歴史的建造物・九州ランキングRANKING
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1位
旧福岡県公会堂 貴賓館
九州で最も賑わいを見せる福岡市の中心部。そこには明治時代に建てられた貴重な洋館、貴賓館(旧福岡県公会堂)があり、一般公開されている。
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2位
福岡市赤煉瓦文化館
明治を代表する建築家・辰野金吾、片岡安工の設計により竣工された建物で、19世紀末の英国様式を取り入れたデザインだ。昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定され、福岡市に譲渡。平成2年(1990)までは歴史資料館として活用され、平成6年(1994)に福岡市赤煉瓦文化館としてリニューアルオープンした。1階に総合図書館を母体とする「福岡市文学館」を開設し、文学に関する様々な情報収集、提供を行っている。
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3位
旧高取邸
杵島炭鉱などの炭鉱主・高取伊好が自宅兼迎賓のために建てた邸宅で、約2300坪の広大な土地に、大きな2棟の建物がある。和風を基調としながらも洋間をあわせ持つ近代和風建築の建物で、大広間の能舞台と、京都四条派の絵師・水野香圃が描いた72枚の杉戸絵は必見。ガイドスタッフも常駐しているので、邸内をじっくり見学できる。平成10年(1998)に国の重要文化財に指定された。
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4位
眼鏡橋
1634年(寛永11)に造られたといわれる「眼鏡橋」は国指定重要文化財。川面に映る姿はまるで「眼鏡」のよう。眼鏡橋に来たらぜひその「眼鏡具合」をチェックしよう。護岸にあるハートストーンもぜひ見つけたい。
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5位
小泉八雲熊本旧居
「耳なし芳一」や「雪女」の作者として知られる小泉八雲ことラフカディオ・ハーン。小泉八雲熊本旧居は、八雲が第五高等中学校(現在の熊本大学)の英語教師として熊本に赴任した際、最初に住んだ屋敷である。「知られぬ日本の面影」はこの屋敷で執筆されたといわれている。
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6位
知覧武家屋敷庭園
「薩摩の小京都」と称される、折れ曲がった本馬場通りに沿って石垣と生垣が連なり、町全体がまるで箱庭のように美しい武家屋敷群である。広い地区内には七つの庭園があり、森重堅邸庭園のみ池泉式で、他はすべて、水がなく石や砂などで山水の風景を表す枯山水式。琉球や中国の庭園文化の影響も伺え、国の名勝に指定されている。
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7位
民家園
宮崎県総合博物館の民家園には、「旧藤田家住宅」、「旧黒木家住宅」などの国指定重要文化財がある。茅葺き屋根の古い民家の形式を伝える建物で、宮崎県北西部五ヶ瀬町から移築復元したものである。
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8位
筑後川昇開橋
福岡県大川市と佐賀市諸富町に架かる、筑後川昇開橋。2つの鉄塔に挟まれた中央部が、エレベーターのように上下に動く。撤去が検討されたこともあるが、地元住民の強い要望で残され観光スポットとして愛されている。
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9位
臼杵公園(臼杵城跡)
JR臼杵駅から徒歩で約10分。臼杵市の南部に位置する城跡。1562年にキリシタン大名として有名な大友宗麟によって築城され、明治6年(1873)の廃藩置県に至るまで、代々稲葉氏の居城として利用されていた。現在は整備されて公園となっているものの、卯寅口門脇櫓や空堀、石垣などが残されており、往年の城の姿を窺うことができる。丹生島に築城されたことから丹生島城、島が亀の形に見えることから亀城とも呼ばれていた。県内でも有数の桜の名所でもあり、春には花見客で賑わう。
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10位
多久聖廟
多久市に設けられた孔子廟。孔子は儒学の祖であり学問の神様とも言われ、それを祀る霊廟を孔子廟と言う。多久の4代領主・多久茂文が宝永5年(1708)に領民に「敬」の心を培わせるために建てたもの。現存する聖廟としては栃木の足利学校、岡山の閑谷学校に次ぐ古い建物で、国の重要文化財に指定されている。春と秋に行われる「聖廟釈菜(せいびょうせきさい)」では、終了後に廟内の一般拝観ができる。
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11位
門司電気通信レトロ館
門司港レトロ地区にある博物館。大正13年(1924)に建てられた文化的建造物で、明治から現代に至るまでの電信・電話の移り変わりや交換機などを展示している。「近代化産業遺産」に認定された館内では、レトロな電話機を使って「つながる」仕組みを学び、磁石式手動交換機を使って「つなぐ」交換手を体験することが可能だ。子どもにとっては新鮮で、大人とっては懐かしい観光スポットでは、本物の電鍵を打つモールス信号(トン・ツー)も体験できる。
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12位
森鴎外旧居
北九州市小倉北区にある歴史的建造物で、明治の文豪・森鴎外が旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任した際に、約3年間住んでいた家。六間からなる日本家屋で、現在は通り土間が年譜などの資料閲覧スペースになっている。鴎外の小説の「鶏」にはこの居住地の様子が描かれている。
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13位
柳川藩主立花邸 御花
「御花」の愛称で市民に親しまれてきた柳川のシンボル「柳川藩主立花邸 御花」。明治期に伯爵家となった立花家が築いた迎賓館の「西洋館」や国の名勝「松濤園」、その庭に面する約100畳の「大広間」は、戦後、料亭旅館として大切に受け継がれてきた。
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14位
小菅修船場跡
長崎市小菅町の国道499号線沿いにある歴史的建造物。ユネスコの世界遺産に登録されている「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つ。蒸気船の補修を目的とし、小松帯刀、五代友厚、グラバーらにより建設計画が進められ、明治元年(1869)に完成した。蒸気機関による曳き揚げ装置を備えた日本で最初の「スリップドッグ」として知られる。船を引き上げるレール上の台がそろばんに見えたことから「ソロバンドッグ」と呼び親しまれた。曳揚げ小屋は本格的な煉瓦造の建物としては日本最古。
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15位
長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム
明治37年(1904)に竣工したこの建物は、明治-昭和初期の建築界の偉才、下田菊太郎が設計した現存する唯一の遺構だ。その当時、神戸以西唯一の外国銀行として外国為替やロンドン・上海・香港における外貨の売買を行っていた。併設する「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」では、中国革命の父・孫文とその革命を支えた長崎出身の実業家・梅屋庄吉の国境を越えた友情や、国際貿易港であった長崎の歴史などを紹介している。
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16位
旧唐津銀行(辰野金吾記念館)
唐津市本町の唐津街道沿いにある歴史的建造物。東京駅の設計で知られる辰野金吾の弟子である田中実によって設計され、明治45年(1912)に竣工。「辰野式」と呼ばれる、ヴィクトリア様式を日本化したデザインが特徴となっている。平成9年(1997)まで銀行として使われた後、市に寄贈。市の重要文化財に指定され、現在は無料で一般公開されている。
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17位
大隈重信記念館・大隈重信旧宅(生家)
日本の近代化の基礎をつくり総理大臣も務めた大隈重信。早稲田大学を創設したことでも知られる大隈の功績を記念館でふり返るとともに隣接する生家も訪ね、その生い立ちについても思いを馳せる。
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18位
肥前浜宿
小倉から長崎まで続いていた長崎街道の脇街道のひとつ多良(たら)海道。肥前浜宿はその宿場町で、酒蔵が並ぶ浜中町八本木宿とかつて港町や職人町として栄えた浜庄津町金屋町の異なる魅力を楽しめる。
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19位
咸宜園跡
日田市淡窓2丁目にある歴史的建造物。日田出身の江戸後期の儒学者・廣瀬淡窓により開かれた私塾で、大村益次郎、高野長英らの人物を輩出した名門として知られた。現在は無料で見学ができるほか、隣接する「咸宜園教育研究センター」では塾や門下生に関する資料展示を見ることができる。
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20位
知覧型二ツ家民家
二ツ家民家とは母屋である「オモテ」と「ナカエ」と呼ばれる炊事棟を敷地内に別々に建てた南九州独特の建築様式のこと。知覧では二つの屋根に小棟を挟み独特のL字型の家屋に発展したことから「知覧型二ツ家民家」と呼ばれ、民家建築史の面から貴重なものとされている。現存する知覧型二ツ家民家は伝建地区内に2棟、南九州市内に1棟の合計3棟。「知覧武家屋敷庭園」にある移築復元されたものは見学することができる。
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21位
五家荘
九州中央山地の急峻な山々に囲まれた5つの集落の総称で、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の一族が作ったと伝えられている。落人達の伝説や当時の暮らしぶりなどを伝える資料館「平家の里」などがあり、年に数回落人達が都を偲んで舞ったと伝わる、国選択無形重要文化財「久連子古代踊り」が、久連子神社の境内で披露される。紅葉や新緑の絶景スポットでもある。
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22位
雲仙市国見神代小路歴史文化公園 鍋島邸
雲仙市国見町神代丙にある公園。国の重要文化財に指定されている「旧鍋島家住宅」を中心とした一帯を整備したもの。2月頃に開花するヒガンザクラの大木などがある庭園のほか、現在は邸内の見学も可能となっている。
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23位
旧大阪商船
オレンジ色のタイルと白い石の帯、八角形の尖塔が印象的な洋館であり、大正6年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものだ。1階は北九州市出身の漫画家・わたせせいぞうのギャラリーと、門司港を中心とする地域作家の作品を展示、販売。2階は貸しホールとなっている。
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24位
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)
1867年(慶応3)に建造された日本最初期の洋館で、世界遺産にも登録されている。日本初の洋式紡績工場の技術指導を行ったイギリス人技師たちの宿舎で、瓦葺きとコロニアル様式など和洋折衷の建築様式が特徴的だ。
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25位
旧門司税関
明治42年(1909)に門司税関が発足したのを機に建設された、赤レンガ造りの外壁が印象的な建物である。昭和初期まで税関庁舎として使用されていた。現在の建物は平成6年(1994)に北九州市が復元したもの。門司税関に関する資料展示室や休憩室、喫茶店などが併設されており、関門海峡や門司港レトロを一望できる展望室もある。
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26位
旧門司三井倶楽部
大正10年(1921)に三井物産門司支店の社交倶楽部として建築された、ハーフティンバー様式(木骨様式)の建物である。木造の骨組みの間をレンガや漆喰などで埋めて壁を作る建築方法で、木造の骨組みが印象に残る外観だ。館内はアールデコ調のモダンなデザインで、大正ロマンの香りが漂う。また、アインシュタインが来日した際に宿泊したことでも有名であり、現在も「アインシュタイン・メモリアルルーム」として当時のままの姿で保存・公開されている。
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27位
三池炭鉱 宮原坑
日本の近代化を支えた「三池炭鉱」の主力坑の一つである。明治から昭和の初めにかけて、年間で40-50万トンも出炭していた。高さ約22mの竪坑櫓や、デビーポンプ室の一部外壁などが残っている。
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28位
旧伊藤伝右衛門邸
かつて石炭の産地として有名だった福岡県筑豊地区で「炭鉱王」と呼ばれた伊藤伝右衛門の邸宅。邸宅は一般開放されており、歌人でもある妻・柳原白蓮のために増改築した豪華でありながら洗練された数々の部屋は一見の価値がある。
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29位
青の洞門
奇岩が連なる絶景、耶馬渓のなかでも特に有名なスポット。名勝・競秀峰(きょうしゅうほう)の裾を貫いて、禅海和尚らがノミと鎚だけで掘り抜いたトンネルだ。今も車または徒歩で通ることができ、当時の労苦をしのぶ人が絶えない。
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30位
八千代座
八千代座は山鹿の文化の豊かさを物語る堂々たる建物だ。芝居「小屋」とはいうものの間口は約30m、奥行きは約35mあり、約650人を収容できる。この立派な劇場では今も数々の公演が開催されている。
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8位
筑後川昇開橋
福岡県大川市と佐賀市諸富町に架かる、筑後川昇開橋。2つの鉄塔に挟まれた中央部が、エレベーターのように上下に動く。撤去が検討されたこともあるが、地元住民の強い要望で残され観光スポットとして愛されている。
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9位
臼杵公園(臼杵城跡)
JR臼杵駅から徒歩で約10分。臼杵市の南部に位置する城跡。1562年にキリシタン大名として有名な大友宗麟によって築城され、明治6年(1873)の廃藩置県に至るまで、代々稲葉氏の居城として利用されていた。現在は整備されて公園となっているものの、卯寅口門脇櫓や空堀、石垣などが残されており、往年の城の姿を窺うことができる。丹生島に築城されたことから丹生島城、島が亀の形に見えることから亀城とも呼ばれていた。県内でも有数の桜の名所でもあり、春には花見客で賑わう。
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10位
多久聖廟
多久市に設けられた孔子廟。孔子は儒学の祖であり学問の神様とも言われ、それを祀る霊廟を孔子廟と言う。多久の4代領主・多久茂文が宝永5年(1708)に領民に「敬」の心を培わせるために建てたもの。現存する聖廟としては栃木の足利学校、岡山の閑谷学校に次ぐ古い建物で、国の重要文化財に指定されている。春と秋に行われる「聖廟釈菜(せいびょうせきさい)」では、終了後に廟内の一般拝観ができる。
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11位
門司電気通信レトロ館
門司港レトロ地区にある博物館。大正13年(1924)に建てられた文化的建造物で、明治から現代に至るまでの電信・電話の移り変わりや交換機などを展示している。「近代化産業遺産」に認定された館内では、レトロな電話機を使って「つながる」仕組みを学び、磁石式手動交換機を使って「つなぐ」交換手を体験することが可能だ。子どもにとっては新鮮で、大人とっては懐かしい観光スポットでは、本物の電鍵を打つモールス信号(トン・ツー)も体験できる。
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12位
森鴎外旧居
北九州市小倉北区にある歴史的建造物で、明治の文豪・森鴎外が旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任した際に、約3年間住んでいた家。六間からなる日本家屋で、現在は通り土間が年譜などの資料閲覧スペースになっている。鴎外の小説の「鶏」にはこの居住地の様子が描かれている。
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13位
柳川藩主立花邸 御花
「御花」の愛称で市民に親しまれてきた柳川のシンボル「柳川藩主立花邸 御花」。明治期に伯爵家となった立花家が築いた迎賓館の「西洋館」や国の名勝「松濤園」、その庭に面する約100畳の「大広間」は、戦後、料亭旅館として大切に受け継がれてきた。
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14位
小菅修船場跡
長崎市小菅町の国道499号線沿いにある歴史的建造物。ユネスコの世界遺産に登録されている「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つ。蒸気船の補修を目的とし、小松帯刀、五代友厚、グラバーらにより建設計画が進められ、明治元年(1869)に完成した。蒸気機関による曳き揚げ装置を備えた日本で最初の「スリップドッグ」として知られる。船を引き上げるレール上の台がそろばんに見えたことから「ソロバンドッグ」と呼び親しまれた。曳揚げ小屋は本格的な煉瓦造の建物としては日本最古。
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15位
長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム
明治37年(1904)に竣工したこの建物は、明治-昭和初期の建築界の偉才、下田菊太郎が設計した現存する唯一の遺構だ。その当時、神戸以西唯一の外国銀行として外国為替やロンドン・上海・香港における外貨の売買を行っていた。併設する「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」では、中国革命の父・孫文とその革命を支えた長崎出身の実業家・梅屋庄吉の国境を越えた友情や、国際貿易港であった長崎の歴史などを紹介している。
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16位
旧唐津銀行(辰野金吾記念館)
唐津市本町の唐津街道沿いにある歴史的建造物。東京駅の設計で知られる辰野金吾の弟子である田中実によって設計され、明治45年(1912)に竣工。「辰野式」と呼ばれる、ヴィクトリア様式を日本化したデザインが特徴となっている。平成9年(1997)まで銀行として使われた後、市に寄贈。市の重要文化財に指定され、現在は無料で一般公開されている。
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17位
大隈重信記念館・大隈重信旧宅(生家)
日本の近代化の基礎をつくり総理大臣も務めた大隈重信。早稲田大学を創設したことでも知られる大隈の功績を記念館でふり返るとともに隣接する生家も訪ね、その生い立ちについても思いを馳せる。
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18位
肥前浜宿
小倉から長崎まで続いていた長崎街道の脇街道のひとつ多良(たら)海道。肥前浜宿はその宿場町で、酒蔵が並ぶ浜中町八本木宿とかつて港町や職人町として栄えた浜庄津町金屋町の異なる魅力を楽しめる。
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19位
咸宜園跡
日田市淡窓2丁目にある歴史的建造物。日田出身の江戸後期の儒学者・廣瀬淡窓により開かれた私塾で、大村益次郎、高野長英らの人物を輩出した名門として知られた。現在は無料で見学ができるほか、隣接する「咸宜園教育研究センター」では塾や門下生に関する資料展示を見ることができる。
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20位
知覧型二ツ家民家
二ツ家民家とは母屋である「オモテ」と「ナカエ」と呼ばれる炊事棟を敷地内に別々に建てた南九州独特の建築様式のこと。知覧では二つの屋根に小棟を挟み独特のL字型の家屋に発展したことから「知覧型二ツ家民家」と呼ばれ、民家建築史の面から貴重なものとされている。現存する知覧型二ツ家民家は伝建地区内に2棟、南九州市内に1棟の合計3棟。「知覧武家屋敷庭園」にある移築復元されたものは見学することができる。
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21位
五家荘
九州中央山地の急峻な山々に囲まれた5つの集落の総称で、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の一族が作ったと伝えられている。落人達の伝説や当時の暮らしぶりなどを伝える資料館「平家の里」などがあり、年に数回落人達が都を偲んで舞ったと伝わる、国選択無形重要文化財「久連子古代踊り」が、久連子神社の境内で披露される。紅葉や新緑の絶景スポットでもある。
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22位
雲仙市国見神代小路歴史文化公園 鍋島邸
雲仙市国見町神代丙にある公園。国の重要文化財に指定されている「旧鍋島家住宅」を中心とした一帯を整備したもの。2月頃に開花するヒガンザクラの大木などがある庭園のほか、現在は邸内の見学も可能となっている。
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23位
旧大阪商船
オレンジ色のタイルと白い石の帯、八角形の尖塔が印象的な洋館であり、大正6年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものだ。1階は北九州市出身の漫画家・わたせせいぞうのギャラリーと、門司港を中心とする地域作家の作品を展示、販売。2階は貸しホールとなっている。
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24位
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)
1867年(慶応3)に建造された日本最初期の洋館で、世界遺産にも登録されている。日本初の洋式紡績工場の技術指導を行ったイギリス人技師たちの宿舎で、瓦葺きとコロニアル様式など和洋折衷の建築様式が特徴的だ。
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25位
旧門司税関
明治42年(1909)に門司税関が発足したのを機に建設された、赤レンガ造りの外壁が印象的な建物である。昭和初期まで税関庁舎として使用されていた。現在の建物は平成6年(1994)に北九州市が復元したもの。門司税関に関する資料展示室や休憩室、喫茶店などが併設されており、関門海峡や門司港レトロを一望できる展望室もある。
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26位
旧門司三井倶楽部
大正10年(1921)に三井物産門司支店の社交倶楽部として建築された、ハーフティンバー様式(木骨様式)の建物である。木造の骨組みの間をレンガや漆喰などで埋めて壁を作る建築方法で、木造の骨組みが印象に残る外観だ。館内はアールデコ調のモダンなデザインで、大正ロマンの香りが漂う。また、アインシュタインが来日した際に宿泊したことでも有名であり、現在も「アインシュタイン・メモリアルルーム」として当時のままの姿で保存・公開されている。
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27位
三池炭鉱 宮原坑
日本の近代化を支えた「三池炭鉱」の主力坑の一つである。明治から昭和の初めにかけて、年間で40-50万トンも出炭していた。高さ約22mの竪坑櫓や、デビーポンプ室の一部外壁などが残っている。
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28位
旧伊藤伝右衛門邸
かつて石炭の産地として有名だった福岡県筑豊地区で「炭鉱王」と呼ばれた伊藤伝右衛門の邸宅。邸宅は一般開放されており、歌人でもある妻・柳原白蓮のために増改築した豪華でありながら洗練された数々の部屋は一見の価値がある。
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29位
青の洞門
奇岩が連なる絶景、耶馬渓のなかでも特に有名なスポット。名勝・競秀峰(きょうしゅうほう)の裾を貫いて、禅海和尚らがノミと鎚だけで掘り抜いたトンネルだ。今も車または徒歩で通ることができ、当時の労苦をしのぶ人が絶えない。
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30位
八千代座
八千代座は山鹿の文化の豊かさを物語る堂々たる建物だ。芝居「小屋」とはいうものの間口は約30m、奥行きは約35mあり、約650人を収容できる。この立派な劇場では今も数々の公演が開催されている。
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