北海道根室市|花咲く線路の、その先へ 最東端の街で出会った魅力
2026.06.06
梅雨の境内を、青や紫の花が埋めつくす——。千葉県松戸市の本土寺(ほんどじ)で、約50,000本のあじさいが見ごろを迎えています。あわせて約5,000本の花菖蒲も咲きそろい、初夏ならではの彩りが広がります。
本土寺は「あじさい寺」「四季花の寺」の愛称で親しまれる日蓮宗の名刹。約3万平方メートルの起伏に富んだ境内に、五重塔や山門を背景とした花景色が広がります。今年も花つきは順調で、見ごろは6月下旬まで続く見通しです。
東京・上野駅からJR常磐線で約40分というアクセスの良さも魅力。梅雨の晴れ間に出かけたい、日帰りの花さんぽスポットをご紹介します。

見どころは、なんといっても約50,000本のあじさいです。色鮮やかな花が起伏のある境内を覆い、歩くたびに視界の色が移り変わります。

さらに、約5,000本の花菖蒲が同じ時季に咲くのが本土寺の特徴。あじさいの丸い花房と、すらりと立つ花菖蒲。形も色も異なる二つの花が織りなすグラデーションは、この時期だけの眺めです。雨に濡れた花の色は、晴れた日とはまた違った深みを見せてくれます。
見ごろ:6月下旬まで(見込み)
数量:あじさい約50,000本、花菖蒲約5,000本
場所:本土寺 境内(約30,000平方メートル)

本土寺の花景色を引き立てるのが、境内に立つ歴史的な建造物です。五重塔や、朱塗りの仁王門を背景にあじさいが咲く光景は、どこを切り取っても絵になります。

緑ゆたかな木立とあじさい、そして塔や門。自然と建築が重なり合う構図は、寺院ならではの趣があります。境内のどこを歩いても、思わずカメラを向けたくなる眺めに出会えます。

本土寺の歴史は古く、建治3年(1277年)にさかのぼります。日蓮宗の宗祖・日蓮の篤信者だった当時の領主・曽谷教信公の協力を得て、源氏の名門・平賀家の屋敷跡に法華堂を構えたことが始まりとされています。
「本土」とは、お釈迦様が住まう国土(仏土)を意味する言葉。境内の草木や花々には、訪れる人を心の安らぎへ導くという祈りが込められているといいます。長い年月をかけて育まれた花の寺は、ただ美しいだけでなく、静かな祈りの場でもあります。
本土寺へは、JR常磐線「北小金駅」から徒歩約10分。都心から1時間ほどで、これだけの花景色に出会えるのは貴重です。梅雨の一日、傘を片手に、色とりどりの花が咲く初夏の寺を訪ねてみませんか。
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