼラチン100%の昔ながらの手作りにこだわっているため、いつも午前中には完売してしまうのだとか。
芝生のフィールドで練習するいわきFCの選手たちの姿を眺めながら、テラス席で念願のゼリーを味わうトリンドルさんは、あまりのおいしさにスプーンを持つ手がとまらずあっという間に完食。「ぷるんぷるんですごくおいしい。全種類食べてみたい」とかなりお気に入りの様子。
さらに、自家焙煎コーヒーの香り漂う「RED&BLUE CAFÉ」で自慢のパンケーキを注文。
木村牛乳やあぶくま鶏卵など“メイド・イン・いわき”にとことんこだわったパンケーキは、専門の職人が一枚ずつ手作業でじっくり焼き上げ、フワフワとした食感と優しい甘さが大好評。
パンケーキマニアのトリンドルさんも「とっても軽くて何枚でも食べられちゃいそう」と納得の美味しさでした。
ゼリーのイエ
RED&BLUE CAFE
昔から水族館が大好きで「時間ができると癒されに行きたくなっちゃう」というトリンドルさんは、小名浜港に隣接するドーム型ガラス屋根の「アクアマリンふくしま」へ。
ここは、暖流と寒流がぶつかる「潮目の海」をテーマに約800種類の生き物たちを展示する東北最大級の体験型水族館で、バックヤードツアーや屋外施設での体験プログラムも充実。年間入館者数60万人を超える人気スポットです。
自然光が降り注ぐ開放的な館内には、福島の川・沿岸、サンゴ礁の海、熱帯アジアの水辺など様々なテーマの展示コーナーがあり、中でも圧巻は2階から4階まで吹き抜けの巨大水槽。
この水槽は三角トンネルを境界線に左に親潮(寒流)、右に黒潮(暖流)に分かれ、それぞれの環境を象徴する魚たちがダイナミックに泳ぎ回っています。
三角トンネルをくぐるトリンドルさんが「海の中にいるみたい」と見上げる先には、マグロの仲間やカツオなどの回遊魚たちの姿が。飼育員さんから「水槽の中の魚たちには、人間の姿もちゃんと見えているんですよ」と聞いて興味津々。
一方、カラフルなサンゴ礁の海では、海底からひょっこりと顔を出すチャーミングなチンアナゴの群れに釘付けです。
さらに、水の中でうとうと居眠り中のゴマフアザラシには「眠そうだね?眠い?」と親しげに話しかけるなど、生き物たちとの触れ合いをのんびり満喫。
「素敵な水族館ですね。すごく癒やされちゃいました」と幸福感いっぱいの笑みを浮かべていました。
「大好きなお鮨をお腹いっぱい食べたい」というトリンドルさんは、いわき駅から徒歩10分ほどにある地元No.1と評判の名店「鮨 いとう」へ。
いわき市出身の伊藤悦朗さんが「ここでしか味わえない鮨を」という想いで2006年にオープンさせたお店は、カウンター6席の完全予約制でおまかせコースのみ。今やミシュランに並ぶフランスの美食ガイド「ゴエミヨ」にも掲載される人気店となりました。
「福島の魚は、昔から“常磐もの”として食通たちに評価されてきたブランドなんです」という伊藤さんは、県内の各漁港に出向いて買いつける一方、全国各地の目利き名人から選りすぐりの食材を仕入れているそう。氷の冷気だけで冷やすアナログ式の冷蔵庫は、魚の食感や香り、余韻を味わってもらうための工夫なのだとか。
今回は、アイナメ、スズキ、アカムツなどいわきの地物にこだわった特別コース。「一日中鮨のことを考えている」という伊藤さんならではの趣向が一品一品に尽くされています。
炙りたてで熱々のまま握ったいわき産穴子を一口で頬張ったトリンドルさんは「ふわふわ!一瞬で溶けちゃった」と目をぱちくり。そして南会津の地鶏卵を使った玉子焼きは「口の中に入れた瞬間になくなっちゃった…極上のスイーツみたい」と大満足の様子です。
「いわきって、海も人も透き通るようなピュアな魅力を感じますよね。次はいつ来ようかな?」と、トリンドルさんの“いわき愛”もさらに深まったようです。
【PR】いわき市観光文化スポーツ部観光振興課観光企画係