山梨県北杜市|水が育む、うまさがある。水が呼ぶ、出会いがある。
2026.04.25
ゴールデンウィークはどこへ行っても混雑している——そんな理由でおでかけを諦めていませんか?実は関西エリアには、人気観光地の陰に隠れた”ちょい穴場”が点在しており、混雑を避けながらゆったり楽しめるスポットも少なくありません。
そこで今回は、関西エリアで「なるべく人混みを避けて楽しめる」穴場スポットを、旅サラダPLUS編集部が独自に30箇所厳選。大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の6府県から、ファミリーやカップルにもぴったりなおでかけ先をピックアップしました。自然に癒される場所から、落ち着いて過ごせる文化スポットまで、この時期でも快適に楽しめる旅先探しの参考にしてみてください。
※営業時間や料金等の情報は、すべて取材当時のものです。 ※また混雑回避を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。

河内長野市にある「大阪府立花の文化園」は、約10ヘクタールという広大な敷地に四季折々の花が咲き誇る植物園。園内にはバラ園やテーマ別ガーデンが点在し、ゴールデンウィークの時季にはバラやクレマチスが見頃を迎えます。なかでも約470品種・1,460株を誇るバラ園は、近畿エリアでも有数の規模です。
ゆったりと園内を巡ると、エリアごとに異なる花の景観が広がり、散策そのものが心地よい時間に。大温室では熱帯植物を通年で観察できるため、天候に左右されず楽しめる懐の深さがあります。大阪市内や和歌山方面からのドライブがてら立ち寄れる、落ち着いた雰囲気の穴場スポットです。

1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」の跡地を整備した「花博記念公園 鶴見緑地」は、大阪市内とは思えないほどのスケールを誇る都市公園。約126ヘクタールの広大な園内では、ゴールデンウィークの時季にバラが見頃を迎え、開放感あふれる緑の中でゆったりと花巡りが楽しめます。
園内のハイライトのひとつが、世界の多様な植物を展示する「咲くやこの花館」。熱帯・高山・乾燥地帯の植物など約5,500種がそろい、天候に左右されず楽しめるのも魅力です。Osaka Metro長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」直結とアクセスも良好。花壇や池、広場など見どころが点在し、思い思いのペースで過ごせる、都会の中の心地よい癒やしスポットです。

天保年間(1830〜1844年)の大坂の町並みを原寸大で再現した「大阪くらしの今昔館」は、屋内で”江戸時代の暮らし”を体感できるユニークな博物館。8階の「なにわ町家の歳時記」フロアでは、路地や商家の内部を実際に歩きながら、当時の生活風景を間近に感じることができます。
館内では着物や浴衣の着付け体験も用意されており、昔ながらの装いで町並みを散策できるのも魅力のひとつ。写真映えもあり、観光気分をより一層高めてくれます。屋内施設のため天候に左右されず楽しめるのもポイント。Osaka Metro「天神橋筋六丁目駅」から徒歩すぐとアクセスも良く、大阪の歴史や文化にじっくり触れたい人におすすめのスポットです。

大阪府最南端・阪南市に広がる「せんなん里海公園」は、白砂の浜辺と芝生広場がゆるやかにつながる開放感あふれる海浜公園。ゴールデンウィークの時季は潮干狩りのベストシーズンを迎え、子どもと一緒に貝探しを楽しめるスポットとして賑わいます。
園内にはバーベキューエリアや広場も整備されており、海を眺めながら思い思いの時間を過ごせるのも魅力。大阪市内から足を延ばすと、都会の喧騒とは一線を画す穏やかな海辺の景色が広がります。敷地が広く、人の流れが分散しやすいため、混雑しがちな連休でも比較的ゆったりと過ごしやすい、穴場感のあるレジャースポットです。

富田林市の丘陵地に広がる「錦織公園(にしこおりこうえん)」は、約127ヘクタールの広大な敷地を誇る大阪府営の自然公園。ゴールデンウィークの時季にはツツジが見頃を迎え、起伏に富んだ園内の各所で色鮮やかな花景色が楽しめます。
芝生広場や池の周辺をのんびり散策できるほか、ネイチャースタジオや体験工房では自然体験や工作プログラムも充実。子ども連れでも過ごし方の幅が広がるのが魅力です。近鉄長野線「富田林西口駅」から徒歩圏内とアクセスもしやすく、広い園内を自分のペースで巡れるのもポイント。丘陵ならではの豊かな緑に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごせる穴場スポットです。

京都府南丹市美山町に広がる「美山かやぶきの里」は、現存する約50戸のうち39棟が茅葺き屋根のまま残る、貴重な集落。最古の建物は寛政8年(1796年)築とされ、1993年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。北山型民家の入母屋造が連なる風景は、関西では数少ない”日本の原風景”として知られています。
ゴールデンウィークの頃は、新緑が集落全体をやさしく包み込み、どこを切り取っても絵になる景色に。のどかな里山の空気の中で、ゆったりと散策を楽しめます。集落内には土産物店や食事処も点在しており、半日から1日かけてのんびり過ごすのにぴったり。喧騒を離れて、穏やかな時間を味わいたい人におすすめのスポットです。

西山連峰の中腹、標高約400メートルに佇む天台宗の古刹「善峯寺(よしみねでら)」。境内からは京都盆地から大阪平野までを見渡す大パノラマが広がり、晴れた日には大阪湾まで望めることも。ゴールデンウィークの頃にはツツジが見頃を迎え、深緑の中に鮮やかな花色が美しく映えます。
見逃せないのが、国の天然記念物に指定されている全長約37メートルの五葉松「遊龍の松」。まるで龍が地を這うような姿は圧巻で、この寺ならではの象徴的な存在です。山寺ならではの静けさに包まれた境内を歩きながら、眺望・花・名木と見どころが凝縮されたひとときを楽しめます。山上の空気とともに、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの古刹です。

宇治川のほど近くに佇む曹洞宗の古刹「興聖寺(こうしょうじ)」は、1233年(天福元年)に道元禅師によって開かれた歴史ある寺院。境内へと続く参道「琴坂(ことざか)」は、春から初夏にかけてカエデの青葉が生い茂り、まるで緑のトンネルをくぐるような心地よい散策が楽しめます。
紅葉の名所として知られる琴坂ですが、新緑の季節は人も比較的少なく、しっとりとした静けさが魅力。宇治エリアの中心地からもアクセスしやすく、平等院鳳凰堂とあわせて巡るのもおすすめです。落ち着いた空気の中で、ゆっくりと季節の移ろいを感じられる古刹です。

笠置山の山頂に広がる「笠置寺(かさぎでら)」は、巨石の岩面に刻まれた弥勒大磨崖仏で知られる古刹。日本最古とも伝わるこの磨崖仏をはじめ、奈良時代から続く修行の地としての歴史を今に伝えています。後醍醐天皇が行在所を置いた地としても知られ、境内には東大寺二月堂のお水取りの起源とされる正月堂跡など、古代ロマンを感じさせる史跡が点在します。
境内の見どころを巡る「行場めぐり」は、巨石の間を縫うように進む約1時間の散策コース。適度なアップダウンがありつつも、登山初心者でも楽しめる内容です。ゴールデンウィークの頃は新緑が美しく、静かな山中で自然と歴史の両方を味わえるのが魅力。
京都府南部に位置する和束町(わづかちょう)は、宇治茶の主要産地として約800年の歴史を誇る”茶源郷”。町の約600ヘクタールに広がる茶畑は、京都府内の茶生産量の約45%を担い、山の斜面を覆う段々状の景観は2015年に日本遺産にも認定されています。なかでも「石寺の茶畑」や「撰原の茶畑」は、思わず足を止めたくなる美しい眺めです。
ゴールデンウィークの頃は新茶の季節を迎え、摘み取り前の茶畑が一面に濃い緑へと染まる時期。どこを見ても茶畑が広がる風景は、まさにこの土地ならではのものです。「日本で最も美しい村」連合にも加盟しており、自然と人の営みが調和した景色をゆったりと楽しめます。静かな里山の風景の中で、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの穴場スポットです。

加西市の農村風景の中にたたずむ「兵庫県立フラワーセンター」は、約46ヘクタールの広大な敷地に約4,500種の花と緑が揃う花の公園。ゴールデンウィークの時季にはシャクナゲ・フジ・ボタンが相次いで見頃を迎え、歩くたびに異なる花の景色に出会えます。
大温室では熱帯植物を通年で観察でき、天候を問わずに楽しめる環境が整っています。日本庭園も備え、花の種類と雰囲気を変えながら一日かけてのんびり巡れるのも魅力。加西の農村風景に溶け込みながら、季節の花をじっくり楽しめる穴場スポットです。

書写山(しょしゃざん)の山上に広がる「圓教寺(えんぎょうじ)」は、康保3年(966年)に性空上人が開いた天台宗の古刹。「西の比叡山」とも称される格式を持ち、西国三十三霊場の第二十七番札所として今も多くの参拝者を迎えています。清水寺と同じ懸造(かけづくり)の「摩尼殿(まにでん)」は、山肌にせり出す力強い建築が印象的です。
ロープウェイで山上まで約4分。山頂駅からは西国三十三観音像が並ぶ参道を歩いて摩尼殿へ向かい、約15〜20分の道のりそのものが参拝体験になっています。ゴールデンウィークの新緑の時季は境内の緑が特に清々しく、山上ならではの静けさの中でゆったりとした時間が流れます。

白壁の酒蔵と武家屋敷が連なる「出石(いずし)」は、兵庫県但馬地方に残る江戸時代の城下町。1871年(明治4年)建造の辰鼓楼(しんころう)を中心とした街並みは「但馬の小京都」とも称され、GWの時季は新緑と白壁のコントラストが際立ちます。
名物の「出石そば(皿そば)」は小皿に盛られたそばを何枚重ねるかが楽しみのひとつ。白壁の続く通りをそぞろ歩きしながら食べ比べるのが、この地ならではのひとときです。城下町の風情と食文化が自然に重なった、歩くほどに表情を見せる町並みです。

朝来市にある「生野銀山(いくのぎんざん)」は、大同2年(807年)の開坑と伝えられる歴史ある鉱山です。織田・豊臣・徳川と時の権力者に受け継がれた直轄鉱山として栄え、昭和48年(1973年)の閉山まで長きにわたり銀や銅を産出してきました。坑道の総延長は350キロメートル以上に達します。
現在は約1キロメートルの観光坑道として公開されており、江戸時代のノミの手彫り跡や明治期の採掘設備が当時のまま残されています。坑道内は年間を通じて13度前後に保たれており、GWの汗ばむ時季でも上着が欲しくなるほどの涼しさ。歴史の重さと地底の静けさが混ざり合った、独特の体験空間です。

明治45年(1912年)に完成したJR山陰本線の余部鉄橋は、2010年の架け替え後、旧橋の一部が「空の駅」として整備された展望スポット。餘部駅側に残る3本の橋脚と3スパンを活用したデッキからは、地上約41メートルの高さで日本海を一望できます。
アクセスはガラス張りのエレベーター施設「余部クリスタルタワー」を利用すれば約45秒。JR山陰本線「餘部駅」からすぐという立地で、列車を降りてそのまま絶景へ向かえるのも魅力です。海と空が広がる開放的な景色は、ゴールデンウィークのドライブや鉄道旅の記憶にしっかり刻まれる、山陰ならではの眺めです。

奈良県葛城市にある「當麻寺(たいまでら)」は、中将姫が一夜にして織り上げたと伝わる當麻曼荼羅で知られる古刹。真言宗と浄土宗の二宗が共存する全国でも珍しい寺院で、長い歴史と信仰を今に伝えています。
ゴールデンウィークの頃には、境内一帯で約5,000株の牡丹が見頃を迎え、奥院・中之坊・西南院など各僧坊の庭が華やかに彩られます。例年4月中旬から5月上旬が見頃で、ちょうどGWと重なります。さらに、東塔・西塔の両塔が現存する全国唯一の寺院としても知られ、花とともに古建築の魅力も堪能できます。落ち着いた雰囲気の中で、歴史と季節の美しさをじっくり味わえる古刹です。

奈良県と三重県の県境近くに広がる「曽爾高原(そにこうげん)」は、秋のススキで知られる名所ですが、ゴールデンウィークの時季は一面が鮮やかな新緑に包まれる爽やかなシーズン。草原を渡る風と広がる空が心地よく、春から初夏へと移ろう自然を全身で感じられます。
標高849メートルの亀山(かめやま)山頂付近からは、屏風岩や周囲の山々を一望でき、軽めのハイキングにも向いています。高原入口にあるお亀池では、水面に映る空や山の景色も楽しめます。亀山峠までは整備された道が続き、初心者でも歩きやすいのもポイント。時間と体力に余裕があれば、さらに倶留尊山(くろそやま)まで足を延ばすことも。秋の名所が見せる、GWならではの青々とした表情です。

奈良県桜井市の山中・多武峰(とうのみね)に鎮座する「談山神社(たんざんじんじゃ)」は、大化の改新(645年)に向けた談合の地として知られ、藤原鎌足を祀る歴史ある神社。境内には木造塔としては世界唯一とされる十三重塔(重要文化財)がそびえ、朱塗りの社殿とともに印象的な景観をつくり出しています。
ゴールデンウィークの頃は木々が一斉に芽吹き、境内全体がやわらかな新緑に包まれる爽やかな季節。本殿は日光東照宮の手本になったとも伝わる華やかな造りで、山中の静寂とのコントラストが際立ちます。歴史と新緑が重なるGWの境内は、山深い立地ならではの静けさに満ちています。

奈良県高取町にある「壺坂山 南法華寺(壺阪寺)」は、西国三十三所第六番札所に数えられる古刹で、創建は703年(大宝3年)と伝わります。境内にはインドから贈られた全長約20メートルの「天竺渡来大観音石像」や「大涅槃石像」などが立ち並び、日本の寺院建築と異国の文化が融合した独特の景観が広がります。
ゴールデンウィークの時季にはツツジが見頃を迎え、巨大な石像と色鮮やかな花が織りなす風景はここならではのもの。また、「壺坂霊験記」の舞台としても知られ、古くから眼病封じの観音様として信仰を集めてきました。奈良・飛鳥エリアの観光とあわせて立ち寄りやすく、歴史と景観の両方を楽しめるスポットです。

奈良県宇陀市の山あいに佇む「室生寺(むろうじ)」は、真言宗室生寺派の大本山であり、「女人高野(にょにんこうや)」として親しまれてきた古刹。ゴールデンウィーク前半にはシャクナゲが見頃を迎え、五重塔や金堂の周囲に咲く淡いピンクの花が、杉木立の緑と美しいコントラストを描きます。
境内は山岳寺院ならではの静けさに包まれ、歩くほどに空気が澄んでいくような感覚に。さらに奥の院まで足を延ばせば、約700段の石段が続き、修行の場としての趣も体感できます。自然と信仰が一体となった風景の中で、ゆったりと心を整える時間を過ごせるスポットです。

滋賀県長浜市の最北部に位置する「余呉湖(よごこ)」は、周囲約6.4kmの静かな湖。風のない日には湖面が鏡のように周囲の山々や空を映し出すことから、「鏡湖」とも呼ばれています。水面に広がる景色はどこか幻想的で、時間がゆっくりと流れるような感覚に包まれます。
天女の羽衣伝説や戦国時代の古戦場としての歴史も持ち合わせ、自然と物語が重なるのもこの湖の魅力。JR北陸本線「余呉駅」から徒歩約5分とアクセスしやすく、湖畔には一周できる散策路も整備されています。穏やかな水辺の景色を眺めながら、自分のペースで歩ける、落ち着いたスポットです。

琵琶湖と余呉湖、ふたつの湖を同時に見下ろせる山として知られる「賤ヶ岳(しずがたけ)」。標高421メートルの山頂へはリフトで約6分、眼下には奥琵琶湖の静かな水面と竹生島が広がり、晴れた日には伊吹山まで視界に収まります。1583年「賤ヶ岳の戦い」の舞台でもあり、歴史と絶景が重なる山です。
GWの時季は新緑が山肌を覆い、山頂に吹く風が心地よい季節。山麓からのハイキングコースも整備されており、歩くほどに湖面の広がりが増していく眺めを楽しみながら登れます。滋賀の北端まで足を延ばす価値がある、開放感抜群の景勝地です。

手こぎ舟や電動和船でゆっくりと進む「近江八幡の水郷めぐり」は、琵琶湖東岸に広がる広大な葦原の水路を巡るアクティビティ。GWの時季は若い葦が芽吹き、水面すれすれまで生い茂る新緑のトンネルを潜り抜けながら、独特の水郷風景を体感できます。
船頭さんの竿さばきを眺めながら葦の隙間から差し込む光を感じ、水の上にいる時間がゆっくりと流れていきます。安土城跡や八幡堀の町並みとあわせて巡ると、近江八幡の水辺文化をより深く感じられる1日に。自然と歴史が調和する近江八幡ならではの魅力を、ゆったりと味わえるスポットです。

白壁の土蔵と石積みの水路が巡る「五個荘金堂(ごかしょうこんどう)地区」は、近江商人が築いた屋敷群が今も一帯に残る重要伝統的建造物群保存地区。明治・大正期の豪商の暮らしを伝える3つの屋敷が公開されており、それぞれに異なる商人像を間近に感じられます。
作家・外村繁の生家、「百貨店王」と呼ばれた中江準五郎の邸宅、スキー毛糸で知られた藤井彦四郎の屋敷——三者三様の個性が、静かな水路沿いの町並みに今も息づいています。大阪・京都からは少し距離があるぶん、GWでも落ち着いた雰囲気の中でゆっくり歩ける一帯です。

琵琶湖の北端に浮かぶ「竹生島(ちくぶしま)」は、周囲わずか約2キロメートルの無人島。島全体が国の重要文化財・史跡に指定されており、宝厳寺(ほうごんじ)と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)のふたつの社寺が、緑深い島の中に共存しています。
長浜・今津・彦根の各港からフェリーで約30〜40分。湖面をゆっくり渡りながら島が近づいてくる道中から、すでに非日常が始まります。GWには新緑に包まれた島の景観も美しく、参拝とともに湖上の旅を楽しめます。

和歌山県有田郡にある「湯浅町(ゆあさちょう)」は、日本の醤油発祥の地として知られる歴史ある町。2006年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された約6.3ヘクタールのエリアには、江戸〜明治期の醤油醸造に関わる建物が今も良好な状態で残り、白壁と黒格子が織りなす町並みが広がります。
ゴールデンウィークの時季は新緑が加わり、落ち着いた景観の中でのんびりとした散策が楽しめるのが魅力。なかでも、創業1841年の老舗醤油蔵 角長 では、伝統的な製造工程の見学も可能で、町歩きとあわせて醸造文化に触れられます。観光地としての派手さはないものの、歴史と暮らしが息づく風景をじっくり味わえる、通好みのエリアです。

和歌山県由良町にある「白崎海洋公園」は、白い石灰岩の断崖と紺碧の海が織りなす独特の景観が魅力の絶景スポット。「日本のエーゲ海」とも称されるその風景は、国内とは思えないほどの開放感にあふれています。
ゴールデンウィークの時季は、青空・白い岩肌・海の青がくっきりと映え、コントラストの美しさが最も際立つタイミング。周辺は白崎海洋公園として整備されており、展望台や遊歩道から海と岩の景観を間近に楽しめます。和歌山の海ならではのダイナミックな自然を体感できる、ドライブにもぴったりのスポットです。

和歌山県美浜町に広がる「煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)」は、全長約4.6kmにわたってクロマツ林が続く景勝地。江戸時代、紀州藩主・徳川頼宣が塩害対策として植えさせたと伝わる松林は、「日本の白砂青松100選」にも選ばれた、歴史と自然が重なる風景です。
砂浜ではなく丸石が敷き詰められた礫浜(れきはま)が続くのも特徴で、波が石に当たる独特の音が響きます。広々とした海岸をゆっくりと歩きながら、潮風と波音に包まれる時間を過ごせる、静かな景勝地です。

和歌山県かつらぎ町の山中に鎮座する「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」。朱色の輪橋(太鼓橋)を渡り楼門をくぐると、山深さを感じさせない整然とした神域が静かに広がっています。創建1,700年以上と伝わる古社で、全国に約180社ある丹生都比売神社の総本社です。
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつで、空海が高野山を開創する際に神領を借り受けたとの伝承も残ります。山を分け入った先に広がる、静謐な神域。深い歴史の積み重ねを、山の静けさの中でじかに感じられるような場所です。

和歌山県紀の川市にある「粉河寺(こかわでら)」は、西国三十三所第三番札所に数えられる古刹で、770年(宝亀元年)開創と伝わる由緒ある寺院。重要文化財の大門をくぐると、桃山時代の様式を今に伝える国指定名勝「粉河寺庭園」が広がり、歴史の重なりを感じさせる空間が続きます。
ゴールデンウィークの頃には境内の牡丹が見頃を迎え、石畳と古建築に華やかな彩りを添えるのが印象的。「花の寺」として親しまれており、落ち着いた境内に咲く花々と建築美が調和した風景はここならではの魅力です。静かな時間の中で、季節の美しさと歴史をじっくり味わえるスポットです。
以上、関西近郊の穴場観光スポット30選をご紹介しました。どの場所もゴールデンウィークの混雑をなるべく避けられ、家族でのびのび楽しめる魅力を持ったスポットばかりです。行楽日和のこの季節、少しだけ視点をずらして、おでかけを楽しんでみてはいかがでしょうか?
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年4月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。※また混雑回避を保証するものではありません。
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