愛媛県東温市、西条市|深呼吸しに、愛媛のまん中へ 里山ひろがる東温、水の都・西条
2026.10.24
熊本県南小国町、阿蘇のさらに奥の山あいに約30軒の旅館が集まる黒川温泉。温泉郷全体を「一つの旅館」ととらえる“黒川温泉一旅館”の考え方のもと、入湯手形を手に各宿の露天風呂をめぐれる温泉地です。そんな黒川温泉を訪れる際におすすめしたい旅館・宿15軒を、旅サラダPLUS編集部が厳選しました。泊まるエリアごとに紹介するほか、カップルや女子旅、家族、露天風呂付き客室など、旅の目的に合う宿もまとめています。黒川温泉旅行の宿選びに、ぜひ参考にしてください。
※掲載している施設情報は、すべて取材・調査当時のものです。
※当記事は一部にPRを含んでいます。
黒川温泉の始まりは、首だけになったお地蔵様のためにお堂を建てたところ、その地から湯が湧き出たことだと伝えられています。そのお地蔵様は、いまも温泉街の中心にある地蔵堂に大切に祀られています。また、黒川温泉ならではの風情あふれる山里らしい景観は、旅館組合が剪定や植樹を重ねて景観を整えてきたことによる成果です。そんな黒川温泉を訪れたら、入湯手形(大人1,500円)の購入がおすすめ。25か所の露天風呂から好きな3か所を選んで入浴でき、有効期限は6か月と、ゆっくり湯めぐりを楽しめます。同じ黒川温泉でも、温泉街の中に泊まるか、少し離れた静かな場所に泊まるかで、過ごし方は変わるもの。旅サラダPLUS編集部では、黒川温泉で泊まる場所を3つのエリアに分けて、それぞれの特徴をまとめました。

| エリア | 街の雰囲気 | 向いている過ごし方 | 温泉街の中心までの目安 |
|---|---|---|---|
| 温泉街(中心街) | いご坂から下川端通りがメイン通り。郷土料理の店や土産店、旅館が川沿いに並ぶ | 入湯手形での湯めぐり、食べ歩きや散策(温泉街は徒歩15〜20分ほどで回れる規模) | 温泉街の中 |
| 温泉街(西側) | 温泉街の下流側。高台や雑木林、渓流沿いに静かな宿が建つ | 宿の露天風呂と静けさを楽しみつつ、温泉街にも出られる | 徒歩約15分〜車で約5分 |
| 奥黒川 | 温泉街の上流、東の山あい。しっとりと落ち着いた風情が漂う | 宿にこもって、ゆっくりと過ごす | 車や宿の送迎で行き来する距離 |
いご坂から川端通り、地蔵堂のまわりへと、田の原川の渓流沿いに木造の旅館や商店が建ち並ぶ温泉街。宿から歩いて食べ歩きや湯めぐりを楽しめるのが、このエリアに泊まる魅力です。
「やまびこ旅館」は、筑後川の源流・田の原川のせせらぎを聞きながら、自然に包まれた時間を過ごせる宿。客室は、田の原川を望む和室をはじめ、ミニキッチン付きの和洋室、グループや三世代旅行にも使いやすい広めの和洋室・和室二間など複数のタイプを用意。とくにミニキッチン付きの客室は子連れ旅におすすめ。宿泊棟の2階に位置し、下の階に客室がないため小さな子どもが騒いでも周りに気をつかわずに過ごせます。また、お食事処には子ども用のイスや食器が用意され、離乳食の温めもできるなど、子連れ旅への細やかな配慮が魅力です。
木々と巨石に囲まれた名物の大露天風呂「仙人風呂」では、四季折々に表情を変える山里の景色を眺めながら、ゆったりと湯浴みを楽しめます。また、宿泊者専用の家族貸切風呂も充実しており、岩風呂や親子ひのき風呂、水深150cmの立ち湯など、趣の異なる6つの湯処を用意。予約制や時間制ではなく、空いていればいつでも無料で利用できるため、昼夜を問わず気の向くまま湯めぐりを満喫できます。
食事は夕食・朝食ともに、本館とは別棟の「楓」にある個室でいただけます。熊本県や小国町を中心に厳選した旬の食材を使い、素材本来の持ち味を生かして仕立てた会席料理を、家族だけのゆったりとした空間で味わえるのが魅力です。
黒川温泉の中心街にたたずむ、全8室の小さな宿「ふじ屋」。その原点にあるのは、旅人が道中の疲れを癒やした昔ながらの「旅籠」の精神です。“いい湯・いいお料理・いい布団”を大切にしながら、木のぬくもりが感じられる空間が広がっています。
客室はそれぞれ趣が異なり、温泉街や田の原川を望む川側の角部屋をはじめ、秘密基地のようなロフト付きの遊び心ある客室、ひとり旅にも使いやすいコンパクトな客室などを用意。落ち着いた雰囲気が魅力で、女性のひとり旅でもゆったりと過ごせます。
温泉は、気温や湯の状態によって白濁したり茶褐色を帯びたりと表情を変えるやわらかな湯。女性用浴場には半露天風呂や寝湯が備わり、心地よい湯浴みを楽しめます。さらに岩造りの家族風呂が2カ所あり、滞在中は空いていれば自由に利用できるのもうれしいポイント。
食事は館内の食事処「道草」で。席間をゆったり確保した掘りごたつ席でくつろぎながら、熊本・阿蘇の旬の食材を取り入れた創作会席を味わえます。熊本の地酒との飲み比べを楽しみながら、旅先ならではの美食時間を満喫して。また、夕食後には屋上の「月見台」に上がり、温泉街の灯りと満天の星空を眺めながら、静かな夜の時間に浸るのもおすすめです。
川端通り沿い、田の原川のほとりに建つ「いこい旅館」。泊まれば“居”心地がよく、帰ったあとも“恋”しくなる宿を目指し、訪れる人を温かく迎えています。館内は、長い木の廊下や太い梁、囲炉裏が残され、昔ながらの旅宿ならではの懐かしさを感じる空間です。
自慢は、館内だけで湯めぐりを楽しめる多彩な温泉です。宿泊者はすべての湯処を利用でき、「日本の名湯秘湯百選」に選ばれた露天風呂「滝の湯」では、うたせ湯と野趣あふれる湯船を満喫できます。さらに、茅葺き屋根付きの浴場や露天風呂「美人湯」があるほか、大きな桶を使った「桶風呂」など4つの貸切風呂も無料。その日の気分に合わせて、思い思いの湯浴みを楽しめるのが温泉好きにぴったり。
客室はすべて大人限定で、静かで落ち着いた滞在を楽しめます。古民家を改築した離れ「風坊」や別館「だんだん」には源泉かけ流しの専用風呂が付き、温泉を独り占めできるのも魅力です。
夕食はお食事処で、阿蘇のあか牛や小国の黒豚、自家栽培の野菜など、地元の旬の食材をふんだんに使った和食会席を提供。熊本・阿蘇の豊かな自然の恵みを味わいながら、心ほどけるひとときを楽しんで。
黒川温泉の中心地にありながら、一歩門をくぐれば木々に囲まれた静寂の空間が広がる「お宿 のし湯」。平成5年に温泉棟から始まった宿で、屋号の「熨斗(のし)」には“お客様にお湯を献上する”という思いが込められています。館内には古いもので200年以上前の梁が使われ、まるで昔からこの地にたたずんでいたかのような趣深い雰囲気を醸し出しています。
宿自慢の温泉は、雑木林に囲まれた男女別の「野天風呂」。宿の人たち自ら穴を掘り、木を植え、石を運んで造り上げたというこだわりの湯で、豪快な岩造りの湯船から黒川温泉らしい野趣あふれる景色を楽しめます。宿泊者専用の貸切風呂は5つあり、深さ約120cmの「立ち湯」や「宙ろくの湯」など、それぞれ異なる趣の湯を気兼ねなく満喫できます。
全11室の客室は一室ごとに趣向が異なり、ツリーハウスを思わせる離れや月見台付きの和洋室など個性豊か。滞在シーンに合わせて部屋を選ぶ楽しみも、この宿ならではの魅力です。
夕食は、料理長自ら吟味した旬の食材で仕立てる創作会席。食事の進み具合に合わせて一品ずつ提供される料理の数々で、地元の山の幸や季節の味覚をじっくりと堪能できます。
竹林、渓流、檜の香り。趣の異なる湯をめぐりながら、黒川温泉ならではの自然と温泉の魅力を満喫できるのが「湯峡の響き 優彩」です。
館内にはすべて源泉かけ流しの温泉がそろい、夜にはライトアップされた竹林が湯面に映る内湯「竹林の湯」、左右対称に並ぶ2つの檜風呂が印象的な「双檜の湯」、筑後川源流の滝を間近に望む半露天風呂「渓流の湯」など、多彩な湯処を楽しめます。「渓流の湯」は屋根付きのため、雨の日でもゆったりと湯浴みができるのも魅力。また、貸切風呂「杉の湯」はバリアフリーに対応し、足腰に不安のある方や家族みんなで利用しやすい造りです。
客室は、渓流沿いに建つ和モダンな別館「灯小路」と本館に分かれ、露天風呂付きの特別室も用意。最大5名まで宿泊できる本館のファミリーデラックスルームは、家族旅行やグループ旅行にぴったりです。
食事はお食事処「遊膳亭」で楽しむビュッフェスタイル。夕食には熊本グルメをはじめ和洋さまざまな料理が並び、職人が握る寿司や飲み放題も用意されています。朝食ではパンのビュッフェも楽しめるなど、幅広い世代がそれぞれの好みに合わせて味わえるのが魅力です。
始まりが寿司屋であることから、旅館を創業してからも“食”へのこだわりを大切にしてきた「旅館 わかば」。家族のような温かなおもてなしを心がける、田舎の小さな温泉旅館です。客室は本館・別館・離れの3タイプ。すべて和の趣を大切にした空間で、窓の外に広がるのは木立や田の原川ののどかな景色。
大浴場は、女性専用の露天風呂「化粧の湯」、川のせせらぎを聞きながらくつろげる男性専用の露天風呂「寝湯」、大正ロマンを感じさせる内風呂など、湯ごとに雰囲気が異なります。さらに、少し広めの浴槽を備えた「河鹿の湯」と、八角形の湯船が特徴の「蛍の湯」の2つの貸切家族風呂では、家族や友人同士で気兼ねなく湯浴みを楽しめます。また、離れの4室には源泉かけ流しの専用風呂を完備。好きな時間に何度でも温泉に浸かりながら、静かで贅沢なひとときを過ごせるのも魅力です。
夕食は、熊本名物の馬刺しや地場牛、小国郷の旬の野菜をふんだんに使った会席膳。本館の客室では部屋食に対応しているため、周囲を気にせずくつろぎながら食事を楽しめます。朝は小国郷の野菜をはじめ、食材にこだわった和朝食で1日をスタートして。
黒川温泉街を流れる田の原川の上流沿いにたたずむ「旅館 奥の湯」。約2,000坪の広大な敷地には四季折々の自然が広がり、川のせせらぎを聞きながら散策路を歩けば、季節の草花や山里ならではの風景に出合えます。
客室は本館・新館・離れに分かれ、多彩な滞在スタイルに対応。新館の和洋室には露天風呂付きの客室が用意されており、好きな時間に温泉を楽しめます。なかでも竹林に囲まれた一戸建ての離れ「竹林別館」は、開閉式の専用風呂を備え、窓を開ければ半露天風呂、閉めれば内風呂として利用可能。2~8名まで宿泊できるため、家族旅行やグループ旅行にもおすすめです。
温泉はすべて源泉かけ流し。開放感あふれる大浴場や女性専用露天風呂のほか、露天の家族風呂「竹の湯」を含む3つの貸切風呂を備え、さまざまな湯浴みを楽しめます。さらに、温泉熱を利用したプールを通年で開放しているのも宿の特徴。水着を着用すれば子どもから大人まで無料で利用できるので、家族の思い出作りにもぴったり。
夕食は、女将手作りの味が随所に隠れた“田舎風会席料理”。「Au Kurokawa」のレストランで夕食をとることもでき、宿から送迎してもらえるのもうれしいポイントです。
温泉街から田の原川の下流側へ向かうと、高台や雑木林、渓流沿いに静かな宿が点在します。宿の露天風呂と静けさをじっくり楽しみながら、気が向けば温泉街へも出られる距離感が魅力のエリアです。
“美しい月を望める地に、隠れ家のような宿を構えたい”。そんな思いから誕生した「月洸樹 黒川」は、黒川温泉の静かな森に包まれた離れ宿です。ナラやクヌギの木々が茂る山全体を敷地とし、竹林の小径や四季折々の草花、小鳥のさえずりが訪れる人を迎えてくれます。
客室はすべて独立した離れにあり、趣向を凝らした内風呂と開放感あふれる露天風呂を備えています。一棟ごとに異なるテーマが設けられ、囲炉裏の間や茶室のある離れなど、どの棟に泊まるかで滞在の表情が変わるのも楽しみのひとつ。さらに2026年6月には、新棟「月冴」と「玉輪」が誕生。約165㎡から177㎡の広々とした空間に、露天風呂、内湯、サウナを完備し、記念日や特別な旅行にふさわしい上質なひとときを過ごせます。
宿の魅力をさらに高めるのが、敷地内の山頂に設けられた予約制の「天空の露天風呂」。八角形の湯船からは、阿蘇の外輪山や英彦山、小国の山々を360度の大パノラマで望むことができ、雄大な自然に包まれる特別な湯浴みを楽しめます。また、食事には肥後牛「阿蘇王」や竹崎蟹をはじめとする九州各地の旬の食材を厳選。四季の恵みを生かした料理の数々が並び、滞在をより豊かなものにしてくれます。
高台にたたずむ「こうの湯」は、周囲にほかの宿泊施設がなく、開放的な景色と静寂に包まれた隠れ家のような温泉宿。木立の中に点在する客室棟は、やわらかな灯りがともる通路で結ばれ、自然と一体になったような滞在を楽しめます。
客室は、高台からの眺望を楽しめる平屋タイプと、1階に露天風呂・2階に和室を配したメゾネットタイプを用意。平屋タイプは段差が少なく、大人5人でもゆったり入れる大きな半露天風呂付きで、家族での滞在にもぴったりです。全室に源泉かけ流しの露天風呂または半露天風呂を完備した贅沢な設えで、湯船の3分の1を洞窟が占める洞窟風呂や、寝湯付きの岩風呂、深さ150cmの立ち湯など、客室ごとに異なる湯船を楽しめるのが魅力。加水・加温・循環を一切行わない自家源泉の湯は、湧きたての無色透明から、空気に触れることでほのかに緑がかった濁り湯へと変化します。また、大浴場「森の湯」の男湯には深さ162cmの立ち湯が備わっているのも特徴的です。
夕食は、女将が毎日吟味する旬の食材を使った創作和食。メイン料理は、プランによって和牛のしゃぶしゃぶまたは肥後牛の鍬焼きを選べます。0歳から利用できるため、赤ちゃん連れの温泉旅行が叶うほか、記念日のお祝いにも対応。大切な人との特別な時間を過ごして。
黒川温泉の中心部から徒歩約15分。少し離れた立地だからこそ味わえる静かな環境が魅力の「黒川荘」は、渓流沿いののどかな風景に包まれた温泉宿です。
温泉は、天然の巨岩「びょうぶ岩」を望む浴室棟で満喫。趣の異なる4つの露天風呂と広々とした内湯を備え、男女入れ替え制でさまざまな湯船を楽しめます。宿泊者専用の無料貸切風呂もあり、家族やカップルで気兼ねなく温泉に浸かれるのもうれしいポイントです。
客室は、本館と離れの2タイプを用意。本館の和室はやわらかな色合いと落ち着いた照明に包まれた心地よい空間で、露天風呂付き客室を選べば好きな時間に湯浴みを楽しめます。大正ロマンを感じるラウンジの先に、茅葺き屋根が並ぶ離れ「温もりの宿」は、土間から囲炉裏の間へと続く田舎家のような造り。専用の露天風呂と内風呂を備えており、誰にも邪魔されない贅沢な時間を過ごせます。
食事は、離れの宿泊者を含めすべて本館の個室食事処で提供。仕込みから端正に仕立てた旬の料理を、個室でじっくりと味わえます。
黒川温泉街から車で約5分。森の奥にひっそりとたたずむ「旅館 山河」は、約3,000坪の広大な敷地に山里の風景が広がる一軒宿です。宿の始まりとなった「薬師の湯」をはじめ、手つかずの自然を生かしながら整えられた空間は、日常の喧騒を忘れてゆったりと過ごしたい人にぴったりです。
宿の自慢は、2本の自家源泉から湧くかけ流しの湯。敷地内には、趣の異なる7つの湯処があります。男性専用露天風呂「もやいの湯」では青みがかった透明な湯に浸かりながら自然を満喫でき、女性専用露天風呂「四季の湯」では小川のせせらぎを聞きながら心安らぐひとときを。内湯の「薬師の湯」では、ほのかな硫黄の香りと茶褐色の湯の花が漂う、露天風呂とは異なる趣の湯浴みを楽しめるのが魅力です。
客室は、窓の外に広がる景色を引き立てるシンプルで落ち着いた造り。露天風呂付き客室や離れを選べば、森の静けさに包まれながらプライベートな湯浴みを満喫できます。夕食はお食事処「木々の集い」で、地のもの・旬のものにこだわった会席料理を提供。朝は女将特製のフレッシュジュースから始まる山里の朝食で、穏やかに1日をスタートして。
温泉街の上流、東の山あいに宿が点々と建つ奥黒川は、しっとりと落ち着いた風情に包まれるエリア。湯めぐりや食べ歩きを楽しむ日は温泉街に、宿にこもってのんびり過ごしたい日は奥黒川にと、泊まり分けるのもおすすめです。
奥黒川の自然に抱かれた「お宿 野の花」は、各部屋に異なる温泉を備えた温泉宿です。
木々に囲まれた静かな敷地には、趣の異なる客室が点在しています。檜の露天風呂と石造りの内風呂を備え、スロープや手すりも設けた「蘇芳」、丸石を積み上げた露天風呂と内風呂が一体となった開放的な造りの「朱花」、木々に囲まれた広めの切石露天風呂を備える二階建ての「石竹」など、それぞれに魅力がたっぷり。自然を身近に感じながら思い思いの湯浴みを楽しんで。また、館内の露天風呂「ぎんねずの湯」も滞在中の醍醐味。南小国の清流を望むロケーションにあり、木漏れ日が差し込む中で青白く濁る湯がきらめく幻想的な光景を楽しめます。
夕食は、熊本県産を中心に、素材の風味を生かした上品な味付けの創作懐石。好みや気分に合わせてメイン料理を選べるのも楽しみのひとつです。朝食は季節の野菜をふんだんに使った彩り豊かな和定食で、南小国の四季を感じられます。
“山は山のままに、みずはみずのままに、木は木のままに。”そんな理念を大切にする「山みず木」は、奥黒川の豊かな自然に囲まれた温泉宿。渓流や木々の息づかいを身近に感じながら、都会では味わえない静かな時間を過ごせます。
宿を象徴する男性露天風呂「幽谷の湯」は、渓流沿いに設けられた開放感あふれる湯処。川のせせらぎや木々の揺れる音に包まれながら、自然との一体感を満喫できます。女性露天風呂「森の湯」は、林の小道を抜けた先にあり、川のせせらぎに耳を傾けながら人目を気にせずゆったりと湯浴みを楽しめるのが魅力です。隣接する古民家のようなたたずまいの女性内湯「風人の湯」とは自由に行き来でき、異なる趣の湯を気ままに巡れます。
客室は落ち着いた和室を中心に、ベッドルームのある和洋室も用意。渓流に面したウッドデッキと内風呂付きの客室では、川の音に包まれながらくつろぎの時間を過ごせます。食事は、夕食・朝食ともに半個室のお食事処「花片片」で。四季折々の山の幸や地元の食材を生かした料理を、落ち着いた空間でゆっくり味わえます。湯上がりには、お風呂近くの茶房「井野家」で、小国ジャージー牛乳を使った自家製プリンを楽しむのもおすすめです。
「山みず木別邸 深山山荘」は、宿泊と食事の場所を分けた“泊食分離”スタイルの温泉旅館。敷地内には、全室離れ形式の客室が点在。水田やお地蔵様、昔ながらの電柱が残り、道に咲く季節の花々とともに、初めて訪れても懐かしさを覚える風景に包まれます。
客室はすべて内風呂付きで、露天風呂を備えた部屋では里山の自然を身近に感じながら湯浴みを満喫できます。なかでも新棟「扇の要庵」は、一棟貸しの完全プライベート空間が魅力。独立したリビングと寝室に加え、専用の露天風呂と内風呂を完備。さらにエスプレッソマシーンや生ビールサーバーまでそろい、自分たちのペースでくつろげます。
宿泊者は、大浴場「村中の湯 たゆたゆ」も利用可能。内風呂と露天風呂を備えた広々とした湯処で、客室風呂とはまた違った開放感を味わえます。部屋の湯と大浴場を行き来しながら、思い思いの温泉時間を楽しんで。食事は敷地内の「みやまダイニング 畔」で。熊本県産の素材をふんだんに使った料理が並び、泊食分離ならではのゆったりとした滞在を彩ります。
奥黒川の清流・火焼輪知川に寄り添うように建つ「里の湯 和らく」は、中学生以上(13歳以上)、1室2名限定で宿泊できる大人のための温泉宿。夫婦やカップルが静かに過ごせる環境が整い、二人だけの特別な時間を楽しみたい人にぴったりです。茅葺きの山門をくぐると、新潟県から移築した築180年の古民家を活用した母屋「樹光」が迎え、どこか懐かしく温もりのある空間へと誘います。
客室はすべて源泉かけ流しの半露天風呂付きで、黒川の自然を身近に感じながら、好きな時間に好きなだけ湯に浸かれます。天草砥石を使用した湯船など、客室ごとに異なる趣向が凝らされているのも魅力。窓を大きく開ければ、まるで露天風呂のような開放感です。館内には、大きな岩でつくられた野趣あふれる野天風呂・穴湯「奥のせせらぎ」もあり、川のせせらぎに耳を傾けながら、夜には星空の下でゆっくりと湯浴みを満喫できます。
夕食は、オープンキッチンスタイルの食事処「むぎの香」で、旬の食材にこだわった季節感あふれる料理を味わえます。食後は、茅葺き屋根と大きな梁が印象的なバー「日・月」へ。蒼い薄明かりと蝋燭の灯りに包まれた幻想的な空間で、グラスを傾けながら大人だけの静かな夜を堪能して。
湯めぐりや食べ歩きに出やすい温泉街の宿に、高台や森にたたずむ西側の静かな宿、そして山あいの奥黒川でこもって過ごせる離れの宿など、多彩な旅館・宿が揃う黒川温泉。本記事では、全国津々浦々、取材を重ねてきた旅サラダPLUS編集部が厳選した宿を紹介しているので、次の黒川温泉旅行の宿選びに役立ててください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年10月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。ご宿泊の際は最新の情報を各施設にご確認ください。
※記事内で紹介した宿泊施設を予約サイトで予約すると売上の一部が旅サラダPLUSに還元される場合があります。
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