甘辛い卵とサクッとした豚の唐揚げの組み合わせ! 安城のソウルフード「北京飯」をタレ、缶詰、ふりかけで気軽に便利にとびきりおいしく
2024.06.29
「北京飯(ぺきんはん)」は愛知県安城市のソウルフードです。醤油ベースのタレを加えて焼いた卵の上に、サクサクの豚の唐揚げをのせたどんぶり料理で、中華料理店『北京本店』で生まれました。週末ともなると1日に500杯近く出るほどの人気メニューになっています。安城のお店でしか食べられない「北京飯」を自宅でも食べてほしいと『北京本店』の3代目が開発した「極 北京飯のタレ」、北京飯の缶詰「北京飯缶」、気軽に味が楽しめる「北京飯のふりかけ」。3種類をセットにした旅サラダマルシェだけのオリジナルグルメボックスとしてご紹介します。
【コレうまポイント】
② これぞ万能調味料! 長時間かけて開発した味の再現率も自慢! 北京飯のタレ
③ 開けるだけの「北京飯缶」とかけるだけの「北京飯ふりかけ」
【コレうまポイント①】その歴史は60年以上。安城で愛されるソウルフード
今や安城のソウルフードとして定着した「北京飯」。誕生のきっかけは、小さなアクシデントでした。中華料理店『北京本店』は昭和36年(1961年)創業。初代が賄い用の料理を作ろうとしたときに、他の料理に使うタレを卵の上にこぼしてしまいました。そのタレの入った卵がもったいないと調理して食べると「これは!」と思うほどおいしかったのです。試行錯誤の末、ご飯の上に卵、さらに豚肉の唐揚げをのせて、お店の名前を冠した「北京飯」となりました。
3代目の杉浦充俊さんが19歳で店を引き継いだとき、すでに「北京飯」は人気メニューでした。ところが急逝した2代目の父が残したレシピは大まかなもの。「北京飯」を愛する常連客からのアドバイスを受けてその味を再現するには時間がかかりましたが、その愛されぶりを実感。もっと地元に根ざした料理にしようと、安城市や三河地方産の食材を取り入れることにしました。そして「究極の北京飯」に名前も変更し、今ではソウルフードとして安城市の誰もが知る存在に成長。メディアでも頻繁に紹介されています。
【コレうまポイント②】これぞ万能調味料! 長時間かけて開発した味の再現率も自慢! 北京飯のタレ
お店では週末ともなると1日500杯も出るという「北京飯」。その味の決め手、タレを再現した「極 北京飯のタレ」があります。安城に来ないと食べられないものから、自宅でも食べられる気軽な食べ物にしたいと開発されました。時間をかけて開発した結果、お店で仕込むタレとそっくりに仕上がった、杉浦さんの自信作です。
自宅で再現するとき最大のコツは、卵に「北京飯のタレ」を混ぜて、よく熱したフライパンで手早く焼いて半熟に仕上げること。豚肉の唐揚げは、お店では地元のブランド豚「三河ポーク」のもも肉に天ぷらの衣よりもちょっと固めの衣に潜らせてから揚げています。スーパーなどで買ってきた唐揚げを使って手軽に作るのもおすすめです。
醤油がベースのタレは、甘辛く、お店同様お酢が隠し味のように加えられているのもポイントです。たまごかけご飯や納豆、冷奴や炒め物の味付けなどにも使える万能調味料です。有効活用してほしいと料理研究家 長田絢さんが考案した、カレーやハンバーグなどアレンジレシピも公開されています。「1本使い切って初めて商品の良さをわかってもらえるはず」と杉浦さんは話します。料理の時短にも活躍してくれそうです。
【コレうまポイント③】開けるだけの「北京飯缶」とかけるだけの「北京飯ふりかけ」
今回は「極 北京飯のタレ」の他に、缶詰の「北京飯缶」と「北京飯ふりかけ」を合わせた3種類がセットになっています。缶詰の「北京飯缶」ができたのは2020年ごろ。災害の多い日本で、常温での長期保存が可能で、ご飯もおかずも入っている缶詰があったら、助かるだろうと開発されました。
中身は缶詰用に選んだ玄米ご飯に、卵、豚肉の唐揚げまで入っています。小腹が空いたときや、キャンプや釣りなどアウトドア用にも満足度の高い缶詰に仕上がっています。温める場合は、5分ほど缶ごと湯煎するのがおすすめですが、常温でもおいしいように柔らかさが調節されています。
「北京飯ふりかけ」は2024年3月に販売を開始したばかり。卵味のふりかけと唐揚げ味のふりかけを別々に作って混ぜています。こちらもお店の味に可能な限り近づけたいと、ごまや海苔などは入れていません。炊き立て熱々のご飯にかけるとたまごふりかけが、水分を含んでとろっとした感じになって北京飯の味に近づきます。
チャーハンにかけても、卵かけご飯に加えても、唐揚げに塩の代わりにトッピングするなど、いろいろな楽しみ方ができますよ。
60年以上の歴史を持つ安城のソウルフード、「北京飯」。3代に渡る『北京本店』店主たちが、ボリュームがあっておいしいご飯をたくさんの人に食べさせたいと作り続けられてきました。安城以外ではなかなか食べられないその味を自宅でも本格的に再現したり、手軽に楽しんだりしてほしいと開発された3つの商品。食事のバラエティを広げたいとき、小腹が空いたとき、いつもとちょっと違う味が食べたいときなどに強い味方になってくれそうです。