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スイス南部の中心都市・ルガーノを巡る。現地を知り尽くした旅のエキスパートによる観光・グルメ・お土産ガイド

スイス南部、イタリアとの国境近くに位置するルガーノは、美しいルガーノ湖と山々に囲まれたイタリア語圏の中心都市。スイスらしい洗練された街並みと手つかずの自然、イタリア文化の影響を受けた陽気な雰囲気が交差する街です。絵画のように美しい自然を楽しんだり、ローカルフードやショッピングを満喫したりと、楽しみ方はさまざま。

今回は、そんなルガーノを訪れたらぜひ立ち寄りたい、現地を知り尽くしたスイス・エキスパートがおすすめする「観光」「グルメ」「お土産」のおすすめスポットをご紹介します。

— スイス・ルガーノエリアMAP —

1. スイス・ルガーノのおすすめ観光スポット「ヴェルザスカ渓谷」

©︎Ascona-Locarno Tourism – foto Alessio Pizzicannella

温暖な気候と美しい湖景で知られるルガーノは、数多くの魅力的なスポットへ日帰り旅行を楽しむことができます。ルガーノからロカルノを経て、マッジョーレ湖の北に延びる渓谷が「ヴェルザスカ渓谷」です。長らく大規模な開発から取り残されてきたことで、昔ながらの石造りの集落と手つかずの自然が残され、独特の趣をなしています。渓谷を流れるヴェルザスカ川は、思わず見とれてしまうほど透明度が高く、エメラルドグリーンに輝く美しい水が魅力。自然が生んだ芸術とも言える光景は、眺めているだけで心が洗われるかのようです。

©︎Alessio Pizzicannella

渓谷のなかでも、とりわけ美しい景観として知られているのがラヴェルテッツォ村に架かる石橋「ポンテ・デイ・サルティ」です。ローマ時代に起源を持つとされる二重アーチの石橋と、透き通った川が織りなす風景はまるで絵画のよう。夏には川遊びや日光浴を楽しむ人々で賑わい、秋には渓谷全体が色鮮やかな紅葉に包まれます。

©︎Switzerland Tourism / Miranda Muller

時間に余裕があれば、渓谷の最奥にあるソノーニョ村まで足を延ばしてみるのもおすすめです。石屋根の家々が並ぶ素朴な村には、地元の工芸品店や小さな博物館が点在し、この地方ならではの暮らしや文化に触れることができます。散策の合間には、スイス・イタリア語圏特有の「グロット」と呼ばれる伝統的なレストランへ。もともと食料貯蔵庫として使われていた洞窟風の空間で、郷土料理やカフェタイムを楽しめます。この地方ならではの絶景と文化に触れられるヴェルザスカ渓谷は、ぜひ旅程に加えたいスポットです。

2. スイス・ルガーノのおすすめグルメスポット「Locanda dal Bigatt(ロカンダ・ダル・ビガット)」

©︎Ticino Turismo – Jacques Perler

パラディーゾの小高い丘の上にたたずむ「Locanda dal Bigatt(ロカンダ・ダル・ビガット)」は、美しい景観と地元食材にこだわったローカルフードが魅力のホテルレストランです。豊かな自然に囲まれた静かなロケーションにあり、テラス席から望めるのはルガーノ湖の大パノラマ。時間帯や季節によって表情を変える風景が、食事のひとときを彩ってくれます。

©︎Ticino Turismo – Jacques Perler

料理は、伝統的なティチーノ料理をベースにしながらも現代的な感性を取り入れた一品。ティチーノ州の豊かな食文化を大切に、有機栽培野菜や香草、果物や乳製品など、できる限り地域内の生産者から調達した厳選食材を、オーガニックで体に優しい一皿に仕上げています。季節ごとの旬の味覚を生かしたメニューは、彩り豊かな盛り付けも魅力。一口味わうたびに、この土地ならではの豊かな恵みを感じられるはず。

©︎Lugano Region – Milo Zanecchia

料理とともに楽しみたいのが、それぞれの個性が光る地元産ワインやクラフトビール。ティチーノ州の恵みをふんだんに使った料理とのペアリングは、この地域ならではの食体験です。絶景のロケーションで、厳選された地元食材と美しい風景を眺めながら、五感でティチーノの魅力を味わってみて。

3. スイス・ルガーノのおすすめお土産スポット「GABBANI(ガッバーニ)」

©︎Switzerland Tourism / Silvano Zeiter

ルガーノ旧市街の中心部に店を構える「GABBANI(ガッバーニ)」は、1937年創業の老舗食品店。精肉店としてスタートし、現在ではデリカテッセンやワインショップ、ベーカリー、レストラン&バー、ホテルまで展開する食の複合施設です。ルガーノの食文化と伝統を発信するランドマークとして、地元の人から観光客まで愛され続けています。

©︎Switzerland Tourism / Markus Buehler

店内にはチーズや生ハム、サラミなどのシャルキュトリーをはじめ、新鮮な野菜や果物、チーズやワイン、ハチミツや焼き菓子など、ティチーノ地方を中心に厳選された食材がずらり。地元生産者によるこだわりの商品も多く、バラエティに富んだ品揃えです。見ているだけでも楽しく、思わず「あれも欲しい、これも欲しい」と目移りしてしまうはず。

また、併設のレストラン&バーでは、ティチーノ地方や地中海のエッセンスを散りばめた料理を楽しめます。季節の食材を生かしたメニューとともに、地元産ワインや選りすぐりの一杯を味わえるのも魅力。ランチからディナーまで幅広く利用できるので、ショッピングの合間に気軽に立ち寄ってみて。

©︎Switzerland Tourism / Tina Sturzenegger

お土産なら、ティチーノを代表するメルローのワインやチーズはもちろん、伝統的な菓子パンのパネトーネやアマレッティなどの焼き菓子も人気。ワインは地元の小規模生産者による銘柄もそろい、チーズやサラミと組み合わせて購入するのもおすすめです。持ち帰りやすい食品から本格的な食材まで幅広くそろっているため、こだわりのお土産を探したい人はぜひ足を運んでみてください。

まとめ

ルガーノ周辺は、美しい湖や渓谷が織りなす絶景はもちろん、スイスの伝統と北イタリアの食習慣が融合した、ティチーノ地方ならではの食文化も満喫できる魅力あふれるエリアです。今回は、現地を知り尽くした旅のプロがおすすめする観光やグルメ、お土産のスポットをご紹介しました。雄大な自然に触れたあとは、ローカルフードや地元のワインを堪能し、お気に入りのお土産を探すことで、ルガーノならではの個性をより深く感じられるはず。