歴史的建造物・長野県ランキングRANKING
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1位
中村邸
江戸時代、櫛や漆器などの木工業が盛んだった奈良井宿。その奈良井宿で櫛問屋を営んだ中村利兵衛の屋敷であった「中村邸」は、二階を少しせり出した「出梁造り」が特徴の、奈良井宿の典型的町屋様式の建物だ。塩尻市の指定有形文化財に登録されており、資料館として一般に公開されている。
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2位
旧三笠ホテル
軽井沢町にある歴史的建造物。実業家・山本直良が明治39年(1906)に創業したホテル。建物は純西洋風建築であり、電灯によるシャンデリア、英国製カーペットが使用されるなど、当時の最先端かつ最高級の設備が整えられていた。また渋沢栄一や近衛文麿、有島武郎などの著名人がが宿泊したこともあり、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれた。1970年まで営業が続けられた後、1980年、国の重要文化財に指定された。
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3位
秋山郷保存民家
小赤沢にある福原家の総本家を昭和50年(1975)に修復し保存展示している博物館。今から約230年前に作られた茅葺きの屋根を持つ中門造の民家である。享保年間(1716-1736)に秋山郷を襲った飢餓の歴史の紹介や、江戸時代後期の住まいや生活の様子を伺うことができる。見学は時間内であれば自由に行える。
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4位
須坂市歴史的建物園
須坂アートパーク内にある、須坂市内にあった様々な歴史的価値の高い建造物を移築、あるいは復元した施設。入口である長屋門は須坂の製糸王と称された実業家「越寿三郎」の別邸の一部として明治30年(1897)に作られたものを移築復元しており、須坂市の有形文化財に指定されている。その他にも江戸時代の町家や慶応元年(1865)の寺子屋などの建物が並ぶ。雛祭りの際には約1500体の雛人形が展示される。
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5位
旧宣教師館
いにしえの丘公園のすぐ傍にある建物。明治37年(1904)にカナダ・メソジスト派に属する新参町教会の婦人宣教師たちの住宅として建てられた物を移築している。元々は大手の梅花幼稚園の隣にあり、上田保姆伝習所が設置されるなど周辺地域の保母教育の拠点にもなっていた。アメリカ開拓期の建築様式であるアーリー・アメリカン様式が使われた貴重な建築物でもある。
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6位
大庄屋山口家
江戸時代初期に建てられた古民家。当時、近隣の村を収める庄屋たちをさらにまとめ上げていた大庄屋、山口家の邸宅。豪華な邸宅には、かつて松本藩主も逗留したと伝えられる。見どころは、書院から額縁のように眺められる、見事な日本庭園。今も丁寧に手入れされている古木が美しい景色を形作っている。日本画家、山口蒼輪氏の生家でもあり、庭だけでなく蒼輪氏の描いた絵も楽しむことができる。
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7位
絵島囲み屋敷
高遠は江戸時代前期に大奥で起きた「絵島生島事件」の主役絵島の遠流先として知られている。高遠湖の北側に建てられたこの屋敷は、絵島が幽閉された屋敷を見取り図を基に再現したもの。簡素な作りの屋敷に絵島が生涯過ごした8畳間は「はめ殺し」で開けられない格子戸で覆われている。唯一の出入口には監視人の控室が作られ、板塀には忍び返しがあるといった、まるで監獄のような構造が特徴的である。また屋敷にあるパネルからは彼女の厳しい暮らしぶりをうかがい知ることもできる。
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8位
重要文化財 松下家住宅
古い歴史を持つ豪農・松下氏の邸宅。主屋の建築年代は、文政3年(1806)もしくはそれ以前のものと考えられ、主屋北側に建設された土蔵は明和9年(1772)の建設で、見学も可能。屋根は現在鉄板葺であるが当時は石置板葺きだった。細長い土間の片側に、前後3列に配置された部屋、土間の下には馬屋等が並ぶ。建築年代が19世紀に入っているため、主屋の中央にあった居間が分割されたり台所が拡大されて数室に区切られるなど、複雑な間取りになっている。
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9位
島崎藤村旧宅
洞源湖の西、貞祥寺の境内にある建物で映画の撮影にも用いられたことがある。島崎藤村が明治32年(1899)から小諸義塾の教師時代に6年暮らしていた家を復元したもので、二度に渡る移転と立地の関係から多少間取りが異なっているものの、建材は当時のものを使用。代表作である破戒の執筆を開始した場所としても知られる。縁側からは境内を眺望できて、土間や囲炉裏など室内の見学も可能。
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10位
旧中込学校
成知公園のすぐそばにある明治8年(1875)建築の学校。現存する中で最も古い洋風建築の学校として知られ、非常に貴重な歴史的建造物であることから重要文化財や国史跡の指定を受けている。ガラス窓が多く配置されているほか、当時珍しかったステンドグラスが1階と2階に飾られているのがギヤマン学校の通称の由来。建物の中央にある八角塔は太鼓で時刻を知らせていたため太鼓楼と呼ばれる。正面には藤棚も。
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11位
小林一茶旧宅
間口3間半、奥行2間2尺ほどの質素な土蔵。柏原の大火で焼け出され、中風を患った小林一茶が、65歳で亡くなるまでの半年近くを過ごした場所として知られる。昭和32年(1957)に国史跡として指定されたのち、2度の解体保存工事を経て当時の姿が復元された。晩年を思わせるうら寂しい佇まいは、歴史好きにはたまらない。また、毎年11月19日には小林一茶の菩提寺「明専寺」で一茶忌が行われ、法要や俳句大会に多くの人が参加する。
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12位
真田石
天正11年(1583)真田昌幸によって築城された上田城の石垣にある巨石。城主の権威を示すために大手の石垣に巨石を組み込む例は多く全国各地に例がある。東虎口櫓門右手に位置し、大きさは高さ約2,5m、幅約3mに及ぶ。真田昌幸の息子である真田信之が松代城移封の際、父の形見として持っていこうとしたところ微動だにしなかったという言い伝えが残る。
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13位
常楽寺 石造多宝塔
常楽寺本堂にある石造りの塔。杉木立の中に立っており高さは約3mほど。大きな火柱と共に本尊の千手観音が現れたという言い伝えがあり、軸石四面には弘長2年(1262)に石で多宝塔をつくり経を奉納した経緯が刻まれている。国の重要文化財に指定されており、石造多宝塔で指定されているのはこの多宝塔と滋賀県の小菩提寺塔の2つのみ。約700年風雪に耐えた苔むした塔は歴史的にも貴重な遺物となっている。
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14位
安楽寺 国宝 八角三重塔
安楽寺の境内にある木造の塔。木造の八角塔として全国で唯一となる貴重な建築で、国宝に指定されている。最下層に裳階(もこし=ひさし)をつけた珍しい形式で八角形なのは鎌倉時代に中国からわたってきた禅宗様式を忠実に守って建てられたため。平成16年(2004)の調査の結果、少なくとも鎌倉時代末期(1290年代)には建立されたことが明らかになり日本最古の禅宗様建築となっている。
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15位
諏訪大社上社本宮 四脚門
諏訪大社上社本宮に建てられた東西同形の宝殿の間にある門。本宮最古の建物で重要文化財に指定されている。慶長13年(1608)に、徳川家康が大久保長安に命じて建立させたと伝えられている。かつては諏訪大社の神職の頂点である大祝(おおほうり)が最上段にある硯石へと登るために使った。現在は重要な祭事においてのみ開かれる。
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16位
真田信之公御霊屋
万治3年(1660)に建立された、松代藩祖 真田信之の御霊屋。曹洞宗 真田山 長國寺にある。桁行3間・梁間4間の入母屋造り平入り、屋根は柿葺きの壮麗な建築だ。唐破風の雌雄の鶴は左甚五郎作、内陣の天井画は狩野探幽の筆と伝えられており、ぜひ拝観をオススメしたい。現在は信之公と小松姫御夫妻の位碑を安置しており国指定重要文化財に指定されている。
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17位
山寺常山邸
松代三山と呼ばれた中の一人、山寺常山の邸。江戸時代終わりから明治初期にかけて建てられたと推定される表門と、大正時代終わりから昭和初期にかけて建てられたと推定される書院を復元・修景し、自由に見学、利用ができる施設となっている。
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18位
旧松代藩鐘楼
寛永元年(1624)に火の見櫓とともに設置された「時の鐘」。江戸時代には一時ごとに大鐘をつかせる決まりがあり、藩士や城下の人々はそれにより時間管理をしていた。また火災などの災害を知らせる役目もあった。現在のこの大鐘は3度の大火に焼かれたあと、享和元年(1801)に再建され、平成24年(2012)に修復されたもので、市の指定文化財(建造物)に指定されている。
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19位
睡鳩荘(旧朝吹山荘)
北佐久郡軽井沢町長倉の総合リゾート施設「軽井沢タリアセン」内にある歴史的建造物。昭和6年(1931)、アメリカの建築家W・M・ヴォーリズ氏の設計により建築された実業家・朝吹常吉の別荘で、国の有形文化財に登録されている。平成20年(2008)に現在地に移築復元され、展覧会やコンサートにも利用されている。
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20位
立場茶屋
木曽郡南木曽町吾妻にある茶屋。中山道沿いの馬籠宿と妻籠宿の2つの宿場の中間に位置し、旅人たちの休憩場所となっていた。現在も江戸中期の建物が残されており、休憩所として利用できる。日本遺産「木曽路はすべて山の中 -山を守り 山に生きる-」の構成資産の一つ。
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21位
藤原家住宅
木曽郡南木曽町吾妻大妻籠にある歴史的建造物。国の重要伝統建造物保存地区に選定されている「中山道 妻籠宿」に残る民家を復元修理したもので、17世紀半ばの建築と推定される。長野県宝にも指定されている。
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22位
山村代官屋敷
木曽郡木曽町福島にある歴史的建造物。「日本遺産木曽路」の構成文化財の一つ。木曽谷の代官を代々務めた山村家の下屋敷の一部と庭園が現存している。庭園を見学できるほか、山村家に代々伝わる文化資料などの展示も行っている。
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23位
国宝 旧開智学校校舎
松本市の国宝といえば松本城天守だが、その北側にもう1つの国宝がある。明治以降の学校建築としては初めての国宝となる旧開智学校校舎だ。松本市を訪れたら、近世と近代の国宝建造物をあわせて楽しもう。
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24位
真田邸
真田邸は1864年(元治元)に松代藩9代藩主の真田幸教(さなだゆきのり)が、母・貞松院(ていしょういん)のために建てた松代城の城外御殿で「新御殿」とよばれていた。当時の生活を感じられる主屋や、縁側から眺める庭園など見どころも多く、建築史の視点からも貴重な建物である。
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25位
奈良井宿
「奈良井千軒」と称されるほど、多くの旅人で賑わった奈良井宿。江戸時代の面影を色濃く残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。NHKの連続テレビ小説『おひさま』の舞台にもなった。
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26位
下諏訪宿本陣岩波家
五街道のうち、中山道と甲州街道が交わる宿場町・下諏訪宿の本陣宿であった歴史的建造物。門をくぐってすぐ、とても長いエントランスの前庭の奥に受付がある。参勤交代の諸大名や皇女和宮、明治天皇等、多くの要人の宿泊地として利用されてきた。現在は28代目当主が個人で維持管理をし、建物の主要部分と当時の調度品等を保存・公開。赤報隊の相楽総三が処刑前に残していった短刀の常設展示などが行われている。中山道随一の名園と称される築庭式石庭園は、特に雨の日の美しさは格別で一見の価値ありだ。
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27位
須坂市ふれあい館まゆぐら
製糸業で栄えた須坂の歴史を伝える歴史的に貴重な建物である、3階建ての建物、生糸の原料となる繭を貯蔵する繭蔵を、都市計画の際に移転したのが、ふれあい館まゆぐらだ。1階と階段踊り場には展示スペース、休憩スペースもある。長電長野線「須坂駅」から徒歩約8分。
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28位
須坂市 旧小田切家住宅
土蔵造りの町並みが残る長野県須坂市にある歴史的建造物の一つで、長野県宝に指定されている。江戸時代末期に須坂藩の御用達であった製糸家・小田切氏が明治時代に建てたもので、白漆喰の土壁とぼた餅石積み(丸石積み)の基礎が特徴的だ。現在は須坂市により文化施設として整備され、ギャラリーや喫茶、レンタルスペースが設けられている。
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29位
脇本陣奥谷(南木曽町博物館)
長野県はJR南木曽駅からバスもしくはタクシーで10分のところにある南木曽町博物館の施設の一つ。代々脇本陣・問屋を勤めた家で、明治10年にそれまで禁制であった桧をふんだんに使って作られた建物。島崎藤村の初恋の相手、ゆふさんの嫁ぎ先でもある。平成13年(2001)に国の重要文化財に指定されている。博物館は妻籠宿本陣、歴史資料館と合わせて構成されており、共通券ですべて見学することができる。
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30位
妻籠宿本陣
平成7年(1995)に復元された、宿駅として利用されていた建物。本陣は殿様の宿泊施設だったとされる。宿駅制定時から駅長として島崎氏が任命を受けており、明治になるまで庄屋も兼ねていた。明治時代に取り壊されたが、最後の当主は島崎藤村の実兄である広助で、彼らの母の生家としても知られる。現在の本陣は島崎家所蔵の絵図を元に復元されたもので、更に古い時代の本陣の模型や現在も毎日火を入れている囲炉裏が見られる。本陣と脇本陣奥谷、歴史資料館の3館は共通券で見学することができる。
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8位
重要文化財 松下家住宅
古い歴史を持つ豪農・松下氏の邸宅。主屋の建築年代は、文政3年(1806)もしくはそれ以前のものと考えられ、主屋北側に建設された土蔵は明和9年(1772)の建設で、見学も可能。屋根は現在鉄板葺であるが当時は石置板葺きだった。細長い土間の片側に、前後3列に配置された部屋、土間の下には馬屋等が並ぶ。建築年代が19世紀に入っているため、主屋の中央にあった居間が分割されたり台所が拡大されて数室に区切られるなど、複雑な間取りになっている。
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9位
島崎藤村旧宅
洞源湖の西、貞祥寺の境内にある建物で映画の撮影にも用いられたことがある。島崎藤村が明治32年(1899)から小諸義塾の教師時代に6年暮らしていた家を復元したもので、二度に渡る移転と立地の関係から多少間取りが異なっているものの、建材は当時のものを使用。代表作である破戒の執筆を開始した場所としても知られる。縁側からは境内を眺望できて、土間や囲炉裏など室内の見学も可能。
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10位
旧中込学校
成知公園のすぐそばにある明治8年(1875)建築の学校。現存する中で最も古い洋風建築の学校として知られ、非常に貴重な歴史的建造物であることから重要文化財や国史跡の指定を受けている。ガラス窓が多く配置されているほか、当時珍しかったステンドグラスが1階と2階に飾られているのがギヤマン学校の通称の由来。建物の中央にある八角塔は太鼓で時刻を知らせていたため太鼓楼と呼ばれる。正面には藤棚も。
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11位
小林一茶旧宅
間口3間半、奥行2間2尺ほどの質素な土蔵。柏原の大火で焼け出され、中風を患った小林一茶が、65歳で亡くなるまでの半年近くを過ごした場所として知られる。昭和32年(1957)に国史跡として指定されたのち、2度の解体保存工事を経て当時の姿が復元された。晩年を思わせるうら寂しい佇まいは、歴史好きにはたまらない。また、毎年11月19日には小林一茶の菩提寺「明専寺」で一茶忌が行われ、法要や俳句大会に多くの人が参加する。
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12位
真田石
天正11年(1583)真田昌幸によって築城された上田城の石垣にある巨石。城主の権威を示すために大手の石垣に巨石を組み込む例は多く全国各地に例がある。東虎口櫓門右手に位置し、大きさは高さ約2,5m、幅約3mに及ぶ。真田昌幸の息子である真田信之が松代城移封の際、父の形見として持っていこうとしたところ微動だにしなかったという言い伝えが残る。
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13位
常楽寺 石造多宝塔
常楽寺本堂にある石造りの塔。杉木立の中に立っており高さは約3mほど。大きな火柱と共に本尊の千手観音が現れたという言い伝えがあり、軸石四面には弘長2年(1262)に石で多宝塔をつくり経を奉納した経緯が刻まれている。国の重要文化財に指定されており、石造多宝塔で指定されているのはこの多宝塔と滋賀県の小菩提寺塔の2つのみ。約700年風雪に耐えた苔むした塔は歴史的にも貴重な遺物となっている。
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14位
安楽寺 国宝 八角三重塔
安楽寺の境内にある木造の塔。木造の八角塔として全国で唯一となる貴重な建築で、国宝に指定されている。最下層に裳階(もこし=ひさし)をつけた珍しい形式で八角形なのは鎌倉時代に中国からわたってきた禅宗様式を忠実に守って建てられたため。平成16年(2004)の調査の結果、少なくとも鎌倉時代末期(1290年代)には建立されたことが明らかになり日本最古の禅宗様建築となっている。
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15位
諏訪大社上社本宮 四脚門
諏訪大社上社本宮に建てられた東西同形の宝殿の間にある門。本宮最古の建物で重要文化財に指定されている。慶長13年(1608)に、徳川家康が大久保長安に命じて建立させたと伝えられている。かつては諏訪大社の神職の頂点である大祝(おおほうり)が最上段にある硯石へと登るために使った。現在は重要な祭事においてのみ開かれる。
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16位
真田信之公御霊屋
万治3年(1660)に建立された、松代藩祖 真田信之の御霊屋。曹洞宗 真田山 長國寺にある。桁行3間・梁間4間の入母屋造り平入り、屋根は柿葺きの壮麗な建築だ。唐破風の雌雄の鶴は左甚五郎作、内陣の天井画は狩野探幽の筆と伝えられており、ぜひ拝観をオススメしたい。現在は信之公と小松姫御夫妻の位碑を安置しており国指定重要文化財に指定されている。
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17位
山寺常山邸
松代三山と呼ばれた中の一人、山寺常山の邸。江戸時代終わりから明治初期にかけて建てられたと推定される表門と、大正時代終わりから昭和初期にかけて建てられたと推定される書院を復元・修景し、自由に見学、利用ができる施設となっている。
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18位
旧松代藩鐘楼
寛永元年(1624)に火の見櫓とともに設置された「時の鐘」。江戸時代には一時ごとに大鐘をつかせる決まりがあり、藩士や城下の人々はそれにより時間管理をしていた。また火災などの災害を知らせる役目もあった。現在のこの大鐘は3度の大火に焼かれたあと、享和元年(1801)に再建され、平成24年(2012)に修復されたもので、市の指定文化財(建造物)に指定されている。
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19位
睡鳩荘(旧朝吹山荘)
北佐久郡軽井沢町長倉の総合リゾート施設「軽井沢タリアセン」内にある歴史的建造物。昭和6年(1931)、アメリカの建築家W・M・ヴォーリズ氏の設計により建築された実業家・朝吹常吉の別荘で、国の有形文化財に登録されている。平成20年(2008)に現在地に移築復元され、展覧会やコンサートにも利用されている。
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20位
立場茶屋
木曽郡南木曽町吾妻にある茶屋。中山道沿いの馬籠宿と妻籠宿の2つの宿場の中間に位置し、旅人たちの休憩場所となっていた。現在も江戸中期の建物が残されており、休憩所として利用できる。日本遺産「木曽路はすべて山の中 -山を守り 山に生きる-」の構成資産の一つ。
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21位
藤原家住宅
木曽郡南木曽町吾妻大妻籠にある歴史的建造物。国の重要伝統建造物保存地区に選定されている「中山道 妻籠宿」に残る民家を復元修理したもので、17世紀半ばの建築と推定される。長野県宝にも指定されている。
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22位
山村代官屋敷
木曽郡木曽町福島にある歴史的建造物。「日本遺産木曽路」の構成文化財の一つ。木曽谷の代官を代々務めた山村家の下屋敷の一部と庭園が現存している。庭園を見学できるほか、山村家に代々伝わる文化資料などの展示も行っている。
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23位
国宝 旧開智学校校舎
松本市の国宝といえば松本城天守だが、その北側にもう1つの国宝がある。明治以降の学校建築としては初めての国宝となる旧開智学校校舎だ。松本市を訪れたら、近世と近代の国宝建造物をあわせて楽しもう。
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24位
真田邸
真田邸は1864年(元治元)に松代藩9代藩主の真田幸教(さなだゆきのり)が、母・貞松院(ていしょういん)のために建てた松代城の城外御殿で「新御殿」とよばれていた。当時の生活を感じられる主屋や、縁側から眺める庭園など見どころも多く、建築史の視点からも貴重な建物である。
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25位
奈良井宿
「奈良井千軒」と称されるほど、多くの旅人で賑わった奈良井宿。江戸時代の面影を色濃く残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。NHKの連続テレビ小説『おひさま』の舞台にもなった。
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26位
下諏訪宿本陣岩波家
五街道のうち、中山道と甲州街道が交わる宿場町・下諏訪宿の本陣宿であった歴史的建造物。門をくぐってすぐ、とても長いエントランスの前庭の奥に受付がある。参勤交代の諸大名や皇女和宮、明治天皇等、多くの要人の宿泊地として利用されてきた。現在は28代目当主が個人で維持管理をし、建物の主要部分と当時の調度品等を保存・公開。赤報隊の相楽総三が処刑前に残していった短刀の常設展示などが行われている。中山道随一の名園と称される築庭式石庭園は、特に雨の日の美しさは格別で一見の価値ありだ。
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27位
須坂市ふれあい館まゆぐら
製糸業で栄えた須坂の歴史を伝える歴史的に貴重な建物である、3階建ての建物、生糸の原料となる繭を貯蔵する繭蔵を、都市計画の際に移転したのが、ふれあい館まゆぐらだ。1階と階段踊り場には展示スペース、休憩スペースもある。長電長野線「須坂駅」から徒歩約8分。
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28位
須坂市 旧小田切家住宅
土蔵造りの町並みが残る長野県須坂市にある歴史的建造物の一つで、長野県宝に指定されている。江戸時代末期に須坂藩の御用達であった製糸家・小田切氏が明治時代に建てたもので、白漆喰の土壁とぼた餅石積み(丸石積み)の基礎が特徴的だ。現在は須坂市により文化施設として整備され、ギャラリーや喫茶、レンタルスペースが設けられている。
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29位
脇本陣奥谷(南木曽町博物館)
長野県はJR南木曽駅からバスもしくはタクシーで10分のところにある南木曽町博物館の施設の一つ。代々脇本陣・問屋を勤めた家で、明治10年にそれまで禁制であった桧をふんだんに使って作られた建物。島崎藤村の初恋の相手、ゆふさんの嫁ぎ先でもある。平成13年(2001)に国の重要文化財に指定されている。博物館は妻籠宿本陣、歴史資料館と合わせて構成されており、共通券ですべて見学することができる。
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30位
妻籠宿本陣
平成7年(1995)に復元された、宿駅として利用されていた建物。本陣は殿様の宿泊施設だったとされる。宿駅制定時から駅長として島崎氏が任命を受けており、明治になるまで庄屋も兼ねていた。明治時代に取り壊されたが、最後の当主は島崎藤村の実兄である広助で、彼らの母の生家としても知られる。現在の本陣は島崎家所蔵の絵図を元に復元されたもので、更に古い時代の本陣の模型や現在も毎日火を入れている囲炉裏が見られる。本陣と脇本陣奥谷、歴史資料館の3館は共通券で見学することができる。
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