歴史的建造物・中部ランキングRANKING
-
1位
御師旧外川家住宅
外川家は代々富士山の御師を勤めてきた家。御師とは、富士山に登拝する富士講信者の宿泊や食事の世話をしたり、富士山信仰の布教や祈祷を行う人々のこと。富士山信仰を支えた貴重な建物だ。主屋は明和5年(1768)に建築され、平成23年(2011)に国の重要文化財に指定された。また世界遺産富士山の構成資産にもなっており、御神前の間や登山装束などの資料を見学できる。
-
2位
中村邸
江戸時代、櫛や漆器などの木工業が盛んだった奈良井宿。その奈良井宿で櫛問屋を営んだ中村利兵衛の屋敷であった「中村邸」は、二階を少しせり出した「出梁造り」が特徴の、奈良井宿の典型的町屋様式の建物だ。塩尻市の指定有形文化財に登録されており、資料館として一般に公開されている。
-
3位
高山陣屋
国指定史跡であり、高山観光のはずせないスポットに挙げられる高山陣屋。江戸幕府が飛騨国を直接支配するために設置した役所であり、主要建物が現存する国内で唯一の代官所である。居住用スペースも陣屋内にあるため、江戸時代の暮らしぶりを垣間見ることができるだろう。
-
4位
和田家
江戸時代に建造された白川郷を代表する合掌造り家屋。現在も住居として使用される「和田家」は、白川村の荻町合掌集落の住宅のなかでも最大規模を誇り、国指定重要文化財にも登録されている。
-
5位
村上家
合掌造りで有名な五箇山の中でも、その存在が際立つ「村上家」。古い時代の形式を改造せず、当時の建築様式を今に伝える代表的な建造物として、国の重要文化財に指定されている。400年の歴史を誇る建物の中には数多くの民俗資料が展示されており、囲炉裏端では当主の説明を聞くことが可能。庭には「五箇山絞り」と名付けられた雪椿があり、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎える。
-
6位
志摩(国指定重要文化財)
独特な茶屋建築が軒を並べるひがし茶屋街を訪れたら、当然、中にも興味が湧くはず。同茶屋街で最古の志摩が内部を一般公開しているので、ぜひ入って見学を。花街のお座敷の雰囲気を感じてみよう。
-
7位
時国家(本家 上時国家)
壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家。能登に流された平清盛の義弟「平時忠」の子孫が豪農となって天領大庄屋を務め、21代当主が建てた屋敷が、現存する近世木造民家の「時国家」である。大庄屋屋敷らしく公用部分と私用部分が分割された構造となっており、私用部分の部屋には公務用品、千石船用品などが展示されている。また鎌倉風の池泉回遊式庭園は、自然の地形を巧みに取り入れた力強い作風であり、国の名勝に指定されている。
-
8位
旧三笠ホテル
軽井沢町にある歴史的建造物。実業家・山本直良が明治39年(1906)に創業したホテル。建物は純西洋風建築であり、電灯によるシャンデリア、英国製カーペットが使用されるなど、当時の最先端かつ最高級の設備が整えられていた。また渋沢栄一や近衛文麿、有島武郎などの著名人がが宿泊したこともあり、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれた。1970年まで営業が続けられた後、1980年、国の重要文化財に指定された。
-
9位
聖ザビエル天主堂
明治23年(1890)、日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルを記念して造られた白亜の外壁が印象的な教会である。典型的なゴシック建築によるカトリック教会堂であり、正面には直径3.6mを超える大きな薔薇窓がある。教会内を彩る、色どり豊かで繊細な造りのステンドグラスは必見だ。
-
10位
秋山郷保存民家
小赤沢にある福原家の総本家を昭和50年(1975)に修復し保存展示している博物館。今から約230年前に作られた茅葺きの屋根を持つ中門造の民家である。享保年間(1716-1736)に秋山郷を襲った飢餓の歴史の紹介や、江戸時代後期の住まいや生活の様子を伺うことができる。見学は時間内であれば自由に行える。
-
11位
須坂市歴史的建物園
須坂アートパーク内にある、須坂市内にあった様々な歴史的価値の高い建造物を移築、あるいは復元した施設。入口である長屋門は須坂の製糸王と称された実業家「越寿三郎」の別邸の一部として明治30年(1897)に作られたものを移築復元しており、須坂市の有形文化財に指定されている。その他にも江戸時代の町家や慶応元年(1865)の寺子屋などの建物が並ぶ。雛祭りの際には約1500体の雛人形が展示される。
-
12位
旧宣教師館
いにしえの丘公園のすぐ傍にある建物。明治37年(1904)にカナダ・メソジスト派に属する新参町教会の婦人宣教師たちの住宅として建てられた物を移築している。元々は大手の梅花幼稚園の隣にあり、上田保姆伝習所が設置されるなど周辺地域の保母教育の拠点にもなっていた。アメリカ開拓期の建築様式であるアーリー・アメリカン様式が使われた貴重な建築物でもある。
-
13位
立山室堂
室堂とは修験者が宿泊や祈祷する場として拠点となる堂のことを指す。室堂は日本最古の山小屋と言われ、1980年代までは立山や剱岳登山の拠点として実際に使用されていたという。また解体修理を行った際の発掘調査では12世紀頃の宗教的遺構が発見されており、鎌倉時代から使われていたことが確認されている。現在の建物は享保11年(1726)に再建されたもので国の重要文化財に指定。材木は美女平の原生林を使用しており、運搬方法は今も謎に包まれている。
-
14位
足軽長屋
新発田市大栄町7丁目、「清水園」向かいにある歴史的建造物。江戸末期に新発田藩の足軽の住居として使われていた木造茅葺きの八軒長屋で、当時の足軽たちの暮らしの様子を伝える貴重な遺構として国の重要文化財に指定されている。
-
15位
市島邸
新発田市天王にある歴史的建造物。新潟を代表する大地主・市島家の明治初期に建設された邸宅で、600坪の邸宅に8000坪に及ぶ回遊式庭園を有する。有料で一般に公開されており、紅葉の名所としても知られる。
-
16位
旧近衛邸
茶の湯文化を伝える京都の公家・近衛家の邸宅の一部を移築したもの。西尾城の一部を復元して作られた西尾市歴史公園内にある。書院と茶室からなる建物は、江戸時代後期、島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだ縁で島津家によって建設された。書院では、季節の和菓子とセットになったお抹茶のサービスが行われており、縁側から望む美しい庭園を眺めながら、ゆったりとした時間が味わえる。
-
17位
名古屋市役所本庁舎
西洋的な建築様式に日本的な要素を取り入れた昭和初期の歴史的建造物。現在使用されている3代目の庁舎は昭和8年(1933)に昭和天皇御大典事業の一環として建設されたもので、西洋風の建物に日本の瓦屋根を組み合わせた外観が特徴。中央には高さ約50mの時計塔が設置されており、国の重要文化財にも指定されている。
-
18位
文化のみち百花百草
名古屋市東区の白壁筋沿いにある伝統的建造物。大正9年(1920)建築の書院・茶室・土蔵を改修し、多目的ホールを新たに加えて開館した。館内ではセルフサービスでコーヒーやお茶を飲めるほか、ピアノ演奏を楽しむことも可能だ。また、徳川美術館に所蔵されている「百花百草図屏風」にちなんだ庭園を併設している。
-
19位
文化のみち橦木館
橦木筋にある歴史的建造物。明治から昭和期に活躍した陶磁器輸出商・井元為三郎氏によって建てられた、洋館と和館、東西二棟の蔵、茶室、庭園から構成される邸宅だ。地元の陶磁器産業の歴史に関する資料展示を行う他、貸室としての利用も受け付けている。また、応接室を利用した「SHUMOKU CAFE」の利用も可能だ。
-
20位
七里の渡し
名古屋市熱田区神戸町にある史跡。東海道の41番目の宿場「宮宿」として栄えた場所で、42番目の「桑名宿」まで七里の距離を船で渡らなければならなかったことからこう呼ばれた。現在は一帯が「宮の渡し公園」として整備され、船着き場の遺構には常夜燈や鐘などが復元されるなど江戸時代の様子が再現されている。
-
21位
安国寺経蔵
飛騨三十三観音霊場の第11番札所「安国寺」境内にある経蔵。回転式のものとしては日本最古と伝わる八角形の輪蔵に、元版一切経5397巻を納めている。日本でも数少ない国宝経蔵で、ここ安国寺のほかには奈良の法隆寺と唐招提寺にしか存在しない。禅宗様造りに和様風が加わった中世の建築様式で、応永15年(1408)に現在の下呂市出身の奥田弾正頼親により寄進された。簡素な造りの外観からは想像できない圧倒感がある。
-
22位
飛騨開運乃森
全長4mから7.5mもある巨大な七福神を展示している施設。江戸の昔にできたとされる米倉が立ち並んでおり、その中ひとつひとつに樹齢1000年の大木を丸ごと彫り上げた福の神が一体ずつ納められている。巨大な七福神はどれも壮観で、日本一大きな七福神としてギネスにも認定されている。また、施設内の湧き水「福徳の水」は各神々に運ばれている。
-
23位
荘川の里
古くから荘川に伝承されてきた民家を移築保存する地域。200年以上の歴史に耐えてきた荘川村の伝統家屋「寄棟式入母屋合掌造り」の建造物が保存されている。そのうちのひとつ、旧三島家は宝暦13年(1763)に建てられたもの。県内で最も早く四間取り形式を取り入れた建物で、飛騨地方の民家の基本形となっている。各建物が当時の生活様式を今に伝える貴重な民族資料館で、毎年補修を行っているため保存状態も良い。
-
24位
荒川家住宅
天正年間(1573-1592)から続く旧家・荒川家の住居。荒川家は江戸時代の村役人・庄屋をつとめた旧家。主屋と土蔵は江戸中期に建てられたもので、巨材を利用して梁間を広げた切妻造二階建の建物は国の重要文化財に指定されている。平面構造とも呼ばれる建物は高山東部から西は荘川、郡上街道を通って郡上へと広く分布している建築様式。荒川家住宅は大型住居として年代も古く、意匠にも優れているため高い価値を持っている。館内には民具や伊達政宗が飛騨高山藩初代藩主・金森長近に宛てた書状などが並んでいる。
-
25位
旧東しな家住宅
自然に寄り添って生きた昔の日本人の文化を保存公開している野外博物館「合掌造り民家園」内の建造物。昭和44年(1969)に移築された茅葺木造切妻合掌造りの建物を一般公開している。元々は安政年間(1858頃)、代々庄屋を勤めていた中野清四郎家とともに火災によって焼失した際に建てられたもの。かつて加須良集落があった際に実際使用していた民具・生活用品を展示公開している。本住宅を含めた主屋4棟、付属建物5棟は岐阜県重要文化財に指定されている。
-
26位
旧中野義盛家住宅
加須艮地区で代々庄屋を勤めた中野義盛家の住宅跡。岐阜、富山の県境にあった加須良集落は秘境中の秘境といわれた深山の孤村。江戸時代から相互扶助による自給自足の生活を営んでいたが、今から約40余年前に消滅したと言われている。建物内では当時の失われゆく合掌集落を写真パネルで展示しており、自由に見学することが可能だ。木造切妻合掌造りの建物は安政年間(1858頃)に建築され、その後明治42年(1909)に火災により焼失、再建されたと伝わる。
-
27位
旧中野長治郎家住宅
白川郷の総合案内所「であいの館」から徒歩5分の距離にある住宅跡。正確な建築年代は不詳だが、明治時代の初期(1878年頃)に加須艮地区で代々庄屋を勤めていた中野義盛家の祖先より分家した際購入した建物と言われている。また、野外博物館「合掌造り民家園」のお休み処として餅入りぜんざいなども食べられ、事前予約をすればそば打ち体験もできる。
-
28位
長瀬家
白川郷バスターミナルより徒歩8分の距離にある5階建ての合掌造り家屋。約11メートルの一本柱・合掌柱が勾配の上から下までを貫いた大きな屋根が特徴だ。長瀬家は250年続く旧家。初代から三代目までが医者だったため、今でも江戸期の医療道具が残されている。平成13年(2001)、80年ぶりに行われた屋根の葺き替えがテレビで放送され話題となった。今でも総勢500人程のボランティアで葺きあげた様子を館内でビデオ放映している。
-
29位
落合宿本陣
美濃路の最東端、江戸から44番目の宿場地である「落合宿」の本陣。文化元年(1804)と文化12年(1815)の二度にわたって大火に見舞われたが、その3年後に復興され当時の面影を現代に伝えている。中山道の1/4に相当する「岐阜県十七宿」で唯一現存する本陣だ。道から見て左手に建つ本陣門は、ここを常宿としていた加賀前田家から寄進されたものと伝えられている。毎週日曜には無料でボランティアガイドも行っており、姿見の障子や殿様が危機から逃れるために使った抜け穴などの案内を受けることができる。
-
30位
重要文化財 安藤家住宅
古市場バス停、一軒茶屋バス停から徒歩約30分。1708年に建てられた豪農の屋敷。安藤家は代々西南湖村の名主を務めた旧家で、建物は江戸後期から続く豪農の生活を知るうえで非常に貴重なものとなっている。往時のまま保存された茅葺き入母屋造りの母屋から表門、土蔵、茶室、中門、板塀まで、全てが国指定重要文化財。春の「安藤家住宅ひなまつり」では山梨独自の雛人形「横沢びな」などが展示される。
-
8位
旧三笠ホテル
軽井沢町にある歴史的建造物。実業家・山本直良が明治39年(1906)に創業したホテル。建物は純西洋風建築であり、電灯によるシャンデリア、英国製カーペットが使用されるなど、当時の最先端かつ最高級の設備が整えられていた。また渋沢栄一や近衛文麿、有島武郎などの著名人がが宿泊したこともあり、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれた。1970年まで営業が続けられた後、1980年、国の重要文化財に指定された。
-
9位
聖ザビエル天主堂
明治23年(1890)、日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルを記念して造られた白亜の外壁が印象的な教会である。典型的なゴシック建築によるカトリック教会堂であり、正面には直径3.6mを超える大きな薔薇窓がある。教会内を彩る、色どり豊かで繊細な造りのステンドグラスは必見だ。
-
10位
秋山郷保存民家
小赤沢にある福原家の総本家を昭和50年(1975)に修復し保存展示している博物館。今から約230年前に作られた茅葺きの屋根を持つ中門造の民家である。享保年間(1716-1736)に秋山郷を襲った飢餓の歴史の紹介や、江戸時代後期の住まいや生活の様子を伺うことができる。見学は時間内であれば自由に行える。
-
11位
須坂市歴史的建物園
須坂アートパーク内にある、須坂市内にあった様々な歴史的価値の高い建造物を移築、あるいは復元した施設。入口である長屋門は須坂の製糸王と称された実業家「越寿三郎」の別邸の一部として明治30年(1897)に作られたものを移築復元しており、須坂市の有形文化財に指定されている。その他にも江戸時代の町家や慶応元年(1865)の寺子屋などの建物が並ぶ。雛祭りの際には約1500体の雛人形が展示される。
-
12位
旧宣教師館
いにしえの丘公園のすぐ傍にある建物。明治37年(1904)にカナダ・メソジスト派に属する新参町教会の婦人宣教師たちの住宅として建てられた物を移築している。元々は大手の梅花幼稚園の隣にあり、上田保姆伝習所が設置されるなど周辺地域の保母教育の拠点にもなっていた。アメリカ開拓期の建築様式であるアーリー・アメリカン様式が使われた貴重な建築物でもある。
-
13位
立山室堂
室堂とは修験者が宿泊や祈祷する場として拠点となる堂のことを指す。室堂は日本最古の山小屋と言われ、1980年代までは立山や剱岳登山の拠点として実際に使用されていたという。また解体修理を行った際の発掘調査では12世紀頃の宗教的遺構が発見されており、鎌倉時代から使われていたことが確認されている。現在の建物は享保11年(1726)に再建されたもので国の重要文化財に指定。材木は美女平の原生林を使用しており、運搬方法は今も謎に包まれている。
-
14位
足軽長屋
新発田市大栄町7丁目、「清水園」向かいにある歴史的建造物。江戸末期に新発田藩の足軽の住居として使われていた木造茅葺きの八軒長屋で、当時の足軽たちの暮らしの様子を伝える貴重な遺構として国の重要文化財に指定されている。
-
15位
市島邸
新発田市天王にある歴史的建造物。新潟を代表する大地主・市島家の明治初期に建設された邸宅で、600坪の邸宅に8000坪に及ぶ回遊式庭園を有する。有料で一般に公開されており、紅葉の名所としても知られる。
-
16位
旧近衛邸
茶の湯文化を伝える京都の公家・近衛家の邸宅の一部を移築したもの。西尾城の一部を復元して作られた西尾市歴史公園内にある。書院と茶室からなる建物は、江戸時代後期、島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだ縁で島津家によって建設された。書院では、季節の和菓子とセットになったお抹茶のサービスが行われており、縁側から望む美しい庭園を眺めながら、ゆったりとした時間が味わえる。
-
17位
名古屋市役所本庁舎
西洋的な建築様式に日本的な要素を取り入れた昭和初期の歴史的建造物。現在使用されている3代目の庁舎は昭和8年(1933)に昭和天皇御大典事業の一環として建設されたもので、西洋風の建物に日本の瓦屋根を組み合わせた外観が特徴。中央には高さ約50mの時計塔が設置されており、国の重要文化財にも指定されている。
-
18位
文化のみち百花百草
名古屋市東区の白壁筋沿いにある伝統的建造物。大正9年(1920)建築の書院・茶室・土蔵を改修し、多目的ホールを新たに加えて開館した。館内ではセルフサービスでコーヒーやお茶を飲めるほか、ピアノ演奏を楽しむことも可能だ。また、徳川美術館に所蔵されている「百花百草図屏風」にちなんだ庭園を併設している。
-
19位
文化のみち橦木館
橦木筋にある歴史的建造物。明治から昭和期に活躍した陶磁器輸出商・井元為三郎氏によって建てられた、洋館と和館、東西二棟の蔵、茶室、庭園から構成される邸宅だ。地元の陶磁器産業の歴史に関する資料展示を行う他、貸室としての利用も受け付けている。また、応接室を利用した「SHUMOKU CAFE」の利用も可能だ。
-
20位
七里の渡し
名古屋市熱田区神戸町にある史跡。東海道の41番目の宿場「宮宿」として栄えた場所で、42番目の「桑名宿」まで七里の距離を船で渡らなければならなかったことからこう呼ばれた。現在は一帯が「宮の渡し公園」として整備され、船着き場の遺構には常夜燈や鐘などが復元されるなど江戸時代の様子が再現されている。
-
21位
安国寺経蔵
飛騨三十三観音霊場の第11番札所「安国寺」境内にある経蔵。回転式のものとしては日本最古と伝わる八角形の輪蔵に、元版一切経5397巻を納めている。日本でも数少ない国宝経蔵で、ここ安国寺のほかには奈良の法隆寺と唐招提寺にしか存在しない。禅宗様造りに和様風が加わった中世の建築様式で、応永15年(1408)に現在の下呂市出身の奥田弾正頼親により寄進された。簡素な造りの外観からは想像できない圧倒感がある。
-
22位
飛騨開運乃森
全長4mから7.5mもある巨大な七福神を展示している施設。江戸の昔にできたとされる米倉が立ち並んでおり、その中ひとつひとつに樹齢1000年の大木を丸ごと彫り上げた福の神が一体ずつ納められている。巨大な七福神はどれも壮観で、日本一大きな七福神としてギネスにも認定されている。また、施設内の湧き水「福徳の水」は各神々に運ばれている。
-
23位
荘川の里
古くから荘川に伝承されてきた民家を移築保存する地域。200年以上の歴史に耐えてきた荘川村の伝統家屋「寄棟式入母屋合掌造り」の建造物が保存されている。そのうちのひとつ、旧三島家は宝暦13年(1763)に建てられたもの。県内で最も早く四間取り形式を取り入れた建物で、飛騨地方の民家の基本形となっている。各建物が当時の生活様式を今に伝える貴重な民族資料館で、毎年補修を行っているため保存状態も良い。
-
24位
荒川家住宅
天正年間(1573-1592)から続く旧家・荒川家の住居。荒川家は江戸時代の村役人・庄屋をつとめた旧家。主屋と土蔵は江戸中期に建てられたもので、巨材を利用して梁間を広げた切妻造二階建の建物は国の重要文化財に指定されている。平面構造とも呼ばれる建物は高山東部から西は荘川、郡上街道を通って郡上へと広く分布している建築様式。荒川家住宅は大型住居として年代も古く、意匠にも優れているため高い価値を持っている。館内には民具や伊達政宗が飛騨高山藩初代藩主・金森長近に宛てた書状などが並んでいる。
-
25位
旧東しな家住宅
自然に寄り添って生きた昔の日本人の文化を保存公開している野外博物館「合掌造り民家園」内の建造物。昭和44年(1969)に移築された茅葺木造切妻合掌造りの建物を一般公開している。元々は安政年間(1858頃)、代々庄屋を勤めていた中野清四郎家とともに火災によって焼失した際に建てられたもの。かつて加須良集落があった際に実際使用していた民具・生活用品を展示公開している。本住宅を含めた主屋4棟、付属建物5棟は岐阜県重要文化財に指定されている。
-
26位
旧中野義盛家住宅
加須艮地区で代々庄屋を勤めた中野義盛家の住宅跡。岐阜、富山の県境にあった加須良集落は秘境中の秘境といわれた深山の孤村。江戸時代から相互扶助による自給自足の生活を営んでいたが、今から約40余年前に消滅したと言われている。建物内では当時の失われゆく合掌集落を写真パネルで展示しており、自由に見学することが可能だ。木造切妻合掌造りの建物は安政年間(1858頃)に建築され、その後明治42年(1909)に火災により焼失、再建されたと伝わる。
-
27位
旧中野長治郎家住宅
白川郷の総合案内所「であいの館」から徒歩5分の距離にある住宅跡。正確な建築年代は不詳だが、明治時代の初期(1878年頃)に加須艮地区で代々庄屋を勤めていた中野義盛家の祖先より分家した際購入した建物と言われている。また、野外博物館「合掌造り民家園」のお休み処として餅入りぜんざいなども食べられ、事前予約をすればそば打ち体験もできる。
-
28位
長瀬家
白川郷バスターミナルより徒歩8分の距離にある5階建ての合掌造り家屋。約11メートルの一本柱・合掌柱が勾配の上から下までを貫いた大きな屋根が特徴だ。長瀬家は250年続く旧家。初代から三代目までが医者だったため、今でも江戸期の医療道具が残されている。平成13年(2001)、80年ぶりに行われた屋根の葺き替えがテレビで放送され話題となった。今でも総勢500人程のボランティアで葺きあげた様子を館内でビデオ放映している。
-
29位
落合宿本陣
美濃路の最東端、江戸から44番目の宿場地である「落合宿」の本陣。文化元年(1804)と文化12年(1815)の二度にわたって大火に見舞われたが、その3年後に復興され当時の面影を現代に伝えている。中山道の1/4に相当する「岐阜県十七宿」で唯一現存する本陣だ。道から見て左手に建つ本陣門は、ここを常宿としていた加賀前田家から寄進されたものと伝えられている。毎週日曜には無料でボランティアガイドも行っており、姿見の障子や殿様が危機から逃れるために使った抜け穴などの案内を受けることができる。
-
30位
重要文化財 安藤家住宅
古市場バス停、一軒茶屋バス停から徒歩約30分。1708年に建てられた豪農の屋敷。安藤家は代々西南湖村の名主を務めた旧家で、建物は江戸後期から続く豪農の生活を知るうえで非常に貴重なものとなっている。往時のまま保存された茅葺き入母屋造りの母屋から表門、土蔵、茶室、中門、板塀まで、全てが国指定重要文化財。春の「安藤家住宅ひなまつり」では山梨独自の雛人形「横沢びな」などが展示される。
エリアで絞り込む FILTER BY AREA
人気の記事 POPULAR NEWS
-
神戸の人気観光スポットおすすめ30選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 兵庫 旅行 -
新潟の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 中部 新潟 -
長崎の人気観光スポットおすすめ30選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 九州 旅行 -
宮崎の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 九州 宮崎 -
滋賀の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 旅行 滋賀 -
鳥取の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 中国 旅行 -
秋田の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 旅行 東北 -
和歌山の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介
おでかけ 和歌山 旅行
PICKUP記事PICKUP NEWS
-
トラベル
「原点に帰ることができた」沖縄・西表島の旅を比嘉愛未が振り返る。主演ドラマ『フォレスト』の見どころや裏話も
2025-01-25 -
ロコレコ
【ロコレコ】豊かな環境に恵まれたまちで 伝統とこだわりの旅を行く
2024-12-28 -
プラス旅
堀田茜 海・里・山の自然で感じる“異空間” ~愛媛県西予市
2024-12-12 -
プラス旅
トリンドル玲奈 福島県いわき市で 自分へのご褒美旅
2024-12-02 -
ロコレコ
【ロコレコ】北海道別海町 海と大地の恵みのまちで 雄大な自然と多彩な食に出逢う
2024-11-30 -
プラス旅
阿部なつき サステナブルな美食をめぐる静岡旅
2025-01-11