愛媛県東温市、西条市|深呼吸しに、愛媛のまん中へ 里山ひろがる東温、水の都・西条
2026.10.24
奈良時代に始まったと伝わる温泉地で、1604年には江戸幕府初代将軍・徳川家康も湯治に訪れた熱海。駅前の商店街や熱海サンビーチ、1952年に始まり、年10回以上開かれる熱海海上花火大会など、海辺の温泉地ならではの楽しみがそろいます。そんな熱海を訪れる際におすすめしたいホテル・旅館20軒を、TV番組「朝だ!生です旅サラダ」で訪れた宿も含めて、旅サラダPLUS編集部が厳選しました。泊まるエリアごとに紹介するほか、カップルや女子旅、家族、花火など旅の目的に合う宿もまとめています。熱海旅行の宿選びに、ぜひ参考にしてください。
※掲載している施設情報は、すべて取材・調査当時のものです。
※当記事は一部にPRを含んでいます。
海と山に囲まれた熱海市には、雰囲気の異なる温泉地がいくつもあります。旅サラダPLUS編集部では、熱海で泊まる場所を3つのエリアに分けて、それぞれの特徴をまとめました。

| エリア | 街の雰囲気 | 向いている過ごし方 | 熱海駅からの目安 |
|---|---|---|---|
| 熱海温泉(中心部) | 昭和の雰囲気が残る熱海駅前の商店街、夜はライトアップされる熱海サンビーチ、地中海のリゾートをイメージした親水公園、熱海港が並ぶ。山側に來宮神社・熱海梅園、南に錦ヶ浦の断崖 | 浴衣で街を歩く、商店街の食べ歩き、海辺の散策、熱海湾で開かれる海上花火大会 | 熱海駅のまわりと海沿い(宿によって送迎) |
| 伊豆山温泉 | 伊豆の地名の発祥地とされる伊豆山。縁結びで知られる伊豆山神社(海辺から本殿まで837段の石段)と、海辺の走り湯がある。高台からは熱海の街と海を見下ろせる | 伊豆山神社の参拝と走り湯の見学 | 伊豆山神社まで熱海駅からバスで約10分 |
| 伊豆多賀・網代温泉 | 松並木とおだやかなビーチが広がる長浜(伊豆多賀)、江戸時代から港町として栄え、路地に干物が並ぶ漁師町の網代 | 静かな海辺での滞在、干物などの地元の味 | 熱海駅からJR伊東線で伊豆多賀駅まで約10分、網代駅まで約15分 |
熱海駅や海辺の温泉街に建つ宿、熱海梅園に近い山側の高台に建つ宿、そして南の錦ヶ浦の断崖に建つ宿。同じ中心部でも、泊まる場所によって眺めや街への出やすさが変わります。
熱海駅の北、桃山町の高台にたたずむスモールラグジュアリーホテル。2026年8月にプレオープンし、駅からほど近い利便性を備えながらも、街の喧騒を離れた穏やかな時間を過ごせます。客室のバルコニーからは、丘陵に広がる熱海の街並みと、その先にきらめく相模湾を一望。左官職人が仕上げた壁の部屋や、名栗加工を施したナラ材の壁の部屋など、客室ごとに表情の異なる設えが魅力です。器や照明、ファブリックにも地元作家の手仕事を取り入れ、土地の文化や美意識を感じられる空間に仕上げられています。
全客室で温泉を楽しめるほか、テラスに露天風呂、水風呂、サウナを備えた客室も用意。屋上ラウンジには屋内のバーと屋外の足湯があり、海と空が溶け合うような景色を眺めながら、ゆったりとしたひとときを過ごせます。
食事は2つのダイニングで。メインダイニング「DINING」では、フレンチの技法を土台にしながら、食材ごとに最適な調理法を選び抜いたコース料理を提供します。一方の「TEPPAN」では、魚料理が主役の鉄板焼きを堪能。締めくくりには、地元の生産者が育てた肉料理が登場します。料理を手がけるのは、帝国ホテルでフレンチの腕を磨いた料理長。静岡の恵みを生かした、この土地ならではの味覚を届けています。
山王山の中腹に建つ温泉旅館。1938年に実業家がこの地を買い求め、後に別荘を建てたことに始まり、1948年に旅館として歩み始めました。宿名は、日本画家・横山大観がこの地を訪れ、「ここの眺めは雄大であり、大観の名にふさわしい」と命名を快く承諾したと伝わります。大観が実際に滞在した客室は、現在も「大観の間」として客室に使われています。
自然の傾斜を生かした庭園は、日本の造園学の礎を築いたとされる造園家によるもの。斜面に広がる芝生の先では、樹齢200年を超える松が枝を伸ばし、その向こうに見える初島や大島が情景に。春には桜が彩りを添える光景も魅力的で、例年4月初旬に見頃を迎えます。
温泉は、「山王の湯」「滝の湯」「ひのきの湯」の3つの大浴場にそれぞれ露天風呂を併設。男女入れ替え制のため、滞在中にすべての湯を巡ることができるのもうれしいポイント。なかでも館内で最も眺望が良い「山王の湯」では、早朝、相模湾から昇る朝日を望みながら爽やかな気分で湯浴みを楽しめます。
夕食は館内のお食事処で、京野菜や鱧など京料理を代表する食材に、熱海の里山と里海の恵みを織り交ぜた京風懐石を味わえます。
1806年創業で、2026年に創業220周年を迎えた歴史の長い老舗旅館。玄関に構える門は、黒澤明監督の映画『影武者』で使用されたもの。明治初期から約20年にわたり、評論家の徳富蘇峰が毎年3〜4か月を過ごした宿としても知られています。熱海の中心街に位置し、海がすぐそばにある立地が魅力。街歩きの拠点にも便利です。
湯は、熱海七湯のひとつ「清左衛門の湯」を源泉とする自家源泉。ほかの施設へ分湯せず、宿だけで守り続けてきた湯を、大浴場では加水・加熱・ろ過を行わずに掛け流しています。さらに毎日すべての湯を抜いて入れ替えるという徹底ぶり。客室風呂も部屋ごとに独立した配管を備え、100%源泉掛け流しという贅沢さで、温泉好きを魅了しています。一枚岩の御影石をくり抜いた露天風呂や、檜の室内露天風呂を備えた客室もあり、好きな時間に名湯を楽しめるのが醍醐味です。
食事は創業当初から変わらず、朝夕ともに部屋食で提供。夕食には地元の食材を中心に使った京風懐石が並び、器はすべて京都から取り寄せたものです。朝食は、お造りや干物、煮物など熱海ならではの食材を生かした和食膳。白ご飯とお粥の両方が用意され、朝から滋味深い味わいを堪能できます。
熱海サンビーチの目の前、熱海のシンボル「お宮の松」の正面に建つラグジュアリーホテル。2022年9月に開業し、「ミシュランガイド ホテルセレクション2026」にも選ばれています。館内に入ると、高さ約10mの行灯天井と、違い棚をモチーフにした組子の列柱が広がり、数寄屋の街並みを思わせる和の意匠が迎えます。
客室は長屋のように奥へと続く独特の造りで、全室に自家源泉の温泉風呂を備えています。「ROTEN」タイプの客室にはテラス露天風呂が付き、海風を感じながら湯浴みを楽しめます。海側の客室では、熱海海上花火大会の日にテラスが特等席となり、目の前に打ち上がる花火を眺められるのも魅力です。宿泊者は全員クラブラウンジを利用でき、17時30分以降のカクテルタイムにはアルコールを味わいながらくつろげます。最上階には、天空の船をイメージした全長12mのインフィニティバスを備えた大浴場があり、サウナや水風呂も利用できるのもうれしいポイント。
ダイニングフロアには、フレンチ、日本料理・寿司、鉄板焼きのレストランが一つの空間に集結。朝食は和洋中のビュッフェスタイルで、三島の箱根西麓野菜を使ったサラダや、シェフが目の前で焼き上げる卵料理など、地元の食材を取り入れた多彩なメニューが並びます。
熱海サンビーチにほど近い高台に建つ、共立リゾートの温泉ホテル。傾斜地の地形を生かした造りで、館内のさまざまな場所から相模湾を見渡せます。2026年3月にグランドオープンし、イーストタワー最上層階には、遮るもののない空と海を一望する特別客室も用意されています。
温泉は、自慢の眺望とともに楽しめるのが魅力。湯浴み着を着用して利用する展望露天風呂では、男女一緒に相模湾の大パノラマを満喫できます(無料・当日予約制)。大浴場「風波の湯」には内湯や露天風呂、洞窟風呂、サウナを備え、樽・石・檜・陶器の4種類の貸切露天風呂も無料で利用可能。予約不要なので、気軽に湯めぐりを楽しめます。屋上テラスからは海と空が広がり、熱海海上花火大会の日には迫力ある花火を眺められます。
夕食は、金目鯛の煮付けや静岡おでんなど地元の味覚が並ぶ和洋ビュッフェ(アルコールを含むフリードリンク付き)と、金目鯛や桜エビを取り入れた半個室の和会席から選択できます。また、共立リゾート名物として提供される夜食のラーメンも楽しみのひとつ。館内のフリーラウンジでは、ソフトドリンクやアルコール、お菓子を無料で味わえ、滞在中のくつろぎのひとときを彩ってくれます。
1965年開業の海辺のリゾートホテル。1996年に誕生したタワー館と、2019年開業のAQUA SQUAREで構成され、目の前には相模灘の景色が広がります。タワー館の客室はすべて海側に面し、広さも60㎡以上とゆったりした造り。熱海海上花火大会の日には、客室から迫力満点の花火を観賞できます。上層階のエクセレンシィフロアには専用ラウンジが設けられ、同フロアの宿泊者は自家源泉掛け流しの貸切露天風呂を無料で利用できるのも魅力。0〜3歳の子どもは添い寝で宿泊でき、離乳食の用意やベビーカーの貸し出し(いずれも無料)など、子連れ旅行にうれしいサービスも充実しています。
温泉は、敷地内の自家源泉を引く大展望風呂「海望の湯」。大きな窓の向こうに相模灘を一望でき、昼は青い海、夜は熱海の街明かりを眺めながら湯に浸かれます。
夕食は、刺身やライブキッチンで焼き上げるグリル料理などが並ぶ和洋中ビュッフェが中心。ビール、ワイン、日本酒などのフリーフローも宿泊料金に含まれているので、気兼ねなく楽しめます。会場は、窯焼きピザやオリジナルクラフトビールが人気の「HARBOR’S W」と、タワー館18階にあるスカイレストラン「TOP・OF・ATAMI」の2か所(会場は当日の案内)で、多彩な料理を味わえます。
梅園町の高台に建つリゾートホテル。相模湾と熱海の街並みを見渡す眺望と、伊豆の食材を生かしたフレンチが魅力です。館内には北欧の家具ブランド・BoConceptのインテリアを配し、洗練された空間でゆったりと過ごせます。15〜17時にはロビーラウンジで、アルコールやソフトドリンク、軽いおつまみが無料で提供されるのもちょっとした楽しみ。
客室は本館と新館に分かれ、新館の「露天風呂付ツイン」には、遠く相模湾を望むテラスと露天風呂を備えた優雅な造り。熱海海上花火大会の開催日には、部屋から花火を眺められるのも魅力です。そのほか、バレルサウナ付きの客室や、壁面に映像を投影できるシアタースペース付きの客室など多彩なタイプがあり、滞在スタイルに合わせて選べます。
大浴場の女湯には、無料で利用できる女性専用の岩盤浴を併設。パウダールームには美顔器やヘアアイロンもそろい、湯上がりの時間が快適に。至れり尽くせりの空間は女子旅にもぴったりです。また、屋上には温泉を使った宿泊者専用の足湯テラスがあり、海と街並みを眺めながらくつろげます。
夕食は、伊豆の旬の食材を取り入れた「ナチュラルIZUフレンチ」。メインディッシュは席まで運ばれ、前菜やサラダ、デザートは自由に選べるドゥミビュッフェ形式です。お箸で気軽に味わえるため、肩ひじ張らずにフレンチを楽しんで。
市街を流れる清流のほとり、木々に囲まれて建つ温泉リゾート。2007年に「ふふ」ブランド最初の施設として開業し、大規模な改修を経て2024年7月に再開業しました。起雲閣へは徒歩約7分、來宮神社へは徒歩約12分と、熱海の名所を散策しやすい立地も魅力です。
客室は「ふふ熱海」棟と「木の間の月」棟に分かれ、すべての客室に熱海温泉の露天風呂を備えたラグジュアリーな設え。「ふふ熱海」棟は全室スイート仕様で、露天風呂は源泉掛け流し。ゆったりとした空間で、熱海の湯を心ゆくまで楽しめます。「木の間の月」棟は、月をテーマにした落ち着いたインテリアが特徴。プライベートガーデンテラスに露天風呂を備えた客室もあり、緑に囲まれた静かな時間を過ごせます。
館内には露天浴場「桜香」と「竹映」があり、男女入れ替え制で利用できます。どちらもサウナと外気浴スペースを備え、湯浴み後のひとときも快適です。
夕食は、宿泊する棟によって食事する店が変わります。全室個室で味わう日本料理の会席をはじめ、旬の魚介や黒毛和牛を楽しめる鉄板焼き、小鉢と鮨を味わう「木の間の月」棟の鮨割烹など、伊豆の食材を生かした多彩な料理が勢ぞろい。朝食は、ふっくらと炊き上げた釜炊きご飯に、だし巻き卵や伊豆近海の幸を添えた和朝食。朝の空腹をやさしく満たせます。
「星野リゾート リゾナーレ熱海」は、2021年1月にTV番組「朝だ!生です旅サラダ」で訪れたリゾートホテル。すべての客室が60㎡以上の広さを誇り、大きな窓の向こうに熱海の街並みを一望できます。熱海海上花火大会の日には、全室が花火の特等席に。最大6名まで宿泊できる客室のほか、乳児連れ専用の「ベビースイート」や、愛犬と宿泊できる「コーナーテラス 愛犬ルーム」もそろい、さまざまな旅のスタイルにマッチするのが魅力です。
敷地内には樹齢300年のクスノキが立つ森が広がり、その上に建てられたツリーハウスからは地上15mからの眺めを楽しめます。館内には、海を目線の高さで望む屋内温水プールや幼児用プールを備えるほか、花火をモチーフにしたクライミングウォールも設置。6歳までの子どもは、客室定員と同じ人数まで添い寝で宿泊でき、家族旅行にぴったり。
夕食は、シェフが目の前で仕上げる海鮮プランチャやローストビーフが並ぶ「スタジオビュッフェ もぐもぐ」と、熱海海上花火大会をイメージした空間で金目鯛やサザエなどを味わう「和食ダイニング 花火」から選択可能。旅のスタイルに合わせて、熱海ならではの味覚を楽しんで。
約3,000坪の石の庭に、数寄屋造りの離れが点在する温泉旅館。伊予の水石や本鞍馬石、由緒ある灯籠を立体的に配した庭園を囲むように客室が建ち、半世紀以上にわたり静かな風情を守り続けています。
客室は離れが中心で、貴賓室「弓ヶ浜」は、囲碁の名人戦や将棋の対局の舞台としても知られる特別な一室。露天風呂付き客室では専用の露天風呂に温泉を掛け流し、そのほかの客室も内風呂に温泉を引いた贅沢な設え。花火大会の日には宴会場が観覧席として開放され、客室とはひと味違う眺めを楽しめます。
宿には3本の自家源泉があり、大浴場は開放的な露天風呂のみの造り。男湯「古狸の湯」の脱衣所には東北地方の庄屋屋敷の一部を移築した築200年余の建物を利用し、女湯「御神木の湯」には翡翠石をくり抜いた湯舟を据えた、風情あふれる空間です。
夕食は大小11の個室を備えた食事処「雲珠」で。料理長自らが目利きした相模湾の金目鯛や鮑などを使った懐石料理を味わえます。朝食では、織部焼きの釜で炊き上げたご飯に、卵焼きやおひたし、干物などが少しずつ添えられ、体にやさしい和の朝食を楽しめます。
名勝・錦ヶ浦の断崖に建つリゾートホテル。1973年に開業し、2021年の一時閉館を経て、2023年7月に営業を再開しました。海の上に張り出すように建つ純白の「オーシャン・ウイング」は開業当時の内装を生かした昭和レトロな趣が漂い、断崖の頂上に建つ淡いピンク色の「ホライゾン・ウイング」はローマ建築を思わせる優雅な佇まいです。花火大会の日には、オーシャン・ウイングに宿泊者専用の観覧席が設けられ、ゆったりと花火を眺められます。
館内には3か所の大浴場があり、それぞれ異なる自家源泉を使用。海と一体になるようなインフィニティデザインの露天風呂「スパリウムニシキ」、露天風呂から相模湾を望む「彩海」、海までわずか5mの距離にある「波音」と、湯処ごとに異なる絶景を楽しめます。館内には一年中利用できる屋内温水プールや小学生以下向けのキッズパークも備え、夏には錦ヶ浦の入り江を生かした天然の海水プールもオープンするなど、滞在中の楽しみが豊富です。
夕食は、劇場のような空間が広がる「メインダイニング錦」のビュッフェのほか、フレンチや日本料理のレストランから選べます。朝食ビュッフェでは、網代で加工されたかつお節をその場で削りたてのままご飯にのせて味わえるのも楽しみのひとつです。
「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 熱海」は、2017年11月にTV番組「朝だ!生です旅サラダ」で訪れた宿。「滞在するレストラン」を掲げるひらまつのホテルの第二弾として、2016年に開業しました。建物は、とある実業家が1985年から3年の歳月をかけて建てた迎賓館で、名工の手による数寄屋造りが特徴。2026年には「1ミシュランキー」に選ばれた、スモールラグジュアリーホテルです。
客室はすべて海に面しているのが自慢。スタンダードルームは、扉を開けるとベッド、温泉風呂、その先の海までが一直線に連なる開放的な造り。大きな窓を開ければ、御影石の浴槽で半露天風呂のような湯浴みを楽しめます。特別室「梅の間」「松の間」はいずれも110㎡を超える広さがあり、庭には温泉の露天風呂を備えています。宿泊棟の廊下や客室には、日本画家・片岡球子が描いた富士山の作品も飾られ、風情がたっぷり。
夕食は、画家ジョアン・ミロの作品に囲まれた数寄屋造りのアーティスティックなダイニングで。天城黒豚のリエットや岡村牛のロティをはじめ、伊豆や相模湾の恵みを取り入れたフランス料理のコースを味わえます。料理に合わせるワインや日本酒も充実し、ひらまつが直接買い付ける蔵出しワインを楽しめるのも魅力。満月の夜には、海面に映る月の光が館内の水盤へと続き、幻想的なムーンロードが現れることもあります。
熱海市街の北に広がる伊豆山温泉は、約1300年前に発見されたと伝わる名湯。山あいから湧き出した湯が海へ向かって流れ落ちる様子から名付けられたといわれる「走り湯」を中心に発展してきた温泉地です。日本三大古泉のひとつともいわれ、明治時代以前は伊豆山神社の神湯として信仰を集めていました。
伊豆山の標高361mに位置するオーベルジュ。温泉街の中心部からは少し離れた森の中にあり、熱海の街並みと相模湾を一望するロケーションが魅力です。2016年の開業以来、“J.S.バッハの音楽と静かな環境で心身を癒やす滞在”をコンセプトに掲げています。
客室はすべて50㎡以上の広さがあり、全室に源泉掛け流しの温泉風呂を備えています。露天風呂付きの客室のほか、窓いっぱいに広がる緑を眺めながら湯浴みを楽しめるビューバスの客室も。冷蔵庫のドリンクはすべて無料で、Bang & Olufsenのスピーカーも備えるなど、部屋での時間を心地よく過ごせる工夫が随所に散りばめられています。大浴場の窓に広がるのは、熱海の街と相模湾の大パノラマ。絶景を見渡しながら、ゆっくりと湯浴みを楽しんで。
レストラン「風雅 -FUGA-」では、相模湾や伊豆山、富士山麓など半径50km圏内の旬の食材を使った本格フレンチ「熱海キュイジーヌ」を提供。地元の恵みを生かしたコースを、夜景がきらめく相模湾を眺めながら味わえるのが一興です。館内には大型スクリーンを備えたミュージック・シアタールームや、アメリカ発祥のオイルトリートメント「エサレン®」を受けられるスパもあり、滞在そのものを目的に訪れたくなる宿です。
相模湾を望む伊豆山の高台に建ち、すべての客室のバルコニーに温泉の露天風呂を備えた温泉旅館リゾート。2023年12月に開業し、2024年から3年連続で「ミシュランキー」1キーに選ばれた折り紙付きの宿です。湯上がりサロンには、一切の災いから免れ福徳が得られるという伊豆山神社の「赤白二龍」を描いた屏風絵が飾られ、華やかな雰囲気です。
最上階の客室「佳ら久スイート」は、テラスの水盤が空や水平線へとひと続きに溶け込むような造り。滞在者が利用できるゲストラウンジでは、午後と朝にドリンクやフィンガーフードが無料で用意されるため、ゆったりとした時間を満喫して。
大浴場には、男女それぞれに相模湾を一望するインフィニティの展望露天風呂があるほか、スモークサウナも完備。最上階のテラスには足湯があり、潮風を感じながらのリフレッシュが叶います。
食事はダイニング「六つ喜」で。海の幸を中心とした会席料理を、空や海を表した有田焼の器で味わえます。前菜には伊豆山周辺の食材を取り入れ、メインの魚料理は3種類から選べるスタイル。檜の一枚板を用いた鮨処「藍寿」では、職人との会話を楽しみながら握りたての鮨を堪能できます。
伊豆山神社まで徒歩5分の温泉ホテル。海辺から本殿へは837段の石段が続きますが、宿からは石段を通らずに向かえます。客室はすべて海側を向き、2020年12月に全客室がリニューアル済み。最上階には露天風呂付きの客室が並び、信楽焼の壺風呂を備えた、安らげる造りの部屋もあります。
温泉は、2本の自家源泉から引く伊豆山温泉の湯。大浴場には寝湯やジェットバス、低温サウナを備え、露天風呂の小窓からは海と山の景色を望めます。予約制の家族風呂は源泉掛け流しの貸切風呂で、車椅子利用者や介助が必要な人も利用しやすい造りです。
夕食は、地元の食材を使った季節の会席料理。活き鮑に日本酒をかけて蒸し焼きにする「鮑の踊り焼き」はぜひ味わっておきたい逸品です。朝食はレストラン「四季」のビュッフェで、自分で焼き上げる鯵の干物や料理長手作りの食パン、しらす丼などがバラエティ豊かに並びます。
2015年開業の、伊豆山に建つリゾート温泉旅館。客室はすべて海側で、滞在中は水平線から昇る朝日や、海面に映る月明かりをゆったりと眺められます。また、全室に太平洋を望む源泉掛け流しの露天風呂を完備しているのもうれしいポイント。館内は「せかいえ棟」と新棟「月の道棟」に分かれ、ペントハウス「月の道」では、客室のプライベートキッチンで専属シェフが料理を仕上げてくれるなど、さまざまな滞在スタイルが叶います。
大浴場「光明の湯」に注がれるのは、鎌倉時代から続く源泉掛け流しの湯。かつて伊豆山神社の神湯とされ、江戸時代には幕府へ献上されたと伝わる名湯です。サウナと水風呂も備え、心身ともにリフレッシュができます。
夕食は、「せかいえ棟」では毎月献立が替わる日本料理「つくし」、「月の道棟」では炭火焼と日本料理を融合させた肉料理「1SHIO」でいただきます。16〜18時には「紺碧テラス」で、相模湾を眺めながらスパークリングワインやウイスキーなどのフリーフローを楽しめるのも醍醐味です。
伊豆山の高台に建ち、相模湾と初島の大パノラマを望む温泉宿。旧「ゆとりろ熱海」を全面リニューアルし、2025年10月に新たな名前で生まれ変わりました。宿泊者全員が楽しめるアフタヌーンティーセットのほか、夜に無料でふるまわれる〆パフェや湯上がりのドリンクとアイスなどが用意され、滞在中のもてなしも充実しています。
客室は檜がほのかに香る空間へと一新。テラスにバレルサウナと露天風呂を備えた部屋など、どの客室もくつろげる設えです。2026年には、約150㎡の一棟貸しヴィラ「ソラトニワ別邸」が誕生。木々に囲まれた庭にプライベートサウナや露天風呂、焚火スペースを備えた、プライベートなひとときを彩ってくれる空間です。一部のヴィラでは愛犬と一緒に宿泊できるなど、さまざまな旅のスタイルに対応しています。また、大浴場には露天風呂のほか、サウナ、水風呂、外気浴スペースがそろい、ロウリュも体験できるのが魅力です。
夕食は、ミシュランキーホテル出身のシェフが監修する和洋創作コース。最上級のコースでは、駿河湾で水揚げされた金目鯛の照り煮や国産牛の鉄板焼きすきなど、海と山の恵みを生かした料理を堪能できます。
「南熱海」とも呼ばれる伊豆多賀・網代エリア。網代港は江戸時代、「京大阪に江戸網代」とうたわれるほど諸国の廻船でにぎわった港町です。熱海中心部の華やかな温泉街とはひと味違い、のどかな海辺の風景とゆったりとした時間が流れ、落ち着いた滞在を楽しめます。
上多賀の曽我浦海岸を見下ろす断崖の上に、2025年11月開業したスモールラグジュアリーホテル。客室はわずか5室で、すべての部屋から相模湾を一望できます。「ミシュランガイド ホテルセレクション2026」ではセレクテッドホテルに選出。インテリアは、大正から昭和初期にかけて建てられた熱海の名邸「起雲閣」に着想を得て、現代的に再解釈したデザインです。
全客室に温泉露天風呂を備えているのも魅力的ですが、最上階のペントハウスは2つのベッドルームに加え、2つの露天風呂とサウナ、水風呂を備えたとりわけ贅沢感あふれる造り。ペントハウスと2ベッドルームスイートの計3室には、専用のプライベートプールも付き、優雅なリゾート時間を過ごせます。
食事は、宿泊者専用の9席のカウンターレストラン、またはインルームダイニングで。夕食は、ミシュランガイドで計12の星を獲得したシェフ監修のフランス料理で、静岡・焼津の鮮魚店から届く魚介や契約農家が育てた農薬不使用の野菜を使ったコースを味わえます。朝食には、職人が目の前で焼き上げるだし巻き卵や旬魚の一夜干しなどが並ぶ和朝食。夕食と朝食で、異なる味わいを楽しめるのも魅力のひとつです。
「竹林庵 みずの」は、2017年5月にTV番組「朝だ!生です旅サラダ」で訪れた温泉旅館。網代山の高台に建ち、1階の客室からも相模灘を見渡せる眺望が自慢です。1978年築の本館と2013年築の別邸からなり、別邸では新潟の豪雪地帯の森に建っていた建物の柱や梁を再利用。傷やへこみもあえて残し、建物の歴史を受け継いでいます。網代駅との送迎にはロンドンタクシーが使われることもあり、とっておきのひとときを演出します。
客室はすべて露天風呂付きで、どの部屋からも太平洋を一望できるのが魅力。網代山から海を見晴らすテラスに檜風呂を備えた客室や、古民家造りの和洋室など、部屋ごとに趣が異なります。また、客室の露天風呂、貸切風呂、足湯を合わせた全21槽が源泉掛け流しというのも、温泉好きにはたまりません。大浴場の代わりに初島を望む「眺め湯」など、3種類の貸切風呂を無料で利用でき、湯めぐりを楽しめるのも醍醐味です。
食事は朝夕とも、部屋食でゆったりと。夕食は健康を意識した和会席で、名物の「夢笠子の姿揚げ」は、黒酢や朝鮮人参、ローヤルゼリーを使った餡でさっぱりと。朝食には薬膳風の紙鍋も登場します。
網代の高台に2025年8月開業した、「NIPPON RESORT」ブランド初のホテル。「無為自然」という宿名は、作為なくありのままでいることを説く老子の教えに由来します。相模湾と初島を一望する絶好の立地が自慢です。
客室はすべて定員2名のため、カップルや夫婦の滞在にもぴったり。木の温もりを生かした空間にオーダーメイドの家具を配し、落ち着いた滞在を楽しめます。全客室のテラスに相模湾を望む源泉掛け流しの露天風呂を備えた、贅沢な造りです。館内には屋外プールとプールサイドバー、サウナも完備。
レストラン「LAT.34°N by 蒼」は、東京・西麻布のフランス料理店「蒼」のオーナーシェフが料理を監修。魚介を氷温で熟成させ、熟成のピークに塩麹を加えるなど、海の幸の旨みを引き出したメニューがそろいます。また、15〜18時の「シャンパーニュアワー」には、ラウンジでシャンパーニュやワイン、地ビールとともにチーズやスイーツを合わせて味わえるのも魅力。ありのままに心を解放して、ラグジュアリーなひとときを過ごして。
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画像提供:一休熱海駅周辺や海辺の温泉街に建つ老舗旅館・リゾートホテルをはじめ、梅園の高台や錦ヶ浦の断崖に建つ宿、そして伊豆山・伊豆多賀・網代エリアで海を望む温泉宿まで、多彩なホテル・旅館がそろう熱海。本記事では、全国津々浦々、取材を重ねてきた旅サラダPLUS編集部が厳選したホテル・旅館を紹介しているので、次の熱海旅行の宿選びに役立ててください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年10月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。ご宿泊の際は最新の情報を各施設にご確認ください。
※記事内で紹介した宿泊施設を予約サイトで予約すると売上の一部が旅サラダPLUSに還元される場合があります。
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