韓国・済州島(南西部)の穴場観光スポット3選|現地を知り尽くした旅サラダガイドが厳選
2025.08.08
平城京として栄えた古都奈良。日本の仏教文化を代表する東大寺や法隆寺など、世界遺産に登録されている歴史的な寺社仏閣や公園が多く点在する、見どころ満載の場所です。また、自然豊かな景勝地や温泉があるのも魅力の1つです。
そこで今回は、奈良県でおすすめの観光スポットを30ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ奈良観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
奈良を代表する寺院の1つ「東大寺」。世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産の1つに登録されています。奈良時代に国分寺として建立された東大寺は、戦乱や焼失、劣化などにより幾度の再建を繰り返し、現在に至っています。
一番の見どころは、東大寺の金堂「大仏殿」。世界最大級の木造建築物の中に安置された、高さ14.98mの国宝・盧舎那(るしゃな)仏は、「奈良の大仏様」として信仰を集め、国内外から数多くの参拝客が訪れます。また、創建当時の姿を残す八角燈籠や南大門、法華堂、鐘楼など、数多くの国宝を有しています。二月堂は、春の訪れを告げる行事「お水取り」が行われる場所としても有名です。
神山・春日山の麓に建つ「春日大社」。768年に称徳天皇の勅命により創建された神社で、春日山とともに世界遺産に登録されています。鮮やかな朱塗りが特徴的な社殿ですが、これは20年に一度、「式年造替」として美しく塗りなおされているもの。重要文化財の回廊に囲まれた境内には、国宝の御本殿をはじめ、重要文化財の中門・御廊や内侍殿など、多くの貴重な建物があります。
また、花房が1m以上になることから、砂ずりの藤と呼ばれる樹齢700年以上の藤の木があり、毎年5月初旬頃に見頃を迎えます。表玄関の一之鳥居から社殿までの参道を、奈良の自然に触れながら歩くコースもおすすめです。
北に春日大社、南に興福寺、そして西に東大寺と、奈良の主要な寺社をその中に含む、約500haを超える面積を有する「奈良公園」。明治13年に開園された歴史ある公園です。春日野や春日山、若草山といった、緑あふれる豊かな自然が魅力で、歴史と文化遺産、自然が調和する、他に類を見ない公園として親しまれています。
奈良公園といえば、代表的なのが「鹿」。約1,300頭いる野生の鹿は、いにしえより神の使いとして大切にされてきました。現在は国の天然記念物に指定されていて、鹿を傷つけたり、鹿せんべい以外の食べ物を与えることは禁じられています。
「薬師寺」は、680年に天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して建立された寺院です。710年に藤原京から平安京に遷都した際、現在の場所に移築されました。火災や天災などで多くの建物は消失し、現在唯一創建時の姿を残しているのは、白鳳文化を伝える国宝の東塔のみ。塔の各層には、裳階(もこし)と呼ばれる小さい屋根があり、その美しい姿から「龍宮造り」と呼ばれています。
中央に金堂、東西に2基の塔が並ぶ伽藍の配置は、薬師寺式伽藍配置と総称される伝統的様式です。毎月定例の法話会を開催しているほか、写経体験もできます。
法相宗の大本山「興福寺」。669年に建立された「山階寺(やましなでら)」を前身とし、飛鳥に移築された後、710年平城京遷都の際に藤原不比等により再移築され、興福寺と名付けられました。その後は皇族や藤原氏によって手厚く保護され、繁栄を極めました。現在は、世界遺産の構成資産の1つとして登録されています。
境内には、国宝の五重塔や東金堂をはじめ、多くの歴史的建築物があるほか、国宝館には、国宝・重要文化財の仏像や歴史資料が多く展示されています。中でも、天平彫刻の傑作といわれる阿修羅像を含む八部衆像は、必見の作品です。
「唐招提寺」は、唐から長い苦難を経て来日した鑑真和上が、759年に戒律を学ぶ人たちの修行の道場として開いたのが始まりです。その後、8世紀後半に金堂が完成。現在、奈良時代に建立された中で、唯一現存する金堂建築となっていて、天平時代を彷彿させる寄棟造りの建物内には、3つの国宝の仏像が安置されています。
境内には、金堂をはじめ、経堂、鼓楼、経蔵など数多くの国宝の建築物があり、中でも経蔵は日本最古の校倉です。境内奥には、鑑真和上の墓所「開山御廟」があり、今でも多くの参拝客が訪れます。また唐招提寺も、世界遺産の構成資産の1つです。
「元興寺」は、6世紀末蘇我馬子が建立した「飛鳥寺」を前身とする歴史ある寺。平城遷都にともない、現在の場所に新築移転し、名を元興寺と改めました。奈良時代には「南都(平城京)七大寺」の1つとして、大いに反映しました。
世界遺産に登録されているのが、国宝の「極楽堂」と「禅室」。創建時は僧坊だった極楽堂には、飛鳥・奈良時代の瓦が現存していて、当時の面影を残しています。また禅室には、弘法大師が曼荼羅を描き、自らの影を像に彫り込んだと言われる「影向間(ようごうのま)」が残っています。禅室の脇に植えられている、例年4月上旬に見頃を迎える影向桜は、春を代表する「元興寺」の風景です。
奈良の北東部・五月川の渓谷沿いに位置する、約1万本もの梅の木が広がる「月ヶ瀬梅林」。紅白の梅の花が咲き誇る、その美しい風景から「月ヶ瀬梅渓」とも呼ばれ、国が最初に指定した名勝の1つです。
毎年梅の花が見頃を迎える2~3月に「梅まつり」が開催され、写真コンクールや俳句会など、さまざまなイベントが行われます。梅林の風景を満喫できるウォーキングコースが整備されていて、写真を撮ったり、茶屋に立ち寄ったりと、のんびり散策を楽しめます。また、梅を使ったグルメやスイーツなどのお土産探しも楽しみの1つです。
世界遺産の構成資産の1つに登録されている「平城京跡」。発掘調査を経て、現在「国営平城京跡歴史公園」として、公園整備や建物の復原事業が進んでいます。
ひときわ目を引くのは、朱塗りの柱が鮮やかな「朱雀門」。平城京の入口・羅生門から、74mの道幅をもつメインストリートの朱雀大路を北に進むこと3.7㎞、平城京の正門が朱雀門でした。また、天皇の即位や外国施設などの重要な儀式が行われた「第一次大極殿院」や「太極門」が、現在復原されています。公園内には、出土品や資料を展示した「平城京いざない館」や遺構展示もあり、1300年前の在りし日の都に、思いをはせるのもいかがでしょう。
607年、聖徳太子により斑鳩に建立された「法隆寺」。607年に焼失するものの、間もなく再建されたのが西院伽藍です。西院の金堂と五重塔、中門、回廊は、現存する世界最古の木造建築で、法起寺の三重塔とともに、「法隆寺地域の仏教建造物群」として、日本で初めて世界遺産に登録されました。西院の建物の柱には、エンタシスと呼ばれるギリシャのパルテノン神殿にもある技法が使われているのが特徴です。また東に金堂、西に五重塔が並ぶ配置は、法隆寺式伽藍配置と呼ばれています。
一方、東院伽藍は8世紀に建てられた建築群で、国宝である八角円堂の夢殿は、春と秋に御本尊特別開帳が行われます。
日本最古の神社「大神神社」。ご祭神は、国造りの神様である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)で、大物主大神が鎮まられている三輪山を御神体としています。そのため本殿はなく、拝殿を通して三輪山を拝む、原初の神まつりの形態を今に残す神社です。初宮や七五三、厄除け、結婚式など、人生の節目や行事のほか、交通安全の神様としても、地元の人々に親しまれています。
またささゆりを神花としていて、例年花が咲く5月下旬~6月頃には、境内のささゆり園がオープンし、参拝客の目を楽しませてくれます。高さ32.2m、柱間23mの大鳥居も、三輪のシンボル的存在です。
真言宗豊山派の総本山「長谷寺」。西国三十三所第8番札所で、いにしえより観音信仰の聖地として、人々に親しまれてきました。徳川幕府の庇護を受け造営した舞台造りの本堂は、国宝に指定されています。
四季を通じて季節の花が楽しめるため、「花の御寺」と呼ばれる長谷寺。特に有名なのが、4~5月に見頃を迎える牡丹で、仁王門から本堂に続く399段の登廊(のぼりろう)が、色とりどりの牡丹の花で彩られます。また桜や石楠花、紫陽花、紅葉と、いつ訪れても美しい花を楽しむことができる癒しの名刹です。
国営飛鳥歴史公園の中にある、その大きさからひときわ目をひく、日本最大級の方墳。天井石の上部がまるで舞台のように広くて平らなことから、「石舞台」と呼ばれるようになりました。発掘調査により、7世紀初め頃に造られたと推定されています。埋葬者が誰かまだ明らかになっていませんが、その時代の権力者、蘇我馬子の墓ではないかと言われています。
古墳は、盛土がすべて失われ、横穴式の石室が現れている状態。そのため、間近でその石積みを見学することができます。天井石のみでも約77トン、総重量で約2,300トンの石を、当時の人々がどのように運び、積み上げたのか、技術力の高さに感心せざるを得ません。
飛鳥の地に建つ、日本初の本格的寺院「飛鳥寺」。596年に蘇我馬子の発願により建立されました。創建時は法興寺・元興寺と呼ばれていましたが、平城遷都により奈良に元興寺が建立されると、本元興寺と呼ばれるようになりました。本堂に安置されている飛鳥大仏(銅造釈迦如来坐像)は、飛鳥時代に作られた日本最古の仏像です。
創建時は、塔を囲むように東・西・北に金堂を配置した大きな寺院でしたが、鎌倉時代に伽藍の大半を焼失し、現在の本堂は江戸時代に再建されたものです。
奈良の中西部、標高437mの信貴山中腹に建つ、毘沙門天王の総本山「信貴山朝護孫子寺」。聖徳太子が寅の年の寅の日、寅の刻に現れた毘沙門天王を感得したという言い伝えから、寅の寺とも言われています。境内のあちらこちらに張り子の寅が置かれていて、寅の年には、初詣など多くの参拝客で賑わいます。
醍醐天皇が毘沙門天王に祈願をして病気回復したことから、朝護孫子寺の勅号を賜り、その後も天皇や武士などの庇護を受けてきました。本堂には、毘沙門天王のお使いである二十八使者像が安置されていて、10月には二十八使者に扮した信徒と僧侶による練り行列が行われます。
桜の名所として有名な「吉野山」。修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が、金峯山寺を開くにあたり、桜の木を蔵王権現に彫って本尊としたことが起源とされています。現在、シロヤマザクラを中心に約200種類、約3万本の桜が植えられていて、見頃を迎える4月上旬から、毎年多くの観光客でにぎわいます。麓から尾根伝いに、下千本、中千本、上千本、奥千本と順番に開花していく風景は、桜の絨毯のよう。特に上千本の花矢倉展望台からの眺めは、ポスターなどに使われるほどの絶景です。
また中千本にある金峯山寺は、木造古建築として東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇る名刹。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録されています。
畝傍山の東南麓に建つ「橿原神宮」。日本書紀にて第一代天皇の神武天皇が即位されたとされる地に、1890年創建されました。神武天皇と皇后を御祭神としていて、初詣や七五三などの人生儀礼、結婚式など、地元の方々に親しまれています。
53万㎡にも広がる神域には、京都御所の内侍所を移築した重要文化財の本殿や、毎年2月「紀元祭」が行われる内拝殿・外拝殿があります。また約4万9,500㎡の広さを持つ、飛鳥時代に造られたとされる深田池や、常緑広葉樹の森が広がる森林遊苑など、自然あふれるエリアでの散策も楽しめます。
奈良北東部、室生川が流れる水の神の聖地とされる場所に建つ「室生寺」。奈良時代末、桓武天皇の病気平癒を願い、興福寺の僧賢璟が創建しました。かつて同じ真言宗の高野山が女人禁制だったのに対し、室生寺は女人の参拝を許可していたことから、「女人高野」と呼ばれ、女性の信仰を集めてきました。
柿葺きの金堂と檜皮葺きの本堂は、国宝に指定されています。また境内奥に建つ五重塔は、屋外に立つ古塔としては日本最小のものです。毎年4月中旬には石楠花の花が境内を彩り、観光客でにぎわいます。また秋には、紅葉の名所としても知られています。
吉野郡天川村、紀伊山地の山間にある、いにしえより修験者たちを癒してきた温泉が「洞川温泉」です。2024年4月、従来の温泉施設から、地元・天川村の特産品販売や観光案内所を併設した「洞川温泉ビジターセンター」としてリニューアルされました。
温泉は弱アルカリ性単純泉で、ヒノキを使った内湯のほか、露天風呂と休憩室を完備。山の自然を感じながら、のんびり入浴時間を過ごせます。場所は洞川温泉郷の入口、吉野杉をふんだんに使った建物が目印です。観光案内所では、天川村の観光スポットや体験ツアーの紹介を行っているので、旅の情報収集に訪れるのもおすすめです。
天川村の洞川温泉ビジターセンターから南に行くこと約3km、「みたらい渓谷」は、巨岩と大小の滝が織りなす絶景を楽しめるスポットです。川沿いには遊歩道が整備されていて、のんびり散策を楽しめます。新緑が美しい夏場はもちろん、11月上旬からの紅葉シーズンには、渓谷を染める赤や黄色の紅葉を観に、多くの観光客が訪れます。
みたらい渓谷のおすすめの楽しみ方は、遊歩道のハイキング。川沿いを全長約7.5㎞、約2時間をかけて歩くコースでは、途中につり橋から滝や巨岩を間近で眺めたり、森の中を歩いたりと、渓谷美を堪能できます。
はるか昔、石灰岩を含む水成岩地帯であった洞川地区。長い年月をかけて侵食や風化を繰り返したカルスト地形は、鍾乳洞や洞穴を形成し、今もその姿をあちこちに見かけます。「面不動鍾乳洞」は、観光用に整備された延長280mの鍾乳洞。昭和8年(1933年)に発見、5年の歳月をかけて発掘され、県の特別天然記念物の指定を受けました。
洞内には、つららのように垂れ下がった鍾乳石や、水滴が積もってできた石筍、ストロー状の鍾乳管など、いろいろな形状の鍾乳石を見ることができます。また洞川を一望する高台にあり、入口までトロッコに乗って向かうため、アトラクション気分も味わえます。
宇陀郡の倶留尊山のふもとに広がる「曽爾高原」。高原は一面ススキに覆われいて、秋にはススキの穂が日差しを浴びて、黄金色の絨毯のように輝きます。その美しい風景を求めて、毎年多くの観光客が訪れる人気の絶景スポットです。
例年3月に山焼きが行われ、春から夏にかけては、一面が緑のススキで覆われます。高原の中腹にあるお亀池周辺では、湿原特有の希少な植物に出会えることも。曽爾村には温泉施設があり、高原でハイキングを楽しんだあとに、ゆっくり温泉で疲れを癒すのがおすすめのコースです。
紀伊山地の真ん中に位置する、日本一広い村「十津川村」。その十津川村の一番の観光スポットが「谷瀬の吊り橋」です。全長297m、高さ54mの鉄線の吊り橋は、昭和29年(1954年)生活用として、村人の力により架けられました。現在も生活用の吊り橋としては、日本一の長さを誇ります。
歩くたびに揺れる吊り橋は、スリル満点。その分、橋の上から眺める山や川の美しい風景は、必見の価値ありです。(なお2025年3月末まで、隣接建物解体工事のため、通行止めとなっています。詳細は、公式・関連サイトでご確認ください。)
江戸時代の面影を残し、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている、橿原市の今井町。かつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄した街には、約500軒もの伝統的建築物が残り、今も大切に保存されています。そのため街を歩くと、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
中でも「今井家住宅」は、お城のような外観が特徴の国の重要文化財の住宅で、「お白洲(裁きの間)」としても使われた広い土間や、牢屋が残っています。なお見学には、事前予約が必要です。また「旧米谷家住宅」は、金物屋を営んでいた豪商の住宅。大きなかまどがついた広い土間や、数寄屋風の蔵前座敷がついた土蔵が特徴です。
関西の人気デートスポット「生駒山」。奈良県生駒市と大阪府東大阪市の境にある、標高642mの山です。遊園地がある山頂までは、生駒駅からケーブルカーが運行していて、ハイキングコースも整備されています。
おすすめは、生駒市を縦走する「信貴生駒スカイライン」でのドライブデート。スカイラインには、駐車場を完備した展望台が点在していて、奈良や大阪の眺望を楽しめます。また夜景スポットとしても有名で、恋人同士が鐘を鳴らすと幸せになれるという「希望の鐘」がある「鐘の鳴る展望台」や、写真撮影を楽しめるカメラスタンドを備えた「海抜600m駐車場」は、人気のビュースポットです。
奈良公園の一角に位置する「奈良国立博物館」。1889年に開館した歴史のある博物館で、主に仏教美術や歴史資料などを展示しています。なら仏像館・青銅器館・東新館・西新館の4つのギャラリーがあり、数多くの展示物を有しています。
国内の博物館のなかで最も仏像展示が充実した「なら仏像館」は、奈良で最初の本格的西洋建築の建物。また毎年秋には、特別展として東新館にて「正倉院展」が開かれ、多くの来館者でにぎわいます。正倉院宝庫に眠る宝物を見ることができる貴重な機会なので、この時期に合わせて訪れるのもいかがでしょう。
香芝市・広陵町・河合町など2市3町にまたがる「馬見丘陵」。その丘陵東部に整備された都市公園が「馬見丘陵公園」です。公園内には、緑道や広場、花壇、大型遊具、カフェなどが点在していて、憩いの場所となっています。中央エリアの花の道は、春はチューリップ、初夏はバラ、秋はコスモスが咲くイングリッシュガーデン。一年中花を楽しむことができるのが魅力です。秋にはダリアが咲き誇り、見頃を迎える10月上旬~中旬には「馬見フラワーフェスタ」も開催されます。
また日本有数の古墳群でもある公園内には、前方後円墳や帆立貝式古墳など、さまざまな古墳が点在しているのも特徴です。
昭和4年(1929年)に開園した「生駒山上遊園地」。親子何世代にわたって訪れる人も多い、関西ではおなじみの老舗遊園地です。標高642mの生駒山山頂付近に位置しているため、その眺望は抜群。国内最古の大型遊具で高さ30mの飛行塔や、サイクルモノレールなど、遊具に乗りながら奈良や大阪の街景色を一望できるのが魅力です。さらに夏のナイター営業時期は、美しい夜景も満喫できます。
また小さい子供が楽しめる遊具が多いのも、この遊園地の特徴の1つ。麓から遊園地へは、犬と猫をモチーフにしたわんにゃんケーブルカーが運行していて、遊園地気分を盛り上げてくれると、子供たちに人気です。
伝統的な町屋が並ぶ、風情あふれる奈良町。かつて料理屋であった旧松矢家住宅を利用した、体験型の施設が「奈良町からくりおもちゃ館」です。世代を越えた交流の機会として、また地域住民と観光客の交流の場として、平成24年(2012年)にオープンしました。
ここでは、江戸時代以降のからくりおもちゃや各地の郷土玩具、木や竹などで作られた昔懐かしいおもちゃを、実際に手で触れて遊ぶことができます。また月に一度、からくりおもちゃの製作体験講座が開催されていて、小学生以上から参加できます。
宇陀市にある、動物との触れ合い・遊び・学びがテーマの県営施設「うだ・アニマルパーク」。ヤギや羊の餌やりやポニーの乗馬体験、模型を使った牛の乳搾り体験などができるほか、バター作り体験なども行っています。また動物学習として、犬との触れ合い方教室や、命の大切さを学ぶ講座、動物に関するパネル展示などを実施しています。
スライダーや遊具のある広場や休憩施設、ドッグランも備えているので、家族連れで1日のんびり過ごすことができるスポットです。
奈良には、日本の歴史に関わりの深い寺社仏閣や、自然豊かな景勝地、桜の名所、温泉など、魅力的な観光スポットが随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な奈良の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。奈良県へのお出かけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年12月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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