甘くてとろける冬のご褒美フルーツ!西洋梨の貴婦人「ル・レクチェ」
2023.12.02
新潟県は、美しいフォルムや上品な甘さから「西洋梨の貴婦人」と呼ばれる高級西洋梨「ル・レクチェ」の名産地です。土づくりからこだわった『西村農園』の「ル・レクチェ」は、芳醇な甘さとなめらかでとろけるような食感が特徴。県の果実品評会でも、最優秀賞をはじめ数々の受賞歴を持ちます。一年のうちわずか1ヵ月間しか出回らない特別なフルーツは、お歳暮や冬のギフトとしても人気です。
【コレうまポイント】
【コレうまポイント①】新潟の冬の風物詩。“幻”と呼ばれる西洋梨「ル・レクチェ」
定番の「ラ・フランス」をはじめ、さまざまな品種の西洋梨が栽培されている日本。主に新潟県で栽培されている「ル・レクチェ」は、ブライトイエローに染まった美しい見た目と、果汁が滴るほどなめらかな食感、芳醇な香りが特徴で、西洋梨のなかでも高級品種に位置づけられています。
もともとは明治36年(1903年)頃にフランスから渡ってきた品種です。ほかの西洋梨よりも特に栽培が難しかったことから、輸入当時は「ろくでなし」と言われていたそう。それでも守られ続けてきたのは、栽培の苦労を上回るおいしさがあったからです。
現在でも「ラ・フランス」に比べると生産量はとても少なく、一年のうち11月下旬~12月下旬のわずか1ヵ月間しか市場に出回らないため「幻の西洋梨」と呼ばれています。その分、出合えたときの喜びはひとしおです。
【コレうまポイント②】土づくりから徹底してこだわった自信作
信濃川の豊かな水と、栄養たっぷりの土に恵まれた新潟県加茂市にある『西村農園』。園主の西村修市さんは「ル・レクチェは病気に弱く、生産量の6割しか出荷できません。そのため、病気に負けない土づくりを心がけています」と話します。デリケートな「ル・レクチェ」の栽培に最初は苦労の連続でしたが、長年にわたる試行錯誤のうえ、おいしい果実を育てあげる栽培方法を見出しました。
さらに、「ル・レクチェ」は収穫したあとも果実の熟成を待つ「追熟」という工程が必要です。一般的に西洋梨は、購入してから食べ頃になるまで自宅で追熟しますが、「ル・レクチェ」は産地で40日ほどかけて9割程度まで熟成するため、自宅に届いたときがちょうど食べごろになっています。
追熟の方法は、果実を収穫してから自然に熟すまで待つ「自然追熟」と、温度管理をして熟成させる「予冷追熟」の2パターンです。『西村農園』では、おいしさを追求し「自然追熟」にこだわっています。「予冷追熟」に比べて膨大な時間と手間を要しますが、それらがすべて果肉のおいしさへとつながるのです。
土づくりから追熟まで徹底してこだわり、愛情をこめて育てあげた『西村農園』の「ル・レクチェ」は、新潟県の果実品評会でも最優秀賞を受賞するなど高い評価を得ています。
【コレうまポイント③】届いてすぐに食べごろ! 幸せな甘さと香り
5~7玉が入った約2kgのセットは、贈答用にもぴったりです。おいしく味わうコツは、商品が到着したらすぐに箱を開けて果実の状態をチェックし、一番黄色いものから食べること。鮮やかなブライトイエローになっていれば、食べごろのサインです。あとはお好みの熟成状態で味わってみてください。「ル・レクチェ」ならではの濃厚な甘さと華やかな香り、とろっと溶けていくような舌触りに、たちまち顔がほころびます。
「手間をかけて愛情を込めたル・レクチェの、芳醇な香りとなめらかな果肉を一度味わってみてください!」と話す西村さん。冬にしか食べられない、スペシャルな西洋梨「ル・レクチェ」。一年の締めくくりに、自分へのご褒美としてはもちろん、大切な人に感謝の気持ちをのせて届けてみませんか。