福島県桑折町|あつい夏だから 桃づくしの”こおり”へ
2026.07.25
カメラが回っていない瞬間に、スタッフがふと足を止めた景色や思いがけず出会った一皿——。「朝だ!生です旅サラダ」の「海外の旅」コーナーの裏側には、オンエアでは語りきれない“もうひとつの物語”があります。今回の舞台はオランダ。“水の都”と呼ばれる首都のアムステルダムをはじめ、歴史的なレンガの街並み、チューリップ畑で有名な「キューケンホフ公園」など、歴史と自然が織りなす美しい景観が魅力です。今回は、「海外の旅」コーナーのリポーターとして出演中のMiyuuとともに、オランダで旅サラダのロケスタッフが味わった思い出のグルメをご紹介します。
※€1=190円

アムステルダムのチャイナタウン中心部に店を構える「Nam Kee(ナム・キー)」は、1981年創業の老舗中華料理店。巨大な牡蠣を黒豆(ブラックビーン)ソースで蒸し上げた名物料理をはじめ、伝統的なレシピで作る広東料理が人気です。恋愛小説『De Oesters van Nam Kee(ナム・キーの牡蠣)』の舞台となったことでも知られ、今でも作品のファンが訪れる聖地として親しまれています。
ロケスタッフの印象に残ったのが、ボリューム満点のローストポーク(ご飯付き €17.95)。皮がパリッと香ばしく焼き上げられ、肉の旨味がぎゅっと詰まったシンプルながら満足度の高い一皿でした。そして中華料理といえば欠かせないチャーハン。揚州炒飯(€20.95)は具材たっぷりで、スタッフみんなでワイワイと囲んで楽しみました。

そして驚いたのは、料理の提供スピードの速さ! どのメニューもテンポよく運ばれてきて、滞在時間が限られているときには強い味方になってくれます。一皿ごとのボリュームもたっぷりで、ほかのオランダ料理と比べてもかなりお得感のある内容です。「Nam Kee」はチャイナタウンの本店のほか、近隣に2号店、さらにショッピングセンター「ヘルダーランドプレイン(Gelderlandplein)」に3号店も展開しています。アムステルダムの散策中、気軽にお腹を満たせる一軒です。

コーディネーターさんイチオシのお店として案内してもらった「Restaurant Parc(レストラン・パルク)」は、アムステルダムから電車で約30分の緑豊かな町、ヒルフェルスムにあるレストランです。フランス料理をベースにしながら世界各国のエッセンスを取り入れた創作料理を、建築賞を受賞した優雅な店内で味わえます。
この日オーダーしたビーフカルパッチョ(€18)は、オランダのレストランでは定番の一皿。薄くスライスされた牛赤身肉の上に、トリュフマヨネーズやパルメザンチーズ、ルッコラ、松の実が美しく散りばめられています。やわらかな赤身の旨味とトリュフマヨネーズの香りがマッチしていて、ワインのおともにぴったり。大皿で提供されるため、グループでシェアできる料理です。

ほかにも、魚料理、肉料理、デザートに至るまでアラカルトメニューはとにかく種類が豊富。絵画のように美しく仕上げられた一皿ばかりで、見た目から気分が高まります。あまりの魅力に、スタッフみんなで「これも食べたい!」と交換しながら味わいました。料理は季節ごとに内容が変わるため、その時々の旬を生かした一皿に出合えます。


ロケ中に滞在していた「Amrâth Hotel Lapershoek Arenapark(アマラス ホテル レイパーシェーク アレーナパーク)」は、まるで絵本の中に出てくるような可愛らしいホテル。ヒルフェルスムののどかな雰囲気も相まって、ゆったりとした時間が流れる場所です。滞在中、館内の「Restaurant Vivaldi(レストラン・ヴィヴァルディ)」で夕食をいただきました。
メニューは、前菜・スープ・メイン・デザートがそれぞれ選べるアラカルトスタイルです。この日食べたのは、鮮やかな黄色が印象的なイタリア料理のサフランリゾット(€22)。夏野菜やチーズが散りばめられた華やかな見た目で、口に入れるとサフランの香りがふわっと広がり、上品ながらもコクのある深い味わいでした。

続いて食べたのが、鴨胸肉のロースト(€28)。皮は香ばしく、中はしっとりと焼き上げられていて、噛むたびに鴨肉の旨味を感じられます。爽やかなオレンジソースがよく合っていて、キャロットとジンジャーピュレもよいアクセントに。

テラス席の風も心地よくゆったりと過ごせました。「Restaurant Vivaldi」は宿泊のついでにはもちろん、ヒルフェルスムの周辺で落ち着いて食事をしたいときにも使いやすいレストランです。

「NOON BAR(ヌーン・バー)」は、ミッフィーの生みの親・ディック・ブルーナの故郷として知られるユトレヒトにあるカフェ&ランチバー。店名の“NOON”はペルシャ語で「パン」を意味し、その名の通りペルシャのエッセンスを取り入れたパンやサンドイッチ、ドリンクが楽しめます。ロケの合間にたまたま立ち寄った店でしたが、これが大当たり! 店内の雰囲気もメニューもおしゃれで、Miyuuをはじめスタッフたちの写真を撮る手が止まらないほどでした。
この日選んだのは、アボカドのサンドイッチ(€10.95)。大胆にカットされたアボカドに、モッツァレラチーズとトマトを合わせたシンプルな組み合わせです。イランの伝統的な製法で焼き上げる自家製フラットブレッドは、外はカリッと、中はもっちりと、具材の味を引き立てるクセになる食感でした。

サンドイッチと並んで人気なのが、自家製のシナモンロールと抹茶ラテ。焼きたてのシナモンロールは香り豊かで、しっかりとした甘さが旅の疲れを癒してくれます。抹茶ラテは海外とは思えないほど本格的で、深みのあるほろ苦さが印象的。濃厚な甘さのシナモンロールとの相性も抜群です。ユトレヒトでゆっくり過ごしたいときはぜひ足を運んでみてください。

「GAROEDA Den Haag(ガルーダ・デンハーグ)」は、マウリッツハイス美術館のすぐ近くにあるインドネシア料理店。コーディネーターさんいわく、マウリッツハイスで撮影がある日は必ずロケスタッフを連れて行くという鉄板のお店なのだそう。店内はインテリアや装飾の一つひとつにこだわりが詰まっていて、思わず「ここは本当にヨーロッパ?」と思ってしまうほどアジアンな雰囲気です。
ロケ中はお米やアジア料理が恋しくなっていたこともあり、料理が運ばれてきた瞬間にテンションが最高潮に! 特にナシゴレンは、気づけばみんなで取り合いになるほどの人気ぶりでした。

そしてこのお店の名物といえば、インドネシアの伝統料理が一度に並ぶ「ライス・テーブル」です。インドネシアの串焼き料理「サテ」や、煮込み料理、スープなど、現地の定番料理を少しずつ味わえるため贅沢感があります。アジア料理が食べたくなったときや、料理をグループでシェアして楽しみたいときにはぴったりのお店です。

デルフトの中心部、歴史的なグローテ・マルクト広場に面したレストラン「Het Konings Huys(ヘット・コニングス・ハウス)」。コーディネーターさんが「今の時期、オランダで一番おいしいのは白いアスパラだよ!」と案内してくれました。
日本ではアスパラが主役になることは少ないですが、オランダでホワイトアスパラは“野菜の女王”と呼ばれるほど国民的な存在。春の訪れを告げる旬の味覚で、4〜6月頃の収穫期になると街中のレストランでホワイトアスパラを使った伝統料理が一斉に登場します。この日食べたアスパラも驚くほど肉厚で、かじるとみずみずしさが弾けるよう。しっかりとした食べ応えで、アスパラが主役になるのも納得のおいしさでした。

もう一品心に残った料理が、ビターバレン(2個 €13.5)。牛肉のクリーム煮を一口サイズに丸めて揚げた、オランダの国民的コロッケです。外はサクッとした生地、中はとろりと濃厚で、おつまみにはもってこいの味わい。今回訪れたどのお店でもつい注文してしまうほど、ロケスタッフみんなのお気に入りグルメになりました。
オランダの夏は日が長く、日没後でも22時頃まで外が明るいため、ディナーの時間でもまるでランチのような気分を楽しめます。グローテ・マルクト広場を見渡すテラス席は、ゴシック様式の美しいデルフト新教会のすぐ目の前。歴史的な情緒を感じられる抜群のロケーションです。
ロケ中の限られた滞在時間のなかで、スタッフが思わず誰かに伝えたくなった、とっておきのオランダグルメをご紹介しました。今回ご紹介した料理はどれも、オランダに訪れてもう一度食べたくなる一皿ばかりでした。旅の景色と一緒に楽しむグルメは、きっと忘れられない思い出になるはず。気になる料理があれば、次のオランダ旅でぜひ味わってみてくださいね。
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