和歌山県・寺院ランキングRANKING
-
1位
興国寺
日高郡由良町にある臨済宗妙心寺派の寺で、安貞元年(1227)の創建当時は真言宗の「西方寺」を称していた。正嘉2年(1258)に禅寺へ改められ、後に臨済宗法燈派大本山となった名刹である。金山寺味噌や醤油、尺八の日本発祥地としても有名。寺宝は非公開であるが、鎌倉時代における頂相彫刻の最高傑作といわれる「法燈国師坐像」や「絹本著色法燈国師像」などの重要文化財を所蔵。1月の成人の日に行われる「天狗まつり」や8月15日の「火祭り」には多数の参拝客が訪れる。
-
2位
熊野本宮大社
熊野信仰の総本山、熊野本宮大社。こちらなしに世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を語ることはできない。身分や老若男女、浄不浄を問わずすべての人に救いを差し伸べた熊野本宮大社にはいったい何があるのだろうか。
-
3位
紀三井寺(紀三井山金剛宝寺護国院)
緑の山腹に映える朱塗りの塔がそびえる和歌山市の紀三井寺は、遠くからも目立つ寺院だ。一年を通して和歌浦湾の眺望を楽しめ、春には桜の名所として有名。本堂までの231段の石段を、良縁を願いながら上ってみよう。
-
4位
東光寺
湯の峰温泉にある天台宗の寺院。高さ約3mの本尊「湯峯薬師」は、温泉の源泉の周囲で湯の花が自然に積って薬師如来の形となったものだと伝わっている。約1800年前、裸形上人が薬師如来の胸に空いた穴から温泉が湧きだしているのを見出したという。毎年1月8日には、「八日薬師祭」が行われ、温泉の湯を献湯し、湯の峰温泉の繁栄と参拝者の諸願成就を祈願する。
-
5位
一願寺
願い事が1つ叶うことで有名な「一願寺(福巖寺)」。いくつもの願いが頭をよぎるが、ここは思い切って1つに絞って参拝しよう。安珍と清姫の、心揺るがす恋のストーリーも知ることができる寺院でもある。
-
6位
本願寺鷺森別院
南海電鉄「南海和歌山市駅」より徒歩5分のところに鎮座する寺院。本願寺8世「蓮如上人」により開創された紀州開教の歴史的宝法物である。また、1476年より続くこの寺院には当時の貴重な収蔵品として、「二尊像・同裏書」、現在唯一、五帖が完全な形で揃っている「証如上人版五帖の御文章」などが収められている。他にも浄土真宗本願寺派の葬儀・仏事の普及を目的とした、「浄土真宗の葬儀・仏壇・納骨ガイド 阿弥陀さまと私」の発行も行っている。
-
7位
金剛三昧院
北条政子が夫・源頼朝と息子・実朝の菩提を弔うために建立した「金剛三昧院」は、国宝の多宝塔をはじめ数々の文化財を擁しており、世界遺産 「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産ともなっている。鎌倉時代そのままの荘厳な雰囲気は参拝客を圧倒する。南海電鉄「極楽橋駅」からケーブルカーで約5分。
-
8位
金剛峯寺 阿字観
高野山真言宗の総本山、金剛峯寺では、参拝客向けに体験講座を提供している。その中でも「阿字観」は、大宇宙を象徴する「ア」の字を前に行う真言宗の呼吸法・瞑想法で、僧侶の指導のもと宇宙や命を思索する。体験は売店で先着順、定員10名、小学生以上対象、1回1000円で、金・土・日・月曜の1日4回、約1時間。別途内拝料が必要だ。
-
9位
金剛峯寺
真言密教の根本道場として、弘法大師によって開かれた日本仏教の聖地・高野山。高野山は全体をひとつの寺院として見立てていた「一山境内地」とされ、その総本山である金剛峯寺には、大主殿(だいしゅでん)や石庭、襖絵など多くの見どころが存在する。
-
10位
長保寺
海南市下津町上にある寺院。1000年に一条天皇の勅願によって創建。境内には約1万坪にわたる紀州徳川家歴代の廟所があり、大名墓所としては全国一の規模を誇る。また法隆寺以外で唯一、本堂と多宝塔、大門が国宝に指定されている寺院である。
-
11位
奥之院
高野山の二大聖地のひとつで、空海(弘法大師)入定の地。空海が現在も瞑想していると言われる御廟がある。御廟に通じる約2kmの参道には、樹齢約700年の杉木立が続き、両側には皇族から庶民まで20万基以上の墓石や慰霊碑が並んでいる。御廟の手前にある燈篭堂も必見だ。堂内正面の祈親上人が献じた祈親灯と白河上皇が献じた白河灯は「消えずの火」として1000年以上燃え続けている。御廟に一番近い御廟橋より先は聖域のため、写真撮影は禁止されている。
-
12位
大門
高野山に広がる寺院群の入口にそびえる高さ約25.1mの朱色に塗られた総門。開創当時は現在より下の九十九折谷に鳥居を建てて総門としていたが山火事や落雷で焼失。現在の大門は1705年に再建されたものである。見どころは門の左右に置かれた金剛力士像。大きさが東大寺南大門に次いで2番目と言われ、強くにらんだ眼差しと筋骨隆々とした肉体には迫力がある。また大門正面の柱に掲げられた「日々影向文」には今も弘法大師が私達を救ってくださるという意味があり、高野山の教えである同行二人信仰を表している。
-
13位
慈尊院
平成16年(2004)に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された慈尊院弥勒堂は、当時女人禁制の高野山に入山できなかった空海の母・玉依御前が滞在したことから、子宝や安産を願う「女人高野」として知られる。また御本尊「木造弥勒仏坐像」は平安時代の代表的な彫像で、昭和38年(1963)、国宝に指定された。約100体ものお地蔵様や、県指定文化財の土塀などみどころ満載だ。南海高野線「九度山」駅から徒歩約20分。
-
14位
粉河寺
近畿2府4県と岐阜県、約1000kmに及ぶ観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)を巡礼する旅として知られる「西国三十三所」。およそ1300年前に起源をもつ日本最古の観音巡礼は、今もなお多くの人の心をひきつけてやまない。一番から順に巡って和歌山県内最後となるのが、第三番札所・粉河寺だ。
-
15位
補陀洛山寺
JR那智駅から徒歩で約3分のところにある寺院。9世紀から18世紀頃にかけて南海に存在すると信じられていた観音浄土を目指し、渡海上人が30日分の食糧と油を乗せて出航した補陀落渡海の出発点として知られる。平成16年(2004)には世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部に認定されているほか、本尊の「三貌十一面千手千眼観世音菩薩」も重要文化財となっている。敷地内には復元された補陀洛渡海船や渡海上人の墓が見られる。
-
16位
女人高野(不動坂口女人堂 他)
816年(弘仁7)に弘法大師が開いた高野山は、女性の立ち入りが禁止されていた。しかし、女性たちの参拝を受け入れる「女人高野」と呼ばれる寺院が存在し、その代表例として和歌山の「慈尊院」や奈良の「室生寺」などがある。2020年(令和2)には、これら女人高野のストーリーが日本遺産に認定された。
-
17位
高山寺
田辺の市街地を一望する高台に建つ真言宗御室派の古寺で、弘法大師(空海)が開創したとされている。桜の名所として知られており、毎年春に執り行われる大祭は多くの花見客と参拝客で賑わう。境内には、全国的にも珍しい上宮太子(聖徳太子)を本尊とした多宝塔があるほか、縄文時代早期の史跡・高山寺貝塚があり、多くの考古資料が発掘されている。また、海沿いにある墓地には、粘菌学の父と称された生物学者・南方熊楠、合気道の創始者・植芝盛平の墓がある。
-
18位
道成寺
日高川町鐘巻にある大宝元年(701)創建の和歌山県最古の寺院。講堂の本尊である千手観音像は1300年以上の歴史を誇る日本でも最も古いもののひとつ。これを含め宝佛殿では国宝3点、重要文化財11点、県指定文化財4点の貴重な仏像を年間を通じて参拝することができる。
-
19位
発心門王子
熊野古道沿いに点在する熊野九十九王子の中でも特に格式高いといわれる五体王子に数えられる神社。熊野本宮大社へと向かうハイキングコースの起点ともなっており、緩やかな下り坂が多く歩きやすい人気のコースとなっている。
-
20位
根來寺
高野山に学び、弘法大師空海以来の才と称賛された平安後期の高僧・覚鑁上人(かくばんしょうにん)。わずか49歳で入滅するまで波乱万丈の人生の末に新義真言宗の礎を築き、没後に興教大師(こうぎょうだいし)の諡号(しごう)を授けられた真言宗中興の祖である覚鑁上人が、根來寺の開祖だ。
-
21位
根來寺 国宝 大塔
高野山の学僧でもあった覚鑁上人によって開創された新義真言宗の総本山「根來寺」の境内にある、高さ36mにもなる日本最大級の木造多宝塔。真言密教の教義を形として表した建物で、天文16年(1547)に完成。豊臣秀吉による紀州征伐の焼き討ちは免れたが、当時を物語る火縄銃の弾痕が今でも残っている。国宝に指定されており、中に入って参拝することができる。
-
22位
救馬溪観音
南紀白浜温泉街から車で約25分の所に鎮座する寺院。約1300年の歴史を持つ。修験道の開祖「役の行者」によって開山され、御本尊「馬頭観世音菩薩」を祀る。和歌山県南部で最古・最大の開運・厄除の霊場とされ、あらゆる願掛けができるとされる。また、桜、あじさい、紅葉の名所として知られている。毎月行われている「護摩祈祷厳修」の他、年中行事として行われている祈願祭や供養会は誰でも自由に参加できる。
-
23位
女人堂
高野七口の一つ、不動坂口のそばにある参籠所。明治5年(1872)に高野山の女人禁制が解かれるまでの間、高野山参拝を願う女性達の拠り所となった。かつては高野七口すべてに同様の施設があったが、現存するのはこの不動坂口の女人堂のみである。
-
24位
日前神宮・國懸神宮(日前宮社務所)
日前宮駅から徒歩で約1分、和歌山インターチェンジから車で約5分。創建2600年を超える由緒ある神社で、日前大神と國懸大神の祭神をそれぞれ祀る二つの大社が存在しているのが大きな特徴。主に縁結びや家内安全にご利益があるとされている。1月9日から11日にかけて「日前宮えびす詣り」が執り行われており、熊手や福俵といった縁起物が用意されるほか、赤いのぼりが並ぶ参道を夜に見られるのはこの時期ならでは。7月26日には神楽殿にて日前宮薪能も見られる。
-
25位
燈籠堂
高野山の二大聖地のひとつで、空海(弘法大師)入定の地である「奥之院」の御廟の手前に位置し、元々は御廟の拝堂として建立された。堂内には、参拝者が奉納した2万基以上の燈籠が所狭しと吊られている。堂内正面の祈親上人が献じた祈親灯と白河上皇が献じた白河灯は「消えずの火」として1000年以上燃え続けている。なかでも祈親灯は、貧しいお照という娘が自らの髪を売り、両親の菩提のために献じたものと伝えられ「貧女の一灯」とも呼ばれている。
-
26位
根本大塔
根本大塔とは真言密教の根本道場におけるシンボルとして建設されたもの。高野山金剛峯寺の壇上にある根本大塔は空海が高野山を開創した時より建立に着手し、887年ごろに完成したと伝えられる。現在の塔は昭和12年(1937)空海の入定1100年を記念して再建。16間四面、高さ約50mからなる2層の多宝塔様式が特徴である。見どころは堂内そのものが立体の曼荼羅として構成された作りにある。主尊の胎蔵界大日如来を中心に周囲を金剛界の四仏が取り囲む。16本の柱には十六大菩薩が、四隅の壁には八祖像が描かれている。
-
27位
那智山青岸渡寺
「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている「青岸渡寺」は、那智の滝と三重の塔が望めるスポットとしても人気。また、西国三十三所の第一番札所でもあり、多くの人が訪れる。
-
28位
別格本山 一乗院
高野山の裾のに広がる高野山真言宗の寺院。高野山ケーブル高野山駅から南海りんかいバスに乗って千手院橋停留所下車すぐの場所にある。本尊は高野山唯一となる弥勒菩薩。弘仁年間に善化上人によって開基されたと伝えられる。昭和8年(1933)に再建された本堂は緻密な彫刻やきらびやかな欄干が特徴的である。宿坊も経営しており、温泉や精進料理を堪能することができる。また写経や阿息観を体験したり勤行で修行に励むほか、院内にある仏画や高野山の資料を鑑賞して知識を深めることも可能。
-
29位
奥之院参道
高野山の一の橋から弘法大師の御廟へと続くおよそ2kmの参道。樹齢約700年を超える杉の古木が生い茂り、道々には鎌倉時代から現代までおよそ20万基に及ぶ墓碑や慰霊塔が並ぶ。これらには武田信玄や上杉謙信、大岡越前や紀州徳川家など数多くの有名人の名前が見受けられる。観光協会が発行するガイドマップに供養塔の地図があり、目的の人物を探しながら奥の院を目指すのに役立つ。また参道の脇には燈籠が並び、夕暮れから灯される明かりの光景には神秘的な雰囲気が感じられる。
-
30位
不動堂
高野山の中門を抜けた壇上伽藍の東側にある縋破風造りの建物。まるで平安貴族の邸宅のような雰囲気が感じられるが、これは高野山に建つ寺院のなかでも異質。また建立された目的が不明、不動堂なのに護摩壇の形跡がないなど数々の不思議に包まれている。創建は鎌倉時代の1198年。明治32年(1899)に国宝に指定され明治41年(1908)の修理で現在の場所に移築。高野山はたびたび大火災に見舞われているが、もともと不動堂があった場所には類焼が及ぶことはなかった。そのため現在も創建当時の姿で見ることができる稀有な建物でもある。
-
8位
金剛峯寺 阿字観
高野山真言宗の総本山、金剛峯寺では、参拝客向けに体験講座を提供している。その中でも「阿字観」は、大宇宙を象徴する「ア」の字を前に行う真言宗の呼吸法・瞑想法で、僧侶の指導のもと宇宙や命を思索する。体験は売店で先着順、定員10名、小学生以上対象、1回1000円で、金・土・日・月曜の1日4回、約1時間。別途内拝料が必要だ。
-
9位
金剛峯寺
真言密教の根本道場として、弘法大師によって開かれた日本仏教の聖地・高野山。高野山は全体をひとつの寺院として見立てていた「一山境内地」とされ、その総本山である金剛峯寺には、大主殿(だいしゅでん)や石庭、襖絵など多くの見どころが存在する。
-
10位
長保寺
海南市下津町上にある寺院。1000年に一条天皇の勅願によって創建。境内には約1万坪にわたる紀州徳川家歴代の廟所があり、大名墓所としては全国一の規模を誇る。また法隆寺以外で唯一、本堂と多宝塔、大門が国宝に指定されている寺院である。
-
11位
奥之院
高野山の二大聖地のひとつで、空海(弘法大師)入定の地。空海が現在も瞑想していると言われる御廟がある。御廟に通じる約2kmの参道には、樹齢約700年の杉木立が続き、両側には皇族から庶民まで20万基以上の墓石や慰霊碑が並んでいる。御廟の手前にある燈篭堂も必見だ。堂内正面の祈親上人が献じた祈親灯と白河上皇が献じた白河灯は「消えずの火」として1000年以上燃え続けている。御廟に一番近い御廟橋より先は聖域のため、写真撮影は禁止されている。
-
12位
大門
高野山に広がる寺院群の入口にそびえる高さ約25.1mの朱色に塗られた総門。開創当時は現在より下の九十九折谷に鳥居を建てて総門としていたが山火事や落雷で焼失。現在の大門は1705年に再建されたものである。見どころは門の左右に置かれた金剛力士像。大きさが東大寺南大門に次いで2番目と言われ、強くにらんだ眼差しと筋骨隆々とした肉体には迫力がある。また大門正面の柱に掲げられた「日々影向文」には今も弘法大師が私達を救ってくださるという意味があり、高野山の教えである同行二人信仰を表している。
-
13位
慈尊院
平成16年(2004)に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された慈尊院弥勒堂は、当時女人禁制の高野山に入山できなかった空海の母・玉依御前が滞在したことから、子宝や安産を願う「女人高野」として知られる。また御本尊「木造弥勒仏坐像」は平安時代の代表的な彫像で、昭和38年(1963)、国宝に指定された。約100体ものお地蔵様や、県指定文化財の土塀などみどころ満載だ。南海高野線「九度山」駅から徒歩約20分。
-
14位
粉河寺
近畿2府4県と岐阜県、約1000kmに及ぶ観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)を巡礼する旅として知られる「西国三十三所」。およそ1300年前に起源をもつ日本最古の観音巡礼は、今もなお多くの人の心をひきつけてやまない。一番から順に巡って和歌山県内最後となるのが、第三番札所・粉河寺だ。
-
15位
補陀洛山寺
JR那智駅から徒歩で約3分のところにある寺院。9世紀から18世紀頃にかけて南海に存在すると信じられていた観音浄土を目指し、渡海上人が30日分の食糧と油を乗せて出航した補陀落渡海の出発点として知られる。平成16年(2004)には世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部に認定されているほか、本尊の「三貌十一面千手千眼観世音菩薩」も重要文化財となっている。敷地内には復元された補陀洛渡海船や渡海上人の墓が見られる。
-
16位
女人高野(不動坂口女人堂 他)
816年(弘仁7)に弘法大師が開いた高野山は、女性の立ち入りが禁止されていた。しかし、女性たちの参拝を受け入れる「女人高野」と呼ばれる寺院が存在し、その代表例として和歌山の「慈尊院」や奈良の「室生寺」などがある。2020年(令和2)には、これら女人高野のストーリーが日本遺産に認定された。
-
17位
高山寺
田辺の市街地を一望する高台に建つ真言宗御室派の古寺で、弘法大師(空海)が開創したとされている。桜の名所として知られており、毎年春に執り行われる大祭は多くの花見客と参拝客で賑わう。境内には、全国的にも珍しい上宮太子(聖徳太子)を本尊とした多宝塔があるほか、縄文時代早期の史跡・高山寺貝塚があり、多くの考古資料が発掘されている。また、海沿いにある墓地には、粘菌学の父と称された生物学者・南方熊楠、合気道の創始者・植芝盛平の墓がある。
-
18位
道成寺
日高川町鐘巻にある大宝元年(701)創建の和歌山県最古の寺院。講堂の本尊である千手観音像は1300年以上の歴史を誇る日本でも最も古いもののひとつ。これを含め宝佛殿では国宝3点、重要文化財11点、県指定文化財4点の貴重な仏像を年間を通じて参拝することができる。
-
19位
発心門王子
熊野古道沿いに点在する熊野九十九王子の中でも特に格式高いといわれる五体王子に数えられる神社。熊野本宮大社へと向かうハイキングコースの起点ともなっており、緩やかな下り坂が多く歩きやすい人気のコースとなっている。
-
20位
根來寺
高野山に学び、弘法大師空海以来の才と称賛された平安後期の高僧・覚鑁上人(かくばんしょうにん)。わずか49歳で入滅するまで波乱万丈の人生の末に新義真言宗の礎を築き、没後に興教大師(こうぎょうだいし)の諡号(しごう)を授けられた真言宗中興の祖である覚鑁上人が、根來寺の開祖だ。
-
21位
根來寺 国宝 大塔
高野山の学僧でもあった覚鑁上人によって開創された新義真言宗の総本山「根來寺」の境内にある、高さ36mにもなる日本最大級の木造多宝塔。真言密教の教義を形として表した建物で、天文16年(1547)に完成。豊臣秀吉による紀州征伐の焼き討ちは免れたが、当時を物語る火縄銃の弾痕が今でも残っている。国宝に指定されており、中に入って参拝することができる。
-
22位
救馬溪観音
南紀白浜温泉街から車で約25分の所に鎮座する寺院。約1300年の歴史を持つ。修験道の開祖「役の行者」によって開山され、御本尊「馬頭観世音菩薩」を祀る。和歌山県南部で最古・最大の開運・厄除の霊場とされ、あらゆる願掛けができるとされる。また、桜、あじさい、紅葉の名所として知られている。毎月行われている「護摩祈祷厳修」の他、年中行事として行われている祈願祭や供養会は誰でも自由に参加できる。
-
23位
女人堂
高野七口の一つ、不動坂口のそばにある参籠所。明治5年(1872)に高野山の女人禁制が解かれるまでの間、高野山参拝を願う女性達の拠り所となった。かつては高野七口すべてに同様の施設があったが、現存するのはこの不動坂口の女人堂のみである。
-
24位
日前神宮・國懸神宮(日前宮社務所)
日前宮駅から徒歩で約1分、和歌山インターチェンジから車で約5分。創建2600年を超える由緒ある神社で、日前大神と國懸大神の祭神をそれぞれ祀る二つの大社が存在しているのが大きな特徴。主に縁結びや家内安全にご利益があるとされている。1月9日から11日にかけて「日前宮えびす詣り」が執り行われており、熊手や福俵といった縁起物が用意されるほか、赤いのぼりが並ぶ参道を夜に見られるのはこの時期ならでは。7月26日には神楽殿にて日前宮薪能も見られる。
-
25位
燈籠堂
高野山の二大聖地のひとつで、空海(弘法大師)入定の地である「奥之院」の御廟の手前に位置し、元々は御廟の拝堂として建立された。堂内には、参拝者が奉納した2万基以上の燈籠が所狭しと吊られている。堂内正面の祈親上人が献じた祈親灯と白河上皇が献じた白河灯は「消えずの火」として1000年以上燃え続けている。なかでも祈親灯は、貧しいお照という娘が自らの髪を売り、両親の菩提のために献じたものと伝えられ「貧女の一灯」とも呼ばれている。
-
26位
根本大塔
根本大塔とは真言密教の根本道場におけるシンボルとして建設されたもの。高野山金剛峯寺の壇上にある根本大塔は空海が高野山を開創した時より建立に着手し、887年ごろに完成したと伝えられる。現在の塔は昭和12年(1937)空海の入定1100年を記念して再建。16間四面、高さ約50mからなる2層の多宝塔様式が特徴である。見どころは堂内そのものが立体の曼荼羅として構成された作りにある。主尊の胎蔵界大日如来を中心に周囲を金剛界の四仏が取り囲む。16本の柱には十六大菩薩が、四隅の壁には八祖像が描かれている。
-
27位
那智山青岸渡寺
「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている「青岸渡寺」は、那智の滝と三重の塔が望めるスポットとしても人気。また、西国三十三所の第一番札所でもあり、多くの人が訪れる。
-
28位
別格本山 一乗院
高野山の裾のに広がる高野山真言宗の寺院。高野山ケーブル高野山駅から南海りんかいバスに乗って千手院橋停留所下車すぐの場所にある。本尊は高野山唯一となる弥勒菩薩。弘仁年間に善化上人によって開基されたと伝えられる。昭和8年(1933)に再建された本堂は緻密な彫刻やきらびやかな欄干が特徴的である。宿坊も経営しており、温泉や精進料理を堪能することができる。また写経や阿息観を体験したり勤行で修行に励むほか、院内にある仏画や高野山の資料を鑑賞して知識を深めることも可能。
-
29位
奥之院参道
高野山の一の橋から弘法大師の御廟へと続くおよそ2kmの参道。樹齢約700年を超える杉の古木が生い茂り、道々には鎌倉時代から現代までおよそ20万基に及ぶ墓碑や慰霊塔が並ぶ。これらには武田信玄や上杉謙信、大岡越前や紀州徳川家など数多くの有名人の名前が見受けられる。観光協会が発行するガイドマップに供養塔の地図があり、目的の人物を探しながら奥の院を目指すのに役立つ。また参道の脇には燈籠が並び、夕暮れから灯される明かりの光景には神秘的な雰囲気が感じられる。
-
30位
不動堂
高野山の中門を抜けた壇上伽藍の東側にある縋破風造りの建物。まるで平安貴族の邸宅のような雰囲気が感じられるが、これは高野山に建つ寺院のなかでも異質。また建立された目的が不明、不動堂なのに護摩壇の形跡がないなど数々の不思議に包まれている。創建は鎌倉時代の1198年。明治32年(1899)に国宝に指定され明治41年(1908)の修理で現在の場所に移築。高野山はたびたび大火災に見舞われているが、もともと不動堂があった場所には類焼が及ぶことはなかった。そのため現在も創建当時の姿で見ることができる稀有な建物でもある。
エリアで絞り込む FILTER BY AREA
人気の記事 POPULAR NEWS
-
神戸の人気観光スポットおすすめ30選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 兵庫 旅行 -
新潟の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 中部 新潟 -
長崎の人気観光スポットおすすめ30選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 九州 旅行 -
宮崎の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 九州 宮崎 -
滋賀の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 旅行 滋賀 -
鳥取の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 中国 旅行 -
秋田の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 旅行 東北 -
和歌山の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 和歌山 旅行