丁寧に収穫した落花生を当日発送。千葉県名物、大粒の生落花生「おおまさり」2kgと「Qなっつ」のペーストとパウダーのセット
2024.09.14
千葉県を代表する農産物といえば落花生。新しい品種も誕生しています。農園主は元理科の先生という『あんばい農園』は、九十九里平野のほぼ中央、大網白里市で設立した2019年から、落花生を専門に栽培しています。その『あんばい農園』から、粒が大きくて甘みの強い「おおまさり」の生落花生2Kgと、加工に向いている品種「Qなっつ」の濃厚な味わいのピーナッツペースト、香ばしく、ほんのり甘みを感じるパウダー「ぴな粉」をご紹介します。
② 甘みがはっきりで食べやすい「Qなっつ」は加工でうまさアップ!
③ 鮮度と品質を保つため手作業で収穫して選別し、その日のうちに発送
【コレうまポイント①】ゆで落花生専用品種「おおまさり」は大きくて甘みたっぷり
落花生の「おおまさり」は、2007年に品種登録申請が行われた比較的新しい品種です。手にとってみると、最初に驚くのがその大きさです。一般的な落花生の2倍近くあって、食べ応えのよさも魅力です。旨みも強く、実がやわらかいので、ゆで落花生専用品種と言われています。味のよさと大きさ、そして柔らかさに、『あんばい農園』のスタッフさんも「初めて食べたときはとても感動した」と話します。
塩を加えてゆでた「おおさまり」は、ほくほくとした食感。煎り落花生のカリッとした食感とは全く異なり、味は塩味が甘みを引き立てていて、殻をむく手が止まらなくなります。ゆで時間は一般的な鍋なら30〜40分、圧力鍋を使うと6〜8分ですが、一度食べるとその時間や手間も惜しくないと思えるはずです。
【コレうまポイント②】甘みがはっきりで食べやすい「Qなっつ」は加工でうまさアップ!
これまでのピーナッツを超えるという意味を込めて名付けられた「Qなっつ」は2018年デビューのさらに新しい品種で、甘みがはっきりしていて、あっさりと食べやすいのが特徴です。「Qなっつ」をさらに美味しく食べられるようにと、『あんばい農園』で誕生したのが、「Qなっつ」100%の「ピーナッツペースト」とピーナッツパウダーの「ぴな粉」です。
「ピーナッツペースト」は「Qなっつ」をペースト状にすりつぶしただけで濃厚で甘みも感じられると大好評。砂糖や塩も加えていないので、パンに塗るだけでなく、和えものなど料理に使うという愛用者もいます。
「ぴな粉」は天日干しでじっくり乾燥させたあとに煎って、オイル分を一部取り除いてパウダーにしています。香ばしく、ほんのり甘みを感じるパウダーで、スムージーやヨーグルトに加えるなどアレンジも楽しまれています。「ぴな粉」は大さじ1杯分でタンパク質が約3グラム含まれているので植物性のタンパク質を食生活に取り入れたい人にもおすすめです。
【コレうまポイント③】鮮度と品質を保つため手作業で収穫して選別し、その日のうちに発送
『あんばい農園』では、自然の循環を取り入れて落花生栽培を行っているのも特徴です。麦やひまわり、菜の花などを育てて、その藁や茎、葉などを粉砕して土に混ぜて、その栄養で落花生を育てています。
また、大量に発生する草の除去や収穫作業も土の中で育つ落花生を傷つけないように、ほとんどが手作業です。特に鮮度と品質を最大限に保つため小さな傷もつけたくない「おおまさり」は、土から引っこ抜く作業もクワやスキさえ使わず手で行っています。「Qなっつ」の収穫作業も根を切るためにスキを使う程度で、あとはほとんどが手作業です。出荷前の選別作業もすべてのサヤを目で見て、触って感触を確かめながら行う必要があるので機械に頼ることはできません。
重労働の収穫作業が終わった後も、とれたての「おおさまり」を新鮮な状態で食べてほしいとその日にクール便で発送しています。届いたら2日以内に殻ごとゆでて食べるのがおすすめです。
落花生は、収穫したてをゆで落花生として食べられるのは今だけ。大粒で甘味の強い、ゆで落花生専用品種の「おおまさり」や、「ピーナッツペースト」「ぴな粉」を試すと、これまで何気なく食べていた落花生や加工品へのイメージが随分変わってしまうかもしれません。