長野県・歴史的建造物ランキングRANKING
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1位
万平ホテル
万平ホテルは、中山道・軽井沢宿の旅籠が前身で、明治時代に宣教師から外国人対応技術を学び、1894年(明治27)に誕生した。閑静な別荘地に位置し、風格ある建物は国の有形文化財にも登録されている。ジョン・レノンが気に入り、家族で避暑に訪れていたことでも知られる。また、ホテル内には史料室があり、レノンが気に入ったとされるピアノなども展示されている。
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2位
立場茶屋
木曽郡南木曽町吾妻にある茶屋。中山道沿いの馬籠宿と妻籠宿の2つの宿場の中間に位置し、旅人たちの休憩場所となっていた。現在も江戸中期の建物が残されており、休憩所として利用できる。日本遺産「木曽路はすべて山の中 -山を守り 山に生きる-」の構成資産の一つ。
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3位
大庄屋山口家
江戸時代初期に建てられた古民家。当時、近隣の村を収める庄屋たちをさらにまとめ上げていた大庄屋、山口家の邸宅。豪華な邸宅には、かつて松本藩主も逗留したと伝えられる。見どころは、書院から額縁のように眺められる、見事な日本庭園。今も丁寧に手入れされている古木が美しい景色を形作っている。日本画家、山口蒼輪氏の生家でもあり、庭だけでなく蒼輪氏の描いた絵も楽しむことができる。
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4位
睡鳩荘(旧朝吹山荘)
北佐久郡軽井沢町長倉の総合リゾート施設「軽井沢タリアセン」内にある歴史的建造物。昭和6年(1931)、アメリカの建築家W・M・ヴォーリズ氏の設計により建築された実業家・朝吹常吉の別荘で、国の有形文化財に登録されている。平成20年(2008)に現在地に移築復元され、展覧会やコンサートにも利用されている。
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5位
重要文化財 旧松本高等学校(松本市あがたの森文化会館)
あがたの森公園内にある教育施設。重要文化財の木造洋風建築・旧松本高等学校の校舎を使用しており、「復元校長室」や「復元教室」等を見ることができる。また、旧松本高等学校講堂ホールも併設されており、コンサートや展示発表会等、地域の人々の教育文化活動の場として多く利用されている。
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6位
妻籠宿本陣
平成7年(1995)に復元された、宿駅として利用されていた建物。本陣は殿様の宿泊施設だったとされる。宿駅制定時から駅長として島崎氏が任命を受けており、明治になるまで庄屋も兼ねていた。明治時代に取り壊されたが、最後の当主は島崎藤村の実兄である広助で、彼らの母の生家としても知られる。現在の本陣は島崎家所蔵の絵図を元に復元されたもので、更に古い時代の本陣の模型や現在も毎日火を入れている囲炉裏が見られる。本陣と脇本陣奥谷、歴史資料館の3館は共通券で見学することができる。
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7位
旧木沢小学校
1932年(昭和7)に建てられた旧木沢小学校は、長野県飯田市南部の遠山郷に現存する木造2階建ての校舎だ。かつては遠山森林鉄道の起点として栄えたが、道路整備と人口減少により2000年(平成12)に廃校となった。現在は地元住民の尽力で保存・活用され、内部は自由に見学可能で、各教室や図書館はアンティークの宝庫となっている。
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8位
旧宣教師館
いにしえの丘公園のすぐ傍にある建物。明治37年(1904)にカナダ・メソジスト派に属する新参町教会の婦人宣教師たちの住宅として建てられた物を移築している。元々は大手の梅花幼稚園の隣にあり、上田保姆伝習所が設置されるなど周辺地域の保母教育の拠点にもなっていた。アメリカ開拓期の建築様式であるアーリー・アメリカン様式が使われた貴重な建築物でもある。
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9位
安楽寺 国宝 八角三重塔
安楽寺の境内にある木造の塔。木造の八角塔として全国で唯一となる貴重な建築で、国宝に指定されている。最下層に裳階(もこし=ひさし)をつけた珍しい形式で八角形なのは鎌倉時代に中国からわたってきた禅宗様式を忠実に守って建てられたため。平成16年(2004)の調査の結果、少なくとも鎌倉時代末期(1290年代)には建立されたことが明らかになり日本最古の禅宗様建築となっている。
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10位
秋山郷保存民家
小赤沢にある福原家の総本家を昭和50年(1975)に修復し保存展示している博物館。今から約230年前に作られた茅葺きの屋根を持つ中門造の民家である。享保年間(1716-1736)に秋山郷を襲った飢餓の歴史の紹介や、江戸時代後期の住まいや生活の様子を伺うことができる。見学は時間内であれば自由に行える。
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11位
奈良井宿
「奈良井千軒」と称されるほど、多くの旅人で賑わった奈良井宿。江戸時代の面影を色濃く残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。NHKの連続テレビ小説『おひさま』の舞台にもなった。
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12位
脇本陣奥谷(南木曽町博物館)
長野県はJR南木曽駅からバスもしくはタクシーで10分のところにある南木曽町博物館の施設の一つ。代々脇本陣・問屋を勤めた家で、明治10年にそれまで禁制であった桧をふんだんに使って作られた建物。島崎藤村の初恋の相手、ゆふさんの嫁ぎ先でもある。平成13年(2001)に国の重要文化財に指定されている。博物館は妻籠宿本陣、歴史資料館と合わせて構成されており、共通券ですべて見学することができる。
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13位
小諸宿本陣主屋
小諸市大手、大手門公園内にある歴史資料館。江戸時代の参勤交代の際に大名などが休泊していた建物を可能な限り忠実に再現、移築し、歴史資料館として利用している。小諸の宿場の歴史に関する展示を行う他、大名が寝所とした「上段の間」をレンタルスペースとして貸出している。また、手仕事ギャラリーやカフェも併設。
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14位
絵島囲み屋敷
伊那市高遠町歴史博物館には、大奥の御年寄・絵島が幽閉された屋敷が復元されている。1714年(正徳4)、絵島は芝居見物と酒宴で門限を破り、役者との密通を疑われて遠流の刑となった。33歳で高遠城から4km離れた囲み屋敷に入れられ、61歳で亡くなるまで27年間幽閉された。関係者多数が処罰され、山村座は閉鎖された。
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15位
諏訪大社上社本宮 四脚門
諏訪大社上社本宮に建てられた東西同形の宝殿の間にある門。本宮最古の建物で重要文化財に指定されている。慶長13年(1608)に、徳川家康が大久保長安に命じて建立させたと伝えられている。かつては諏訪大社の神職の頂点である大祝(おおほうり)が最上段にある硯石へと登るために使った。現在は重要な祭事においてのみ開かれる。
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16位
常楽寺 石造多宝塔
常楽寺本堂にある石造りの塔。杉木立の中に立っており高さは約3mほど。大きな火柱と共に本尊の千手観音が現れたという言い伝えがあり、軸石四面には弘長2年(1262)に石で多宝塔をつくり経を奉納した経緯が刻まれている。国の重要文化財に指定されており、石造多宝塔で指定されているのはこの多宝塔と滋賀県の小菩提寺塔の2つのみ。約700年風雪に耐えた苔むした塔は歴史的にも貴重な遺物となっている。
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17位
小諸城大手門
小諸市の大手門公園にある城門で、東日本を代表する「大手門建築」の一つとして有名である。櫓内には期間限定の特別資料展示等を行っており、入場無料となっている。また国の重要文化財にも選ばれており、多くの人々が観光に訪れている。
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18位
下諏訪宿本陣岩波家
五街道のうち、中山道と甲州街道が交わる宿場町・下諏訪宿の本陣宿であった歴史的建造物。門をくぐってすぐ、とても長いエントランスの前庭の奥に受付がある。参勤交代の諸大名や皇女和宮、明治天皇等、多くの要人の宿泊地として利用されてきた。現在は28代目当主が個人で維持管理をし、建物の主要部分と当時の調度品等を保存・公開。赤報隊の相楽総三が処刑前に残していった短刀の常設展示などが行われている。中山道随一の名園と称される築庭式石庭園は、特に雨の日の美しさは格別で一見の価値ありだ。
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19位
国宝 旧開智学校校舎
松本市の国宝といえば松本城天守だが、その北側にもう1つの国宝がある。明治以降の学校建築としては初めての国宝となる旧開智学校校舎だ。松本市を訪れたら、近世と近代の国宝建造物をあわせて楽しもう。
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20位
小林一茶旧宅
間口3間半、奥行2間2尺ほどの質素な土蔵。柏原の大火で焼け出され、中風を患った小林一茶が、65歳で亡くなるまでの半年近くを過ごした場所として知られる。昭和32年(1957)に国史跡として指定されたのち、2度の解体保存工事を経て当時の姿が復元された。晩年を思わせるうら寂しい佇まいは、歴史好きにはたまらない。また、毎年11月19日には小林一茶の菩提寺「明専寺」で一茶忌が行われ、法要や俳句大会に多くの人が参加する。
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21位
上嵯峨屋
中津川インターチェンジから車で約30分。国の重要伝統的建造物保存地区などに指定されている妻籠宿にある建物。昭和44年(1969)に行なわれた解体復元によって、江戸時代に木賃宿として使用されていたものだと判明。囲炉裏が鎮座するなど当時の雰囲気を色濃く残しており、旅籠屋が一体どういうものだったのかを体感することができる。建物の中央部に土間があり、その左右に客の利用する部屋が並ぶ珍しい構造なのも特徴。
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22位
藤原家住宅
木曽郡南木曽町吾妻大妻籠にある歴史的建造物。国の重要伝統建造物保存地区に選定されている「中山道 妻籠宿」に残る民家を復元修理したもので、17世紀半ばの建築と推定される。長野県宝にも指定されている。
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23位
真田邸
真田邸は1864年(元治元)に松代藩9代藩主の真田幸教(さなだゆきのり)が、母・貞松院(ていしょういん)のために建てた松代城の城外御殿で「新御殿」とよばれていた。当時の生活を感じられる主屋や、縁側から眺める庭園など見どころも多く、建築史の視点からも貴重な建物である。
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24位
長野県宝 松本市旧司祭館
松本市開智、開智公園近くにある歴史的建造物。明治22年(1889)にフランス人神父・クレマンにより建築された純西洋館で、日本初の日仏辞典「和仏大辞典」の編纂場所としても知られる。元は松本城内の三の丸の一角にあったが、平成に入ってから現在の場所に移築。長野県宝にも指定されている。
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25位
真田信之公御霊屋
万治3年(1660)に建立された、松代藩祖 真田信之の御霊屋。曹洞宗 真田山 長國寺にある。桁行3間・梁間4間の入母屋造り平入り、屋根は柿葺きの壮麗な建築だ。唐破風の雌雄の鶴は左甚五郎作、内陣の天井画は狩野探幽の筆と伝えられており、ぜひ拝観をオススメしたい。現在は信之公と小松姫御夫妻の位碑を安置しており国指定重要文化財に指定されている。
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26位
旧中込学校
成知公園のすぐそばにある明治8年(1875)建築の学校。現存する中で最も古い洋風建築の学校として知られ、非常に貴重な歴史的建造物であることから重要文化財や国史跡の指定を受けている。ガラス窓が多く配置されているほか、当時珍しかったステンドグラスが1階と2階に飾られているのがギヤマン学校の通称の由来。建物の中央にある八角塔は太鼓で時刻を知らせていたため太鼓楼と呼ばれる。正面には藤棚も。
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27位
重要文化財 松下家住宅
古い歴史を持つ豪農・松下氏の邸宅。主屋の建築年代は、文政3年(1806)もしくはそれ以前のものと考えられ、主屋北側に建設された土蔵は明和9年(1772)の建設で、見学も可能。屋根は現在鉄板葺であるが当時は石置板葺きだった。細長い土間の片側に、前後3列に配置された部屋、土間の下には馬屋等が並ぶ。建築年代が19世紀に入っているため、主屋の中央にあった居間が分割されたり台所が拡大されて数室に区切られるなど、複雑な間取りになっている。
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28位
絵島囲み屋敷
高遠は江戸時代前期に大奥で起きた「絵島生島事件」の主役絵島の遠流先として知られている。高遠湖の北側に建てられたこの屋敷は、絵島が幽閉された屋敷を見取り図を基に再現したもの。簡素な作りの屋敷に絵島が生涯過ごした8畳間は「はめ殺し」で開けられない格子戸で覆われている。唯一の出入口には監視人の控室が作られ、板塀には忍び返しがあるといった、まるで監獄のような構造が特徴的である。また屋敷にあるパネルからは彼女の厳しい暮らしぶりをうかがい知ることもできる。
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29位
中村邸
江戸時代、櫛や漆器などの木工業が盛んだった奈良井宿。その奈良井宿で櫛問屋を営んだ中村利兵衛の屋敷であった「中村邸」は、二階を少しせり出した「出梁造り」が特徴の、奈良井宿の典型的町屋様式の建物だ。塩尻市の指定有形文化財に登録されており、資料館として一般に公開されている。
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30位
旧松代藩鐘楼
寛永元年(1624)に火の見櫓とともに設置された「時の鐘」。江戸時代には一時ごとに大鐘をつかせる決まりがあり、藩士や城下の人々はそれにより時間管理をしていた。また火災などの災害を知らせる役目もあった。現在のこの大鐘は3度の大火に焼かれたあと、享和元年(1801)に再建され、平成24年(2012)に修復されたもので、市の指定文化財(建造物)に指定されている。
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8位
旧宣教師館
いにしえの丘公園のすぐ傍にある建物。明治37年(1904)にカナダ・メソジスト派に属する新参町教会の婦人宣教師たちの住宅として建てられた物を移築している。元々は大手の梅花幼稚園の隣にあり、上田保姆伝習所が設置されるなど周辺地域の保母教育の拠点にもなっていた。アメリカ開拓期の建築様式であるアーリー・アメリカン様式が使われた貴重な建築物でもある。
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9位
安楽寺 国宝 八角三重塔
安楽寺の境内にある木造の塔。木造の八角塔として全国で唯一となる貴重な建築で、国宝に指定されている。最下層に裳階(もこし=ひさし)をつけた珍しい形式で八角形なのは鎌倉時代に中国からわたってきた禅宗様式を忠実に守って建てられたため。平成16年(2004)の調査の結果、少なくとも鎌倉時代末期(1290年代)には建立されたことが明らかになり日本最古の禅宗様建築となっている。
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10位
秋山郷保存民家
小赤沢にある福原家の総本家を昭和50年(1975)に修復し保存展示している博物館。今から約230年前に作られた茅葺きの屋根を持つ中門造の民家である。享保年間(1716-1736)に秋山郷を襲った飢餓の歴史の紹介や、江戸時代後期の住まいや生活の様子を伺うことができる。見学は時間内であれば自由に行える。
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11位
奈良井宿
「奈良井千軒」と称されるほど、多くの旅人で賑わった奈良井宿。江戸時代の面影を色濃く残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。NHKの連続テレビ小説『おひさま』の舞台にもなった。
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12位
脇本陣奥谷(南木曽町博物館)
長野県はJR南木曽駅からバスもしくはタクシーで10分のところにある南木曽町博物館の施設の一つ。代々脇本陣・問屋を勤めた家で、明治10年にそれまで禁制であった桧をふんだんに使って作られた建物。島崎藤村の初恋の相手、ゆふさんの嫁ぎ先でもある。平成13年(2001)に国の重要文化財に指定されている。博物館は妻籠宿本陣、歴史資料館と合わせて構成されており、共通券ですべて見学することができる。
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13位
小諸宿本陣主屋
小諸市大手、大手門公園内にある歴史資料館。江戸時代の参勤交代の際に大名などが休泊していた建物を可能な限り忠実に再現、移築し、歴史資料館として利用している。小諸の宿場の歴史に関する展示を行う他、大名が寝所とした「上段の間」をレンタルスペースとして貸出している。また、手仕事ギャラリーやカフェも併設。
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14位
絵島囲み屋敷
伊那市高遠町歴史博物館には、大奥の御年寄・絵島が幽閉された屋敷が復元されている。1714年(正徳4)、絵島は芝居見物と酒宴で門限を破り、役者との密通を疑われて遠流の刑となった。33歳で高遠城から4km離れた囲み屋敷に入れられ、61歳で亡くなるまで27年間幽閉された。関係者多数が処罰され、山村座は閉鎖された。
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15位
諏訪大社上社本宮 四脚門
諏訪大社上社本宮に建てられた東西同形の宝殿の間にある門。本宮最古の建物で重要文化財に指定されている。慶長13年(1608)に、徳川家康が大久保長安に命じて建立させたと伝えられている。かつては諏訪大社の神職の頂点である大祝(おおほうり)が最上段にある硯石へと登るために使った。現在は重要な祭事においてのみ開かれる。
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16位
常楽寺 石造多宝塔
常楽寺本堂にある石造りの塔。杉木立の中に立っており高さは約3mほど。大きな火柱と共に本尊の千手観音が現れたという言い伝えがあり、軸石四面には弘長2年(1262)に石で多宝塔をつくり経を奉納した経緯が刻まれている。国の重要文化財に指定されており、石造多宝塔で指定されているのはこの多宝塔と滋賀県の小菩提寺塔の2つのみ。約700年風雪に耐えた苔むした塔は歴史的にも貴重な遺物となっている。
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17位
小諸城大手門
小諸市の大手門公園にある城門で、東日本を代表する「大手門建築」の一つとして有名である。櫓内には期間限定の特別資料展示等を行っており、入場無料となっている。また国の重要文化財にも選ばれており、多くの人々が観光に訪れている。
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18位
下諏訪宿本陣岩波家
五街道のうち、中山道と甲州街道が交わる宿場町・下諏訪宿の本陣宿であった歴史的建造物。門をくぐってすぐ、とても長いエントランスの前庭の奥に受付がある。参勤交代の諸大名や皇女和宮、明治天皇等、多くの要人の宿泊地として利用されてきた。現在は28代目当主が個人で維持管理をし、建物の主要部分と当時の調度品等を保存・公開。赤報隊の相楽総三が処刑前に残していった短刀の常設展示などが行われている。中山道随一の名園と称される築庭式石庭園は、特に雨の日の美しさは格別で一見の価値ありだ。
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19位
国宝 旧開智学校校舎
松本市の国宝といえば松本城天守だが、その北側にもう1つの国宝がある。明治以降の学校建築としては初めての国宝となる旧開智学校校舎だ。松本市を訪れたら、近世と近代の国宝建造物をあわせて楽しもう。
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20位
小林一茶旧宅
間口3間半、奥行2間2尺ほどの質素な土蔵。柏原の大火で焼け出され、中風を患った小林一茶が、65歳で亡くなるまでの半年近くを過ごした場所として知られる。昭和32年(1957)に国史跡として指定されたのち、2度の解体保存工事を経て当時の姿が復元された。晩年を思わせるうら寂しい佇まいは、歴史好きにはたまらない。また、毎年11月19日には小林一茶の菩提寺「明専寺」で一茶忌が行われ、法要や俳句大会に多くの人が参加する。
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21位
上嵯峨屋
中津川インターチェンジから車で約30分。国の重要伝統的建造物保存地区などに指定されている妻籠宿にある建物。昭和44年(1969)に行なわれた解体復元によって、江戸時代に木賃宿として使用されていたものだと判明。囲炉裏が鎮座するなど当時の雰囲気を色濃く残しており、旅籠屋が一体どういうものだったのかを体感することができる。建物の中央部に土間があり、その左右に客の利用する部屋が並ぶ珍しい構造なのも特徴。
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22位
藤原家住宅
木曽郡南木曽町吾妻大妻籠にある歴史的建造物。国の重要伝統建造物保存地区に選定されている「中山道 妻籠宿」に残る民家を復元修理したもので、17世紀半ばの建築と推定される。長野県宝にも指定されている。
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23位
真田邸
真田邸は1864年(元治元)に松代藩9代藩主の真田幸教(さなだゆきのり)が、母・貞松院(ていしょういん)のために建てた松代城の城外御殿で「新御殿」とよばれていた。当時の生活を感じられる主屋や、縁側から眺める庭園など見どころも多く、建築史の視点からも貴重な建物である。
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24位
長野県宝 松本市旧司祭館
松本市開智、開智公園近くにある歴史的建造物。明治22年(1889)にフランス人神父・クレマンにより建築された純西洋館で、日本初の日仏辞典「和仏大辞典」の編纂場所としても知られる。元は松本城内の三の丸の一角にあったが、平成に入ってから現在の場所に移築。長野県宝にも指定されている。
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25位
真田信之公御霊屋
万治3年(1660)に建立された、松代藩祖 真田信之の御霊屋。曹洞宗 真田山 長國寺にある。桁行3間・梁間4間の入母屋造り平入り、屋根は柿葺きの壮麗な建築だ。唐破風の雌雄の鶴は左甚五郎作、内陣の天井画は狩野探幽の筆と伝えられており、ぜひ拝観をオススメしたい。現在は信之公と小松姫御夫妻の位碑を安置しており国指定重要文化財に指定されている。
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26位
旧中込学校
成知公園のすぐそばにある明治8年(1875)建築の学校。現存する中で最も古い洋風建築の学校として知られ、非常に貴重な歴史的建造物であることから重要文化財や国史跡の指定を受けている。ガラス窓が多く配置されているほか、当時珍しかったステンドグラスが1階と2階に飾られているのがギヤマン学校の通称の由来。建物の中央にある八角塔は太鼓で時刻を知らせていたため太鼓楼と呼ばれる。正面には藤棚も。
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27位
重要文化財 松下家住宅
古い歴史を持つ豪農・松下氏の邸宅。主屋の建築年代は、文政3年(1806)もしくはそれ以前のものと考えられ、主屋北側に建設された土蔵は明和9年(1772)の建設で、見学も可能。屋根は現在鉄板葺であるが当時は石置板葺きだった。細長い土間の片側に、前後3列に配置された部屋、土間の下には馬屋等が並ぶ。建築年代が19世紀に入っているため、主屋の中央にあった居間が分割されたり台所が拡大されて数室に区切られるなど、複雑な間取りになっている。
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28位
絵島囲み屋敷
高遠は江戸時代前期に大奥で起きた「絵島生島事件」の主役絵島の遠流先として知られている。高遠湖の北側に建てられたこの屋敷は、絵島が幽閉された屋敷を見取り図を基に再現したもの。簡素な作りの屋敷に絵島が生涯過ごした8畳間は「はめ殺し」で開けられない格子戸で覆われている。唯一の出入口には監視人の控室が作られ、板塀には忍び返しがあるといった、まるで監獄のような構造が特徴的である。また屋敷にあるパネルからは彼女の厳しい暮らしぶりをうかがい知ることもできる。
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29位
中村邸
江戸時代、櫛や漆器などの木工業が盛んだった奈良井宿。その奈良井宿で櫛問屋を営んだ中村利兵衛の屋敷であった「中村邸」は、二階を少しせり出した「出梁造り」が特徴の、奈良井宿の典型的町屋様式の建物だ。塩尻市の指定有形文化財に登録されており、資料館として一般に公開されている。
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30位
旧松代藩鐘楼
寛永元年(1624)に火の見櫓とともに設置された「時の鐘」。江戸時代には一時ごとに大鐘をつかせる決まりがあり、藩士や城下の人々はそれにより時間管理をしていた。また火災などの災害を知らせる役目もあった。現在のこの大鐘は3度の大火に焼かれたあと、享和元年(1801)に再建され、平成24年(2012)に修復されたもので、市の指定文化財(建造物)に指定されている。
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