津田健次郎、初の岩手旅で世界遺産やグルメを堪能! ドラマ『アナログナース』での徹底した役作りとは
2026.11.07
ガウディ建築が彩るバルセロナ、名画を収蔵する美術館と王宮が集まる首都マドリード、アルハンブラ宮殿が建つアンダルシアのグラナダ、美食の街サン・セバスティアン、巡礼の終着地サンティアゴ・デ・コンポステーラ。スペインは、地域ごとに異なる文化と景色に出会える国です。
そんなスペインのおすすめ観光スポットを、旅サラダの番組で訪れた場所や現地在住ガイドが教える穴場を中心に、都市ごとに32か所紹介します。名物料理を味わえるグルメ店やお土産店もあわせて掲載しているので、スペイン旅行の計画に役立ててください。
※掲載している施設情報は、すべて取材・調査当時のものです。
スペインはヨーロッパの南西部、イベリア半島の大部分を占める国です。北はフランス、西はポルトガルと国境を接し、地中海と大西洋に面しています。自治州によっては、スペイン語のほかカタルーニャ語やバスク語、ガリシア語なども公用語とされ、地域によって異なる言葉と文化が息づいているのもスペインらしさです。

首都マドリードからバルセロナへは、高速鉄道AVEで約2時間45分、飛行機なら約1時間15分。北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラへは、マドリードから飛行機で約1時間20分、高速鉄道なら乗り換えなしで約3時間です。
スペイン東部の地中海沿いに位置するバルセロナは、カタルーニャ自治州の州都で、首都マドリードと並ぶスペインの主要都市です。ローマ時代にさかのぼる歴史をもつ街には、サグラダ・ファミリアをはじめとするアントニ・ガウディの建築が点在し、ピカソ美術館やビーチ、シーフードなど楽しみは尽きません。郊外へ足をのばせば、聖地モンセラットやカバのワイナリーにも出会えるのが魅力です。

アントニ・ガウディが生涯をかけて取り組んだ聖堂を見学できる、サグラダ・ファミリア(Sagrada Família)。礎石が置かれてから140年以上がたった現在も建設が続く、唯一無二の教会です。
ガウディ自身が完成させた生誕のファサード(建物の正面)と地下聖堂は、2005年に世界遺産に登録されました。なかでも注目したいのが、高さ172.5mのイエスの塔。聖堂の最も高い場所にあたり、サグラダ・ファミリアを世界一高い教会にしています。
チケットの販売はオンラインのみで、購入は訪問のおよそ2か月前からです。入場時には写真付きの身分証明書の提示を求められるので、パスポートを手元に用意しておきましょう。

ガウディが手がけた色鮮やかなモザイクの装飾を見て歩き、バルセロナの街並みを見渡せるグエル公園(Park Güell)。もとは富裕層のための住宅地として計画された場所で、1984年にガウディのほかの作品とともに世界遺産に登録されました。
階段の先で出迎えるのは、割りタイルのモザイクで覆われた竜(サンショウウオ)の像。この公園の顔ともいえる存在です。中心に広がる「自然の広場」は波打つモザイクのベンチに縁取られ、ここから市内を一望できます。週に一度の市場のために設計された列柱ホールも見どころです。
チケットは事前のオンライン購入が必要で、訪問の3か月前から日付と時間帯を選んで予約できます。入場は券に記載の時刻から30分以内に限られるので、その時間内に着けるよう向かうと安心です。

波打つ石のファサードと、ユニークな形の煙突が並ぶ屋上を見学できるカサ・ミラ(Casa Milà)。ガウディが1906〜1912年に手がけた最後の民間建築で、岩肌をむき出しにしたような外観から「ラ・ペドレラ(石切り場)」の愛称で親しまれています。
見逃せないのは、バルセロナを360度見渡せる屋上です。煙突や換気塔、階段室が、ファサードの波打つリズムに沿って立ち並びます。270のレンガのアーチが続く屋根裏ではガウディの創作が模型や図面で紹介され、1911年当時の暮らしぶりを伝える住居の見学も楽しみのひとつ。
チケットは窓口でも購入できますが、オンラインで事前に購入しておけば、窓口に並ぶ時間を省けます。雨の日は安全のため屋上が閉鎖されるので、天気予報を確かめて日程を選ぶのがおすすめです。

海をテーマにした幻想的な内装と、「竜の背中」と呼ばれる屋根を見学できるカサ・バトリョ(Casa Batlló)。既存の建物を、ガウディが1904〜1906年に全面改修した邸宅です。2005年には、ガウディ作品群の世界遺産に追加登録されました。
骨のようなバルコニーとカラフルなタイルのファサードは、通りから眺めるだけでも見応えのある姿です。館内では、吹き抜けの壁を覆うタイルが踊り場のガラス越しに揺らぎ、水の波のように見える仕掛けにも注目したいところ。屋上には曲線を描く色とりどりの煙突が並び、竜の背中のような屋根を間近で眺めることができるのも魅力です。
窓口で購入できるのは一般見学だけで、料金もオンラインより高く設定されています。屋上は基本の券種に含まれないため、屋上まで見る場合は、屋上入りの券種をオンラインで選んで購入するのが確実です。

ステンドグラスやモザイク、彫刻で彩られた華やかなホールを見学できるカタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)。1905〜1908年に市民の寄付で建てられた、カタルーニャ・モデルニスモを代表する建築のひとつです。コンサートホールとしては唯一、世界遺産に登録されています。
見どころは、舞台の上のパイプオルガンと、太陽を表す中央の天窓。天窓から自然光が差し込み、ホールは明るい光に満ちています。花模様の大きなステンドグラスに囲まれた「リュイス・ミリェットの間」も、優雅な雰囲気が漂う空間です。
コンサートを聴くなら、見学とは別のチケットが必要になります。見学の当日券は窓口でも販売されていますが、ガイド付きの見学は事前に予約しておくと安心です。

奇岩が連なる山の上に建つ修道院を訪ね、黒い聖母像を拝観できるモンセラット(Montserrat)。バルセロナ郊外にある、キリスト教の聖地です。
小石が砂と粘土で固まった岩山は、長い年月の風雨に削られて針のような形の岩となり、独特の景観をつくり出しています。修道院が創設されたのは1025年。中世には聖母の奇跡が数多く語り継がれ、1881年にはカタルーニャの守護聖人と宣言されました。
ケーブルカーのサン・ジョアン線で上れば、修道院や周囲の田園、遠くピレネー山脈まで見渡せるのが魅力です。聖堂では、700年にわたって歌い継がれてきた少年聖歌隊エスコラニアの歌声を聴ける日もあるので、時間を公式サイトで確かめてから訪れてみてください。バルセロナから公共交通で約1時間半と、日帰りでも足をのばせる距離です。

スペインを代表するスパークリングワイン「カバ」が生まれた場所を見学できるワイナリー、コドルニウ(Codorníu)。バルセロナ郊外のサン・サドゥルニ・ダノイアにあり、1872年に国内で初めてカバを造った、スペインで最も古いワイン・カバの生産者として知られています。
見学ツアーの目玉は、地下20mに全長30kmにわたって広がる貯蔵庫を、トロッコに乗って巡る体験です。ツアーではそのほか、昔の圧搾機などが並ぶミュージアムも見学し、締めくくりはカバの試飲。モデルニスモの建築家が手がけたワイナリーの建物は国の文化財に指定され、周囲にはブドウ畑がどこまでも広がります。
カバの歴史や造り方を聞きながらの試飲に加え、地下を走るトロッコもあり、お酒をあまり飲まない人でも楽しめるのが、旅サラダの現地在住ガイドがこのワイナリーをすすめる理由です。
見学ツアーは内容や言語の違うものが複数あり、所要時間もツアーごとに異なります。公式サイトで内容を確かめてから予約しておくとスムーズです。
イベリア半島の中心部に位置する首都マドリードには、王宮や歴史ある広場、プラド美術館をはじめとする美術館が集まり、街歩きと芸術鑑賞を一度に楽しめます。マドリード・アトーチャ駅から高速鉄道で約25分の古都トレドへは、日帰りで足をのばすのがおすすめです。

ベラスケスの『ラス・メニーナス』やゴヤの『1808年5月3日』など、スペイン絵画の傑作を鑑賞できるプラド美術館(Museo del Prado)。1819年に開館した、世界で最も充実したスペイン絵画のコレクションを誇る美術館です。
所蔵する絵画は8,600点、彫刻は700点以上にのぼり、スペインのほかイタリアやフランドル地方(現在のベルギーなど)の名画も並びます。見どころは、タペストリーの下絵として描いた作品から「黒い絵」と呼ばれる作品群まで、ゴヤの作品をたどれる展示室。ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』も見逃せない一枚です。
作品数が多いので、見たい作品をあらかじめ決めておくと、限られた時間でも効率よく巡れます。主要な傑作を1〜3時間でたどるモデルコースも用意されているので、滞在時間に合わせて参考にしてみてください。

国の公式行事にも使われる豪華な宮殿の内部を見学できる、マドリード王宮(Palacio Real de Madrid)。18世紀半ばに建てられた、ヨーロッパでも特に美しく保存状態のよい宮殿のひとつです。
見どころは、イタリア風の華やかなロココ様式で彩られた玉座の間やガスパリーニの間。王立武具博物館も見学でき、ウィーンと並んでヨーロッパを代表するとされる武具のコレクションは、宮殿の中でもとくに多くの見学者を集めています。
公式行事のある日は臨時に閉館することがあるため、訪れる前に公式サイトで開館日を確かめておくと安心です。毎週水曜と土曜には、宮殿のプリンシペ門で近衛兵の交代式も行われます。公式行事や天候によって行われない日もありますが、日程が合えばあわせて見ておきたいところです。

ピカソやダリ、ミロなど、スペインの巨匠による20世紀の名作を間近で鑑賞できるソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)。18世紀に建てられた病院を改築した建物で、近現代美術を中心に展示する国立美術館です。
館内の目玉は、1937年に描かれたピカソの『ゲルニカ』。パリ万国博覧会のスペイン館のために制作された縦約3.5m、横約7.8mの大作で、スペイン内戦の恐怖を描き、1981年にスペインへ戻ったのち、1992年からこの美術館で展示されています。
チケットはオンラインで事前に購入でき、その場合はヌーベル館側の入口から入場するとスムーズです。

タホ川と城壁に囲まれた旧市街で、中世の街並みと壮麗な大聖堂を巡れるトレド(Toledo)。アラブ、ムデハル(イスラムの装飾を生かしたスペイン独自の建築様式)、ゴシック、ルネサンスとさまざまな様式の建物が残り、1986年に街ごと世界遺産に登録された古都です。
城壁の内側では、イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒が何世紀にもわたって共存してきました。街歩きのハイライトとなるのが、1226年に着工し、2世紀以上をかけて1493年に献堂されたトレド大聖堂。天井に開けた窓から光が降り注ぐ、バロック様式の祭壇「トランスパレンテ」や木彫の聖歌隊席、画家エル・グレコの作品が並ぶ聖具室など、内部にも見どころが続きます。
大聖堂の内部は撮影が禁止されているので、気をつけてください。

1階に柱の並ぶ通路(アーケード)が続く建物に四方を囲まれ、テラス席でのひと休みや街歩きを楽しめるマヨール広場(Plaza Mayor)。マドリードで最も古い地区の中心にある、長方形の大広場です。
約129m×94mの広場へは9つのアーチから入ることができ、なかでもクチリェロスのアーチがよく知られています。ひときわ目を引くのが、ファサードをフレスコ画で彩ったパン屋の館(カサ・デ・ラ・パナデリア)。館内には観光案内所が入っていて、街歩きの情報を集めるのにも便利です。12月にはクリスマスマーケットが開催され、イースター(復活祭)前の1週間に行われる太鼓のパレードなど、季節の催しの舞台にもなります。

スペイン各地の名物を食べ比べできる、マドリード中心部のサン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel)。100年以上前に食料品の卸売市場として開業した建物に、20を超える店が集まる美食のスポットです。
最高級のイベリコハムや、毎日届く新鮮な魚介、地中海の米料理、バスクなど各地のチーズまで、スペイン料理の名品がずらりと並びます。店ごとに質の高いタパスを用意していて、指差しで注文できる気軽さも魅力。グラスワインを片手に、何軒かの店を巡りながら味わってみてください。
夜遅くまで営業しているので、夕食どきに立ち寄るのもおすすめです。
スペイン南部のアンダルシア地方には、イスラム王朝の時代の名残をとどめる街が点在します。イベリア半島最後のイスラム王朝の都だったグラナダのアルハンブラ宮殿、モスクを起源とするコルドバのメスキータ、州都セビリアの大聖堂など、イスラムとキリスト教の文化が重なり合う建築を巡れるのが魅力です。白壁の家並みが続く村ミハスへは、マラガから路線バスで向かうことができます。

イスラム建築の繊細な装飾に彩られた宮殿と庭園を巡れる、グラナダのアルハンブラ宮殿(La Alhambra)。イベリア半島最後のイスラム王朝、ナスル朝の王の住まいとして築かれ、14世紀後半に最盛期を迎えた宮殿都市です。
名前の由来は、アラビア語で「赤い城塞」を意味する言葉。急な崖の上に強固な塔と城壁を連ねた外観とは対照的に、内部の宮殿は繊細な彫刻で埋め尽くされています。見学できるのはアルカサバ、ナスル朝宮殿、パルタル、ヘネラリフェの4つのエリアで、ひととおり巡るには約3時間が目安です。
ナスル朝宮殿は、30分ごとに入場できる人数が決められています。チケットは記名式で、見学中は身分証明書とともに提示を求められるため、パスポートを忘れずに持ち歩きましょう。キャンセルはできないので、日程を決めてから購入するのが確実です。

イスラム教のモスクとして建てられ、のちにキリスト教の大聖堂となった歴史をたどれる、コルドバのメスキータ(Mezquita-Catedral de Córdoba)。1984年に世界遺産に登録された、コルドバを代表する建築です。
最初のモスクが建てられたのは786〜788年。その後も拡張が重ねられ、なかでもイスラム王朝が最も栄えた時代に造られた部分は、その栄華を伝える見どころです。1236年に大聖堂として献堂され、のちに内部には新しい主礼拝堂も築かれました。
鐘楼の見学も30分ごとに行われているので、時間が合えば参加してみてください。月〜土曜の朝には無料で見学できる時間帯があり、入場の締め切りも早いので、早めに着いておくとスムーズです。

白壁の家並みが続く坂道を歩きながら、地中海を見渡せるミハス(Mijas)。マラガ近郊の山の斜面にある村で、アラブ起源の造りを残す旧市街は、1969年に歴史芸術地区に指定されました。
イスラム時代の古い城壁沿いには庭園と展望台があり、白い家並みの向こうに広がる地中海を一望できるのが魅力です。楕円形の闘牛場や、村の守護聖母を祀る17世紀の礼拝所も見どころのひとつ。現代美術センター(CAC Mijas)では、ピカソの陶芸作品を集めた、世界でも有数のコレクションを鑑賞できます。
村を巡るなら、名物のロバのタクシーに乗ってみるのもユニークな体験です。

ヨーロッパ最大のゴシック建築の内部と、イスラム時代のミナレット(モスクに付く塔)を起源とするヒラルダの塔を見学できる、セビリア大聖堂(Catedral de Sevilla)。5つの空間に区切られた広い堂内をもつ大聖堂で、1987年にアルカサル、インディアス古文書館とともに世界遺産に登録されています。
ヒラルダの塔は、12世紀に建てられた大モスクの塔を鐘楼に改めたもので、高さ97.52mの頂に風見の役目を果たす青銅像を戴く姿が印象的です。塔の内部には階段ではなくスロープが続き、馬に乗ったまま上ることができたほどの造りになっています。大聖堂の中で見逃せないのが、コロンブスの墓。4人の紋章官が葬列を組む姿をかたどった彫刻で、世界最大とされる、主祭壇の背後に立つ飾り壁(レタブロ)とともに、大聖堂を代表する見どころになっています。
見学はヒラルダの塔から始まり、大聖堂・塔ともに入場者数に限りがあるため、チケットはオンラインで事前に購入しておくと安心です。

白壁の家と石畳の路地を歩きながら、向かいの丘に建つアルハンブラ宮殿を眺めることができる、グラナダのアルバイシン(Albaicín)。宮殿の西側に広がる、イスラム時代の面影を残す地区です。
アルハンブラ宮殿とともに世界遺産に登録され、アラブ式の浴場や、モスクの跡に建てられたサン・サルバドール教会などが残ります。眺めの名所は、宮殿とグラナダの街並みを一望できるサン・ニコラス展望台。異国情緒が漂うカフェ「テテリア」も多く、アラブ風のお茶とお菓子でひと休みするのも楽しみです。
宮殿とは市バスC32で結ばれているので、アルハンブラ宮殿の見学とあわせて巡ることができます。

半円形の建物と運河に囲まれ、ボートでの散策も楽しめるセビリアのスペイン広場(Plaza de España)。1929年にこの街で開かれた万国博覧会の会場として造られた、総面積5万㎡の広場です。
ムデハル様式(イスラムの装飾を生かしたスペイン独自の建築様式)を取り入れた半円形の建物が、中央の広い空間を大きく包み込むように建っています。広場を彩るのは、スペインの48の県を、それぞれの土地らしい場面で描いたタイルのベンチ。全長515mの運河ではボートを借りることができ、水上から眺める広場も格別です。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』など、多くの映画の舞台にもなっています。
夏はコンサートの会場になり、広場に入場できない日もあるので、訪れる前に公式サイトで行事予定を確かめておきたいところです。

洞窟の中で繰り広げられるフラメンコを間近で鑑賞できる、グラナダ・サクロモンテ地区のサンブラ・マリア・ラ・カナステラ(Zambra María la Canastera)。1953年に創業した、この街に現存するなかで最も古いタブラオ(フラメンコを見せる店)です。
披露されるのは、サクロモンテに受け継がれてきた婚礼の歌と踊り「サンブラ」。この地区の洞窟で今もサンブラを見せる、唯一の店として知られています。大きな舞台もマイクもない洞窟では演者と観客の距離が近く、迫力ある踊りと歌声を肌で感じられるのが魅力です。洞窟の壁は、有名な来訪者の写真やサクロモンテの工芸品で飾られています。
席数に限りがあり、人気の日は満席になるため、日程が決まったら公式サイトから予約しておきましょう。公演の日は、開演の20分前には着いておくと安心です。
スペイン北部、フランス国境に近いバスク地方には、美食で知られるサン・セバスティアンと、北スペイン最大の都市ビルバオがあります。サン・セバスティアンはコンパクトな街ながら、ミシュランの星付きレストランが集まる世界屈指の美食の地。ラ・コンチャ湾を望むビーチリゾートと、旧市街に息づくバスクの食文化の両方を味わえるのが魅力です。工業と港の街として栄えたビルバオでは、グッゲンハイム美術館をはじめ、街のあちこちでアートに出会えます。

チタンの曲面がうねるように連なる、斬新な建築そのものを楽しめるビルバオ・グッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum Bilbao)。建築家フランク・ゲーリーが設計し、1997年に開館した近現代美術の美術館です。
外壁を覆う約3万3,000枚もの薄いチタン板は、天気や光の具合によって色合いを変えます。建物の周りをぐるりと歩けば、見る角度ごとに違う姿に出会えるのも楽しみです。屋外には、花で覆われた巨大な子犬『パピー』や、クモをかたどった彫刻『ママン』も置かれています。
入館料には建物と展示を解説する音声ガイドが含まれているので、じっくり見学したい人は活用してみてください。

石畳の路地に並ぶバルをはしごしながら、名物のピンチョスを味わえるサン・セバスティアンの旧市街、パルテ・ビエハ(Parte Vieja)。ウルグル山のふもとに広がるかつての城壁都市の中心で、街で最も古い建物が集まる地区です。
ピンチョスは、もともと小さく切ったパンにひと口分の料理をのせたもの。カウンターに並ぶピンチョスから好みのものを選び、1軒で1〜2品とバスク特産の微発泡ワイン「チャコリ」などを味わって次の店へ移るのが、この街の定番の楽しみ方です。
バル巡りの合間には、サンタ・マリア教会やサン・ビセンテ教会、旧市街の中心にある広場にも立ち寄ってみてください。色とりどりの建物に囲まれた広場のバルコニーには番号がふられ、かつては闘牛の観覧席として使われていました。

港に揚がる新鮮な魚の炭火焼きと、中世の面影を残す町並みを楽しめる漁村、ゲタリア(Getaria)。サン・セバスティアンから約25km、路線バスでも気軽に足をのばせる小さな港町です。
旧市街の先にそびえる、ネズミの形に似た山は「ゲタリアのネズミ」の愛称で親しまれています。サン・サルバドール教会の下をくぐって大通りと港を結ぶ中世の通路「カトラポナ」も、この町ならではの見どころ。ファッションデザイナーのクリストバル・バレンシアガの故郷でもあるので、バレンシアガ美術館に足を運ぶのもおすすめです。

ラ・コンチャ湾とサン・セバスティアンの街並みを一望でき、昔ながらの遊園地も楽しめるモンテ・イゲルド(Monte Igueldo)。
山頂へは、遊園地と同じ1912年に開業した、バスク地方で最も古いケーブルカーで向かいます。木製の車両でゆっくりと坂を上る時間そのものが、旅のハイライトのひとつ。展望テラスから望むラ・コンチャ湾のパノラマは、この街を代表する眺めです。
園内には、100年以上前から動き続ける木製のジェットコースターや小舟型のアトラクションなど、世代を問わず楽しめる乗り物が点在し、展望レストランは夕暮れどきになるととくにロマンチックな雰囲気に包まれます。旅サラダの現地在住ガイドのおすすめは、旧市街のバル巡りと組み合わせる過ごし方です。
雨の日はアトラクションが休止になることが多いので、出かける前に天気予報を確かめておくと予定を立てやすくなります。
スペイン北西部のカンタブリア、アストゥリアス、ガリシアは、緑豊かな景色が広がる地域です。カンタブリア州には中世の史跡が数多く残る村サンティジャーナ・デル・マルが、ガリシア州にはローマ、エルサレムと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつ、サンティアゴ・デ・コンポステーラがあります。崖に家々が連なるアストゥリアス州の漁村クディジェロや、山あいの聖地コバドンガも見逃せない旅先です。

世界中から訪れる巡礼者が目指す、サンティアゴ巡礼の道の終着点、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂(Catedral de Santiago de Compostela)。聖ヤコブの遺骸が眠ると伝えられる、スペインのロマネスク美術を代表する大聖堂です。
建設が始まったのは1075年ごろで、その後ロマネスクからバロックまでさまざまな様式が加えられてきました。なかでも注目したいのが、当時のスペイン美術の最高傑作とされる栄光の門です。大聖堂の象徴として親しまれるのが、天井から吊るされた重さ53kgの大香炉ボタフメイロ。8人がかりで動かし、堂内を振り子のように大きく揺らします。使われるのは主要な祭日や申し込みのあった巡礼団のミサなどに限られるため、公式サイトで予定を確かめておくのが確実です。
大聖堂の石の屋根を歩き、高さ約72mの塔まで上るガイド付きツアーでは、旧市街のパノラマを望むことができます。リュックを背負っての入場はできないため、大きな荷物は宿に置いてから訪れるのがおすすめです。

旧石器時代の人々が描いた壁画を、館内に再現された洞窟で鑑賞できるアルタミラ国立博物館(Museo Nacional y Centro de Investigación de Altamira)。「旧石器時代のシスティーナ礼拝堂」とも呼ばれる世界遺産、アルタミラ洞窟のすぐそばにある博物館です。
館内の洞窟は、人々が暮らしていた3万5,000〜1万3,000年前の姿を、科学的な研究に基づいて立体的によみがえらせたもの。天井に描かれたバイソンや馬、シカなどの色鮮やかな壁画は、洞窟芸術の傑作と呼ぶにふさわしい迫力です。アルタミラ洞窟は後期旧石器時代の洞窟芸術が世界で初めて確認された場所で、1879年に天井の壁画が見つかりました。
前売り券はオンラインで来館の前日まで購入でき、指定時刻の15分前に到着していないと入場できなくなるため、時間に余裕をもって向かいましょう。

中世の家並みが残る、石畳の路地を散策できるサンティジャーナ・デル・マル(Santillana del Mar)。12世紀の修道院を起源とする教会を中心に発展した村です。
わずかな距離の中に中世、ルネサンス、バロックの各時代を代表する建物が並び、いくつもの防御塔や宮殿、邸宅が保存状態よく残っています。村歩きの中心となるのが、ロマネスク様式の教会。回廊の柱の上部には、植物や幾何学模様、聖書の場面などが刻まれています。
11〜2月などのオフシーズンは村の多くのレストランが閉まるため、この時期に訪れるなら食事の場所を事前に調べておくとスムーズです。

音楽と建築の融合を試みた、ガウディの邸宅を見学できるエル・カプリチョ・デ・ガウディ(El Capricho de Gaudí)。カンタブリア州の町コミーリャスに1883〜1885年に建てられた、カタルーニャの外にある数少ないガウディ建築のひとつです。
見どころは、ひまわりをモチーフにした陶器で飾られた円柱状の塔。ステンドグラスに、楽器を奏でる動物たちの姿が描かれているのも特徴です。屋根裏にはガウディがデザインした家具が置かれ、実際に座って試すこともできます。
保存のため入場者数が制限されているので、特にガイドツアーに参加したい場合は、事前に予約しておくのがおすすめです。

港を囲む急斜面に、色とりどりの家々が寄り添うように建ち並ぶ景色を楽しめる漁村、クディジェロ(Cudillero)。アストゥリアス州の海沿いにある、歴史芸術地区に指定された村です。
馬蹄形に港を取り囲む崖の上には宙に浮かぶように家々が連なり、色鮮やかな屋根や窓がひときわ目を引きます。港に面した石畳の小さな広場には魚料理の店が並び、漁村らしい食事を楽しめるのも魅力。
村を見下ろす8つの展望台を巡るルートもあり、坂道や階段が多いので、歩きやすい靴で出かけると安心です。夕暮れどきに巡れば、夕日に染まる村を眺めることができます。

山と森に抱かれた聖地で、岩壁の洞窟に祀られた聖母像を参拝できるコバドンガ(Covadonga)。アストゥリアスを代表する聖母の巡礼地です。
正面の入口を挟んで2本の高い塔がそびえる、ネオロマネスク様式の聖堂も見どころのひとつ。この地は、イスラム勢力からの国土回復運動(レコンキスタ)が始まった場所としても語り継がれてきました。
聖なる洞窟の礼拝堂には聖母像「ラ・サンティナ」が祀られ、洞窟への道は105段の階段と、山の中を通るトンネルの2通りです。洞窟の下には7本の水が流れ出る泉があり、その水を飲んだ娘は1年以内に結婚するという言い伝えも残っています。

5大陸の動物たちが野生に近い環境で暮らす姿を、広大な敷地で観察できるカバルセノ自然公園(Parque de la Naturaleza de Cabárceno)。鉱山の跡地を利用した、カンタブリア州を代表するレジャースポットです。
約750ヘクタールの敷地に120種を超える1,000頭以上の動物が暮らし、なかでもアフリカゾウは、ヨーロッパでも有数の繁殖実績を誇ります。園内には20km以上の道路やロープウェイによる見学ルートが整えられ、世界を旅するように動物たちに出会えるのが魅力です。
旅サラダの現地在住ガイドのおすすめは、半野生の動物たちを上から眺めることができるロープウェイ。いつもと違う角度から観察すれば、新しい発見があるかもしれません。猛禽類の飛行を楽しめるショーや、専門スタッフの案内でヒグマなどを見て回る有料のワイルドツアーも人気です。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の壮麗な姿を望めるアラメダ公園(Parque da Alameda)。旧市街の南西にある、市民の憩いの場として親しまれる公園です。
18〜19世紀に整備された園内には噴水や池が点在し、なかでも人気なのが、大聖堂が真正面に見える遊歩道。展望スポットには樹齢120年以上のユーカリの大木がそびえ、幹を囲む丸いベンチは、市民に愛されるロマンチックな場所になっています。
夕日に赤く染まる大聖堂を間近に眺めることができる夕暮れどきと、神聖で幻想的な雰囲気に包まれる夜の時間帯が、旅サラダの現地在住ガイドのおすすめです。公園は終日開いているので、夜の散策にも気軽に立ち寄れます。
スペインの名物料理といえば、バレンシア生まれの米料理パエリアや、パンにひと口分の料理をのせたピンチョス、サン・セバスティアン発祥のバスクチーズケーキ、ホットチョコレートにつけて食べるチュロスなど。ここでは、番組と現地ガイドが紹介する店を集めました。

スペインの揚げ菓子チュロスを、ホットチョコレート「チョコラーテ」につけて味わえる、マドリードのチョコラテリア サン・ヒネス(Chocolatería San Ginés)。1894年に創業した、この街で最もよく知られる老舗です。
注文の定番は、チュロスとチョコラーテのセット。スペインでは朝食にも食後のデザートにも、お酒を飲んだあとにも食べられる、最もポピュラーな組み合わせのひとつです。週末などは24時間営業しているので、夜の街歩きのあとに立ち寄ってみてください。

魚介のスープで煮込んだシーフードパエリアを味わえる、バルセロナのセッテ ポルタス(7 Portes)。1836年に創業した、伝統的なカタルーニャ料理と地中海料理の老舗レストランです。
看板のパエリアには甲殻類や貝類がふんだんに使われ、ほかにも米料理や昔ながらのカネロニ、魚介、肉料理まで、メニューは幅広くそろいます。公式サイトから予約できるので、夕食に訪れるなら席を確保しておくのが確実です。

表面に焼き色がつき、中はとろりとクリーミーな元祖バスクチーズケーキを味わえる、サン・セバスティアンのラ・ヴィーニャ(La Viña)。旧市街にある、1959年創業のバスク料理のバルです。
サン・セバスティアン・チーズケーキとも呼ばれるこのケーキは、35年以上前に店のカウンターで生まれました。旧市街のバル巡りの締めくくりに、デザートとして味わうのもおすすめです。

上質なピンチョスと伝統的なバスク料理を味わえる、サン・セバスティアン旧市街のガンダリアス(Casa Gandarias)。
ウニのグラタンや魚介のピンチョスなど、新鮮な素材を生かした料理がそろいます。チャコリと一緒に味わってみてください。レストランでゆっくり食事をする場合は、公式サイトから予約しておくと便利です。

港町ゲタリアの名物、炭火で香ばしく焼き上げた魚を味わえるレストラン イリバル(Iribar)。1950年に創業した老舗で、町の中心を通る大通り沿い、サン・サルバドール教会のすぐそばにあります。
入口脇の焼き場で、昼どきに魚が焼き上がる様子は、通りを歩く観光客の目を引く光景です。焼く際に、油やビネガー、レモン汁を合わせたものを振りかけて仕上げるのが店独自の手法。船の中のような木目調の店内は落ち着いた雰囲気で、吹き抜けのある2階席では、開放感のなかで食事を楽しめるのも魅力です。

ガリシア地方を代表する料理、タコのガリシア風「プルポ・ア・ラ・ガジェガ」を味わえる、サンティアゴ・デ・コンポステーラのプルペリア・アバストス(Pulpería Abastos)。街の台所、アバストス市場の中にあるタコ料理の専門店です。
やわらかく煮たタコを輪切りにしてゆでたジャガイモにのせ、パプリカと粗塩、オリーブオイルで仕上げるのが伝統のスタイル。昔ながらの銅鍋で調理し、木の皿で提供されます。地元のワインと一緒に味わうのがおすすめです。
アバストス市場の石造りの建物には新鮮な魚介や野菜、チーズの店が並び、地元の人や巡礼者でにぎわいます。

伝統と前衛を融合させた独創的な料理を味わえる、バルセロナのミシュラン一つ星レストラン、カエリス(Caelis)。ゴシック地区のホテル「オラ・バルセロナ」の中にあり、その料理を目当てに世界中からファンが訪れます。
旅サラダの現地在住ガイドがすすめるのは、毎週内容が変わるランチのコース「カエリス」。記念日にもふさわしいロマンチックな雰囲気のなか、星付きの料理を気軽に味わえます。オープンキッチンを囲むU字型のカウンター席では、シェフが調理する様子を眺めながら食事ができるのも楽しみです。
営業は水〜土曜のみなので、営業日に合わせて予約しておきましょう。

フォアグラの鉄板焼きをはじめ、バスクらしい料理を立ち飲みスタイルで気軽に味わえるサン・セバスティアンのバル・スポーツ(Bar Sport)。旧市街パルテ・ビエハにある、地元の人と観光客の両方に愛されるバルです。
カウンターには、新鮮な魚介や地元の食材を使った家庭料理がずらりと並びます。初めての人に旅サラダの現地在住ガイドが必ずすすめるのが、フォアグラの鉄板焼き。香ばしさと濃厚さのバランスがよい一品です。ほかにも、カニを詰めた小イカや、骨付き肉のミニバーガーなど、魅力的な料理がそろいます。地元の客が多く、観光地にいながら日常の延長のような空気を味わえるのが魅力です。
予約はできず、開店と同時に満席になることも多いので、待つ時間も見込んで出かけてみてください。

カンタブリア地方の伝統料理を、中庭に面した静かな空間で味わえるエル・ハルディン・デ・ヒル・ブラス(El Jardín de Gil Blas)。サンティジャーナ・デル・マルにある、貴族の邸宅を改装したパラドール(城や宮殿など由緒ある建物を利用した宿泊施設)のレストランです。
2023年には、スペインのグルメガイド「レプソルガイド」で星1つにあたる「1ソル」を獲得しています。旅サラダの現地在住ガイドが挙げる一皿が、インゲン豆やソーセージなどを煮込んだ山のシチュー「コシード・モンタニェス(Cocido Montañés)」。地元産の牛肉のグリルやアンチョビ、チーズの食べ比べなど、土地の素材を生かした料理もそろいます。
営業時間は、訪れる前に公式サイトで確かめておくと安心です。

宝石のように美しい手づくりのボンボンショコラを選べる、サンティアゴ・デ・コンポステーラのテオアタ・チョコラテ(TeoAta Chocolate)。大聖堂の目の前にあるチョコレート店です。
名物のボンボンは、天然素材だけを選んでひとつずつ仕上げたもの。ピスタチオやライム、カイエンペッパー、マラクーヤ(パッションフルーツ)、コーヒーなどフレーバーの種類が豊富で、カラフルで独創的な見た目に加え、地元の人も買いに訪れる確かな味わいも魅力です。巡礼の証にホタテ貝の殻を身につける風習にちなんだ、貝殻形のチョコレートも販売されています。サンティアゴを訪れた記念に選ぶのにもぴったりです。
スペインのお土産の定番は、煎ったアーモンドとはちみつ、砂糖でつくる伝統菓子トゥロンや、製法がユネスコの無形文化遺産に登録されたタラベラ・デ・ラ・レイナの陶器、バスク語で「チャペラ」と呼ばれるバスク地方発祥のベレー帽など。番組と現地ガイドが紹介するお土産店を集めました。

スペインの伝統的な履物「エスパドリーユ」を購入できる、バルセロナのハンド メイド(HAND MADE)。エスパドリーユの専門店で、自分だけの一足をつくるワークショップも開催しています。
エスパドリーユは、草で編んだ靴底とキャンバス地が特徴のサンダル。通気性に優れて履き心地もよく、カタルーニャ地方では古くから民族衣装の一部として親しまれてきました。ワークショップは公式サイトから予約しておくとスムーズです。
バスク地方発祥のベレー帽「チャペラ」を購入できる、ビルバオのソンブレロ ゴロスティアガ(Sombreros Gorostiaga)。旧市街にある、ビルバオで最も古い帽子店です。
店内には、高級ブランドのベレー帽が数多くそろいます。

地元の企業やアーティストが手がけた、アイデアあふれるお土産を選べるバルセロナのベ・デ・バルセロナ(B de Barcelona)。サグラダ・ファミリアからのびるガウディ通りにある、観光のついでにも立ち寄りやすい店です。
人気の「生ハムクッション」は、生ハムの原木をそのままかたどったユニークなアイテム。本物の原木と違い、クッションなら日本へ持ち帰ることができます。バルセロナを象徴するカラフルなタイルをデザインしたアクセサリーや小物も並び、地元のつくり手による、ここでしか出会えないグッズを探せるのが、旅サラダの現地在住ガイドがすすめる理由です。

海の恵みをテーマにしたバスクらしいお土産を選べる、港町ゲタリアのセタリア(Cetaria)。町の中心部にある、自ら「海のブティック」と称するセレクトショップです。
店内には、質の高い魚の缶詰や地元名物のワイン・チャコリ、マリンテイストの服やインテリア、バスク地方の職人やアーティストの作品まで、多彩なアイテムが並びます。どの商品にもストーリーとこだわりが感じられ、よいものを持ち帰りたい人にぴったりです。旅サラダの現地在住ガイドのおすすめは、ゲタリア名物の炭火焼きに使う、魚用の焼き網。持ち帰れば、帰国後もバスクの食文化を家庭で再現できるかもしれません。価格帯も幅広く、自分用から特別なギフトまで選べるのもうれしいところです。

カンタブリア名物の焼き菓子を工房で手づくりする、サンティジャーナ・デル・マルのお土産店、カサ・アンヘル(Casa Angel)。この地方の伝統的な石造りの家を利用した、趣のある店です。
なかでも旅サラダの現地在住ガイドが挙げるのは、チーズを使った焼き菓子「ケサーダ(Quesada)」と、バターたっぷりのケーキ「ソバオ(Sobao)」。酪農が盛んなサンティジャーナ・デル・マルらしいお土産です。店内には乳製品やはちみつ、アンチョビ、お酒なども並び、クリームタイプのリキュールや、村の風景をプリントした缶入りのお菓子も人気を集めています。1月は休業なので、冬に訪れる際は気をつけてください。

ガリシアの熟練の職人が手がけた一点ものの工芸品を選べる、サンティアゴ・デ・コンポステーラのボレス・ガリシア(Boles Galicia)。街の台所として親しまれるアバストス市場のすぐそば、小さな路地にある店です。
店に並ぶのは、80名以上の職人による陶器や磁器、かご細工、木製のボード、革製品など。伝統的なものから現代的なものまで、ガリシアの手仕事を垣間見ることができます。ここでしか出会えない一点ものを探せるのが、陶器好きの旅サラダの現地在住ガイドが気に入っているポイントです。月曜と土曜は午前のみの営業なので、時間を確かめてから訪ねてみてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 首都 | マドリード |
| 面積 | 50万5,983km²(日本の約1.3倍) |
| 人口 | 約4,969万人(2026年4月1日時点の暫定値) |
| 言語 | スペイン語(自治州によってはカタルーニャ語、バスク語、ガリシア語なども公用語) |
| 宗教 | カトリック |
| 通貨 | ユーロ(€)。1ユーロ=100セント |
| 日本との時差 | 日本より8時間遅い(サマータイム中は7時間)。サマータイムは3月の最終日曜から10月の最終日曜まで |
日本からは、成田〜マドリード間にイベリア航空の直行便があり、バルセロナなど各都市へは、マドリードから高速鉄道や国内線で移動できます。
日本のパスポートを持っていれば、観光などで90日以内の滞在ならビザは不要です。入国の際は、空港で顔写真と指紋が登録されます。今後、事前に渡航の認証を受ける制度(ETIAS)も始まる予定なので、出発前に最新の情報を確認しておきましょう。
スペインは年間の日照時間が約3,000時間と晴れの日が多く、春と秋が最も過ごしやすい季節とされています。
| 季節 | 気候の特徴 |
|---|---|
| 春 | 過ごしやすく、多くの人が最もよい季節と考える時期 |
| 夏 | 日中の気温はたいてい30℃を超える。7・8月が最も暑く、国全体が暑く乾燥する |
| 秋 | 朝晩は冷え込むが、マドリードより南では晴れた日が多い |
| 冬 | 最も寒い時期。北部では雨が多くなる |
北部のガリシアやアストゥリアス、カンタブリアは気候が比較的穏やかで湿度が高く、緑豊かな景観が広がり、時折雨も降るため、雨具があると心強いです。マドリードなどの内陸部は、夏は暑く冬は寒く、気温の差が大きくなります。
スペインの観光地や地下鉄では、スリや置き引きなどの盗難が多く起きています。マドリードのマヨール広場や王宮、バルセロナのランブラス通りやサグラダ・ファミリアの周辺など、旅行者でにぎわう場所ほど、バッグは身体の前で持ち、荷物から目を離さないようにすると安心です。話しかけたり服の汚れを指摘したりして、気をそらしている間に財布を抜き取る手口もあるので、見知らぬ人が近づいてきたときはとくに気を配りたいところ。なお、スペインでは旅行中もパスポートを持ち歩く決まりがあるので、身につけておきましょう。出発前には、外務省の海外安全ホームページで最新の情報を確かめてから出かけると、落ち着いて旅を楽しめます。
ガウディ建築や名画をめぐる街歩きに、バルをはしごする食べ歩き、巡礼の道の終着地まで、ひとつの国で旅の楽しみ方をいくつも組み合わせられるのがスペインの魅力です。旅サラダの番組で訪れた名所や現地在住ガイドが教える穴場を手がかりに、自分だけのスペイン旅を組み立ててみてください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年11月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。お出かけの際は最新の情報を各施設にご確認ください。
トラベル
2026.11.07
ロコレコ
2026.10.24
トラベル
2026.10.17
ロコレコ
2026.09.19
トラベル
2026.09.18
プラス旅
[PR] | 2026.09.02
おすすめ
RANKING -ARTICLE-
2026.04.21
2026.03.12
2026.07.27
2026.04.17
2026.03.19