榎本美沙|産地で味わう~次のレシピが生まれる旅~
[PR] | 2026.09.02
北海道オホーツク地方の遠軽(えんがる)町にある太陽の丘えんがる公園は、ひとつの丘の頂から裾野までを生かし、色鮮やかな花々で埋め尽くされる65haの広大な公園です。秋には公園内の虹のひろばエリアにあるコスモス園で、10haの敷地面積に約20種1,000万本のコスモスが咲き誇ります。
見頃は8月下旬から9月下旬まで。まさに今、その盛りを迎えています。8月29日(土)から9月27日(日)までは『コスモスフェスタ』を開催中。畑の主役は混合在来種と黄花コスモス。ほかにも、巻貝の形になる「シーシェル」やチョコレートの香りがする「チョコレートコスモス」といった珍しい品種が展示されています。
どこまでも続く青い空の下、咲き乱れるコスモスを体感できる日本最大級のコスモス園。オホーツクブルーが広がる北の丘へ、この秋出かけてみませんか?
約20種1,000万本という規模は日本最大級です。中心となる混合在来種と黄花コスモスに変わり咲きの品種が加わり、色も形もさまざまな花が同じ丘に集まります。

広大な園内は、有料の「観覧カート」に乗って鑑賞することもできます。10haを歩いて回るには相応の時間がかかりますから、これは心強い選択肢。カートに揺られながら、広い丘に咲きそろう色とりどりの花を存分に眺めてみてください。

太陽の丘えんがる公園「コスモス園」が開園したのは、平成15年(2003年)のこと。今年で24年目を迎えました。近隣に芝ざくらやチューリップなど春の花畑が主体の中、町ではこの地になかった夏から秋の花を検討し、何種かの候補からコスモスを選定して現在に至ります。

コスモス園の大部分を占めるのが「混合在来種」です。ピンクや白、赤と色とりどりに咲き、その割合はコスモス園の約7割。前年に町民ボランティアが採取した種を、翌年に播種しています。同じ丘で採れた種が翌年の景色をつくっていると思うと、目の前の一輪の見え方も少し変わってきますね。

もうひとつの主役が「黄花コスモス」。黄色、オレンジ、濃いオレンジと色の幅があり、早咲きから遅咲きの種まで揃うため、長い期間楽しませてくれるコスモスです。花ことばは「自然」。色とりどりの在来種とは印象の異なる、鮮やかな暖色の重なりにも目を向けてみてください。
コスモス園では、一般的なコスモスとは姿かたちの異なる珍しい品種も展示されています。ここでは、そのうちの3種類をご紹介します。

8枚の花びらが一枚一枚筒状になり、巻貝の形になるコスモスです。見頃は9月中旬。その名の由来となった造形を、ぜひ間近で。

変化咲きといって、ダリア咲き、八重咲き、二重咲きのほか、多彩な花を付けるのが特徴のコスモスです。赤、白、ピンクが混合されていて、開花時期は比較的早め。同じ品種とは思えない咲き方の違いを見つけるのも、この花ならではの楽しみ方です。

コスモスの近縁品種で、宿根草(しゅっこんそう/冬に地上部が枯れても根が残り、翌年また芽を出す多年草)です。花の色はチョコレート色で、その名の通りチョコレートの香りがします。5種ある中の「チョコモカ」という種はカカオの香り。来園の際は、ぜひ匂いを嗅いでみましょう。

これは、太陽の丘えんがる公園コスモス園のキャッチフレーズです。まごころ、深い愛情、調和……コスモスの花に添えられる言葉は、誰かにそっと届けたいやさしい想いばかり。花畑を並んで歩くうちに、普段は言えないひとことが浮かんでくるかもしれません。大切なあの人に、コスモス畑で伝えてみませんか?
コスモス園があるのは、JR遠軽駅から車で約8分の丘の上。道内をめぐる旅の途中にも立ち寄りやすい立地です。1,000万本の中に立ってみる。この秋の予定に、そんな一日を加えてみてはいかがでしょうか。
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