広島県・寺院ランキングRANKING
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1位
耕三寺博物館(耕三寺)
生口島(いくちじま)にある耕三寺は「西の日光」と称され、壮大な伽藍の建造物群が見もの。建物のほかにも「潮聲閣(ちょうせいかく)コレクション」や「未来心の丘」など見どころが多く、「しまなみ海道」で屈指の観光スポットとなっている。
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2位
大願寺
「日本三大弁財天」の「嚴島弁財天」がある大願寺。今はこぢんまりした寺だが、古くから嚴島神社との関係が深く、かつては厳島伽藍の中心となる大寺院だった。弁財天像ばかりか、宮島の貴重な仏像がここに集まっている。
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3位
世界平和記念聖堂
広島市中区にある「カトリック幟町教会」の聖堂で、原爆犠牲者の慰霊と平和のシンボルとして昭和29年(1954)に完成。自身も被爆したフーゴー・ラッサール神父が発案し、ローマ教皇をはじめ世界各国からの協力により建設された。戦後の新しい時代に相応しいモダンかつ荘厳な建築デザインで、設計は村野藤吾氏。建物は国の重要文化財に指定されている。
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4位
神勝寺 禅と庭のミュージアム
広島県福山市にある寺院の広大な敷地に造られた、禅の世界を体感できるミュージアム。滋賀県から移築した17世紀の堂宇や復元された千利休の茶室、禅庭などを配し様々な角度から禅を五感で体験できるようになっている。アートパビリオン「洸庭」では他にはない禅の世界観を体感できる。200点を超える白隠コレクションも見どころ。
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5位
天寧寺海雲塔
足利義詮の寄進により普明国師が開山したと伝わる曹洞宗の寺院・天寧寺の境内に建つ三重塔。嘉慶2年(1388)に義詮が建立した当時は五重塔であったが、元禄5年(1692)に上部2層を除いて三重塔に改めたと言われている。国の重要文化財に指定されており、尾道の街並みと海と調和した風景は、尾道を代表する景観として知られている。最寄は尾道駅。
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6位
医王寺
山の中腹に建つ真言宗の寺院。平安時代に弘法大師によって開かれたと伝えられる。その後火災で焼失したが、慶長年間(1596-1615)に再興。本尊は、県の重要文化財の指定を受けた木造薬師如来立像。潮待ちの港として栄えた鞆の浦や港を出入りする船が見渡せる絶好のビュースポットである。
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7位
阿伏兎観音
沼隈半島の南端にある阿伏兎観音は海面から高さ約15mの断崖の上にあり、朱色に輝く建物は自然と見事に調和している。航海の安全のほか、子授けと安産の祈願所として有名だ。
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8位
西方寺普明閣
竹原市の町並み保存地区にある浄土宗の寺院・西方寺の観音堂。以前この地にあった禅寺・妙法寺の本尊「木造十一面観音立像」が安置されている。宝暦8年(1758)に京都・清水寺を参考に建築されたといわれ、本瓦葺き二重屋根の舞台造りが特徴。普明閣からは竹原の町や瀬戸内海を一望することができ、多くの観光客が訪れる人気スポットになっている。
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9位
浄土寺
中国地方屈指の古刹で、真言宗泉涌寺派の大本山。推古天皇24年(616)に聖徳太子が創建したといわれ、足利尊氏が戦勝祈願をした寺としても知られている。入母屋造本瓦葺きの本堂と多宝塔は国宝、山門や阿弥陀堂は国の重要文化財。境内全体が国宝に指定されている歴史的価値の高い寺でもある。山の上にある奥の院は、尾道の街並みと海が一望できる絶好のビュースポット。
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10位
光明坊
天平年間(730年頃)、聖武天皇の勅願により行基上人が開基創建したと伝わる天皇家ゆかりの寺。しまなみ海道・生口島北ICから車で10分ほどの距離にある。境内には国の重要文化財に指定された「十三重石塔婆」や本尊の「阿弥陀如来坐像」、後白河法皇の皇女や法然上人を祀る「五輪石塔」など見どころが多数。中でも県天然記念物である樹齢650年余りの「イブキビャクシン」は、その形状の珍しさからぜひとも見ておきたい。例年3月末の日曜には「涅槃会」が行われ、多くの参拝客で賑わう。
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11位
天寧寺
尾道駅から徒歩約15分の立地にある曹洞宗の寺で、貞治6年(1367)に足利義詮の寄進により普明国師が開山したと言われている。義詮が五重塔として建立し、後に三重塔として改められた「海雲塔」は、国の重要文化財。塔越しに街並みと海を見下ろす風景は、尾道を代表する景観である。羅漢堂に安置された526体の五百羅漢は必見。本堂内の左の「さすり仏さん」は、患っている場所と同じ部分を撫でると病気平癒の御利益があると言われている。4月から5月にかけては、境内の枝垂れ桜や牡丹が美しく咲き乱れる。
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12位
持光寺
尾道七佛めぐりの一つである寺。堂々とした石の門が印象的な古寺だ。梅雨の時期にはあじさいが咲き誇ることでも有名で、「あじさい寺」とも呼ばれている。願いを込めながら粘土を握って作る「にぎり仏体験」も人気。
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13位
円正寺(圓正寺)
江戸時代の初期に植えられたと伝わる老木。浄土真宗本願寺派の寺院・円正寺の石段を登り切った先に県内有数の巨樹がそびえ立つ。古くから全国の社寺庭園に植樹されているシダレザクラの中でも胸高幹囲が3mを超えるものは非常に珍しい存在だ。ヒガンザクラの変種2株からなる立派な枝条が四方に伸びており、その姿は名木として目を見張るものがある。例年の見頃は4月中旬から下旬にかけて。参拝客を出迎える立派な佇まいは県の天然記念物に指定されている。
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14位
大山寺
平安時代中期に創建されたと伝えられる、「天神坊」とも呼ばれる大山寺。境内には「日限地蔵」があり、受験シーズンには多くの学生が合格祈願に訪れる。また境内の左側には「五猿(ご縁)像」という石造りの猿の像があり、「みてご猿 いうてご猿 きいてご猿 まえむき猿 でご猿」の仕草をしていて可愛らしい。
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15位
海龍寺
寛元3年(1245)に創建された「海龍寺」は、人形浄瑠璃・文楽の墓があり、手・指を使う文楽にちなみ、お経の塚を撫でながら念じると、技芸上達するといわれている。ご本尊である千手観音像は県の重要文化財で、その他にも不動明王像や阿弥陀如来像などの寺宝も見どころだ。JR尾道駅から車で約10分。
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16位
明王院
本堂が再建されて2021年(令和3)で700年になった明王院は、今はほとりを流れる芦田川の川中に眠る中世集落遺跡「草戸千軒町遺跡」が門前町、港町として栄えたのを背景に西国屈指の寺院となった
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17位
宝土寺
尾道は、室町時代に日本と中国明との貿易拠点、江戸時代には北前船海路の商港として栄え、豪商が神社仏閣の寄進造営を行った。現在は25の寺が点在し、「古寺めぐり」コースが設けられている。
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18位
西國寺
奈良時代、天平年間(729-749)に行基が創建したといわれる真言宗醍醐派の大本山。仁王門には2mを超える大きなわらじが奉納されている。門をくぐり108段の石段を登れば、国の重要文化財に指定されている金堂をはじめ三重塔、大師堂・不動堂などが建ち並ぶ。桜の名所としても名高く、夜にはライトアップも行われ幻想的な景色を楽しめる。
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19位
安芸国分寺
奈良時代、聖武天皇の勅命によって全国60余か国に建立された国分寺のひとつ。正確な創建時期は不明だが、昭和の発掘調査によって天平勝宝2年(750)にはすでに主要な堂宇が建てられ、僧侶による法会が行われていたことが明らかになっている。境内で一際存在感を放つ仁王門は市内で最も古い建物。護摩堂や二体の木造薬師如来坐像とともに県・市の重要文化財に指定されている。国分寺を中心とする「安芸国分寺歴史公園」には講堂や僧坊の基壇が復元され、創建時の様子を偲ぶことができる。
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20位
備後安国寺
「安国寺」は南北朝動乱の戦死者を弔うため、足利尊氏・直義兄弟が国ごとに建立した寺のこと。「備後安国寺」は元々暦応2年(1339)に愚谷和尚によって創建され、金宝寺の名で称されたと伝わる古刹だ。一時は衰退したが慶長4年(1599)に毛利輝元を大檀越とし、安国寺恵瓊によって再興された。境内には「安国寺釈迦堂」や枯山水庭園、本尊の「阿弥陀三尊像」など多数の文化財が安置されている。春には釈迦堂前の桜が美しくライトアップされることから鞆の浦の花見スポットとしても有名だ。
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21位
千光寺
尾道市の千光寺公園内にある寺院。寺伝によれば大同元年(806)、弘法大師の開基。朱塗りの本堂は舞台造りという珍しい構造で、鐘楼とあわせて尾道を象徴する建物。本堂横の巨岩「玉の石」の上には、かつて光を輝く宝玉が置かれ海上を照らしていたという伝説がある。境内からは、尾道の市街地と瀬戸内海を一望する絶景を満喫できる。
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22位
石雲山永明寺
709年に行基によって開山されたと伝えられる寺院。本尊は勝利と成功をつかさどるとされる、帝釈天。天然記念物もある景勝地、帝釈峡の名前の由来ともなった。古くから地元の農民、武士などから信仰され、東城城主であった長尾一勝から寄進された鉄製鰐口なども寺宝として収めている。現在は内部への立ち入りが禁止されており、外から歴史ある木造の建物を眺めることができる。
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23位
西郷寺
鎌倉時代末期に遊行六代・一鎮によって創始されたと伝わる古刹。当時は「西江寺」と称され、それを記す石柱と寺号扁額を境内に残している。文和2年(1353)に発願された本堂は一遍上人が開いた浄土教の一派・時宗の寺院の中で現存する最古の建造物。浄土教の特徴的な遺構として国の重要文化財に指定されている。角柱上に舟肘木を置いただけの簡素な建物だが、手を叩くと渇いた音がかえってくる「泣き龍天井」があることでも有名だ。
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24位
海福寺
JR山陽本線・尾道駅から徒歩で約10分の距離にあるお寺。創始は古く、元応年中(1319-1321)頃と伝わる。遊行二祖上人の弟子・但阿弥陀和尚の開基と言われる古刹は「三つ首様」と呼ばれる珍しい墓があることで有名。文政11年(1828)の頃、盗んだ物品を貧者に施していた盗賊3人が処刑された。その首は本堂横に埋葬され手厚く供養され、首から上の病気を治すと言われているため、現在もお参りに訪れる人が後を絶たない。
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25位
鳳源寺
三次藩祖・浅野長治が寛永10年(1633)に建立した浅野家の菩提寺。尾関山公園と隣接した境内に、赤穂浪士と縁の深い様々な文化財が残されている。境内で一際存在感を放つ枝垂れ桜は浅野長治の娘・阿久利姫が浅野内匠頭に輿入れする際、この地を訪れた家老・大石内蔵助が植えたと伝わる銘木だ。樹高30mもの勇壮な姿で知られる市内屈指の観桜スポット、大楽寺の枝垂桜はこの桜の芽を植樹したものと言われている。その他、赤穂浪士47人の出立を模した木像を安置する「義士堂」や阿久利姫の遺髪を納めた「瑤泉院遺髪塔」など見どころも多い。
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26位
三瀧寺
広島市西区にある寺院。高野山真言宗の寺院で、三滝山の中腹に位置する。809年に空海により創建されたと伝えられており、境内には水流の異なる3つの滝がある。原爆犠牲者の供養のために建てられた境内の多宝塔は、和歌山の広八幡神社から移築され、重要文化財に指定されている。塔の中には国の重要文化財である「木造阿弥陀如来坐像」も安置されている。また、春や秋には桜や紅葉の名所として賑わいを見せる。
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27位
大本山 大聖院
廿日市市宮島町にある真言宗御室派の大本山であり、宮島で最も歴史の古い寺院。806年に宮島へ渡った空海が開いたと伝えられている。かつては厳島神社の法会祭事を司る別当寺であり、皇室とのゆかりも深い。観音堂の本尊である十一面観世音菩薩ほか多数の仏像が安置されており、全国で唯一「三鬼大権現」を祀る寺でもある。対岸の町並みを望める静かな環境で、紅葉の名所としても有名。
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28位
弥山本堂
広島県廿日市市にある寺院。806年に空海が開山し、真言密教の修験道場となったと伝えられている。本尊は「虚空蔵菩薩」で、脇には不動明王と毘沙門天が祀られている。空海が修法を行った際の霊火が現在も燃え続けており、この火にかけられている茶釜で沸かした霊水を使ったお茶をその場で飲むことができる。
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29位
佛通寺
三原市高坂町許山にある寺院。釈迦如来を本尊とした臨済宗の寺で、1397年に創建された。境内には国の重要文化財指定の地蔵堂や、画家の雪舟が滞在したと伝わる庵の跡などがあり、四季ごとに美しい自然の景色も楽しめる。特に秋は紅葉の名所としても知られており、夜にはライトアップも行われ、多くの参拝客で賑わう。
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30位
曹洞宗 潮音山 向上寺
尾道市の潮音山公園にある寺院。観世音菩薩を本尊とした曹洞宗の寺で、明治時代以降に本堂は消失していたが、平成22年(2010)に本堂が再建された。唐と和の折衷で建てられた建築様式が特徴で、創建時代から唯一残る三重塔は国宝に指定されている。
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8位
西方寺普明閣
竹原市の町並み保存地区にある浄土宗の寺院・西方寺の観音堂。以前この地にあった禅寺・妙法寺の本尊「木造十一面観音立像」が安置されている。宝暦8年(1758)に京都・清水寺を参考に建築されたといわれ、本瓦葺き二重屋根の舞台造りが特徴。普明閣からは竹原の町や瀬戸内海を一望することができ、多くの観光客が訪れる人気スポットになっている。
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9位
浄土寺
中国地方屈指の古刹で、真言宗泉涌寺派の大本山。推古天皇24年(616)に聖徳太子が創建したといわれ、足利尊氏が戦勝祈願をした寺としても知られている。入母屋造本瓦葺きの本堂と多宝塔は国宝、山門や阿弥陀堂は国の重要文化財。境内全体が国宝に指定されている歴史的価値の高い寺でもある。山の上にある奥の院は、尾道の街並みと海が一望できる絶好のビュースポット。
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10位
光明坊
天平年間(730年頃)、聖武天皇の勅願により行基上人が開基創建したと伝わる天皇家ゆかりの寺。しまなみ海道・生口島北ICから車で10分ほどの距離にある。境内には国の重要文化財に指定された「十三重石塔婆」や本尊の「阿弥陀如来坐像」、後白河法皇の皇女や法然上人を祀る「五輪石塔」など見どころが多数。中でも県天然記念物である樹齢650年余りの「イブキビャクシン」は、その形状の珍しさからぜひとも見ておきたい。例年3月末の日曜には「涅槃会」が行われ、多くの参拝客で賑わう。
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11位
天寧寺
尾道駅から徒歩約15分の立地にある曹洞宗の寺で、貞治6年(1367)に足利義詮の寄進により普明国師が開山したと言われている。義詮が五重塔として建立し、後に三重塔として改められた「海雲塔」は、国の重要文化財。塔越しに街並みと海を見下ろす風景は、尾道を代表する景観である。羅漢堂に安置された526体の五百羅漢は必見。本堂内の左の「さすり仏さん」は、患っている場所と同じ部分を撫でると病気平癒の御利益があると言われている。4月から5月にかけては、境内の枝垂れ桜や牡丹が美しく咲き乱れる。
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12位
持光寺
尾道七佛めぐりの一つである寺。堂々とした石の門が印象的な古寺だ。梅雨の時期にはあじさいが咲き誇ることでも有名で、「あじさい寺」とも呼ばれている。願いを込めながら粘土を握って作る「にぎり仏体験」も人気。
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13位
円正寺(圓正寺)
江戸時代の初期に植えられたと伝わる老木。浄土真宗本願寺派の寺院・円正寺の石段を登り切った先に県内有数の巨樹がそびえ立つ。古くから全国の社寺庭園に植樹されているシダレザクラの中でも胸高幹囲が3mを超えるものは非常に珍しい存在だ。ヒガンザクラの変種2株からなる立派な枝条が四方に伸びており、その姿は名木として目を見張るものがある。例年の見頃は4月中旬から下旬にかけて。参拝客を出迎える立派な佇まいは県の天然記念物に指定されている。
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14位
大山寺
平安時代中期に創建されたと伝えられる、「天神坊」とも呼ばれる大山寺。境内には「日限地蔵」があり、受験シーズンには多くの学生が合格祈願に訪れる。また境内の左側には「五猿(ご縁)像」という石造りの猿の像があり、「みてご猿 いうてご猿 きいてご猿 まえむき猿 でご猿」の仕草をしていて可愛らしい。
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15位
海龍寺
寛元3年(1245)に創建された「海龍寺」は、人形浄瑠璃・文楽の墓があり、手・指を使う文楽にちなみ、お経の塚を撫でながら念じると、技芸上達するといわれている。ご本尊である千手観音像は県の重要文化財で、その他にも不動明王像や阿弥陀如来像などの寺宝も見どころだ。JR尾道駅から車で約10分。
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16位
明王院
本堂が再建されて2021年(令和3)で700年になった明王院は、今はほとりを流れる芦田川の川中に眠る中世集落遺跡「草戸千軒町遺跡」が門前町、港町として栄えたのを背景に西国屈指の寺院となった
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17位
宝土寺
尾道は、室町時代に日本と中国明との貿易拠点、江戸時代には北前船海路の商港として栄え、豪商が神社仏閣の寄進造営を行った。現在は25の寺が点在し、「古寺めぐり」コースが設けられている。
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18位
西國寺
奈良時代、天平年間(729-749)に行基が創建したといわれる真言宗醍醐派の大本山。仁王門には2mを超える大きなわらじが奉納されている。門をくぐり108段の石段を登れば、国の重要文化財に指定されている金堂をはじめ三重塔、大師堂・不動堂などが建ち並ぶ。桜の名所としても名高く、夜にはライトアップも行われ幻想的な景色を楽しめる。
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19位
安芸国分寺
奈良時代、聖武天皇の勅命によって全国60余か国に建立された国分寺のひとつ。正確な創建時期は不明だが、昭和の発掘調査によって天平勝宝2年(750)にはすでに主要な堂宇が建てられ、僧侶による法会が行われていたことが明らかになっている。境内で一際存在感を放つ仁王門は市内で最も古い建物。護摩堂や二体の木造薬師如来坐像とともに県・市の重要文化財に指定されている。国分寺を中心とする「安芸国分寺歴史公園」には講堂や僧坊の基壇が復元され、創建時の様子を偲ぶことができる。
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20位
備後安国寺
「安国寺」は南北朝動乱の戦死者を弔うため、足利尊氏・直義兄弟が国ごとに建立した寺のこと。「備後安国寺」は元々暦応2年(1339)に愚谷和尚によって創建され、金宝寺の名で称されたと伝わる古刹だ。一時は衰退したが慶長4年(1599)に毛利輝元を大檀越とし、安国寺恵瓊によって再興された。境内には「安国寺釈迦堂」や枯山水庭園、本尊の「阿弥陀三尊像」など多数の文化財が安置されている。春には釈迦堂前の桜が美しくライトアップされることから鞆の浦の花見スポットとしても有名だ。
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21位
千光寺
尾道市の千光寺公園内にある寺院。寺伝によれば大同元年(806)、弘法大師の開基。朱塗りの本堂は舞台造りという珍しい構造で、鐘楼とあわせて尾道を象徴する建物。本堂横の巨岩「玉の石」の上には、かつて光を輝く宝玉が置かれ海上を照らしていたという伝説がある。境内からは、尾道の市街地と瀬戸内海を一望する絶景を満喫できる。
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22位
石雲山永明寺
709年に行基によって開山されたと伝えられる寺院。本尊は勝利と成功をつかさどるとされる、帝釈天。天然記念物もある景勝地、帝釈峡の名前の由来ともなった。古くから地元の農民、武士などから信仰され、東城城主であった長尾一勝から寄進された鉄製鰐口なども寺宝として収めている。現在は内部への立ち入りが禁止されており、外から歴史ある木造の建物を眺めることができる。
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23位
西郷寺
鎌倉時代末期に遊行六代・一鎮によって創始されたと伝わる古刹。当時は「西江寺」と称され、それを記す石柱と寺号扁額を境内に残している。文和2年(1353)に発願された本堂は一遍上人が開いた浄土教の一派・時宗の寺院の中で現存する最古の建造物。浄土教の特徴的な遺構として国の重要文化財に指定されている。角柱上に舟肘木を置いただけの簡素な建物だが、手を叩くと渇いた音がかえってくる「泣き龍天井」があることでも有名だ。
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24位
海福寺
JR山陽本線・尾道駅から徒歩で約10分の距離にあるお寺。創始は古く、元応年中(1319-1321)頃と伝わる。遊行二祖上人の弟子・但阿弥陀和尚の開基と言われる古刹は「三つ首様」と呼ばれる珍しい墓があることで有名。文政11年(1828)の頃、盗んだ物品を貧者に施していた盗賊3人が処刑された。その首は本堂横に埋葬され手厚く供養され、首から上の病気を治すと言われているため、現在もお参りに訪れる人が後を絶たない。
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25位
鳳源寺
三次藩祖・浅野長治が寛永10年(1633)に建立した浅野家の菩提寺。尾関山公園と隣接した境内に、赤穂浪士と縁の深い様々な文化財が残されている。境内で一際存在感を放つ枝垂れ桜は浅野長治の娘・阿久利姫が浅野内匠頭に輿入れする際、この地を訪れた家老・大石内蔵助が植えたと伝わる銘木だ。樹高30mもの勇壮な姿で知られる市内屈指の観桜スポット、大楽寺の枝垂桜はこの桜の芽を植樹したものと言われている。その他、赤穂浪士47人の出立を模した木像を安置する「義士堂」や阿久利姫の遺髪を納めた「瑤泉院遺髪塔」など見どころも多い。
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26位
三瀧寺
広島市西区にある寺院。高野山真言宗の寺院で、三滝山の中腹に位置する。809年に空海により創建されたと伝えられており、境内には水流の異なる3つの滝がある。原爆犠牲者の供養のために建てられた境内の多宝塔は、和歌山の広八幡神社から移築され、重要文化財に指定されている。塔の中には国の重要文化財である「木造阿弥陀如来坐像」も安置されている。また、春や秋には桜や紅葉の名所として賑わいを見せる。
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27位
大本山 大聖院
廿日市市宮島町にある真言宗御室派の大本山であり、宮島で最も歴史の古い寺院。806年に宮島へ渡った空海が開いたと伝えられている。かつては厳島神社の法会祭事を司る別当寺であり、皇室とのゆかりも深い。観音堂の本尊である十一面観世音菩薩ほか多数の仏像が安置されており、全国で唯一「三鬼大権現」を祀る寺でもある。対岸の町並みを望める静かな環境で、紅葉の名所としても有名。
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28位
弥山本堂
広島県廿日市市にある寺院。806年に空海が開山し、真言密教の修験道場となったと伝えられている。本尊は「虚空蔵菩薩」で、脇には不動明王と毘沙門天が祀られている。空海が修法を行った際の霊火が現在も燃え続けており、この火にかけられている茶釜で沸かした霊水を使ったお茶をその場で飲むことができる。
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29位
佛通寺
三原市高坂町許山にある寺院。釈迦如来を本尊とした臨済宗の寺で、1397年に創建された。境内には国の重要文化財指定の地蔵堂や、画家の雪舟が滞在したと伝わる庵の跡などがあり、四季ごとに美しい自然の景色も楽しめる。特に秋は紅葉の名所としても知られており、夜にはライトアップも行われ、多くの参拝客で賑わう。
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30位
曹洞宗 潮音山 向上寺
尾道市の潮音山公園にある寺院。観世音菩薩を本尊とした曹洞宗の寺で、明治時代以降に本堂は消失していたが、平成22年(2010)に本堂が再建された。唐と和の折衷で建てられた建築様式が特徴で、創建時代から唯一残る三重塔は国宝に指定されている。
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