【完売】もっちりした食感と濃い甘味が特徴!瀬戸内海の潮風に吹かれて育った絶品の味
2023.09.02
広島県尾道市の島ではたくさんの果樹が育てられています。名産の一つが栄養豊富で「不老長寿の果物」とも言われるいちじくで、国内トップクラスの生産量を誇ります。向島にある『万汐(まんちょう)農園』が運営する『海辺のいちじく園』は、日本でも有数の規模を誇るいちじく園。いちじくの栽培に適した潮風に吹かれる環境で、日本で古くから育てられている日本いちじくを育てています。9月上旬から収穫時期を迎える日本いちじくは甘みが強くてもっちりした食感が特徴です。
【コレうまポイント】
①もっちりした食感と甘さが特徴。日本に古くからある日本いちじく
②いちじくの声に耳を傾けて40年。自然体の農業が実らせた素直な味
③瀬戸内の恵みを閉じ込めたフルーツプリンと甘さ控えめのジャム
【コレうまポイント①】もっちりした食感と甘さが特徴。日本に古くからある日本いちじく
日本いちじくは、早稲日本種、蓬莱柿(ほうらいし)などとも呼ばています。日本で栽培されるいちじくの中では最古の種類で、江戸時代に中国から伝わったと言われています。日本いちじくの特徴は果実にもっちりとした食感があり、甘みが強く濃厚なこと。もちろん、いちじくらしいプチプチとした舌触りもたまりません。
日本いちじくはほとんどが西日本で栽培されていて、尾道市は屈指の生産地です。繊細で皮が破れやすいため東日本では滅多にお目にかかれません。地元の人たちにとって、いちじくといえば日本いちじく。
他のいちじくを食べると違和感を感じるほどその味と食感に違いがあるそうです。『万汐農園』で長くいちじくを育ててきた濱浦志保香さんは、他の品種と比べると「普通のお米ともち米ほど違う」とそのもっちりした食感について話します。
【コレうまポイント②】いちじくの声に耳を傾けて40年。自然体の農業が実らせた素直な味
濱浦さんは『万汐農園』の2代目として、40年に渡っていちじくを育ててきました。しかし「まだ40回しかトライできてないし、いまだにいちじくちゃんの声がはっきり聞こえんのよ」と今も謙虚な姿勢でいちじくに向き合っています。「いちじくも人間も地球も大事にしたい」と肥料には菜種油かすなど植物性のものだけを与えるなど、毎年栽培方法に工夫を重ねてきました。
『万汐農園』が、いちじくを栽培するのは『海辺のいちじく園』という観光農園です。海から250メートルほどの農園で濱浦さんたちが手塩にかけて育てたいちじくは、収穫時期になると毎年欠かさず訪れる人もいるほど人気です。
「うちのいちじくは、素直な味だと言ってくださる方もいます」と濱浦さん。実ったいちじくのほとんどは観光農園を訪れた人が収穫するため、一般の市場には出荷していません。その貴重な生のいちじくが、今回旅サラダマルシェを通して全国に届けられます。
【コレうまポイント③】瀬戸内の恵みを閉じ込めたフルーツプリンと甘さ控えめのジャム
『万汐農園』ではしまなみ海道の特産である農産物を使ったジャムやフルーツプリンを作って販売しています。今回のセットに入るフルーツプリンは無花果ぷりん、檸檬ぷりん、八朔ぷりんの3種類で、どれもプリンとしては珍しいものばかりです。どのプリンにも果肉や果汁、果皮などそれぞれのフルーツのおいしさがたっぷり詰まっています。フルーツの味わいを保存して楽しめるようにと煮沸殺菌・真空充填されていて日持ちがするのもうれしい特徴です。
ジャムは銅釜で直火炊きした手作りのもの。いちじくとみかんの2種類がセットに入っています。ゆるりジャムという名前の通り、とろっとしたジャムでトーストにはもちろん、ヨーグルトに加えてもフルーツソースとして活用しても楽しめます。糖度は40度とジャムとしては低めなので果実らしいフレッシュさも味わえます。
温暖な気候の元で文字通り手塩にかけて育てられたフレッシュないちじくは、毎年9月から10月初旬にかけてしか食べられません。濱浦さんがおすすめするいちじくの食べ方は「冷たく冷やしてガブリ」とのこと。今しか食べられないフレッシュさとしまなみ街道自慢の柑橘類を長く楽しめるようにしたプリンやジャム。穏やかな海に浮かぶ島と温暖な気候に思いを馳せながら、ガブリと召し上がってみてはいかがでしょうか?