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茨城観光1泊2日のモデルコース!人気の観光スポット・名所を満喫できる王道の旅程を紹介

茨城県は、山、海、さらに湖などの自然が豊か。1,000年以上続く神社、江戸時代に徳川御三家の水戸藩が残した庭や藩校跡地など、一度は訪れたい観光スポットを有しています。新鮮な魚介類はもちろん、関東平野の一部である常総平野で育つ農産物の豊富さも茨城の豊かな土地柄の一部です。さらに、茨城は美しい花が見られる名所もたくさんあって、訪れる人の心を癒してくれます。

今回は茨城エリアの魅力を満喫しつくす1泊2日のモデルコースを紹介します。水戸駅を起点に、海に面した大洗町、水戸藩のお膝元の水戸市、日本三大稲荷の一つ笠間稲荷神社のある笠間市を巡るプランです。TV番組『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人や観光客に愛されるおすすめの観光地についても紹介しているので、旅行の際の参考にしてください。

※当モデルコースは一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のもので、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。

【1日目】茨城観光のモデルコース

【10:00】水戸駅からスタート|黄門様ゆかりの城下町から、茨城周遊の旅へ出発

水戸駅は常磐線の特急「ひたち」「ときわ」を利用すると東京都内から最短1時間30分以内とアクセス良好。水郡線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線も乗り入れる茨城県最大のターミナルです。

水戸駅の商業施設やバス乗り場などは、北口に集中しています。北口にはペデストリアンデッキがあって、黄門様と助さん,格さんの像があります。時間の余裕があれば、旅のスタートの記念として、黄門様御一行と写真撮影してみてはいかがでしょうか?

水戸駅

駅周辺でレンタカーを借りたら、最初の目的地は国営ひたち海浜公園。田畑や緑に囲まれた県道351号線で、那珂川を渡って35分前後の移動時間です。

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【10:35】国営ひたち海浜公園|四季の花々が彩る、関東屈指のフラワーパーク

ひたちなか市の太平洋岸にある国営ひたち海浜公園。春のネモフィラやチューリップ、初夏のポピーやバラ、夏はジニア、ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬のアイスチューリップなど、季節ごとに花が咲くことで有名です。

大観覧車やジェットコースターなどのある「プレジャーガーデン」や、林間アスレチック広場などもあるので、家族でのお出かけ先としてもぴったり。

広い公園で、開園面積だけでも東京ドーム約46個分といわれます。その広い園内の移動に便利なのが、園内に9ヶ所の停留所がある「シーサイドトレイン」や、レンタサイクルです。効率よく目当ての場所にアクセスするなら、園内に用意された乗り物の利用も検討するといいかもしれません。

国営ひたち海浜公園

▼水戸駅から国営ひたち海浜公園への行き方

国営ひたち海浜公園に咲く可憐な花々に心癒されたら、今度は海の幸でランチにしましょう。移動時間はレンタカーで約30分です。

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【13:05】那珂湊おさかな市場でランチ|新鮮な海の幸と市場の活気を味わう港町グルメ

太平洋を臨む場所で、買いものや食事ができる那珂湊おさかな市場。鮮魚店や水産加工品店、飲食店が全部で24店舗が営業していて、活気があります。

目の前の太平洋で獲れた魚がずらりとならび、海の幸が格安で手に入るため、行楽シーズンになるとお店の前には行列ができ、周辺道路が渋滞することもしばしば。飲食店では、盛りのいい海鮮丼、ネタが大きな寿司、新鮮な刺身定食などがリーズナブルな値段で提供されています。その場で貝から取り出す生ガキを目当てに訪れる人も多いとか。

食べ歩きが可能な海鮮の炭焼きなども提供されているほか、冬にはあんこうなど茨城県らしいメニューも食べられます。新鮮な魚介類をお土産にしたくなったら、発送も可能です。

那珂湊おさかな市場

▼国営ひたち海浜公園から那珂湊おさかな市場への行き方

ランチで新鮮な魚介類と賑わう市場の雰囲気を味わったら、今度はアクアワールド茨城県大洗水族館で海の生き物を観察しましょう。移動時間はレンタカーで約15分です。

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【14:35】アクアワールド茨城県大洗水族館|サメの飼育数日本一を誇る、海のエンターテインメント空間

アクアワールド茨城県大洗水族館は、国内トップクラス規模で、大小60の水槽に580種68,000点の生きものが暮らしています。特に有名なのが多種多様なサメの飼育。約60種類のサメの中には、絶滅危惧種のシロワニなどの他、見た目ではサメだと気づかない個性豊かなサメも展示されています。

館内は9つのエリアに分かれています。入り口側の出会いの海ゾーンでは、大洗の海に住む生物、特にイワシたちが優雅に群れになって泳ぐ姿が見られ、オーシャンシアターでは、イルカとアシカたちがエネルギッシュなパフォーマンスを披露。マンボウが複数飼育されているなど、見応えある展示を楽しめます。

アクアワールド茨城県大洗水族館

▼那珂湊おさかな市場からアクアワールド茨城県大洗水族館への行き方

生き生きとした海の生き物をたくさん目にしたあとは、歴史ある神社を訪ねましょう。大洗磯前神社までレンタカーで約10分です。

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【16:50】大洗磯前神社 | 太平洋を臨む絶景にたつ鳥居がシンボル

平安時代創建の歴史ある神社です。大己貴命(おおなむちのみこと・だいこく様とも呼ばれる)と少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。医療の神様、福徳の神、縁結の神、知徳剛健の神として広く厚く信仰されています。

現在の社殿は、水戸二代藩主 徳川光圀の命により元禄3(1690)年に造営が始まり、第3代綱條の代の享保15(1730)年に完成したものです。

祭神が降臨したと伝わる磯が「神磯」と呼ばれ、現在、その岩礁の上には鳥居があり、大洗町のシンボル的存在になっています。日の出を背景にした岩礁の上の鳥居が神秘的で、季節を問わず、日の出を撮影しに多くの写真愛好家が集まっています。

早朝の日の出と鳥居の競演には間に合いませんが、太平洋に夕日が沈む姿も圧巻です。

大洗磯前神社

▼アクアワールド茨城県大洗水族館から大洗磯前神社への行き方

夕日を眺めたら、そろそろ本日の宿に移動します。大洗温泉の宿はすぐそば。移動時間はレンタカーで5分前後を想定しています。

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【17:45】大洗温泉の宿にチェックイン|潮風を感じる温泉宿で、海辺の休日を満喫

大洗は古くからの景勝地で、大洗磯前神社の門前町として、多くの人を魅了してきた場所です。海が見えるホテル、料理が自慢の旅館、こぢんまりとした人の温かさに癒される宿など、特徴のある宿が揃います。大洗温泉として温泉が開湯したのは平成11(1999)年のことで、その歴史ある観光地に温泉という特徴が加わりました。

大洗で湧いている温泉には、太古の化石海水が混入していることがあります。化石海水とは、太古の地殻変動などで古い海水が地中に閉じ込められているもので、塩分を多量に含んでいるのが特徴です。そのため入浴後は肌に塩分が染み付き、熱の拡散や汗の蒸発が妨げられ、保湿効果が高い「熱の湯」や「温まりの湯」などと呼ばれています。又、塩分に殺菌効果があるので、色々な鎮痛効果が期待できます。

この機会に大洗温泉のお湯も楽しんでみてはいかがでしょうか?

大洗旅館組合

▼大洗磯前神社から大洗温泉への行き方

お湯に浸かって1日目の疲れを癒したら、宿で夕飯をいただきましょう。

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【19:00】大洗温泉の宿でディナー|旬の魚介を味わい尽くす、大洗ならではの海鮮会席

写真はイメージです

お待ちかねの大洗でのディナー。目玉となるのは目の前の海で獲れた魚介類です。旬の魚に、農業が盛んな茨城の郷土食材を組み合わせて、宿自慢の料理が提供されます。

春には茨城の誇るブランド「鹿島灘はまぐり」、夏にはクリーミーな岩がき、秋になると脂ののった戻りがつお、そして晩秋から春にかけてあんこうと季節ごとに、魅力ある海の幸が目の前に並びます。

特にあんこう鍋は、大洗を代表する冬の名物料理です。プランクトンや小魚などの海産資源が豊富な大洗町の沖合(常磐沖)のあんこうは一味違うといわれています。あんこう鍋を食べに大洗を訪れる人も少なくない絶品の味です。

大洗の旬を堪能したら、ゆっくりおやすみなさい。

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【2日目】茨城観光のモデルコース

【9:00】大洗温泉の宿を出発

写真はイメージです

宿での宿泊は、朝食が大きな楽しみという方も多いはず。大洗の宿は、海沿いにあることも多く、朝食会場から海が眺められる宿もあります。大洗の宿では、朝食をビュッフェスタイルや和定食スタイルなどで提供することが多いようです。

その内容は、茨城県産の米、ブランド卵「奥久慈卵」を使った卵焼きや水戸納豆、大洗名物「あんこう汁」や常陸秋そばなど。豪華な夕食とはひと味違った茨城の味を堪能して、2日目をスタートしましょう。

2日目は、水戸市内から巡っていきます。最初は日本三名園のひとつ、偕楽園。移動時間はレンタカーで約30分です。

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【9:30】偕楽園|日本三名園として有名な梅の名所

金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられる「偕楽園」。天保13(1842)年7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭により領民(領地に住む人々)の休養の場所として開園されました。偕楽園という名前も「衆と偕(とも)に楽しむ場」を意味しています。

偕楽園といえば、梅。約100品種3,000本の梅が植えられていて、早春の園内を彩ります。2月中旬から3月中旬にかけての「水戸の梅まつり」を皮切りに、桜、つつじ、秋には萩、初冬には二季咲桜と、園内に花々が季節を届けてくれます。

園内の中程に位置する好文亭は徳川斉昭が自ら設計したとされる木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿があります。

偕楽園

▼大洗温泉から偕楽園への行き方

偕楽園の美しい庭園や建物を堪能したら、次は水戸藩の藩校、弘道館へ。移動時間はレンタカーで約20分です。

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【10:50】弘道館|文武両道に励んだ水戸藩教育の拠点

弘道館は旧水戸藩の藩校として、第9代藩主徳川斉昭が推進した藩政改革の重要施策のひとつとして開設されました。藩士とその子弟が学び、入学年齢は15歳で40歳まで就学が義務づけられ、学問と武芸の両方が重視された総合的な教育施設でした。

弘道館の館内は、藩校当時の空気感が今も漂います。玄関に掲げられた斉昭自筆の扁額や、藩主が見守る中武術の試験などが行なわれた対試場を見学すると背筋が伸びるかもしれません。

区域内には約60品種800本の梅が植えられており、梅の名所としても有名です。水戸の梅まつりには、偕楽園とともに会場となっています。梅の花の後にはサクラ、ツツジ、夏にはアジサイやクチナシ、秋にはハギやイチョウの紅葉、冬にはサザンカなどが咲くなど、季節ごとの花が楽しめます。

弘道館

▼偕楽園から弘道館への行き方

弘道館で藩士子弟の日々に思いを巡らせたあとは、日本三大稲荷の笠間稲荷神社を参拝しましょう。移動時間はレンタカーで約40分です。

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【12:30】笠間稲荷神社|1,360年以上の歴史を誇る、日本三大稲荷のひとつ

五穀豊穣や商売繁盛の神様、おいなりさんとして知られる宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をまつる神社です。京都の伏見稲荷大社、佐賀の祐徳稲荷神社などとならぶ日本三大稲荷のひとつとされています。年間350万人以上もの参拝者が訪れる茨城屈指のパワースポットです。

笠間稲荷神社の創建は、社伝によれば飛鳥時代にあたる白雉2(651)年と伝えられ、1360余年の歴史を誇ります。現在の本殿は、江戸時代の末期、安政・万延年間(1854~1860)に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

堂々とした一の鳥居と二の鳥居、楼門も見どころです。例年5月上旬に見頃を迎える樹齢400年という県の天然記念物「八重の藤」も大切にされています。

笠間稲荷神社

▼弘道館から笠間稲荷神社への行き方

笠間稲荷神社のパワーを感じたあと、門前でランチはいかがでしょうか? 移動時間は徒歩で約5分です。

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【13:35】笠間市内でランチ|常陸秋そばや門前グルメを楽しむ、笠間散策ランチ

写真はイメージです

古くからある大きな神社に付き物といえば、門前町と名物。笠間稲荷神社の門前通りにも飲食店が軒を連ねます。笠間市内では、茨城県が推奨する常陸秋そばが栽培されているそばの産地です。そのため、市内には40軒のそば屋さんがあり、もちろん門前通りにもそばを提供するお店が複数あります。

また笠間市内では、伝統的な焼き物、笠間焼を作陶する工房がたくさんあることから、笠間焼の器で定食のようなメニューを提供しているカフェも門前通りにあります。

さらに、古くはこの地にクルミの密林があったことから、神社も「胡桃下稲荷」とも呼ばれています。このことに因んで、門前ではクルミを入れた饅頭やゆべしなどのお菓子が売られているので、甘いものが欲しくなったら買ってみてはいかがでしょうか?

笠間稲荷神社 門前通り

▼笠間稲荷神社から門前通りへの行き方

笠間の名産や新名物を味わったら、笠間焼の器が売られているギャラリーが集中するギャラリーロードに移動します。移動時間は、レンタカーで約10分です。

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【15:10】ギャラリーロード|笠間焼の魅力に出会う、アートと器の散歩道

「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマにする笠間芸術の森公園にそった商店街です。江戸時代中期に始まったこの地の伝統工芸、笠間焼の器やガラスを扱うギャラリー、レストランやカフェなどが約2kmに渡って並んでいます。茨城1泊2日の旅の記念に笠間焼などの工芸品を購入してみてはいかがでしょうか? カフェやベーカリー、まちの駅笠間宿など、立ち寄りやすいお店や施設もたくさんあります。

また、笠間芸術の森公園では毎年ゴールデンウィークに「笠間の陶炎祭(ひまつり)」が行われます。県内屈指の大型陶器イベントで、約200人の陶芸家・窯元・地元販売店などが参加し、45万人もの焼きものファンが集まります。

ギャラリーロード

▼笠間稲荷神社 門前通りからギャラリーロードへの行き方

ギャラリーロードを散策をしたら、水戸駅に戻ります。移動時間はレンタカーで50分ほどです。

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【17:10】水戸駅|お土産購入・解散

レンタカーを返却したら、水戸駅周辺でお土産を購入しましょう。水戸駅には、「水戸駅ビル エクセル」という商業施設があります。飲食店や、ファッションのお店、家電量販店などのお店が入っていますが、お土産が買えるお店が主に3階と2階の改札前にあります。

茨城のお土産といえば、水戸納豆や干し芋などのさつまいもの加工品や、梅をシロップやのし梅などもあります。納豆は、日持ちのするふりかけタイプなどがお土産に人気です。

また「関東屈指の酒処」でもある茨城の地酒を集めた角打ちができる地酒バーもあります。時間があるなら2日間に渡ったドライブの疲れを癒す1杯をいただくのもアリかもしれません。日本酒をお土産にするのもいいですね。1泊2日、茨城の旅、お疲れ様でした。

水戸駅ビル エクセル本館

▼ギャラリーロードから水戸駅への行き方

旅サラダで取材した茨城のおすすめ観光スポット

ここからは今回のモデルコースには含まれていませんが、テレビ番組「朝だ!生です旅サラダ」で実際に取材した茨城のスポットの中から、編集部が特におすすめしたい観光地をご紹介します。時間に余裕がある方は、ぜひ旅のプランに加えてみてください。

1. 千波湖

千波湖は、日本三名園の1つである偕楽園の下に広がる淡水湖です。元は氷河期や6000年前頃まで続いた海面上昇の影響でできた浅い沼でした。江戸時代初期に、水戸城の堀として位置づけられて整備されました。その当時は現在の3倍以上の広さがあったとされていますが、大正から昭和にかけて整備され、現在のひょうたん型になりました。

千波湖周辺は、水鳥のほか、昆虫類、四季折々の花など、自然を満喫できます。特に春にはソメイヨシノなど、約700本の桜が美しい花を咲かせ、市民や多くの観光客に親しまれています。また、千波湖を一周する周回コースが整っており、ウォーキング、ジョギングが楽しめます。貸しボートもあるので、乗ってみるのも楽しいかもしれません。

千波湖

2. 鹿島神宮

鹿島神宮は、神武天皇元年(紀元前660年)の創建と伝えられる歴史ある神社です。由緒と歴史の長さでは別格の存在で、日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社としても知られています。祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)で、武の神として古くから信仰され勝負事にご利益があると言われます。

鹿島神宮では12年に1度、午年に「御船祭」(みふねまつり)が行われます。9月2日の朝、鹿島神宮の祭神の分霊を乗せたお神輿が、行列と共に大船津まで下ります。水上にて同じく香取神宮の神職を乗せた船団に歓待を受けた後に鹿島へと戻ってくるという水上祭です。色鮮やかな竜頭つきの御座船に、5色の吹き流しやのぼりを立てた約100隻の船が従う姿が絢爛豪華です。

鹿島神宮

3. 六角堂

北茨城市の五浦海岸に立つ「六角堂」は、近代日本美術の発展に尽力した岡倉天心が、思索と静養の場として自ら設計した建物です。明治36(1903)年5月ごろにこの地を訪れた天心は、ごつごつとした岩肌と太平洋が織りなす風光明媚な景観をこよなく愛し、明治38(1905)年に邸宅と六角堂を構えました。

翌年には日本美術院を五浦に移し、横山大観ら門下生たちを呼び寄せます。天心はボストン美術館での勤務など国際的に活躍しながらも、終生ここを拠点としました。現在は茨城大学五浦美術文化研究所として管理され、その歴史的・文化的価値を今に伝えています。

現在の建物は、東日本大震災の津波により流失された後、わずか1年後の平成24(2012)年に創建当初の姿で再建されたものです。

六角堂

4. 竜神大吊橋

竜神峡にかかる「竜神大吊橋」は、平成6(1994) 年に開通しました。茨城百景の一つでもある人気の観光スポットです。橋の長さは375mで、歩行者専用として国内最大級の長さを誇ります。ダム湖面からの高さは100メートル、橋の上からは四季折々のパノラマが広がります。吊橋には3箇所の「のぞき窓」が設置されていて、高さ最大100mのスリルを体験できます。

4月下旬から5月中旬には、たくさんの鯉のぼりが、峡谷を泳ぐ「竜神峡 鯉のぼりまつり」や11月には「紅葉祭り」など、季節に合わせたイベントも行われます。

周辺には渓谷美を気軽に味わうコースや、数々の滝に出会えるコースなどハイキングコースが複数あります。

竜神大吊橋

5. 筑波山ロープウェイ

強力なパワースポットとして知られる筑波山。大正時代からケーブルカーがあり、全長1,634m、高低差495mを所要時間8分で運行しています。高度経済成長期に訪れる人が増えたため、ロープウェイも運行を始めました。

筑波山ロープウェイは筑波スカイラインの終点で、標高542mのつつじヶ丘駅から標高840mの女体山駅の間、1,296mを約6分で結んでいます。現在のゴンドラは平成16(2004)年から使われている2代目で、白と赤のスイス製ロープウェイです 。

空中を進むゴンドラからは、1年を通して関東平野を一望でき、霞ケ浦や太平洋はもちろん、東京都心のビル群、東京スカイツリーや富士山が見えることもあります。

筑波山ロープウェイ

6. 袋田の滝

袋田の滝は、高さ120メートル、幅73メートルというスケールを誇り、日本三名瀑にも数えられています。滝の流れが大岩壁を4段に落下することから「四度(よど)の滝」とも呼ばれます。

岩肌の新緑が鮮やかな初夏の風景は滝の轟音の中にも静けさを感じさせ、冬場には、滝全体が真っ白に凍結する「氷瀑」の神秘的な姿を見せます。

袋田の滝を鑑賞するためのトンネルが設置荒れています。トンネルの奥に設置された観瀑台からは、迫力満点の滝を眺めるることができます。近くにある吊り橋へわたる通路もあり、吊り橋を渡るスリルと一緒に、季節ごとに姿を変える滝とその周辺の風景を楽しむことができます。

袋田の滝

まとめ

今回ご紹介した1泊2日のモデルコースでは、茨城の景勝地、パワースポット、水戸藩ゆかりの庭園などを巡ります。海沿いの大洗では食べて、見て、太平洋の魚たちを知るなど、茨城にしかない魅力がたっぷりです。

まだまだ魅力的な観光地が点在しており、何度訪れても新しい発見に出会える茨城エリア。今回のモデルコースを楽しんだ次は、また別の季節・スポットへも訪問して、茨城エリアの魅力にどっぷりハマってみてください。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年6月に作成しました。

※当モデルコースはあくまで一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のものであり、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。

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