愛媛県東温市、西条市|深呼吸しに、愛媛のまん中へ 里山ひろがる東温、水の都・西条
2026.10.24
京都・奥嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」にて、平安貴族の美意識に浸り、京都の秋の彩りに没入するシグネチャープログラム『紅葉の私邸でたゆたう時空』の提供がスタートします。平安貴族が愛した奥嵐山の紅葉を独り占めする2泊3日の特別な滞在。期間は2026年11月15日から12月10日まで。
星のや京都が位置する嵐山は、かつて平安貴族が別邸を構え、四季の美しさを歌に詠んだ場所として知られます。特に秋の美しさは格別で、清少納言が『枕草子』で「野は嵯峨野、さらなり(野は嵯峨野が最高である)」と記したほど。
本プログラムでは客室で味わうもみじ鍋、平安貴族さながらに楽しむ舟遊び、静かな朝にオオモミジの下でおこなう深呼吸など、全身で秋を愛でる滞在が提案されます。静寂の中で香りや美食を通し、千年前から変わらぬ秋の真髄を味わい尽くしてみませんか?

本プログラムの特徴に “チェックイン前からすでに滞在が始まっている” 点が挙げられます。京都中心部の喧騒を離れ、川を上る送迎船から鮮やかな紅葉を楽しんだあとは、小倉百人一首の字札を片手に、嵯峨嵐山文華館の副館長・竹本理子氏が語る百人一首にまつわる特別な話に耳を傾けましょう。
小倉百人一首の札を表現したオリジナルの和菓子を味わいながら、嵐山の歴史、平安貴族の暮らしに触れる「古今の糸口の講」。嵐山の歴史を識ることで、その後の滞在をより深く楽しむことができます。

平安貴族の嗜みであった「練香(ねりこう)」を作る体験。練香とは粉末状にした複数の香原料(沈香、白檀、丁子など)に梅肉や蜂蜜を加えて練り合わせ、丸薬状に固めたお香を指します。平安貴族は独自の調合で教養を示し、衣服や部屋に香りを焚きしめていたとのこと。
練香づくりを指南してくれるのは京都の老舗「山田松香木店」。伝統的な香文化を学びながら、秋を象徴する香り「菊花(きっか)」を調合します。平安貴族が過ごした雅な香りに包まれる空間で、嵐山の持つ千年の歴史や情景への理解を深めることができます。

夕食は客室で、もみじ鍋と秋の味覚を。平安初期まで貴族のごちそうとして親しまれていた鹿肉ですが、のちに仏教思想の影響で獣肉食が公に忌避されるようになった……という歴史的背景をご存知でしょうか?
もみじ鍋は鹿肉を植物になぞらえて「もみじ」と呼んだ、歴史的名残を現代に再現した一品です。メインは新鮮な鹿肉をきのこや鹿出汁で味わう鍋。加えて、松茸や渡り蟹といった秋の味覚を盛り込んだ先附、紅葉鯛の向附などが用意されています。平安時代に想いを馳せながら、貴族が愛した味を心ゆくまでご堪能あれ。

2日目の早朝は、大堰川にせり出すように作られた「空中茶室」にて、対岸の小倉山(おぐらやま)の紅葉を眺めながら贅沢に朝粥を味わうところからスタートです。

食事後は「嵐峡の野遊山(のゆさん)」と題した、小倉山にある展望台までの散策をのんびり満喫します。山頂からのぞく、朝日に照らされ彩り豊かに輝く奥嵐山と星のや京都はまさに絶景。そこから星のや京都専用の屋形舟「翡翠」で、ゆっくり宿へ戻ります。
館内の特等席から眺める小倉山、山頂から見下ろす奥嵐山の全景、舟の上から眺める水面に映る紅葉。3つの異なる視点から紅葉を愛でる、朝の特別なひとときです。

平安時代の配色美学である襲(かさね)の色目から着想を得た、彩り豊かなサンドイッチが昼食に登場します。みぶなの出汁巻きが秋の色目のひとつである「黄紅葉」 を、鶏肝と栗が「落栗色(おちぐりいろ)」を表し、京都の秋の美しい色合いを視覚的に楽しめる一品です。お気に入りの場所で食べれば、そこが自分だけの特等席になること間違いなし。

夕食は樹齢400年のオオモミジが佇む「奥の庭」にてアペリティフ(食前酒)を楽しんだ後、日本古来の技法と現代の感性が融合した会席料理『真味自在』を堪能します。食材と食文化の発信地として発展した京都の伝統を根底に、自由な発想が生んだ日本料理です。
食後には、ジャパニーズウイスキーと香木や香原料の組み合わせを提供する「薫香(くんこう)bar」へ。「香りのお酒」と言われるウイスキーの芳醇な香りと香木や香原料の香りが重なり、味わいの変化と調和を楽しめます。京の歴史を秋の夜長に楽しんでみてはいかがでしょう。

最終日の朝は、貸し切りの奥の庭にて「水辺の深呼吸」を行います。オオモミジの下で新鮮な朝の空気を浴び、秋の木漏れ日を感じながらのひとときは、清々しい1日の始まりを感じさせることでしょう。
朝食は客室にいながら、目の前に広がる紅葉と「嵐峡の秋彩(しゅうさい)鍋」に舌鼓。チェックアウト前には、本滞在を振り返りながら限定の菓子「時渡りの三菓(さんか)」を楽しみます。チェックアウト後は屋形舟「翡翠」にて眼前の奥嵐山の紅葉を味わい尽くし、秋の京都をその目に焼き付けてください。
【「紅葉の私邸でたゆたう時空(とき)」スケジュール例】
1日目
13:30 星のや京都 舟待合 ご到着
13:45 結界へと誘う「大堰川の船旅」
14:00 チェックイン
15:00 百人一首を通じて今と平安を繋ぐ「古今の糸口の講」
16:00 老舗香木店の指南で秋の香りを感じる「悠久の香遊」
17:00 もみじ鍋と秋の味覚を楽しむ特別夕食「紅葉の夕餉」を客室で提供
2日目
7:00 空中茶室で味わうおめざ「秋の朝粥」
8:00 私邸を望む山頂への朝散歩「嵐峡の野遊山」
9:00 屋形舟「翡翠」にて平安の舟遊び体験
10:00 秋の植生を知る庭ツアー「私邸の庭散歩」
13:00 特別昼食「かさねのサンドイッチ」を庭や客室などお好きな場所で
17:00 ワインの紅葉酒で楽しむアペロ「深紅の一献」
17:30 伝統と革新が融合した会席料理「真味自在」
21:00 ジャパニーズウイスキーと香りのマリアージュを楽しむ「薫香bar」※別料金
3日目
7:45 樹齢400年のオオモミジの下で「水辺の深呼吸」
8:30 客室にて特別朝食「嵐峡の秋彩鍋」を味わう
11:00 秋の豊かな実りと色彩を感じる出発前のおやつのひととき「時渡りの三菓」
12:00 チェックアウト
12:30 屋形舟「翡翠」でご出発

平安貴族が興じた嵐山にたたずむ水辺の私邸で時を忘れる『星のや京都』。船で大堰川を遡った先では、京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、嵐山の情景を映した滋味豊かな日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常が提供されます。
紅葉の美しさをただ眺めるだけではなく、香りや食、舟遊び、散策まで通して味わえるのが『紅葉の私邸でたゆたう時空』の魅力。平安貴族が愛した土地の歴史や美意識を知ってから紅葉を眺めることで、いつもの秋とは少し違った景色に出会えます。
大堰川を舟で進み、山の上から奥嵐山を見渡し、客室や庭では目の前の紅葉と向き合う。ひとつの場所に腰を据えて秋の京都を堪能する2泊3日は、紅葉シーズンの嵐山をじっくり楽しみたい人にぴったり。千年の時を超えて受け継がれてきた「美しいものを愛でる」という感覚を、現代の旅として体験してみてはいかがでしょうか。
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